JP3017294U - 太陽熱利用ソーラー温水器の電熱バックアップ装置 - Google Patents

太陽熱利用ソーラー温水器の電熱バックアップ装置

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JP3017294U
JP3017294U JP1995005218U JP521895U JP3017294U JP 3017294 U JP3017294 U JP 3017294U JP 1995005218 U JP1995005218 U JP 1995005218U JP 521895 U JP521895 U JP 521895U JP 3017294 U JP3017294 U JP 3017294U
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JP1995005218U
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孝 西田
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日本エンジニアメイツ株式会社
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S60/00Arrangements for storing heat collected by solar heat collectors
    • F24S60/30Arrangements for storing heat collected by solar heat collectors storing heat in liquids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S20/00Solar heat collectors specially adapted for particular uses or environments
    • F24S20/40Solar heat collectors combined with other heat sources, e.g. using electrical heating or heat from ambient air
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソーラー温水器の、夜間、曇天時、雨天時等
のソーラー熱源の不足の場合、水用プラグヒーター等又
は面状発熱体、太陽熱センサー、制御装置により電熱に
よるバックアップ熱源を供給する。 【構成】 水用プラグヒーター等又は面状発熱体を水密
に設けたタンク、太陽熱センサー、及び制御装置を組み
合わせた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、省エネルギー等を目的とし、太陽熱利用ソーラー温水器に補助的に 使用して、夜中、曇天、降雨中の熱量不足分バックアップのためのソーラー温水 器の電熱バックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術は、熱量不足分は通常、石油、ガスのボイラーにより、温水使用時 にこれらを燃焼する事で供給されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、年間を通して温湯を供給するためにはかなりの石油、ガスのボイラ ー、又は電熱を必要とし、大きな経費が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、熱量不足分を水用プラグヒーター等又は面状発熱体を使用して電力 により補おうとするものであり、また、電力を有効に利用するため太陽光線を感 知するセンサーを備えてなるものである。
【0005】
【作 用】
水用プラグヒーター等又は面状発熱体により湯温は約60℃〜70℃位にサー モスタットにて調整し、電力の無駄をなくし、又、日中十分な熱量が太陽光線に より得られる事が期待できる場合には、ヒーターに通電する事は経済的に不利で あり、この場合にはヒーターの通電を中止すべきであるため、太陽光線を感知す るセンサーによりヒーターの通電を中止する。
【0006】 即ち、曇天、雨天、夜間において、太陽光線による熱量供給が十分でない場合 、太陽光線を感知するセンサーにより、水用プラグヒーター等又は面状発熱体に 電源を供給する開閉器を動作させて通電し、又逆に、太陽光線による熱量供給が 充分な場合は、通電を中止させる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の詳細を図によって説明する。
【0008】 図1は、ソーラー温水器の蓄湯タンク(20)下部又は適当な位置にタンク( 2)と制御装置(4)を、太陽光線を受け易い所に太陽熱センサー(3)を設置 した太陽熱利用ソーラー温水器の電熱バックアップ装置を示す。
【0009】 タンク(2)は、図2、図3に示す様に横置略円柱体で、外側を断熱材(5) で覆われ、内部に水用プラグヒーター(1A)又は面状発熱体(1B)を水密に 備える。
【0010】 水用プラグヒーター(1A)又は発熱体(1B)は、水中に没し、通電される とタンク内の水温を上昇させる。
【0011】 太陽熱センサー(3)は有効な太陽熱の有無を判別するものであり、制御装置 (4)は、太陽熱センサー(3)からの信号を受けて電源を水用プラグヒーター (1A)又は面状発熱体(1B)に供給するものである。
【0012】 図4は、太陽熱センサーとして太陽電池(6)を用い、開閉器(9)を動作さ せ、水用プラグヒーター(1A)又は面状発熱体(1B)に電源を供給する回路 を示す。 太陽電池(6)は、晴天時には電圧は高くなり、曇天時には低下するため、こ の電圧の変化を利用したものである。
【0013】 図5は、太陽熱センサーとしてCdS(7)を用い、開閉器(9)を動作させ るものである。CdS(7)は晴天時には電圧は低くなり、曇天時には高くなる ため、この抵抗の変化を利用するものである。
【0014】 また、CdSの替わりに太陽熱センサーとしてサーミスタ(8)を用いても良 い。 サーミスタを使用する場合には、図6に示す様に、サーミスタ(8)を黒色の 吸熱板(10)に密着させ、その周囲を断熱材(5)で囲み、特に太陽光線(1 1)からの熱を吸収しやすくしてやれば、太陽熱センサーとして特に効果的であ る。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係る太陽熱利用ソーラー温水器の電熱バックアップ装置は、太陽光線 による熱を十分に活用出来る事、また太陽光線による熱が少ない場合、補助熱源 として、水用プラグヒーター等又は面状発熱体を用いるため、ソーラー温水器に 必要な60℃〜70℃の温水になった場合、自動的にサーモスタットが働き、経 済的な熱源として多くの効果を生むものであり、雨、曇天による年間44%にも なる太陽熱不足日にも、自然に温湯を供給するものであり、利用者は365日容 易に温湯を使用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽熱利用ソーラー温水器の電熱バックアップ
装置の設置状態を示す側面図。
【図2】水用プラグヒーターを水密に設けたタンクを示
す断面図。
【図3】面状発熱体を水密に設けたタンクを示す断面
図。
【図4】太陽熱センサー及び制御措置を示す回路図。
【図5】太陽熱センサー及び制御措置を示す回路図。
【図6】太陽熱センサーを示す断面図。
【符号の説明】
1A水用プラグヒーター 1B面状発熱体 2 タンク 3 太陽熱センサー 4 制御装置 5 断熱材 6 太陽電池 7 CdS 8 サーミスタ 9 開閉器 10 吸熱板 11 太陽光線 20 ソーラー温水器の貯湯タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水用プラグヒーター等又は面状発熱体
    を、ポリエチレン製、ステンレス製、又はアルミニウム
    製のタンク内部に水密に設け、全体を蓄湯に浸水し、発
    熱の全てを湯に伝えるタンクと、太陽熱センサー、およ
    び太陽熱センサーにより水用プラグヒーター等又は面状
    発熱体の電源を入切する制御装置と、湯温の調整に用い
    るサーモスタットにより電源を入切する装置を有する太
    陽熱利用ソーラー温水器の電熱バックアップ装置。 【0001】
JP1995005218U 1995-04-20 1995-04-20 太陽熱利用ソーラー温水器の電熱バックアップ装置 Expired - Lifetime JP3017294U (ja)

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