JP3017394U - 緊急時用汚物受け具 - Google Patents

緊急時用汚物受け具

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JP3017394U
JP3017394U JP1995004824U JP482495U JP3017394U JP 3017394 U JP3017394 U JP 3017394U JP 1995004824 U JP1995004824 U JP 1995004824U JP 482495 U JP482495 U JP 482495U JP 3017394 U JP3017394 U JP 3017394U
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Japan
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toilet
cloth
emergency
bag
toilet bowl
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JP1995004824U
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English (en)
Inventor
金一 新妻
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金一 新妻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 災害等によりトイレの水洗機能が停止した場
合であっても、各家庭や各施設に備え付けの洋式トイレ
に取り付けるだけで、直ちに簡易トイレとしての利用が
可能となる緊急時用汚物受け具を、安価にて提供するこ
と。 【構成】 連続するネット又は布帛を、便座又は便器の
台座全体を被覆し得る開口部を有する袋状として形成
し、前記開口部には便座又は便器への支持手段として伸
縮ゴム又は紐が取り付けてある緊急時用汚物受け具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地震や火災などの災害によって水道設備や下水設備が破壊され、ト イレの水洗機能が不能となった場合に、トイレの便座又は便器に取り付けて使用 する緊急時用汚物受け具であり、現在設置されている全ての洋式トイレに利用す ることが可能である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トイレ施設のない工事現場やイベント会場などで使用するための仮 設トイレや、病人や高齢者が使用するための簡易トイレについては、種々開発さ れているが、万が一の場合を考慮して各家庭や各施設が備え置くためには、その スペースやコストの点で無理があった。また、最近では、折り畳み式の簡易トイ レなど、省スペースや低コストを可能にしたものが幾つか開発されているが、誰 もが手軽に購入し、無理なく備え置いておけるようなものは、残念ながら今のと ころ極く僅かといった状況である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題とするところは、災害などによって水道や下水などの公共施設が 破壊され、トイレの水洗機能が働かなくなった場合であっても、各家庭や各施設 に既存の洋式トイレに取り付けることで直ちに利用することができ、しかも、誰 もが手軽に購入し備え置いておけるような緊急時用汚物受け具を、安価にて提供 する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る緊急時用汚物受け具は、前記課題を解決するための手段として、 連続するネット又は布帛を便座又は便器の台座全体を被覆し得る開口部を有する 袋状として形成し、前記開口部には便座又は便器への支持手段として伸縮ゴムが 取り付けてある構成の緊急時用汚物受け具、又は、便座又は便器への支持手段と して、前記伸縮ゴムに代えて、紐を取り付けてある構成の緊急時用汚物受け具を 提案するものである。
【0005】
【実施例】
図1は係止手段を伸縮ゴムとした場合の本考案の実施例を示す概略斜視図、図 2は係止手段を紐とした場合の本考案の実施例を示す概略斜視図、図3は本考案 に係る緊急時用汚物受け具を便器に取り付けた場合の使用状態を示す概略斜視図 である。1はネット又は布帛、2は伸縮ゴム、3は紐、4は便器、5は溝部、6 は台座、7は汚物収納袋である。
【0006】 次に、本考案で提案する緊急時用汚物受け具の構成を、図1に基づいて説明す ると、以下のとおりである。1はネット又は布帛であり、ある程度の重量に耐え られる強度を有していれば、その材質については問わない。ネット又は布帛1は 連続する袋状として形成されており、便座又は便器の台座全体を被覆し得るよう な開口部を有している。2はネット又は布帛1の開口部に取り付けられた伸縮ゴ ムである。伸縮ゴム2はある程度の重量物がネット又は布帛1内に載置されたと しても、便座又は便器の台座に対する支持が解かれることのない程度の支持力を 有している。
【0007】 次に、便座又は便器への支持手段として紐を用いる場合の本考案に係る緊急時 用汚物受け具の構成を、図2に基づいて説明すると、以下のとおりである。ネッ ト又は布帛1の構成については、前記した場合と同様である。3は紐であり、前 記ネット又は布帛1の開口部に取り付けられている。紐3は前記ネット又は布帛 1を便座又は便器のいずれかの部分に結び付けるに十分な長さを有し、また、強 く結び付けた際に容易に切断・離脱してしまうようなものでなければ、その材質 については問わない。
【0008】 次に、ネット又は布帛1の開口部に伸縮ゴム2を取り付けた本考案の緊急時用 汚物受け具を便器に取り付ける際の手順を、図3に基づいて簡単に説明すると、 以下のとおりである。先ず、災害などによりトイレの水洗機能がマヒする事態が 発生したら、備え置いてある本考案の緊急時用汚物受け具を取り出し、便器4に 形成される溝部5の内部に、袋状のネット又は布帛1の先端が残留水に接触する ことのないよう、徐々に落とし込んでいく。次いで、伸縮ゴム2が取り付けてあ るネット又は布帛1の開口部を拡げ、これを図中の矢印方向に裏返しながら、便 器4の台座6全体を覆うようにする。かくして、台座6の全体がネット又は布帛 1によって被覆された時点では、ネット又は布帛1の開口部に取り付けられた伸 縮ゴム2が台座6の裏側を締め付けた状態となっており、それによって、ネット 又は布帛1が便器4上に支持されることになる。そこで、汚物収納袋7の口を十 分に開いた状態でネット又は布帛1の内部に装着し、いよいよ使用が可能となる 。汚物収納袋7は、本考案の緊急時用汚物受け具によって、その落下が防止され るため、安心して用便を行うことができる。なお、汚物収納袋7については、例 えば、生ゴミの収納で使用するビニール袋など、耐水性を有するものであれば、 日常生活において日頃使用しているもので十分対応できる。このようにして、用 便が終了したら、各自、汚物収納袋7の口を閉じて所定の場所において処理する ことになる。なお、余談であるが、汚物収納袋7をネット又は布帛1の内部に装 着する場合、肌が接触する便座又は便器4の台座6全体をカバーするよう、前記 ネット又は布帛1の開口部を矢印方向に裏返した要領で、その口を裏返して装着 することで、間接的にではあるが、他人との肌の接触を回避することができ、ま た、便座又は便器の台座上を常に清潔に保つことができる。更に、使用時に汚物 収納袋7の中に防臭・防菌効果のある凝固剤を添加することで、汚物を生ゴミと して処理できるため、本考案の利便性をより高めることができる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る緊急時用汚物受け具は、災害などの緊急事 態が発生し、水道や下水などの公共施設が破壊され、それによってトイレの水洗 機能がマヒした場合であっても、これを便座又は便器に取り付け、どこにでもあ る耐水性のビニール袋などを汚物収納袋7としてセットするだけで、直ちに簡易 トイレとしての利用が可能となる。また、従来の仮設トイレや簡易トイレのよう に、スペースやコストの点で無理がないため、各家庭や各施設が来るべき災害に 備えて購入し、備え置いておく備品としては、非常に手軽であり、且つ、収納も 容易である。また、本考案は、各自が使用する度に汚物収納袋7を交換するもの であるため、常に清潔を保つことができる。更に、汚物収納袋7を便座又は台座 6全体をカバーするようにセットすることで、間接的にではあるが、他人の肌と の接触を回避することができる。また、その中に防臭・防菌効果を有する凝固剤 を添加することで、汚物を生ゴミとして処理できるため、本考案の利便性をより 高めることができる。加えて、汚物収納袋7は耐水性の袋であれば何でも利用で きるため、物資の調達が困難な災害時に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】係止手段を伸縮ゴムとして場合の本考案の実施
例を示す概略斜視図である。
【図2】係止手段を紐とした場合の本考案の実施例を示
す概略斜視図である。
【図3】本考案に係る緊急時用汚物受け具を便器に取り
付けた場合の使用状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 ネット又は布帛 2 伸縮ゴム 3 紐 4 便器 5 溝部 6 台座 7 汚物収納袋

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続するネット又は布帛を便座又は便器
    の台座全体を被覆し得る開口部を有する袋状として形成
    し、前記開口部には便座又は便器への支持手段として伸
    縮ゴムが取り付けてあることを特徴とする緊急時用汚物
    受け具。
  2. 【請求項2】 前記便座又は便器への支持手段として紐
    が取り付けてあることを特徴とする請求項1の緊急時用
    汚物受け具。
JP1995004824U 1995-04-25 1995-04-25 緊急時用汚物受け具 Expired - Lifetime JP3017394U (ja)

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JP1995004824U JP3017394U (ja) 1995-04-25 1995-04-25 緊急時用汚物受け具

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JP1995004824U JP3017394U (ja) 1995-04-25 1995-04-25 緊急時用汚物受け具

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036613U (ja) * 1973-07-31 1975-04-17
JPS6331897B2 (ja) * 1982-01-22 1988-06-27 Norihisa Yanagida

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036613U (ja) * 1973-07-31 1975-04-17
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