JP3017290U - 漏水防止用一体型合成ゴムパッキン - Google Patents

漏水防止用一体型合成ゴムパッキン

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JP3017290U
JP3017290U JP1995005162U JP516295U JP3017290U JP 3017290 U JP3017290 U JP 3017290U JP 1995005162 U JP1995005162 U JP 1995005162U JP 516295 U JP516295 U JP 516295U JP 3017290 U JP3017290 U JP 3017290U
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JP
Japan
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synthetic rubber
packing
water leakage
rubber packing
integrated
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JP1995005162U
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Inventor
清治 原田
巌 倉賀野
博義 広沢
Original Assignee
株式会社鈴木商会
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】従来の採光窓の施工は、コーキング処理をする
施工であるため漏水しやすい工法であったのでこれを改
善するためにコーキング処理を止めて一体型合成ゴムパ
ッキンを使用する事で漏水を防止する。 【構成】パッキン2は合成ゴムを材料とした一体型であ
り上下面に防水用ブチルテープ3を貼り内側に溝を設け
た採光窓周辺のコンクリート面の所定の位置に防水用ブ
チルテープ(粘着型)3を接着した一体型合成ゴムパッ
キン2を仮固定し、これの段差部に採光板4をはめて押
え、更に押え板(一体品)5をあてがい硬質丸パッキン
6とステンレス製丸ワッシャー8をボルトにセットして
締め込み圧着を行う。 【効果】漏水防止用一体型合成ゴムパッキンを使用する
ことにより完全に防水できるため従来のコーキング処理
の必要もなく工程の短縮及び経費の低減を計ることがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンクリート製シェルターの採光窓の防水施工に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来の採光窓の施工は、スポンジパッキン.プラスチックライナー材及び鋼製 の押え板などの組合わせにより採光板(ポリカーボネート樹脂板)を固定したあ と押え板の継ぎ目及び躯体(コンクリート製)の周囲をコーキング処理し防水す る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の採光窓の施工は、最終的にコーキング処理をする施工により漏水を防止 していたが耐用中に躯体(コンクリート製)との接着及び押え板の継ぎ目のコー キングが剥離しシェルター内部に漏水してしまうという間願点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従来の工法の図2(3)スポンジパッキンと図2(2)プラスチックライナー 材を一体化した図7の断面形状にし材質は弾性に富んだ合成ゴムを使用する。 さらに四隅をゴム系接着剤にて接着し図6の一体枠の形状にする。また押さえ 板も図2(4)の従来の分離した形を溶接加工し図5の一体枠の形状にする。
【0005】
【作用】
図6.図7の一体型合成ゴムパッキンと図5の一体型押さえ板を使用しボルト にて締め込み圧着するが漏水があった時は図6.図7のR溝を通り、下部に設け た穴より外部に排水される。
【0006】
【実施例】 以下、本考案の漏水防止用一体型合成ゴムパッキンを使用するに当たり施工手 順の実施例を図4に基づいて説明する。 採光窓周辺の躯体(コンクリート製)面にコンクリートを防水及び劣化を防止 する目的で(1)の浸透性防水処理材を塗布する。 (2)のパッキンは合成ゴ ムを材料とした一体枠加工品で内側にRの溝を設け(3)の防水用ブチルテープ (粘着型)を上下面に接着した構造のものであり躯体(コンクリート製)面の所 定の位置に接着し仮固定する。(4)の採光板をパッキンの段差部にはめて押さ える。さらに(5)の押え板(一体品)の下面の採光板側に(3)の防水用ブチ ルテープ(粘着型)を接着した構造のものをパッキンと同じ位置に合わせて仮固 定する。 (5)の押え板のボルト穴径より大きい(6)の硬質丸パッキンと( 7)のステンレス製丸ワッシャーを(8)ボルトにセットし予め躯体に組み込ま れている(9)の埋め込みナットに差し込み締め込用の道具にて締め込み圧着を 行う。 したがって完全に防水できるが万が一漏水があった場合の対処としては パッキン内側のRの溝を通して下部に設けた2か所の穴より外部に排水されるか ら内部に漏水することは起こらない。
【0007】
【考案の効果】
従来、北海道では冬期間において積雪及びブリザードに対する対策として、道 路上にコンクリート製のシェルーを設置しており自然光をとり入れるために採光 窓を設けておりますが採光窓からの漏水が問題になっております。 採光窓の施工については天候の悪い冬期間の施工が多ため躯体(コンクリート )の凍上及び濡れた状態が多くそれで完壁なコーキング処理が出来ない為、耐用 中にコーキングと躯体との接着が切れこの剥離部からの漏水によりシェルター内 部の路面上に濡れ及び凍害が発生する。 したがって、従来工法ではこれらを防 止することは出来ない構造であった。そこでこの様な欠点を解消するために本考 案の漏水防止用一体型合成ゴムパッキンとこれを使用した防水施工法で施工する ことによりこの様な欠点を解消する事ができるとともに従来の漏水に対する修理 費用の低減及び施工するときに部材が少量のためまたコーキングも不要である事 から工程の短縮もできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンクリート製スノーシェルターの全体景観
【図2】 従来型の採光窓の正面図及び断面図
【図3】 本考案の実施例を示す採光窓の正面図
【図4】 本考案の実施例を示す採光窓の断面詳細図
【図5】 本考案の実施例を示す押え板の正面図及び断
面図
【図6】 本考案の実施例を示す合成ゴムパッキンの正
面図
【図7】 本考案の実施例を示す合成ゴムパッキンの断
面詳細図
【符号の説明】
1 浸透性防水処理 2 合成ゴムパッキン(一体枠加工品) 3 防水用ブチルテープ(粘着型) 4 採光板(ポリカーボネート樹脂板) 5 押さえ板(鋼製 一体枠加工品) 6 硬質丸ゴムパッキン 7 ステンレス丸ワッシャー 8 ステンレスボルト 9 ステンレス埋込みナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04H 9/14 Z

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート製シェルターの採光窓の防水
    施工に使用するもので、ゴムパッキンの上下面に防水用
    ブチルテープを貼り更に内側に漏水を外部に排水するた
    めのRの溝を設けた構造の漏水防止用一体型合成ゴムパ
    ッキン。
JP1995005162U 1995-04-20 1995-04-20 漏水防止用一体型合成ゴムパッキン Expired - Lifetime JP3017290U (ja)

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