JP3017997U - 過電流警報器 - Google Patents

過電流警報器

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JP3017997U
JP3017997U JP1995004401U JP440195U JP3017997U JP 3017997 U JP3017997 U JP 3017997U JP 1995004401 U JP1995004401 U JP 1995004401U JP 440195 U JP440195 U JP 440195U JP 3017997 U JP3017997 U JP 3017997U
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overcurrent alarm
overcurrent
current sensor
circuit
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JP1995004401U
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English (en)
Inventor
佳卯 諸藤
Original Assignee
チクシ電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気工事に関する知識や技能等を必要としな
いで簡単に設置することができ、負荷電流の大きさを感
知してそれが該当するブレ−カの定格電流を上回りしゃ
断動作に至る前の警告領域を発光ダイオ−ドで表示ある
いはブザ−で警報を発する過電流警報器を得、さらに過
電流の程度を判断しやすくし、電池やコンセント等の電
源が不要であるようにする等、一般家庭での使用に適し
た過電流警報器を得る。 【構成】 ケ−ス2に内蔵される電子回路3とブザ−4
があり、電子回路3とCT型電流センサ1とはリ−ド線
7で連結されている。CT型電流センサ1は2分割型と
なっており内部には磁路5とコイル6がある。また、ケ
−ス2上にはブレ−カ定格値設定用の切り換えスイッチ
10がある。なお、ケ−ス2の一面には剥離紙9で覆っ
た接着層8を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家庭における負荷電流の過電流警報器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、負荷電流の大きさを感知してそれが該当するブレ−カの定格電流を上回 りしゃ断動作に至る前の警告領域を発光ダイオ−ドで表示あるいはブザ−で警報 を発するもの等が考案されている(例えば、実開平03−104874等)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の過電流警報器にあっては、電流を検出する部分においてその取付けが簡 便でないために、過電流警報器を設置しようとする場合には業者による電気工事 が必要であったり、警報音からは過電流の程度までは判断できない等、一般家庭 で使用するには様々な問題点があった。
【0004】 本考案は、電気工事に関する知識や技能等を必要としないで簡単に設置するこ とができ、負荷電流の大きさを感知してそれが該当するブレ−カの定格電流を上 回りしゃ断動作に至る前の警告領域を発光ダイオ−ドで表示あるいはブザ−で警 報を発する過電流警報器を得ることを目的としており、さらに過電流の程度を判 断しやすくし、電池やコンセント等の電源が不要であるようにする等、一般家庭 での使用に適した過電流警報器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の過電流警報器においては、CT型電流セ ンサと、ケ−スに内蔵される電子回路とブザ−があり、電子回路とCT型電流セ ンサとをリ−ド線で連結したものである。
【0006】 上記CT型電流センサは2分割型とすることができる。
【0007】 また、電子回路の一部として電圧制御発振回路や温度補償回路あるいはブレ− カ定格値設定回路を設けることが好ましい。
【0008】 さらに、電子回路においては電池等の電源を不要にすることができる。
【0009】 そして、ケ−スを壁等に固着させるために該ケ−スに接着層を設けるとよい。
【0010】
【作用】
上記のように構成された過電流警報器は、CT型電流センサとケ−スに内蔵さ れる電子回路とはリ−ド線により連結されているので、該ケ−スの設置場所はリ −ド線が届く範囲において自由であり制約を受けにくい。また、CT型電流セン サが2分割型であれば配線を一時的に外すことなく該CT型電流センサを取り付 けることができる。
【0011】 そして、電圧制御発振回路により過電流の程度によってブザ−音が変化するよ うにすれば、どの程度の過電流かを判断することができる。またブレ−カは周囲 温度により特性が変化するので、温度補償回路を設けることにより温度によらず 適切な警報を発することができる。さらに、ブレ−カ定格値設定回路を設けてや れば様々なブレ−カの電流定格値に対応できる。
【0012】 また、電子回路を小電力で動作するようにすることで電池等の電源を不要とす れば、電池の交換あるいは商用電源への接続等の必要がなくなる。
【0013】 さらに、ケ−スに設けた接着層は、壁にケ−スを固着させる場合に工事を簡単 にする。
【0014】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、本考案の使用状態はおよそ図1に 示すようになり、CT型電流センサ1の内側にブレ−カ12の配線11を貫通さ せた状態になるように取り付ける。
【0015】 図2において、ケ−ス2に内蔵される電子回路3とブザ−4があり、該電子回 路3とCT型電流センサ1とはリ−ド線7で連結されている。該CT型電流セン サ1は2分割型となっており内部には磁路5とコイル6がある。また、ケ−ス2 上にはブレ−カ定格値設定用の切り換えスイッチ10がある。なお、該ケ−ス2 の一面には剥離紙9で覆った接着層8を設けている。
【0016】 図3において、電子回路3はブレ−カ定格値設定回路13、電圧発生回路14 、電圧リミッタ回路15、温度補償回路16、電圧制御発振回路17、発振回路 18、出力回路19、電源20等から構成されている。なお、電源20は必要な いように設計する。また、発振回路18はブザ−4の種類によっては不要となる 。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0018】 CT型電流センサとケ−スに内蔵された電子回路とはリ−ド線で連結されてい るので、ケ−スの設置場所はリ−ド線が届く範囲において自由であり制約を受け にくい。
【0019】 そして、CT型電流センサを2分割型にすることにより、配線を一時的に外す ことなく簡単に短時間で取り付けることができる。
【0020】 さらに、電圧制御発振回路を設けて、過電流の程度によってブザ−音が変化す るようにすれば、どの程度の過電流かを判断することができ適切な対応をする上 で便利である。
【0021】 また、温度補償回路を設けることにより、周囲の温度によって変化するブレ− カの特性にかかわらず適切な電流領域において警報を発することができる。
【0022】 また、ブレ−カ定格値設定回路をもうけて、切り換えスイッチにより定格値の 異なる数種のブレ−カに対応できるようにしておけば、対象とするブレ−カの定 格値に合わせた設定を簡単に行うことができる。
【0023】 また、電池やAC電源アダプタ−等の電源を必要としないような回路構成にす れば、電池の交換あるいはコンセント等が不要であるばかりでなく全体的に小型 軽量化できる。
【0024】 さらに、ケ−スに接着層を設けることにより、壁等にケ−スを固着させる場合 に工事を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の使用状態の例を示す立体図である。
【図2】本考案の構成例を示す一部切り欠き投影図であ
る。
【図3】本考案の電子回路の構成例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 CT型電流センサ 2 ケ−ス 3 電子回路 4 ブザ− 5 磁路 6 コイル 7 リ−ド線 8 接着層 9 剥離紙 10 切り換えスイッチ 11 配線 12 ブレ−カ 13 ブレ−カ定格値設定回路 14 電圧発生回路 15 電圧リミッタ回路 16 温度補償回路 17 電圧制御発振回路 18 発振回路 19 出力回路 20 電源

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CT型電流センサ(1)と、ケ−ス
    (2)に内蔵される電子回路(3)とブザ−(4)があ
    り、電子回路(3)とCT型電流センサ(1)とをリ−
    ド線(7)で連結することよりなる過電流警報器。
  2. 【請求項2】 CT型電流センサ(1)を2分割型とし
    た請求項1記載の過電流警報器。
  3. 【請求項3】 電圧制御発振回路(17)を設けた請求項
    1記載の過電流警報器。
  4. 【請求項4】 温度補償回路(16)を設けた請求項1記
    載の過電流警報器。
  5. 【請求項5】 ブレ−カ定格値設定回路(13)を設けた
    請求項1記載の過電流警報器。
  6. 【請求項6】 電源(20)が無い請求項1記載の過電流
    警報器。
  7. 【請求項7】 ケ−ス(2)に接着層(8)がある請求
    項1記載の過電流警報器。
JP1995004401U 1995-05-11 1995-05-11 過電流警報器 Expired - Lifetime JP3017997U (ja)

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