JP3017327U - 髪結い器具 - Google Patents
髪結い器具Info
- Publication number
- JP3017327U JP3017327U JP1995004763U JP476395U JP3017327U JP 3017327 U JP3017327 U JP 3017327U JP 1995004763 U JP1995004763 U JP 1995004763U JP 476395 U JP476395 U JP 476395U JP 3017327 U JP3017327 U JP 3017327U
- Authority
- JP
- Japan
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- hair bundle
- hair
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- ring member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 毛束の量に応じて毛束挿通部の大きさが調整
でき、しかも毛束挿通部を縮小して毛束を緊結できる髪
結い器具を提供する。 【構成】 髪結い器具1は帯状部材2とリング部材3か
ら構成される。帯状部材2は外周部に変形自在な金属製
の線材4を収納するため容易に折曲げたり結んだりする
ことができる。リング部材3は布地を環状に縫製して中
央開口部5側に変形可能な線材6を内設する。リング部
材3を変形させながら中央開口部5に帯状部材2の中央
部2aを曲折して貫入し、毛束を挿通するための筒状の
空隙部7を形成する。空隙部7の大きさは帯状部材2の
貫入量を調整することで任意の大きさにすることができ
る。
でき、しかも毛束挿通部を縮小して毛束を緊結できる髪
結い器具を提供する。 【構成】 髪結い器具1は帯状部材2とリング部材3か
ら構成される。帯状部材2は外周部に変形自在な金属製
の線材4を収納するため容易に折曲げたり結んだりする
ことができる。リング部材3は布地を環状に縫製して中
央開口部5側に変形可能な線材6を内設する。リング部
材3を変形させながら中央開口部5に帯状部材2の中央
部2aを曲折して貫入し、毛束を挿通するための筒状の
空隙部7を形成する。空隙部7の大きさは帯状部材2の
貫入量を調整することで任意の大きさにすることができ
る。
Description
【0001】
この考案は、ロングヘアーの髪型を調整する髪結い器具に関する。
【0002】
ロングヘアーの毛束を巻き込みながら魅惑的な髪型を調整する髪結い器具とし て、布製の帯状部材からなるヘアードレッシングツールが知られている。このヘ アードレッシングツールは、帯状部材の外周部に変形自在な材質の金属製線材を 収納し、その部材中心部に毛束挿通用の孔部を穿設する構成であった。このツー ルは、毛束を孔部に通して帯状部材を毛先方向にずらし、毛束端部より髪を帯状 部材に巻き着けながら全体を取りまとめシニヨンを形成するものであった。
【0003】
しかし従来のヘアードレッシングツールは、帯状部材の布に孔部を穿設するだ けの構成であったため、孔部を閉鎖して毛束を緊結したり、あるいは毛束の量に 応じてその孔部の大きさを調整することはできなかった。
【0004】 この考案は上記課題を解決し、毛束の量に応じて毛束挿通部の大きさが調整で き、しかも毛束挿通部を縮小して毛束を緊結できる髪結い器具を提供することを 目的としている。
【0005】
上記課題を解決するため、この考案の髪結い器具は、変形自在な材質の金属製 線材を外周部に収納する布製の帯状部材と、この帯状部材の中央部を曲折して貫 入するリング部材とを備え、リング部材と貫入した帯状部材が形成する筒状の空 隙部に毛束を挿通した後、帯状部材を伸張して毛束を緊結することを特徴として いる。又、請求項2記載の髪結い器具は、リング部材を布製で変形余裕を有する 環状袋体内部に変形可能な線材を収納するものとし、請求項3記載の髪結い器具 は、このリング部材の線材が変形自在な材質からなる金属製線材であり、その環 状袋体外面には一対の帯状部材係止片を止着することを特徴としている。
【0006】
この考案の髪結い器具は、帯状部材を中央部で2つ折に曲折し、リング部材の 中央開口部に曲折部を貫入する。帯状部材の貫入量により毛束挿通部の面積が調 整できると共に毛束を挿通した状態で帯状部材を伸張すると毛束挿通部の面積が 縮小するため毛束を緊結することができる。この毛束緊結位置は所望の髪型によ り毛束基部又は毛束先端で行う。請求項2記載の髪結い器具は、リング部材を帯 状部材に合わせて変形させながら曲折部を貫入する。又、請求項3記載の髪結い 器具は、リング部材に帯状部材を貫入する時これに係止する。リング部材の線材 が金属製であるため、帯状部材伸張時の伸びが少なく毛束の緊結状態が向上する 。
【0007】
次にこの考案の一実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。図1はこの考案 の髪結い器具の斜視図である。髪結い器具1は帯状部材2とリング部材3から構 成される。帯状部材2は布地を二枚重ねに縫製し、その外周部に線材4を収納す るものであるが、この線材4は変形自在な材質の金属製線材であるため、帯状部 材2を容易に折曲げたり結んだりすることが可能である。
【0008】 リング部材3も布地を二枚重ねにして環状に縫製するものであり、中央開口部 5側には変形可能な線材6を内設する。リング部材3はひだにより伸縮変形を可 能とするため布地に余裕をもたせる。リング部材3を変形させながら中央開口部 5に帯状部材2の中央部2aを曲折して貫入し、リング部材3と帯状部材2とで 毛束を挿通するための筒状の空隙部7を形成する。この空隙部7の大きさは帯状 部材2の貫入量を調整することで毛束の量に応じた任意の大きさにすることがで きる。
【0009】 このリング部材3に収納する線材6は、変形により帯状部材2を貫入すること ができればゴム等の弾性体でも金属製の線材でもよい。引張力の強いゴム材を用 いて中央開口部5を小さく形成する場合には、貫入した帯状部材2の基部を締め 付ける効果がある。
【0010】 次に髪結い器具の使用方法を図2に基づき説明する。図2は髪結い器具を用い てシニヨンを形成する説明図である。先ず毛束8を帯状部材2とリング部材3が 形成する空隙部7に挿通して髪を整え(図2(a))、髪結い器具1を毛先方向 にずらしながら帯状部材2を左右に伸張して空隙部7の面積を縮小し、毛束8を しっかりと固定する(図2(b))。次に毛束端部より髪を帯状部材2に内巻に 巻き込みながら毛束基部まで上昇させ(図2(c))、帯状部材2の両端を中央 に寄せながら交差させてシニヨンを形成する(図2(d))。なお、シニヨンの 形は図2に示すものに限定されるものではなく、挿通する毛束の量や巻き込み方 向を変えることで変化に富んだ各種の髪型を実現することが可能である。
【0011】 又、この髪結い器具を用いてポニーテールを形成することもできる。この場合 には図3に示すように、毛束8を髪結い器具1に挿通し毛束上方で帯状部材2を 左右に伸張して緊結する(図3(a))。次に帯状部材2の両端を中央に寄せな がら交差させてポニーテールを完成する(図3(b))。
【0012】 次に髪結い器具の他の実施例を図4に基づき説明する。図4は他の実施例の髪 結い器具の背面図である。この髪結い器具11のリング部材13は内設する線材 16を変形自在な材質からなる金属製とし、その環状袋体13a外面には一対の 帯状部材係止片9,9を止着する。この帯状部材係止片9を用いて帯状部材12 とリング部材13を連結し、リング部材13は帯状部材12を貫入し得るよう縦 長に変形させておく。リング部材13の線材16が金属製であるため、帯状部材 12伸張時の伸びが少なくなり毛束をより堅く結ぶことができる。
【0013】 以上説明した髪結い器具のリング部材は、布製で変形余裕を有する環状袋体内 部に変形可能な線材を収納する構成としているが、帯状部材を貫入し得る環状物 であればこれに限定されるものではなく、金属製、木製、樹脂製等の変形不能な リング部材でもよい。
【0014】
以上説明したように、この考案の髪結い器具は、リング部材の中央開口部に帯 状部材の中央部を曲折して貫入するので、毛束の量に応じて毛束挿通部の大きさ が調整でき、しかも毛束挿通部を縮小して毛束を緊結することができる。又請求 項2記載の髪結い器具は、リング部材を変形可能な環状袋体とするので、中央開 口部を小さ目に設定してもこれを変形することで容易に帯状部材を貫入すること ができ伸張時の締付効果も期待できる。又請求項3記載の髪結い器具は、リング 部材の線材を金属製とするので帯状部材伸張時の伸びが少なくなり毛束をより緻 密に緊結することができる。
【図1】髪結い器具の斜視図である。
【図2】髪結い器具を用いてシニヨンを形成する説明図
である。
である。
【図3】髪結い器具を用いてポニーテールを形成する説
明図である。
明図である。
【図4】他の実施例の髪結い器具の背面図である。
1 髪結い器具 2 帯状部材 2a 中央部 3 リング部材 4 線材 5 中央開口部 6 線材 7 空隙部 8 毛束
Claims (3)
- 【請求項1】 変形自在な材質の金属製線材を外周部に
収納する布製の帯状部材と、この帯状部材の中央部を曲
折して貫入するリング部材とを備え、リング部材と貫入
した帯状部材が形成する筒状の空隙部に毛束を挿通した
後、帯状部材を伸張して毛束を緊結することを特徴とす
る髪結い器具。 - 【請求項2】 変形自在な材質の金属製線材を外周部に
収納する布製の帯状部材と、布製で変形余裕を有する環
状袋体内部に変形可能な線材を収納するリング部材とを
備え、このリング部材の中央開口部に前記帯状部材の中
央部を曲折して貫入し、リング部材と貫入した帯状部材
が形成する筒状の空隙部に毛束を挿通した後、帯状部材
を伸張して毛束を緊結することを特徴とする髪結い器
具。 - 【請求項3】 請求項2記載の髪結い器具において、前
記リング部材の線材は変形自在な材質からなる金属製線
材であり、その環状袋体外面には一対の帯状部材係止片
を止着することを特徴とする髪結い器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004763U JP3017327U (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 髪結い器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004763U JP3017327U (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 髪結い器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017327U true JP3017327U (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=43152811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004763U Expired - Lifetime JP3017327U (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 髪結い器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017327U (ja) |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP1995004763U patent/JP3017327U/ja not_active Expired - Lifetime
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