JP3017049U - 魚釣り用仕掛けの包装内容物 - Google Patents

魚釣り用仕掛けの包装内容物

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JP3017049U
JP3017049U JP1995004563U JP456395U JP3017049U JP 3017049 U JP3017049 U JP 3017049U JP 1995004563 U JP1995004563 U JP 1995004563U JP 456395 U JP456395 U JP 456395U JP 3017049 U JP3017049 U JP 3017049U
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mount
harris
fishing
hook
hooking piece
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JP1995004563U
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太郎 大城
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太郎 大城
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明な袋に入れて陳列される魚釣り用仕掛け
において、台紙にハリスなどの釣糸を巻き付けると共
に、ハリス止めやハナカンなどの環体を台紙の定位置に
確実に位置決めすることによって、透明な袋に入れた仕
掛けの構造を袋の外から見るだけで容易に知ることがで
きるようにする。 【構成】 台紙1にホチキス針の脚を流用した掛止片1
3を突き刺し、その掛止片13に、ハリス止めなどの環
体7を通し、掛止片13を折り曲げて抜止めする。環体
7には掛け針6が設けられており、この掛け針6から延
び出たハリス(釣糸)8を台紙1に巻き付け、その端部
81を台紙1の切り目2に挾み込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、魚釣り用仕掛けの包装内容物、特に、掛け針などの仕掛け部品を連 結した釣糸を台紙に巻き回した形の包装内容物に関する。
【0002】
【従来の技術】
鮎を友釣りするときに用いられる仕掛けの1つに、おとり鮎の胴体に引っ掛け られる掛け針にハリス止めを具備させ、そのハリス止めに結び付けた釣糸(ハリ ス)に、おとり鮎の鼻頭に引っ掛けられるハナカンを取り付けたものがある。
【0003】 従来、この種の魚釣り用仕掛けの包装として、仕掛けのハリスを環状に巻いた ものを台紙に乗せ、それを透明な袋に入れたものがあった。また、仕掛けのハリ スを台紙に巻き付け、それを透明な袋に入れたものもあった。そして、これらの 包装においては、台紙の表面や裏面に、その仕掛けの構造や使い方のほか、会社 名、価格、説明書きなどを印刷で表示することが一般的に行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者即ち仕掛けのハリスを環状に巻き、それを台紙に乗せて透 明な袋に入れた包装にあっては、台紙に乗っている仕掛けを袋の外から見ただけ ではその仕掛けの構造がどのようなものかを知ることが難しいばかりでなく、環 状に巻いたハリスやそのハリスに連結されている掛け針やハナカンが袋の中で無 秩序に動くので、台紙に印刷されている仕掛けの構造などが隠れて見えにくくな ったりする。
【0005】 これに対し、後者即ち仕掛けのハリスを台紙に巻き付け、それを透明な袋に入 れたものでは、袋の外から見たときに前者のものよりもその仕掛けの構造を認識 しやすいけれども、掛け針やハナカンやハリス止めなどが袋の中で無秩序に動く 点では前者のものと同じであるから、台紙に印刷されている仕掛けの構造などが 隠れて見えにくくなったりすることを避けられない。また、台紙には2つ或いは 3つの仕掛けの各ハリスを横に並べて巻き付けている場合が多く、そのようなも のでは、掛け針が他の仕掛けのハリスや掛け針などに引っ掛かって乱雑になり、 袋の外から見たときに仕掛けの構造がさらに認識しにくくなっていることがある 。
【0006】 本考案は以上の事情の下でなされたものであり、台紙にハリスなどの釣糸を巻 き付けることを基本とし、ハリス止めやハナカンなどの環体を台紙の定位置に確 実に位置決めしておくことができるようにすることによって、透明な袋に入れた 仕掛けを袋の外から見るだけでその仕掛けの構造が判るだけでなく、仕掛けやそ の部品によって台紙の印刷が不慮に覆い隠されることがなく、しかも、台紙に2 つあるいは3つの仕掛けの釣糸を並べて巻き付けた場合でも掛け針などが他の仕 掛けの釣糸などに引っ掛かることのない魚釣り用仕掛けの包装内容物を提供する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案による魚釣り用仕掛けの内容物は、縁部に釣糸掛止用の切 り目を備えた厚紙でなる台紙にハリス止め等の環体が重ねて配備され、その環体 に、上記台紙に突き刺された針金状の掛止片が挿通されていると共に、その掛止 片が折り曲げられて上記環体が抜止めされ、上記環体から延び出た釣糸が、上記 台紙に巻き付けられてその端部が上記切り目に挾み込まれている、というもので ある。
【0008】 このものにおいて、上記環体は、友釣り用のおとりを引っ掛ける掛け針の軸部 を折り返して形成されているハリス止めであってもよい。
【0009】
【作用】
請求項1に係る考案によれば、台紙に重ねて配備されたハリス止めなどの環体 に、その台紙に突き刺された針金状の掛止片がその挿通されて抜止めされている ので、環体が台紙の定位置に位置決めされる。そして、上記環体から延び出た釣 糸が台紙に巻き付けられ、その釣糸の端部が台紙の切り目に挾み込まれているの で、それを透明な袋に入れた場合には、袋の外から仕掛けのの構造がそのまま見 えることになる。請求項2に係る考案のように、環体がハリス止めであり、その ハリス止めが友釣り用のおとりを引っ掛ける掛け針の軸部を折り返して形成され ている構成のものにおいても同様の作用が発揮される。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の魚釣り用仕掛けの内容物Aを、透明な袋Bに入れた状態を示し ている。同図のように、袋Bはその底部に開閉片B1を備えており、上記内容物 Aは袋の底部からその袋Bに出し入れされる。
【0011】 図2は上記内容物Aを示した斜視図、図3は図2の要部を拡大した平面図、図 4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【0012】 上記内容物Aは台紙1と仕掛け5とでなる。台紙1は厚紙を矩形に打ち抜いて 縦長に形成されており、その表面や裏面には、仕掛けの構造や使い方、価格、説 明書きなどの必要な情報が印刷で表示されている。また、台紙1の一対の短縁部 の所定箇所に切り目2が形成されている。
【0013】 図例の仕掛け5は鮎友釣り用のものであり、図8に例示したように、おとり鮎 Fの胴体に引っ掛けられる掛け針6にハリス止め7を一体に具備させ、その掛け 針6に結び付けたハリス8に、おとり鮎Fの鼻頭に引っ掛けられるハナカン9を 取り付けたものであり、実際の鮎友釣りに際しては、ハリス8に釣竿(不図示) から延び出た釣糸(不図示)が繋がれ、ハリス止め7に釣針11を取り付けたハ リス12が繋がれる。
【0014】 上記したハリス止め7は環体の一例であり、ハリス8は釣糸の一例である。そ して、図3で判るように、この実施例においてハリス止め7は掛け針6の軸部1 2を折り返して形成されている。なお、掛け針6の軸部61には、ハリス止め7 に釣針11を取り付けたハリス12を連結するための止め筒62が嵌合されてい る。
【0015】 図1及び図2のように、掛け針6と一体のハリス止め7は台紙1に重ねて配備 されており、そのハリス止め7に、台紙1に突き刺された針金状の掛止片13が 挿通されていると共に、その掛止片13が台紙1の短縁部側に折り曲げられて上 記ハリス止め7が抜止めされている。そして、掛け針6を介してハリス止め7か ら延び出たハリス8が、上記切り目2…を利用して台紙1に巻き付けられ、その ハリス8の端部81が所定の切り目2に挾み込まれている。
【0016】 上記のように掛止片13によってハリス止め7や掛け針6が台紙1の上で位置 決めされ、ハリス8が台紙1に巻き付けられている内容物Aを図1のように透明 な袋Bに入れて、例えば吊り具店に陳列した場合、客は袋Bの外からその仕掛け 5を見るだけで、その仕掛け5が鮎友釣り用の仕掛けであって、掛け針6ないし ハリス止め7から延び出たハリス8にハナカン9が備わっているという仕掛け5 の構造を容易に知ることができる。しかも、掛け針6やハリス止め7は掛止片1 3によって台紙1に位置決めされているので、袋Bの中でそれらが動いて台紙1 に施されている印刷表示を覆い隠すことがなく、そのために客はその印刷表示を 見て必要な情報を容易に知ることができる。
【0017】 この実施例では、環体としてハリス止め7を示し、しかもそのハリス止め7が 掛け針6の軸部61を折り曲げて形成されているものを説明したけれども、環体 としてハナカンを選択することもあり、また、ハリス止めが掛け針と別体になっ ていてそのハリス止めを掛け針に結束して一体化されていることもある。さらに 、仕掛け5としては、実施例で説明した鮎友釣り用に限らず、スナップやカルカ ンなどの釣糸連結用の環体を備えた仕掛けであってもよい。
【0018】 また、この実施例では掛止片13を台紙1の短縁部の近くに突き刺してあるけ れども、掛止片13の位置は台紙の中央部やその他の場所になることもある。
【0019】 次に、上記掛止片13には、所謂ホチキス針を好適に用いることができる。こ のホチキス針はコ字形の針金で、本来は紙片を閉じ合わせることに汎用されてい る。ホチキス針を掛止片13に流用する場合、図4のように、コ字形のホチキス 針15を台紙1の裏側から突き刺し、その一方の脚16を台紙1の端縁を取り巻 くように表側に折り返し、他方の脚17を掛止片13として用いることが可能で ある。その場合、図4のように掛止片13を少し斜めにした状態でハリス止め7 をその掛止片13に嵌めて台紙1の上に重ねて配備し、その後に掛止片13を仮 想線のように折り曲げて抜止めすることが望ましい。また、図5のように掛止片 13を台紙1から垂直に立てた状態でハリス止めをその掛止片13に嵌めて台紙 1の上に重ねて配備し、その後に掛止片13を仮想線のように折り曲げて抜止め することも可能である。さらに、図6のように他方の脚6を台紙1に突き刺して それを折り曲げて台紙1に止めたり、図7のように他方の脚6の台紙1からの突 出部分を切除しておいてもよい。このように掛止片13としてホチキス針15を 用いると、そのホチキス針15の2本の脚16,17の共働によって掛止片13 の回転が阻止されるので、その掛止片13に掛止したハリス止め(環体)7が台 紙1の上で回転しなくなり、そのことが、掛け針6の位置決めを確実にすること に役立つ。
【0020】 以上説明した実施例のように、掛止片13としてホチキス針15を流用し、か つ掛止片13を台紙1の短縁部側に折り曲げておくと、図1のように袋Bの底部 からその袋Bに内容物Aを入れるときに、掛止片13が袋Bの底部の開口縁に引 っ掛かりにくいので内容物Aを袋Bに入れやすいという利点がある。
【0021】
【考案の効果】
本考案による魚釣り用仕掛けの包装内容物は、ハリス止めなどの環体が台紙に 確実に位置決めされ、しかもハリスなどの釣糸が台紙に巻き付けられているので 、それを透明な袋に入れた状態において、袋の外から仕掛けの構造がそのまま見 え、しかも、台紙に印刷された仕掛けの構造や使い方、説明書きなどの必要な情 報が仕掛けやその部品で隠れて見えなくなるといったことが起こらないという効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による魚釣り用仕掛けの内容物
を透明な袋に入れた状態を示す斜視図である。
【図2】上記内容物を示した斜視図である。
【図3】図2の要部を拡大した平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】ホチキス針を流用して形成した掛止片を台紙に
突き刺した状態を示す断面図である。
【図6】ホチキス針を流用して形成した掛止片を異なる
形態で台紙に突き刺した状態を示す断面図である。
【図7】ホチキス針を流用して形成した掛止片をさらに
異なる形態で台紙に突き刺した状態を示す断面図であ
る。
【図8】仕掛けの使用状態説明図である。
【符号の説明】
1 台紙 2 切り目 6 掛け針 7 ハリス止め(環体) 8 ハリス(釣糸) 13 掛止片 81 ハリス端部(釣糸の端部)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁部に釣糸掛止用の切り目を備えた厚紙
    でなる台紙にハリス止めなどの環体が重ねて配備され、
    その環体に、上記台紙に突き刺された針金状の掛止片が
    挿通されていると共に、その掛止片が折り曲げられて上
    記環体が抜止めされ、上記環体から延び出た釣糸が、上
    記台紙に巻き付けられてその端部が上記切り目に挾み込
    まれていることを特徴とする魚釣り用仕掛けの包装内容
    物。
  2. 【請求項2】 環体が、友釣り用のおとりを引っ掛ける
    掛け針の軸部を折り返して形成されているハリス止めで
    ある請求項1記載の魚釣り用仕掛けの包装内容物。
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