JP3017268U - 施錠装置 - Google Patents
施錠装置Info
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- JP3017268U JP3017268U JP1995003618U JP361895U JP3017268U JP 3017268 U JP3017268 U JP 3017268U JP 1995003618 U JP1995003618 U JP 1995003618U JP 361895 U JP361895 U JP 361895U JP 3017268 U JP3017268 U JP 3017268U
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- main body
- lock mechanism
- locking device
- rod
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロック機構部分に物等がぶつかりにくく、万
一何かをぶつけても、ロック機構部分やぶつけた物に著
しい損傷を招きにくい施錠装置を提供すること。 【構成】 施錠装置1は、4本の湾曲した棒状体2〜5
と、各棒状体2〜5を連結する連結金具7〜9と、棒状
体2の端部に設けられたロック機構11とを備え、ロッ
ク機構11を介して棒状体2、5を連結すると、棒状体
2〜5のなすループが略円形となる。ロック機構11
は、外形が軸方向に長い略円柱状で、その軸方向は棒状
体2〜5のなすループに対して垂直に配置され、棒状体
2の一方の端部に回動可能に連結されている。
一何かをぶつけても、ロック機構部分やぶつけた物に著
しい損傷を招きにくい施錠装置を提供すること。 【構成】 施錠装置1は、4本の湾曲した棒状体2〜5
と、各棒状体2〜5を連結する連結金具7〜9と、棒状
体2の端部に設けられたロック機構11とを備え、ロッ
ク機構11を介して棒状体2、5を連結すると、棒状体
2〜5のなすループが略円形となる。ロック機構11
は、外形が軸方向に長い略円柱状で、その軸方向は棒状
体2〜5のなすループに対して垂直に配置され、棒状体
2の一方の端部に回動可能に連結されている。
Description
【0001】
本考案は、地上に固定された構造物等に二輪車を連結したり、回り止めとして 二輪車の車輪に装着されたりする施錠装置に関する。
【0002】
従来、例えば特公平6−94749号公報等には、地上に固定された構造物等 に二輪車を連結したり、回り止めとして二輪車の車輪に装着されたりする施錠装 置が記載されている。この施錠装置は、複数の棒状体を端部で回動可能に連結し てなる曲折自在な本体と、その本体の一方の端部に設けられ、本体の他方の端部 と係脱自在に係合するロック機構とで構成され、ロック機構と前記本体の他方の 端部との係合によりループ状となるものである。
【0003】
しかしながら、上記公報に記載の施錠装置は、ロック機構部分が、本体を構成 する棒状体の端部を延長する様に突設されているため、例えば二輪車の車輪に装 着した際、他の部分に比べて、突出するロック機構部分に誤って物等をぶつけや すいという問題があった。
【0004】 また、ロック機構部分を介して連結された2つの棒状体は、両者が直角をなす 配置関係で固定されてしまうため、この直角の頂点にあるロック機構部分に、特 に物等をぶつけやすく、しかも、直角状に突出しているために、ぶつけた物を損 傷させる可能性も大であった。
【0005】 そこで本考案は、ロック機構部分に物等がぶつかりにくい施錠装置を提供する ことを目的とし、更に、万一何かをぶつけても、ロック機構部分やぶつけた物に 著しい損傷を招きにくい施錠装置を提供することを目的とする。
【0006】
上述の目的を達成するため、本考案は、請求項1記載の通り、複数の棒状体を 端部で回動可能に連結してなる曲折自在な本体と、該本体の一方の端部に設けら れ、前記本体の他方の端部と係脱自在に係合するロック機構とを備え、該ロック 機構と前記本体の他方の端部との係合によりループ状となる施錠装置において、 前記ロック機構は、軸方向に長い略円柱状の外形とされ、その軸方向が前記本体 のなすループに対して垂直に配置されていることを特徴とする。
【0007】 本考案の施錠装置によれば、本体の一方の端部に設けられたロック機構は、軸 方向に長く、しかも、その軸方向が前記本体のなすループに対して垂直に配置さ れている。これにより、ロック機構と本体の他方の端部とを係合させて施錠装置 をループ状とした際、そのループの外側へロック機構が大きく突出することはな い。したがって、ロック機構部分には、物等がぶつかりにくくなる。
【0008】 ところで、上記の如く構成することにより、ロック機構部分の突出は抑制され るが、それでもロック機構部分に物がぶつかることはある。こうした場合の衝撃 を緩和するには、請求項2記載の通り、前記ロック機構は、前記本体の一方の端 部に回動可能に連結されているとよい。
【0009】 この請求項2記載の施錠装置によれば、ロック機構と本体の他方の端部とを係 合させて施錠装置をループ状とした際、ロック機構に外力を受ければ、ロック機 構と本体の一方の端部とが互いに回動し、ロック機構は外力を受けた方向の反対 方向へ容易に逃げることができので、物等をぶつけた場合でも、その衝撃は緩和 され、ロック機構部分が損傷しにくくなり、また、ぶつかった物も損傷しにくく なる。
【0010】 更に、上記施錠装置を取り扱いやすくするには、請求項3記載の通り、前記ロ ック機構は、前記軸方向の端面に鍵穴を有するとよい。 この請求項3記載の施錠装置によれば、ロック機構と本体の他方の端部とを係 合させて施錠装置をループ状とした際、このループが略水平となるように使用す ると、ロック機構の軸方向端面の鍵穴をほぼ真上に向けることができる。したが って、例えば二輪車の車輪に装着した場合の様に、比較的低い位置に本施錠装置 を装着した場合でも、上方から鍵を使って施錠・解錠操作を行うことができるの で、水平に鍵を差し込む様な構造に比べ、操作がきわめて容易になる。
【0011】 更にまた、請求項4記載の通り、前記本体は、それぞれが円弧状に湾曲した棒 状体を連結してなり、前記ロック機構にて本体両端を連結すると、前記本体のな すループが略円形となると望ましい。 この請求項4記載の施錠装置によれば、棒状体同士が連結部分で屈曲してルー プ状となるのではなく、本体全体が滑らかにループ状となるので、ロック機構部 分だけが特に大きく突出することはなく、その分、ロック機構部分には物等がぶ つかりにくくなる。
【0012】 加えて、以上説明した特徴を全て有する施錠装置として、より具体的な構成を 示せば、請求項5記載の通り、それぞれが円弧状に湾曲した複数の棒状体を、各 端部で回動可能に連結してなる曲折自在な本体と、該本体の一方の端部に回動可 能に連結され、軸方向に長い略円柱状の外形を有し、その軸方向が前記本体のな すループに対して垂直に配置され、その軸方向の端面には鍵穴を有し、前記本体 の他方の端部と係脱自在に係合するロック機構とを備え、該ロック機構と前記本 体の他方の端部との係合により略円形のループ状となる施錠装置であって、前記 ロック機構は、略円柱状の外形を有するケースと、該ケース内に収容され、前記 鍵穴に嵌入される鍵を使って回動させることのできる回動部材と、前記ケースの 側面に穿設され、前記本体の他方の端部が挿入される係合穴と、前記回動部材の 端部に突設されて前記係合穴内に突出し、前記回動部材の回動に伴って前記本体 の他方の端部との係脱がなされる係合片とを備えたことを特徴とする施錠装置を 挙げることができる。
【0013】 この請求項5記載の施錠装置によれば、ケース側面の係合穴に本体の他方の端 部を挿入して鍵で回動部材を回動させると、本体の他方の端部と係合片が係合し 、ロック機構を介して前記本体の両端が連結されてループ状となる。この施錠装 置の作用・効果は、既に述べた通りであり、施錠装置をループ状とした際、ルー プの外側へロック機構部分だけが特に大きく突出することはなく、ロック機構部 分には物等がぶつかりにくくなり、仮に物等をぶつけた場合でも、ロック機構が 逃げることにより衝撃は緩和され、ロック機構もそこにぶつかった物も損傷しに くく、また、上方から鍵を使って施錠・解錠操作を容易に行うことができる。
【0014】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 実施例としての施錠装置1は、図1、図2に示す通り、4本の湾曲した棒状体 2、3、4、5と、各棒状体2、3、4、5をそれぞれ連結する連結金具7、8 、9と、棒状体2の端部に設けられたロック機構11とを備えている。
【0015】 棒状体2、3、4、5は、いずれも約90度分の円弧状に湾曲させた金属製の 丸棒を芯にして、その外周をラバーチューブで被覆した構造で、両端部には扁平 な連結部が延出され、その連結部を重ね合わせて連結金具7、8、9によって回 動可能に連結されている。そして、ロック機構11を介して棒状体2、5を連結 すると、棒状体2、3、4、5のなすループが略円形となる。
【0016】 ロック機構11は、図3に示す通り、棒状体2の一方の端部に回動可能に連結 され、外周部は樹脂カバー13で覆われた略円柱状の外形を有するケース15と 、該ケース15の内部に同軸的に収容され、図示上端側にある鍵穴に嵌入される 鍵Kを使って回動させることのできる回動部材17と、ケース15の側面に穿設 され、棒状体5の端部が挿入される係合穴19と、回動部材17の端部に突設さ れて係合穴19内に突出した係合片21とで構成され、ロック機構11全体とし ては外形が軸方向に長い略円柱状で、その軸方向は棒状体2、3、4、5のなす ループに対して垂直に配置されている。
【0017】 この様に構成された施錠装置1では、係合穴19に棒状体5の端部を挿入し、 鍵Kで回動部材17を回動させると、係合片21が棒状体5の端部に突設された 係合突起5aの周囲に沿って回動し、係合片21で係合突起5aを係止する。こ れにより、棒状体5は係合穴19から抜けない様に保持され、棒状体2、3、4 、5はループ状に連結される。したがって、このループにより、地上に固定され た構造物等に二輪車を連結したり、回り止めとして二輪車の車輪に装着したりす ることができる。
【0018】 以上説明した施錠装置1によれば、ロック機構11は、軸方向に長く、しかも 、その軸方向が棒状体2、3、4、5のなすループに対して垂直に配置されてい るので、そのループの外側へロック機構11が大きく突出することはなく、ロッ ク機構11に物等がぶつかりにくい。
【0019】 また、ロック機構11と棒状体2とが回動可能に連結されているので、ロック 機構11に外力を受ければ、ロック機構11と棒状体2とが互いに回動して、外 力を受けた方向の反対方向へロック機構11が逃げることができる。したがって 、何らかの物がぶつかった場合でも、その時の衝撃は緩和され、ロック機構11 が損傷しにくく、ぶつかった物も損傷しにくくなる。
【0020】 更に、この施錠装置1をループ状とした際、このループが略水平となるように 使用すると、鍵穴をほぼ真上に向けることができるので、二輪車の車輪に装着し た場合の様に、比較的低い位置に施錠装置1を装着した場合でも、上方から鍵K を使って施錠・解錠操作を行うことができ、水平に鍵を差し込む様な構造に比べ 、操作がきわめて容易になる。
【0021】 加えて、施錠装置1全体が略円形のループ状となるので、ロック機構11だけ が特に大きく突出することはなく、その分、ロック機構11には物等がぶつかり にくくなる。また、各棒状体の連結部分も、角ばった形状に折れ曲がらないので 、物をぶつけてもその物に与える衝撃は小さくなる。
【0022】 以上本考案の実施例を説明したが、本考案はこれに限定されず、本考案の要旨 を逸脱しない範囲内の種々なる態様を採用することができる。
【図1】 実施例としての施錠装置の平面図である。
【図2】 実施例としての施錠装置の側面図である。
【図3】 ロック機構の縦断面図である。
1・・・施錠装置、2〜5・・・棒状体、5a・・・係
合突起、7〜9・・・連結金具、11・・・ロック機
構、13・・・樹脂カバー、15・・・ケース、17・
・・回動部材、19・・・係合穴、21・・・係合片。
合突起、7〜9・・・連結金具、11・・・ロック機
構、13・・・樹脂カバー、15・・・ケース、17・
・・回動部材、19・・・係合穴、21・・・係合片。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の棒状体を端部で回動可能に連結し
てなる曲折自在な本体と、該本体の一方の端部に設けら
れ、前記本体の他方の端部と係脱自在に係合するロック
機構とを備え、該ロック機構と前記本体の他方の端部と
の係合によりループ状となる施錠装置において、 前記ロック機構は、軸方向に長い略円柱状の外形とさ
れ、その軸方向が前記本体のなすループに対して垂直に
配置されていることを特徴とする施錠装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の施錠装置において、 前記ロック機構は、前記本体の一方の端部に回動可能に
連結されていることを特徴とする施錠装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の施錠装置に
おいて、 前記ロック機構は、前記軸方向の端面に鍵穴を有するこ
とを特徴とする施錠装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
施錠装置において、 前記本体は、それぞれが円弧状に湾曲した棒状体を連結
してなり、前記ロック機構にて本体両端を連結すると、
前記本体のなすループが略円形となることを特徴とする
施錠装置。 - 【請求項5】 それぞれが円弧状に湾曲した複数の棒状
体を、各端部で回動可能に連結してなる曲折自在な本体
と、 該本体の一方の端部に回動可能に連結され、軸方向に長
い略円柱状の外形を有し、その軸方向が前記本体のなす
ループに対して垂直に配置され、その軸方向の端面には
鍵穴を有し、前記本体の他方の端部と係脱自在に係合す
るロック機構とを備え、 該ロック機構と前記本体の他方の端部との係合により略
円形のループ状となる施錠装置であって、 前記ロック機構は、 略円柱状の外形を有するケースと、 該ケース内に収容され、前記鍵穴に嵌入される鍵を使っ
て回動させることのできる回動部材と、 前記ケースの側面に穿設され、前記本体の他方の端部が
挿入される係合穴と、 前記回動部材の端部に突設されて前記係合穴内に突出
し、前記回動部材の回動に伴って前記本体の他方の端部
との係脱がなされる係合片とを備えたことを特徴とする
施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003618U JP3017268U (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003618U JP3017268U (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 施錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017268U true JP3017268U (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=43152756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003618U Expired - Lifetime JP3017268U (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017268U (ja) |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP1995003618U patent/JP3017268U/ja not_active Expired - Lifetime
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