JPH0738455B2 - 太陽光発電装置 - Google Patents

太陽光発電装置

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JPH0738455B2
JPH0738455B2 JP61023190A JP2319086A JPH0738455B2 JP H0738455 B2 JPH0738455 B2 JP H0738455B2 JP 61023190 A JP61023190 A JP 61023190A JP 2319086 A JP2319086 A JP 2319086A JP H0738455 B2 JPH0738455 B2 JP H0738455B2
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JP
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snow
solar cell
snowfall
heater
optical sensor
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潤一 本多
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積雪地帯において使用される太陽電池モジュ
ールの積雪を検知し融雪する太陽光発電装置に関するも
のである。
〔従来技術及びその問題点〕
太陽電池受光面に積雪があると、該太陽電池の出力は数
cmの積雪でほぼゼロとなってしまい太陽電池からの出力
が得られない。このため積雪地帯に設置される太陽光発
電装置においては、何らかの手段で積雪があることを検
知し、太陽電池受光面に着雪しないように太陽電池を傾
けて落雪を促したり、受光面に散水を行ったり、加熱し
て融雪する等の手段がとられていた。これらの積極的に
エネルギーを消費しながら落雪・融雪する方法では積雪
の有無の検出をいかに少ないエネルギーで行うかが課題
となる。
従来の積雪検知手段としては、肉眼による方法、タイマ
ーで自動的に積雪時を設定してしまう方法および照度と
外気温による降雪の推定を行う方法などがあった。しか
しながら、かかる方法は下記に示す理由からいずれも不
適当なものである。
すなわち、太陽電池を使用する本来の目的はメンテナン
スフリーということであり、設置場所も山間僻地あるこ
とが多く、肉眼による検出は確実であっても太陽電池本
来の長所をいかすことができない。またタイマーによる
制御は、積雪の検出というより、積雪の季節や日で設定
されるため実際には積雪の有無に係らず作動することに
なりエネルギー消費面からみても不利である。さらに照
度の検出は積雪と夜の区別、降雪(くもり)と低照度
(晴の日の朝・夕)の区別ができないため問題があり、
照度と外気温、湿度等の各気象条件を組みあわせて検出
することも精度は上がるが、装置が複雑化し、積雪ある
いは降雪との1対1の対応は不可能である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、簡単な構成
で精度よく積雪あるいは降雪を検知し融雪することによ
り太陽電池を効率よく利用することのできる太陽光発電
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、太陽電池を収納す
るとともに該太陽電池の受光面の積雪を融解させる融雪
手段を備えた太陽電池パネルに、難積雪の凸形状を成す
透光部材で受光側をカバーした光センサーを併設し、該
光センサーと太陽電池との出力差が設定値以上になると
融雪手段を作動せしめる制御回路を備えて成る。
〔作用〕
上記の如く構成することにより、積雪時には積雪検知手
段と太陽電池パネルの両方に降雪が生じても積雪検知手
段がドーム状の透光部材を有しているので該積雪検知手
段には積雪が生じにくく一方太陽電池パネル上には積雪
が生じるために両者の出力に差が生じる。この出力差を
検知して積雪状態にあることを判断し融雪状態を動作さ
せるので太陽電池パネル上の着雪も除雪する。このよう
に両者の出力を常に比較して融雪手段のON−OFFを行え
ば精度よく積雪を検知するとともに融雪を行うことがで
きるので効率的に出力を得ることのできる太陽光発電装
置となる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。第1図は本
発明の太陽光発電装置の概略を示すブロック図である。
同図において、1は太陽電池、2は蓄電池、3は負荷で
あり、スイッチ4のON−OFFによって負荷3が運転停止
される。5は電圧センサーであり太陽電池1の出力電圧
を検知するものである。6は太陽電池等の光センサーで
あり、近接配置されたヒーター7によって常に加熱され
ており、該光センサー6上への着雪が該ヒーター7によ
って設けられるようになっている。
該ヒーター7の電力は前述した蓄電池2から得るように
してある。8,9は前置増幅器であり、光センサー6及び
太陽電池1の出力を降雪がない状態で同等レベルに変換
するものであり、これら前置増幅器8,9の出力を比較器1
0で比較し、所定の出力差があることを該比較器10が検
知したら、すなわち出力差が設定値以上になったら、ス
イッチ11をONさせ補助接点11aが閉じられ太陽電池1に
近接配置された融雪ヒーター12が通電され、太陽電池1
表面に着雪した雪を融雪するように構成され、融雪ヒー
ター12の作動は前置増幅器8,9、比較器10、スイッチ1
1、及び補助接点11aから成る制御回路CUでもって制御さ
れる。
上記構成の太陽光発電装置において、積雪がない状態で
は、太陽電池1及び光センサー6の出力は前置増幅器8,
9を介して比較すると同じであるので、スイッチ11がOFF
の状態となり融雪ヒーター12への通電は行われない。し
かし除雪状態となると太陽電池1の出力が低下するが、
一方の光センサー6はヒーター7によって常に加熱され
ているために降雪状態となっても着雪することがないた
めに、前置増幅器8,9の出力に差が生じることとなる。
この出力差を比較器10で検知し、スイッチ11がONとなる
と補助接点11aが閉じられ融雪ヒーター12が通電され太
陽電池1への着雪があっても融雪され、積雪時でも太陽
電池1による起電力を発生させることができる。
第2図及び第3図は本発明に用いる積雪検知手段を示す
内部構造断面図である。
第2図において、13はドーム状の透光部材であり、該ド
ーム形状とすることにより着雪しにくい構造をとってい
る。すなわち、難積雪の凸形状を成す透光部材で受光側
をカバーしている。14は光センサーとして用いる太陽電
池でありケース15の裏面にはヒーター16が取りつけられ
る。
第3図は他の積雪検知手段を示すもので、ドーム状の風
防ガラス17の下方にはケース18を介してサーモパイル18
とヒーター19が設けられている。サーモパイル18は熱電
対を用いて熱起電力を設定するものでは日射計として通
常用いられるものである。
以上のように構成された積雪検知手段は受光面をドーム
状として着雪しにくくするとともにヒーターを内蔵して
いるので、該ヒーターを常時通電しておくことによりド
ーム状透光部材への積雪を皆無とすることができ、本発
明に用いて好適な積雪検知手段となる。
第4図は本発明の太陽光発電装置を用いた場合の融雪ヒ
ーターのON−OFF動作を示す説明図である。
は日中が晴れで夜間に積雪がない場合であり、この時
は日の出から日の入まで太陽電池の出力と受光センサー
の出力はほぼ同じ出力状態を示すことになるので融雪ヒ
ーターはOFFのままである。
は日中が晴れで、夜間に積雪があった場合の翌日を示
すが、この時は日の出時に所定の出力差が生じるので融
雪ヒーターがONとなり融雪により出力差がある値以下と
なった時点で融雪ヒーターがOFFとなる。したがって前
日に積雪があっても日の出とともに融雪してしまうの太
陽光発電をスームズに開始することができる。
は日中に雨もしくは雪である場合を示す。
このときは、太陽電池、光センサー共に出力が小さく差
がないために融雪ヒーターはOFFの状態であり、したが
って融雪ヒーターで無駄な電力を消費することもない。
は日中晴れ時々雪の場合を示すが、この時は雪の降り
始めからやむまでは太陽電池、光センサー共に出力は少
なく差は生じないので融雪ヒーターはOFF状態であり、
雪がやみ降雪していれば光センサーの出力が大きくなる
ので出力差が生じ融雪ヒーターがONとなる。このように
晴れていれば、降雪状態に応じて融雪ヒーターがON−OF
Fをくり返し、太陽電池への積雪を防止し太陽光発電を
続けることができる。
上記実施例では、融雪手段としてヒーターを用いた例で
説明したが、本発明は他に散水等の融雪手段を用いるこ
とも可能である。
なお、上記説明では光センサーを加熱するヒーターは常
時に通電されるよう説明したが、日中のみ通電されるよ
うにタイマー制御等を用いることもできる。
さらに、あらかじめ太陽電池出力と積雪の関係を考慮
し、積雪何mmで融雪ヒーターをONさせるかの最適条件を
設定しておけばより効率的な制御を行うことができる。
また、上記実施例では積雪検知手段にヒーターを設けた
例で説明したが受光部に雪がつもらないようにすること
ができれば、加熱以外の他の手段を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、着雪しにくい受光
面を成した光センサーと太陽電池の出力差に基づいて融
雪手段の作動を制御するようにしたので、速やかに太陽
電池受光面の積雪を融解させることができ、融雪手段の
作動制御も無駄なく行うことができ、効率的な太陽光発
電装置を提供することができる。
また、太陽電池の受光面の積雪検知を光センサーと太陽
電池とで行っているので、光センサー自体を小型とする
ことができ、電力消費も少ないうえ、設置スペースを節
約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の太陽光発電装置の概略構成を示すブロ
ック図である。第2図及び第3図はそれぞれ本発明に用
いる積雪検知手段を示す内部構造断面図である。第4図
乃至は本発明の太陽光発電装置の融雪手段のON−OF
Fを各気象条件に応じて示した説明図である。 1……太陽電池、6……光センサー 8,9……前置増幅器、12……融雪ヒーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池を収納するとともに該太陽電池の
    受光面の積雪を融解させる融雪手段を備えた太陽電池パ
    ネルに、難積雪の凸形状を成す透光部材で受光側をカバ
    ーした光センサーを併設し、該光センサーと前記太陽電
    池との出力差が設定値以上になると前記融雪手段を作動
    せしめる制御回路を備えて成る太陽光発電装置。
JP61023190A 1986-02-04 1986-02-04 太陽光発電装置 Expired - Fee Related JPH0738455B2 (ja)

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