JP3018140B2 - ディスクチェンジャーにおけるディスク検出装置 - Google Patents

ディスクチェンジャーにおけるディスク検出装置

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JP3018140B2
JP3018140B2 JP7025898A JP2589895A JP3018140B2 JP 3018140 B2 JP3018140 B2 JP 3018140B2 JP 7025898 A JP7025898 A JP 7025898A JP 2589895 A JP2589895 A JP 2589895A JP 3018140 B2 JP3018140 B2 JP 3018140B2
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disk
light
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disc
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JP7025898A
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Inventor
一嘉 萩原
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赤井電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CD、CD−ROM
またはレーザーディスク等のディスクチェンジャーにお
けるディスク検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクチェンジャーとして、図
5に示すように、複数のディスク1が互いに平行になる
ように収納されるディスク収納体2と、前記収納された
複数のディスク1の厚み方向に移動して前記収納体2か
ら所望のディスクを取り込み、またこのディスクを再生
後に元の位置に戻す搬送機3とを備えたものが知られて
いる(実開昭62-61056号公報)。前記収納体2は、前記
の収納された複数のディスク1をピッチPなる一定間隔
で収納するガイド4が設けらている。そして、前記搬送
機3には、前記収納体2に収納されたディスク1をその
板面に沿った方向、即ちディスク1の厚み方向とは直交
する方向から挟み得るように発光素子5と受光素子6と
が固定され、前記収納体2にディスク1が収納されてい
て、前記発光素子5からの光が、この収納されたディス
ク1によって遮断されるか、ディスクが収納されていな
く、前記光が受光素子6に至るか、によって前記収納体
2の前記ガイド4における各収納位置にディスク1が収
納されているか否かを検出する。
【0003】前記図5のように構成されたディスクチェ
ンジャーにおけるディスク検出装置では、前記ガイド4
と、このガイド4に挟まれたディスク1との隙間からも
光が透過し得るので、ディスク1の有無検出精度が低い
という欠点があった。このような欠点を除去するため
に、図6に示すように、前記した光が透過する隙間を狭
くすることも考えられる。しかし、この場合でも、有無
を検出すべきディスク1の隣のディスク1により反射さ
れた光が受光素子6に到達することもあり得るので、充
分な検出精度が得られない。尚、図6において、図5と
同一符号は同様のものを示す。このような検出精度を充
分なものとなし得るものとして、発光素子からの光をプ
リズムにより、前記のように収納されたディスクの板面
に導き、このディスクの板面で反射された光、(または
ディスクが収納されていないときの、ディスク収納位置
での透過光)を他のプリズムにより受光素子に導き、収
納されたディスクの有無を検出するものも知られている
(特公平5-198073号公報)。
【0004】しかしながら、このようなプリズムを用い
たものでは、収納体に収納された複数のディスクの間に
前記プリズムを配設する必要があるため、プリズムを用
いるために部品点数が多くなるだけではなく、収納され
たディスクの間隔が比較的広くなり、収納体へのディス
クの収納効率が低下するという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のディス
クチェンジャーにおけるディスク検出装置では、前記の
ようにディスク有無の検出精度が低く、また検出精度を
高くしようとすると、ディスクの収納効率が低下すると
いう課題があった。この発明は、上記に鑑みてなされた
ものであり、収納体に収納されたディスクの有無の検出
精度が高く、しかも前記収納体へのディスクの収納効率
を高くすることができるディスクチェンジャーにおける
ディスク検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記目的を達成するためのこの発明のディスクチェンジャ
ーにおけるディスク検出装置は、複数のディスクが互い
に平行になるように収納されるディスク収納体と、前記
収納された複数のディスクの厚み方向に移動して前記収
納体から所望のディスクを取り込み、またこのディスク
を再生後に元の位置に戻す搬送機とを備えたディスクチ
ェンジャーにおけるディスク検出装置であって、前記搬
送機に、前記収納体に収納されたディスクをその板面に
沿った方向から挟み得るように固定された発光素子と受
光素子とを備え、前記収納体にディスクが収納されてい
て、前記発光素子からの光がこの収納されたディスクに
よって遮断されるか、ディスクが収納されていなく、前
記光が受光素子に至るか、によって前記収納体の各位置
にディスクが収納されているか否かを検出するものにお
いて、前記収納体には、発光素子から受光素子に至る光
の光路における前記ディスクの厚み方向の通過域を制限
するスリットを有する遮光壁を固定し、前記収納体にお
けるディスクのガイド幅をB、ディスクの厚みをtとし
たときに、前記スリットにおける前記収納されたディス
クの厚み方向の幅を2t−Bより小にしたことを特徴と
するものである。そして、前記収納体と前記遮光壁とを
一体としてもよい。
【0007】
【作用】上記のように構成されたディスクチェンジャー
におけるディスク検出装置では、 前記発光素子から受
光素子に至る光は遮光壁のスリットにより前記ディスク
の厚み方向の通過域が制限されるので、収納体に収納さ
れたディスクによって受光素子に至る光は確実に遮断さ
れ、ディスクの有無を検出する精度は充分に高くなる。
そして、前記従来例で説明したプリズム等を必要としな
いので、収納体へのディスクの収納効率を充分に高くす
ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図1乃至図3
について説明する。これらの図において、前記従来例を
説明するのに用いた図5と同一符号は同様のものを示
す。前記収納体2には、発光素子5から受光素子6に至
る光の光路における前記ディスク1の厚み方向の通過域
を制限するスリット7を有する遮光壁8を固定し、前記
収納体2におけるディスク1のガイド4のガイド幅を
B、ディスク1の厚みをtとしたときに、前記スリット
7における前記収納されたディスク1の厚み方向の幅s
を2t−Bよりも小にしている。符号9は発光素子5と
受光素子6の光軸を示している。また、収納体2のガイ
ド4におけるディスク1の幅方向の中心とスリット7の
幅方向の中心とは一致させてある。これはディスク1と
ガイド4とのガタによるディスク1の移動時の影響を最
小限とするためである。
【0009】前記ディスク1がガイド4の一端部に寄っ
た場合には、図3に示すようにディスク1の他端とガイ
ド4の他端との隙間はB−tとなるが、この隙間が B
−t<(B−s)/2 となっていれば光は透過しな
い。よって、s>0,t>0,B>0 を条件として、
前記sについて纏めると、s<2t−B となる。上記
したディスク検出装置では、前記スリット7の幅sが、
s<2t−B になっているため、光は確実にディスク
1により遮断され、従って、ディスク1の有無の検出精
度は充分に高いものとなる。この実施例においては、ス
リット7を有する遮光壁8を受光側に設けたが、発光側
に設けてもよいし、発光側と受光側との双方に設けても
よい。また、図4に示すように、前記ガイド4と遮光壁
8とを一体として、そこにスリット7を設けてもよい。
また、前記スリット7の幅sが2t−Bよりも充分に小
さければ、ガイド4におけるディスク1の幅方向の中心
とスリット7の幅方向の中心とを一致させる必要はな
い。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のディス
クチェンジャーにおけるディスク検出装置では、ディス
ク有無の検出精度を充分高くすることができ、かつディ
スクの幅方向の収納効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示す要部の概略断面図で
ある。
【図3】この発明の一実施例を示す要部の概略断面図で
ある。
【図4】この発明の他の実施例を示す要部の概略断面図
である。
【図5】従来例を示す概略斜視図である。
【図6】従来例を示す要部の概略断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ディスク収納体 3 搬送機 4 ガイド 5 発光素子 6 受光素子 7 スリット 8 遮光壁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスクが互いに平行になるよう
    に収納されるディスク収納体と、前記収納された複数の
    ディスクの厚み方向に移動して前記収納体から所望のデ
    ィスクを取り込み、またこのディスクを再生後に元の位
    置に戻す搬送機とを備えたディスクチェンジャーにおけ
    るディスク検出装置であって、 前記搬送機に、前記収納体に収納されたディスクをその
    板面に沿った方向から挟み得るように固定された発光素
    子と受光素子とを備え、前記収納体にディスクが収納さ
    れていて、前記発光素子からの光がこの収納されたディ
    スクによって遮断されるか、ディスクが収納されていな
    く、前記光が受光素子に至るか、によって前記収納体の
    各収納位置にディスクが収納されているか否かを検出す
    るものにおいて、 前記収納体には、発光素子から受光素子に至る光の光路
    における前記ディスクの厚み方向の通過域を制限するス
    リットを有する遮光壁を固定し、前記収納体におけるデ
    ィスクのガイド幅をB、ディスクの厚みをtとしたとき
    に、前記スリットにおける前記収納されたディスクの厚
    み方向の幅を2t−Bより小にしたことを特徴とするデ
    ィスクチェンジャーにおけるディスク検出装置。
  2. 【請求項2】 前記収納体と前記遮光壁とを一体とした
    ことを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャー
    におけるディスク検出装置。
JP7025898A 1995-01-20 1995-01-20 ディスクチェンジャーにおけるディスク検出装置 Expired - Lifetime JP3018140B2 (ja)

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JPH08203189A JPH08203189A (ja) 1996-08-09
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