JP3018157U - 髪止め飾り具における装飾材の取付用基板及び髪止め飾り具 - Google Patents

髪止め飾り具における装飾材の取付用基板及び髪止め飾り具

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JP3018157U
JP3018157U JP1994003771U JP377194U JP3018157U JP 3018157 U JP3018157 U JP 3018157U JP 1994003771 U JP1994003771 U JP 1994003771U JP 377194 U JP377194 U JP 377194U JP 3018157 U JP3018157 U JP 3018157U
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勇 田畑
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株式会社メルヘン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リボン、ブレイドなどの装飾材を折り曲げた
状態で確実容易に取付けることができ、したがって所期
の形態の装飾体を確実且つ能率的に形成し得ると共に、
頭髪量の個人差に関係なく、確実に頭髪を結束した状態
で装着使用できる髪止め飾り具における装飾材の取付用
基板を安価に提供すること。 【構成】 本考案に係る髪止め飾り具における装飾材の
取付用基板1は、ゴム、プラスチック等の弾性素材から
成る横長の可撓性平板2に複数の装飾材取付孔3を所望
の配列態で開設して構成されている。また、本考案に
係る髪止め飾り具Aは、上記基板1の装飾材取付孔3に
リボン、ブレイド等の装飾材Mを挿入して基板1の表面
側にループ状の装飾材から成る装飾体Dを形成すると共
に、該基板1の裏面に基布Cを裏打ちして上記装飾体D
の形態を保持するように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、髪止め飾り具における装飾材の取付用基板の改良に関し、主に頭髪 用装飾具を製造、販売する産業分野において広く利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の髪止め飾り具としては、多種多様なタイプのものが提供されて おり、最近では、例えば、金属製の束髪用クリップの上面に、リボン、ブレイド 等の装飾材を折り曲げながら、その折り曲げ基部をテグス等により数個所で結着 して構成した髪止め飾り具が良く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、上記従来品の場合は、クリップの上面に対する装飾材の結着作業が著 しく煩雑であって能率的に製作し難く、且つ装飾材の折り曲げ長さに斑を生じ易 く、さらには、意図するとおりのバリエーションを加え難いため、所期の形態の 装飾体を形成し難い問題があると共に、装飾材の取付け基板が緩やかな弧面を備 えた金属製のクリップであって可撓性を欠いているため、頭髪量の個人差によっ て確実に頭髪を結束した状態で装着使用できない支障を生じる場合があるという 問題がある。
【0004】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として研究開発されたもので、リ ボン、ブレイドなどの装飾材を折り曲げた状態で確実容易に取付けることができ 、したがって所期の形態の装飾体を確実且つ能率的に形成し得ると共に、頭髪量 の個人差に関係なく、確実に頭髪を結束した状態で装着使用できる髪止め飾り具 における装飾材の取付用基板を安価に提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、その目的を達成するための手段として、本考案は、ゴム 、プラスチック等の弾性素材から成る横長の可撓性平板に複数の装飾材取付孔を 所望の配列態称で開設して構成した髪止め飾り具における装飾材の取付用基板を 提供するものである。
【0006】 また、本考案は、上記のように構成した髪止め飾り具における装飾材の取付用 基板において、装飾材取付孔に装飾材導入用の切欠き開放部を設けた髪止め飾り 具における装飾材の取付用基板を提供するものである。
【0007】 さらに、前記の課題を解決し、その目的を達成するための手段として、本考案 は、ゴム、プラスチック等の弾性素材から成る横長の可撓性平板の長手側縁に沿 って縦に短い側板を垂設し、その平板面に複数の装飾材取付孔を所望の配列態称 で開設して構成した髪止め飾り具における装飾材の取付用基板を提供するもので ある。
【0008】 また、本考案は、上記のように構成した髪止め飾り具における装飾材の取付用 基板において、縦に短い側板を複数箇所で分割して複数の分割側板を形成した髪 止め飾り具における装飾材の取付用基板、及び装飾材取付孔に装飾材導入用の切 欠き開放部を設けた髪止め飾り具における装飾材の取付用基板を夫々提供するも のである。
【0009】
【作用】
本考案に係る髪止め飾り具における装飾材の取付用基板は、上記のように構成 されているので、その基板にリボン、ブレイド等の装飾材を取付ける場合は、例 えば基板の下面にリボンから成る長目の装飾材を当てがい定長押出し棒を用いて 該基板の端部側に開設した取付孔から順次に装飾材を取付孔内に挿入し、押出す ことにより、一定長さの複数のループ状の装飾材成る装飾体が基板の上面に確実 容易に突出形成される。
【0010】 上記のように、基板の上面に一定の長さで突出形成された複数のループ状のリ ボンから成る装飾体は、例えば図2に示すように、その裏面に基板と同巾の基布 を接着剤により裏打ちすることにより、確実にその形態を保つものであり、また 、例えば基板の両端部に弾性紐条の両端を取付けることにより髪止め飾り具を簡 便に構成できるものであって、このようにして構成された髪止め飾り具は、基板 の可撓性により例えば図12に示すように、頭髪量の多少に関係なく頭髪を確実 に捲止めて装着されるものである。
【0011】 さらに、図6に示すように、平板の長手側縁に沿って縦に短い側板を垂設した 基板の場合は、上記の作用に加えて、図7に示す形態の髪止め飾り具を構成した 際に、その側板によって裏打ちした基布等が側方から露見されるのを防止できる 作用がある。
【0012】
【実施例】
次に、本考案のいくつかの実施例を添付図面に基づいて説明すれば、図1は本 願の第1番目の考案の第1実施例を示しており、この実施例で示す髪止め飾り具 における装飾材の取付用基板1は、柔軟性を有するプラスチック、ゴム等の弾性 素材から成る約長さ5〜10cm、巾1〜2cm、厚み1〜2mm程度の横長の可撓性 平板2に複数の装飾材取付孔3を横一例に直線状に等間隔で開設し、その両端部 にゴム紐等の弾性紐条の挿着孔4を設けて構成されている。
【0013】 次に、上記のように構成された基板1を用いて髪止め飾り具Aを製作する工程 の一例を説明すれば、作用の項でも説明したとおり、基板1の下面にリボンから 成る長目の装飾材Mを当てがい、例えば定長押出し棒を用いて基板1の一端部側 に開設した装飾材取付孔3から順次に装飾材Mを各取付孔3内に挿入して基板1 の表面側に押出すことにより、一定長さの複数のループ状の装飾材から成る装飾 体Dが基板1の表面側に確実容易に形成される。
【0014】 次に、基板1の裏面に、基板と略同巾、同長の基布Cを当てがって、基板1の 裏面に露出している装飾材Mのループ形成基部に該基布Cを接着剤Bにより接着 すると共に、該基布Cの両端部を基板1の両端部に接着して裏打ちすることによ り、装飾体Dの形態は確実に保持され、この状態において基板1の両端部に設け た挿着孔4に、基板1よりも若干長いゴム紐等の弾性紐条Sの両端を挿入結着し て輪奈状の弾性結束部材Uを形成し、図2に示すような髪止め飾り具Aを構成す るものである。
【0015】 上記の実施例にしたがえば、基板1に対する装飾材Mの挿通及びループの形成 を確実容易に達成し得て、一定長さ或は長短入り交った所望長さのループを備え た装飾体Dをテグス等による煩雑な糸止め作業を要することなく形成でき、且つ 基材1は柔軟で可撓性を備えているので、頭髪量の個人差による多少に関係なく 、図12に示すようなポニーテールの態様で頭髪を確実容易に捲き包んで結束で き、弾性紐条Sの弾性結束力と相俟って髪止め飾り具を確実に頭髪に装着できる ものである。
【0016】 図3は第1番目の考案の第2実施例を示しており、第1実施例と相違している のは、複数の装飾材取付孔3に装飾材Mを導入するための切欠き開放部3aを設 けた点のみであって、基板1の素材、大きさ、形状等を含めて、その他の構成は 第1実施例と全く同一である。
【0017】 この第2実施例にしたがえば、第1実施例の作用、効果に加えて、その切欠き 開放部3aを利用して基板1の側方からも装飾材Mを挿入できる利点を併有して いる点においてのみ第1実施例と相違しており、基布C及び接着剤Bを使用した 各ループ基部の接着手段、弾性結束部材Uを使用したことによる頭髪への装着態 様においても第1実施例と同一であるから、それらについては図示するのを省略 してある。
【0018】 図4および図5は第1番目の考案の第3実施例及び第4実施例を夫々示してお り、第1実施例と相違しているのは、複数の装飾材取付孔3の配列態様を夫々変 えた点及び図4に示す第3実施例の場合は、平板2の両端部以外には装飾材取付 孔3を二列に開設する関係から、平板2の全体を若干広巾に形成した点並びに図 5に示す第4実施例の場合は、平板2の中間部分を一側縁がわに突出させて広巾 部分2aを形成し、該突出広巾部分2aに図示の形態で装飾材取付け孔3bを増 設した点であって、基板1の素材を含めて、基布C及び接着剤Bを使用した各ル ープ基部の接着手段、弾性結束部材Uを使用したことによる頭髪への装着態様及 び効果等においても第1実施例と同一であるから、それらについては図示説明す るのを省略してある。
【0019】 而して、上記第3実施例にしたがえば、基板1の表面に装飾材Mから成る二列 のループを備えた装飾体Dを突出形成できるので、第1、第2実施例に較べて重 厚にして豪華な髪止め用飾り具を提供でき、また、上記第4実施例にしたがえば 、基板1の中間部分に一側縁がわに向かって突出形成した広巾部分2aの増設取 付孔3bを利用してループから成る花柄模様を基本となるループ列から突出形成 でき、したがって第1〜第3実施例に較べて一層優雅にして美しい髪止め用飾り 具を提供できる利点がある。
【0020】 次に、図6は本願の第2番目の考案の第1実施例を示しており、この実施例で 示す髪止め飾り具における装飾材の取付用基板11は、柔軟性を有するプラスチ ック、ゴム等の弾性素材から成る約長さ5〜10cm、巾1〜2cm、厚み1〜2mm 程度の横長の可撓性平板12の長手両側に沿って約3〜5mmの高さを備えた縦に 短い側板12a、12aを、平板12と同時に金型成形手段により垂設し、平板 12面に複数の装飾材取付孔13を横一例に直線状に等間隔で開設し、その両端 部にゴム紐等の弾性紐条の挿着孔14を設けて構成されている。
【0021】 次に、上記のように構成された基板11を用いて髪止め飾り具Aを製作する工 程の一例を説明すれば、作用の項でも説明したとおり、基板11の下面にリボン から成る長目の装飾材Mを当てがい、例えば定長押出し棒を用いて基板11の一 端部側に開設した装飾材取付孔13から順次に装飾材Mを各取付孔13内に挿入 して基板11の表面側に押出すことにより、一定長さの複数のループ状の装飾材 から成る装飾体Dが基板11の表面側に確実容易に形成される。
【0022】 次に、基板11の裏面に、基板と略同巾、同長の基布Cを当てがって、基板1 1の裏面に露出している装飾材Mのループ形成基部に該基布Cを接着剤Bにより 接着すると共に、該基布Cの両端部を基板の両端部に接着して裏打ちすることに より、装飾体Dの形態は確実に保持され、この状態において基板11の両端部に 設けた挿着孔14に、基板11よりも若干長いゴム紐等の弾性紐条Sの両端を挿 入結着して輪奈状の弾性結束部材Uを形成し、図7に示すような髪止め飾り具A を構成するものである。
【0023】 上記の実施例にしたがえば、基板11に対する装飾材Mの挿通及びループの形 成を確実容易に達成し得て、一定長さ或は長短入り交った所望長さのループを備 えた装飾体Dをテグス等による煩雑な糸止め作業を要することなく形成でき、且 つ基材11は柔軟で可撓性を備えているので、頭髪量の個人差による多少に関係 なく、図12に示すようなポニーテールの態様で頭髪を確実容易に捲き包んで結 束でき、弾性紐条Sの弾性結束力と相俟って髪止め飾り具を確実に頭髪に装着で きるものであり、さらに、これに加えて、平板12の長手両側縁に沿って垂設し た側板12a、12aによって、裏打ちした基布C等が隠され、外部に露見する のを防止できる利点がある。
【0024】 図8は第2番目の考案の第2実施例を示しており、上記第1実施例と相違して いるのは、側板12aを複数個所で分割して複数の分割側板12a’を形成した 点のみであって、基板1の素材、大きさ、形状等を含めて、その他の構成は第1 実施例と全く同一である。
【0025】 この第2実施例にしたがえば、第1実施例の作用、効果に加えて、第1実施例 において若干懸念される、側板12aの存在による基板1の円滑な屈曲性の支障 問題を、該側板12aを複数に分割して複数の分割側板12a’を形成したこと により解消できる利点を併有している点においてのみ第1実施例と相違しており 、基布C及び接着剤Bを使用した各ループ基部の接着手段、弾性結束部材Uを使 用したことによる頭髪への装着態様及び効果等においても第1実施例と同一であ るから、それらについては図示説明するのを省略してある。
【0026】 図9は第2番目の考案の第3実施例を示しており、上記第1、2実施例と相違 しているのは、複数の装飾材取付孔13及び側板12a(分割側板12a’)に 装飾Mを導入するための切欠き開放部13aを設けた点であって、基板11の素 材、大きさ、形状等を含めて、その他の構成は第1、2実施例と全く同一である 。
【0027】 この第3実施例にしたがえば、第1、第2実施例の作用、効果に加えて、その 切欠き開放部13aを利用して基板11の側方からも装飾材Mを挿入できる利点 を併有している点においてのみ第1、第2実施例と相違しており、基布C及び接 着剤Bを使用した各ループ基部の接着手段、弾性結束部材Uを使用したことによ る頭髪への装着態様及び効果等においても第1実施例と同一であるから、それら については図示説明するのを省略してある。
【0028】 図10及び図11は第2番目の考案の第4実施例及び第5実施例を夫々示して おり、上記第1、第2実施例と相違しているのは、複数の装飾材取付孔13の配 列態様を夫々変えた点、及び図10に示す第4実施例の場合は、平板12の両端 部以外には装飾材取付孔13を二列に開設する関係から、平板12の全体を若干 広巾に形成した点並びに図11に示す第5実施例の場合は、平板12の中間部分 を一側縁がわに突出させて広巾部分12bを形成し、該突出広巾部分12bに図 示の形態で装飾材取付け孔13bを増設した点であって、基板11の素材を含め て、基布C及び接着剤Bを使用した各ループ基部の接着手段、弾性結束部材Uを 使用したことによる頭髪への装着態様及び効果等においても第1実施例と同一で あるから、それらについては図示説明するのを省略してある。
【0029】 而して、上記第4実施例にしたがえば、基板11の表面に装飾材Mから成る二 列のループを備えた装飾体Dを突出形成できるので、第1〜3実施例に較べて重 厚にして豪華な髪止め用飾り具を提供でき、また、上記第5実施例にしたがえば 、基板11の中間部分に一側縁がわに向かって突出形成した広巾部分12bの増 設取付孔13bを利用してループから成る花柄模様を基本となるループ列から突 出形成でき、したがって第1〜4実施例に較べて一層優雅にして美しい髪止め用 飾り具を提供できる利点がある。
【0030】 以上、本考案の主要ないくつかの実施例について説明したが、本考案は、これ らの実施例に限定されるものではなく、考案の目的を達成でき且つ考案の要旨を 逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能である。また、本考案に係る基板を用 いて製作した髪止め飾り具は、これを金属製のクリップの上面に取付けて使用す ることも可能であるが、この場合は従来のクリップと違って、充分に屈曲して半 円形状の丸みをもたせたクリップを使用するものである。
【0031】
【考案の効果】
本考案は、ゴム、プラスチック等の弾性素材から成る横長の可撓性平板に複数 の装飾材取付孔を所望の配列態称で開設して構成した髪止め飾り具における装飾 材の取付用基板(第1番目の考案)、及びゴム、プラスチック等の弾性素材から 成る横長の可撓性平板の長手側縁に沿って縦に短い側板を垂設し、その平板面に 複数の装飾材取付孔を所望の配列態称で開設して構成した髪止め飾り具における 装飾材の取付用基板(第2番目の考案)に係るものであるから、次の優れた効果 を奏する。
【0032】 上記第1番目及び2番目の考案によれば、基板に設けた装飾材取付孔を利用す ることにより、従来のようにテグス等による煩雑な結着作業によることなく、挿 通手段という極めて容易な手段によって確実且つ能率的に装飾材を基板に取付け 得ると共に、装飾材取付孔の数及び配設態様を変えることにより、多種多様な外 観、風合を備えた装飾体を基板の表面に形成できる多大な利点があり、且つ基板 の可撓性により、頭髪量の個人差による多少に関係なく、弾性紐条或は屈曲して 丸みをもたせたクリップを止着具に用いることによって、頭髪を巻き込んだ状態 で結束して確実に装着使用できる。
【0033】 また、上記第2番目の考案によれば、上記の諸効果に加えて、平板の長手側縁 に沿って設けた側板により裏打ち材等を隠ぺいし得て、その表見を防止できるの で、外観を良好に保つことができる。
【提出日】平成6年5月13日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、髪止め飾り具における装飾材の取付用基板及び髪止め飾り具の改良 に関し、主に頭髪用装飾具を製造、販売する産業分野において広く利用されるも のである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として研究開発されたもので、 リボン、ブレイドなどの装飾材を折り曲げた状態で確実容易に取付けることがで き、したがって所期の形態の装飾体を確実且つ能率的に形成し得ると共に、頭髪 量の個人差に関係なく、確実に頭髪を結束した状態で装着使用できる髪止め飾り 具における装飾材の取付用基板及び髪止め飾り具を安価に提供することを目的と する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、その目的を達成するための手段として、本考案は、ゴム 、プラスチック等の弾性素材から成る横長の可撓性平板に複数の装飾材取付孔を 所望の配列態で開設して構成した髪止め飾り具における装飾材の取付用基板を 提供するものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 さらに、前記の課題を解決し、その目的を達成するための手段として、本考案 は、ゴム、プラスチック等の弾性素材から成る横長の可撓性平板の長手側縁に沿 って縦に短い側板を垂設し、その平板面に複数の装飾材取付孔を所望の配列態 で開設して構成した髪止め飾り具における装飾材の取付用基板を提供するもので ある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 また、本考案は、上記のように構成した髪止め飾り具における装飾材の取付用 基板において、縦に短い側板を複数箇所で分割して複数の分割側板を形成した髪 止め飾り具における装飾材の取付用基板、及び装飾材取付孔に装飾材導入用の切 欠き開放部を設けた髪止め飾り具における装飾材の取付用基板を夫々提供するも のである。 さらにまた、本考案は、ゴム、プラスチック等の弾性素材から成る横長の可撓 性平板に複数の装飾材取付孔を所望の配列態様で開設して髪止め飾り具における 装飾材の取付用基板を構成し、該基板の装飾材取付孔にリボン、ブレイド等の装 飾材を挿入して基板の表面側にループ状の装飾材から成る装飾体を形成すると共 に、該基板の裏面に基布を裏打ちして上記装飾体の形態を保持するように構成し た髪止め飾り具を提供するものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 次に、基板1の裏面に、基板と略同巾、同長の基布Cを当てがって、基板1の 裏面に露出している装飾材Mのループ形成基部に該基布Cを接着剤Bにより接着 すると共に、該基布Cの両端部を基板1の両端部に接着して裏打ちすることによ り、装飾体Dの形態は確実に保持され、この状態において基板1の両端部に設け た挿着孔4に、基板1よりも若干長いゴム紐等の弾性紐条Sの両端を挿入結着し て輪奈状の弾性結束部材Uを形成し、図2に示すような髪止め飾り具の第1実施 例としての 髪止め飾り具Aを構成するものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 次に、基板11の裏面に、基板と略同巾、同長の基布Cを当てがって、基板1 1の裏面に露出している装飾材Mのループ形成基部に該基布Cを接着剤Bにより 接着すると共に、該基布Cの両端部を基板の両端部に接着して裏打ちすることに より、装飾体Dの形態は確実に保持され、この状態において基板11の両端部に 設けた挿着孔14に、基板11よりも若干長いゴム紐等の弾性紐条Sの両端を挿 入結着して輪奈状の弾性結束部材Uを形成し、図7に示すような髪止め飾り具の 第2実施例としての 髪止め飾り具Aを構成するものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【考案の効果】
本考案は、ゴム、プラスチック等の弾性素材から成る横長の可撓性平板に複数 の装飾材取付孔を所望の配列態で開設して構成した髪止め飾り具における装飾 材の取付用基板(第1番目の考案)、及びゴム、プラスチック等の弾性素材から 成る横長の可撓性平板の長手側縁に沿って縦に短い側板を垂設し、その平板面に 複数の装飾材取付孔を所望の配列態で開設して構成した髪止め飾り具における 装飾材の取付用基板(第2番目の考案)、並びにゴム、プラスチック等の弾性素 材から成る横長の可撓性平板に複数の装飾材取付孔を所望の配列態様で開設して 髪止め飾り具における装飾材の取付用基板を構成し、該基板の装飾材取付孔にリ ボン、ブレイド等の装飾材を挿入して基板の表面側にループ状の装飾材から成る 装飾体を形成すると共に、該基板の裏面に基布を裏打ちして上記装飾体の形態を 保持するように構成した髪止め飾り具(第3番目の考案) に係るものであるから 、次の優れた効果を奏する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 上記第1番目及び2番目並びに第3番目の考案によれば、基板に設けた装飾材 取付孔を利用することにより、従来のようにテグス等による煩雑な結着作業によ ることなく、挿通手段という極めて容易な手段によって確実且つ能率的に装飾材 を基板に取付け得ると共に、装飾材取付孔の数及び配設態様を変えることにより 、多種多様な外観、風合を備えた装飾体を基板の表面に形成できる多大な利点が あり、且つ基板の可撓性により、頭髪量の個人差による多少に関係なく、弾性紐 条或は屈曲して丸みをもたせたクリップを止着具に用いることによって、頭髪を 巻き込んだ状態で結束して確実に装着使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1番目の考案の第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】第1番目の考案に係る第1実施例の基板を使用
して製作した髪止め飾り具の要部縦断正面図である。
【図3】第1番目の考案に係る第2実施例の斜視図であ
る。
【図4】第1番目の考案に係る第3実施例の平面図であ
る。
【図5】第1番目の考案に係る第4実施例の平面図であ
る。
【図6】第2番目の考案に係る第1実施例を示す斜視図
である。
【図7】第2番目の考案に係る第1実施例の基板を使用
して製作した髪止め飾り具の要部縦断正面図である。
【図8】第2番目の考案に係る第2実施例の斜視図であ
る。
【図9】第2番目の考案に係る第3実施例の斜視図であ
る。
【図10】第2番目の考案に係る第4実施例の平面図で
ある。
【図11】第2番目の考案に係る第5実施例の平面図で
ある。
【図12】第1番目の考案に係る第1実施例の基板を使
用して製作した髪止め飾り具の一使用状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 可撓性平板 2a 広巾部分 3 装飾材取付孔 3a 切欠き開放部 3b 増設装飾材取付孔 4 弾性紐条挿着孔 11 基板 12 可撓性平板 12a 側板 12a’ 分割側板 12b 広巾部分 13 装飾材取付孔 13a 切欠き開放部 13b 増設装飾材取付孔 14 弾性紐条挿着孔 A 髪止め飾り具 M 装飾材 D 装飾体 C 基布 B 接着剤 S 弾性紐条 U 弾性結束部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】追加
【補正内容】
【考案の名称】 髪止め飾り具における装飾材の取付用
基板及び髪止め飾り具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【提出日】平成6年5月13日
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】第1番目の考案に係る第1実施例の基板を使用
して製作した第3番目の考案の第1実施例を示す髪止め
飾り具の要部縦断正面図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】第2番目の考案に係る第1実施例の基板を使用
して製作した第3番目の考案の第2実施例を示す髪止め
飾り具の要部縦断正面図である。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム、プラスチック等の弾性素材から成
    る横長の可撓性平板に複数の装飾材取付孔を所望の配列
    態称で開設して構成した髪止め飾り具における装飾材の
    取付用基板。
  2. 【請求項2】 装飾材取付孔に装飾材導入用の切欠き開
    放部を設けた請求項1に記載の髪止め飾り具における装
    飾材の取付用基板。
  3. 【請求項3】 ゴム、プラスチック等の弾性素材から成
    る横長の可撓性平板の長手側縁に沿って縦に短い側板を
    垂設し、その平板面に複数の装飾材取付孔を所望の配列
    態称で開設して構成した髪止め飾り具における装飾材の
    取付用基板。
  4. 【請求項4】 縦に短い側板を複数箇所で分割して複数
    の分割側板を形成した請求項3に記載の髪止め飾り具に
    おける装飾材の取付用基板。
  5. 【請求項5】 装飾材取付孔に装飾材導入用の切欠き開
    放部を設けた請求項3または4に記載の髪止め飾り具に
    おける装飾材の取付用基板。
JP1994003771U 1994-03-18 1994-03-18 髪止め飾り具における装飾材の取付用基板及び髪止め飾り具 Expired - Lifetime JP3018157U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011121A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 ▲宗▼大興業有限公司 ヘアピン
JP2019000535A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 株式会社コンプレックス・ビズ・インターナショナル 髪止め具のゴム紐取付台

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JP2012011121A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 ▲宗▼大興業有限公司 ヘアピン
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