JP3017045B2 - 原子燃料処理・検査設備 - Google Patents
原子燃料処理・検査設備Info
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- JP3017045B2 JP3017045B2 JP7125134A JP12513495A JP3017045B2 JP 3017045 B2 JP3017045 B2 JP 3017045B2 JP 7125134 A JP7125134 A JP 7125134A JP 12513495 A JP12513495 A JP 12513495A JP 3017045 B2 JP3017045 B2 JP 3017045B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
査を行なうための原子燃料処理・検査設備に関する。
は、その製造された原子燃料棒が所定の規定値を満足し
ているか否か検査する必要がある。ところで、上記検査
等を行う原子燃料処理・検査設備への燃料棒の供給は、
その燃料棒を専用の容器内に段積み状態にして収納し、
その容器を容器搬送装置で原子燃料処理・検査設備に搬
入し、手作業で燃料棒を容器から取り出し、所定本数毎
に検査装置等に挿入することが行なわれている。
てあり、検査等に際してはその個別番号に対応して処理
・検査記録をとっている。したがって、上記処理・検査
記録と個別番号の整合性を確保するために、前記処理・
検査装置内に挿入する前には、作業員が各燃料棒の個別
番号を読み、順番通りに並べている。
を取り出す場合も手作業で各燃料棒を専用の容器に段積
みした後、その容器ごと容器搬送装置によって処理・検
査設備から搬出することが行なわれている。
された各燃料棒の処理・検査を行なう場合には、上述の
ように、各処理・検査装置ごとに燃料棒を専用の容器に
積載して供給し、容器から作業員が手作業によって各燃
料棒を取り出し、その取り出された燃料棒に付与されて
いる個別番号を作業員が読み取ってその順序にしたがっ
て処理・検査できるように整列させ、一方、処理・検査
が終了した後には、処理・検査記録から合格の燃料棒の
みを再び専用の容器に収納し、不合格の燃料棒は別の専
用容器に収納している。したがって、同一フロアに原子
燃料処理・検査装置を複数設置した場合には、その台数
に応じて容器搬送装置を繰り返し使用して専用容器の出
し入れを行う必要がある等の問題があり、また作業員が
直接燃料棒に触れて容器への出し入れ等の作業を行なう
ための作業員の放射線被ばくの問題もありしかも作業効
率が悪い等の問題がある。
器からの燃料の取出し或は収納、また複数の処理・検査
装置等への搬送を自動的にしかも連続的に行うことがで
き、作業能率を向上させるとともに作業員の被ばく線量
を低減させることができる原子燃料処理・検査装置を得
ることを目的とする。
子燃料処理・検査装置を同一フロアに互いに並行に設置
するとともに、上記原子燃料処理・検査装置の上方にお
いて、原子燃料棒の軸線に対して直交する方向に移動
し、上記原子燃料処理・検査装置間で原子燃料棒を搬送
するオーバーヘッドクレーン型の搬送装置を設けたこと
を特徴とする。
れた個別番号を読取る装置を原子燃料棒の搬入直後と搬
出直前位置に設けるとともに、処理・検査記録を統合・
記憶する装置を設け、読取った個別番号と読取順序及び
処理・検査記録に基づき処理・検査設備内での各原子燃
料棒の合否判定・選別を行うようにしたことを特徴とす
る。
配列された複数の原子燃料棒を所定間隔で支持するとと
もに上下動可能な複数本の支持アームを有し、各支持ア
ームが原子燃料棒の軸線に対して直交する方向に延びる
原子燃料棒支持位置と、上記原子燃料棒の軸線に平行な
原子燃料棒と非係合状態となる不作動位置とを取り得る
ように回動可能としてあることを特徴とする。
本数ずつ取り出され、個別番号読取り装置で個別番号が
順次読取られる。このようにして個別番号が読取られた
原子燃料棒が一定の搬送単位にまとめられると、搬送装
置によって所定の原子燃料処理・検査装置位置まで搬送
されその原子燃料処理・検査装置に供給される。このと
きコンピュータから各原子燃料処理・検査装置へ個別番
号の読取り結果と読取り順序が送信される。各原子燃料
処理・検査装置で原子燃料棒の処理・検査が終了する
と、処理・検査記録とコンピュータから送信された個別
番号の読取り結果と読取り順序が合わせてコンピュータ
に送信される。その後原子燃料処理・検査装置で検査終
了した原子燃料棒は原子燃料処理・検査装置から取り出
され、専用の容器に収納する装置に搬入され、個別番号
読取装置で個別番号が読取られ、検査前に読取られた個
別番号と照合し、読取り順序が間違いないことを確認
後、その原子燃料棒が合格か不合格かが上記専用の容器
に収納する装置に送信され、その送信にしたがい合格の
原子燃料棒を専用の容器に収納し、不合格の原子燃料棒
は別の専用容器に収納される。
ついて説明する。
の鳥瞰図であり、同一種類の2つの第1の原子燃料処理
・検査装置1a、1b、と、同一種類の2つの第2の原
子燃料処理・検査装置2a、2b、及び第3の原子燃料
処理・検査装置3、第4の原子燃料処理・検査装置4が
互いに平行に同一フロア上に設置されている。上記第1
の原子燃料処理・検査装置1aの外側にはこれと平行に
原子燃料棒取出し装置5が配設され、また第4の原子燃
料処理・検査装置4の外側にはこれと平行に原子燃料棒
を専用の容器に収納する収納装置6が配設されている。
読取装置7が付設されており、そこで各原子燃料棒の個
別番号を順次読み、読み取った番号とその順序を図示し
ないコンピュータに登録するようにしてある。
が設けられており、ここで読取られた個別番号もコンピ
ュータに送信される。
には所定本数の燃料棒をその軸線方向に挿入するように
してあり、各原子燃料処理・検査装置1a、1b、2
a、2b、3、4の上方には、複数本の原子燃料棒を支
持し、その原子燃料棒の軸線に対して直交する方向に上
記処理・検査装置をまたぐように移動し、上記原子燃料
棒取出し装置5と原子燃料処理・検査装置間、各原子燃
料処理・検査装置間、或は原子燃料処理・検査装置と収
納装置6間で原子燃料棒を搬送するオーバーヘッドクレ
ーン型の第1の搬送装置10a、10b、10cが配設
されている。また、原子燃料棒取出し装置5の上方には
原子燃料棒を積載した専用の容器から原子燃料棒を取出
し装置5に供給する第2の搬送装置11が配設され、さ
らに収納装置6の上方には収納装置6から原子燃料棒を
所定のコンベアにある専用容器に収納する第3の搬送装
置12が配設されている。
設備の平面図であり、原子燃料棒を搬送する搬送装置は
省略してある。
り、その作動について説明する。
されて専用の容器から原子燃料棒取出し装置5のコンベ
ア5a、5bに搬入される。ここで原子燃料棒は第2の
搬送装置11によって1段ずつ取出され、原子燃料棒取
出し装置5に付設されている個別番号読取装置7に1本
ずつ供給され、その個別番号読取装置7で原子燃料棒の
個別番号が読み取られる。そして、読取った番号とその
順序が図示しないコンピュータに登録される。この動作
は、第1の搬送装置10aが一度に搬送する搬送単位
(最大20本)になるまで繰り返される。
番号が読取られた原子燃料棒は隣り合ったテーブルに移
動され、所定の搬送単位になると、第1の搬送装置10
aによって、予めコンピュータに登録されている順序に
したがって、第1の原子燃料処理・検査装置1a或は1
bに供給される。この時、先にコンピュータに登録され
た原子燃料棒の個別番号と読取り順序が各原子燃料処理
・検査装置1a、1b、2a、2b、3、4に送信され
る。
出装置1a或は1bに供給された原子燃料棒はそこで処
理・検査され、その処理・検査記録と個別番号が対とし
てコンピュータに送信される。
bで処理・検査された原子燃料棒は、これが第一の種類
の原子燃料棒の場合には、搬送装置10bによって第2
の原子燃料処理・検査装置2a或は2bに送られ、前述
と同様にしてそこで処理・検査が行われ、処理・検査記
録及び個別番号がコンピュータに送信される。一方上記
検査によって再処理もしくは再検査の必要がある場合
は、装置内で自動的にその原子燃料棒が還流され、再処
理・再検査した後、その処理・検査記録と個別番号が対
にしてコンピュータに送信される。そして、この第一の
種類の原子燃料棒の場合には、この第2の原子燃料処理
・検査装置2a或は2bで処理・検査が終了するので、
搬送装置10cにより、原子燃料処理・検査装置3、4
を飛び越して専用の容器に収納する収納装置6に搬入さ
れる。
は、収納装置6に付設されている個別番号読取装置8で
個別番号を読取り、原子燃料処理・検査装置1a或は1
b及び2a或は2bから送信された処理・検査記録と合
わせて各原子燃料棒の合否判定が行われる。そして、合
否情報が付加された原子燃料棒のうち合格のものは第3
の搬送装置12によってコンベア6a或は6bにある専
用容器に収納される。また不合格のものはコンベア6c
にある別の専用容器に収納される。
は、第1の原子燃料処理・検査装置1a或は1bで処理
・検査された後、搬送装置10bによって第2の原子燃
料処理・検査装置2a、2bを飛び越して、第3の原子
燃料処理・検査装置3に搬入される。この第3の原子燃
料処理・検査装置3で処理・検査された原子燃料棒は、
第4の原子燃料処理・検査装置4に搬送装置10bによ
り搬入・処理された後、第一の種類の原子燃料棒と同じ
ように専用の容器に収納する収納容器6に搬送装置10
cにより搬入され、前述と同様に合否が判定される。
どの原子燃料処理・検査装置を経由して処理・検査され
るかは、予めコンピュータに登録されているため、作業
員が指示しなくても自動的に装置を選定して専用の容器
に収納するまで連続的に作業を行うことができる。
0cの概略構成を示す。なお、各搬送装置は全て同様の
構成をしているので、ここでは搬送装置10aについて
説明する。
理・検査装置1a、…の軸線に直交する方向に敷設され
た左右一対のレールであって(図にはその一方のみを示
す)、そのレール20に移動台車21が走行可能に載置
されている。すなわち、移動台車に設けられている走行
車輪22、23が上記レール20上に載置係合されてお
り、上記レール20の下面にはそのレールに沿って延び
るラック24が敷設され、そのラック24に上記移動台
車21に設けられたピニオンギア25が噛合されてい
る。そして、上記移動台車21に設けられた駆動モータ
26が上記ピニオンギア25の軸に連動連結されてい
る。したがって、上記駆動モータ26の作動によってピ
ニオンギア25が回転駆動され、ラック24との噛合に
よって移動台車21が走行される。
動モータによって上下方向に移動されるボールネジ30
が装着されており、そのボールネジ30の下端に、前記
原子燃料処理・検査装置1a等の位置まで搬送される原
子燃料棒の軸線方向に延びる支持杆31が固着されてい
る。
線に直交する方向に延びる複数本のアーム支持部材32
が所定間隔をおいて固着されており、その各アーム支持
部材32の下方に、原子燃料棒を支持するための複数の
凹部が形成された支持アーム33が装着されている。す
なわち、上記支持アーム33の一端には軸34が立設さ
れており、その軸34の上端部が上記アーム支持部材3
2に回動可能に装着され、その軸34がアーム支持部材
32の一端部に装着してある回転用モータ35に連結さ
れ、その回転用モータ35によって支持アーム33が軸
34を介して水平面内で回動可能としてある。
持アーム33がアーム支持部材32と平行な位置に回動
したとき上記支持アーム33の先端を支承する係止片3
6が設けられている。
の作動説明図であり、原子燃料棒取出し装置5および各
原子燃料棒処理・検査装置1a、1b、2a、2b、
3、4には、それぞれ互いに平行に水平状に配列された
原子燃料棒37を複数位置(例えば7〜8個所)で支持
する支持具38を有する受入れテーブル39が配設され
ている。そして、各支持具38は前記支持アーム33と
重ならないような位置に設けられている。
は、駆動モータ26によってピニオンギア25を回動さ
せることにより、移動台車21が上記受入れテーブル3
9の上方に移動される(図4)。そこで、図示しない駆
動モータによってボールネジ30を下降させ、複数本の
原子燃料棒37を支持した状態で各支持アーム33を下
降させる。このとき、上記支持アーム33の上面が受入
れテーブル39の支持具38の上面より下方に下降され
ると、支持アーム33に支持されている原子燃料棒37
が上記支持具38により支持され、原子燃料棒37が支
持アーム33から支持具38上に受け渡される(図
5)。
アーム33を90度回転させ、原子燃料棒列の一側にお
いてその軸線と平行な状態とされる(図6)。しかし
て、ボールネジ30によって支持アーム33等を上方に
移動することによって、支持アーム33が各原子燃料棒
に当ることなく上昇され、原子燃料棒37を原子燃料処
理・検査装置に供給することができる。
料棒37を排出する場合には、逆に支持アーム33を図
6に示すように原子燃料棒37の軸線と平行となるよう
な状態で下降させた後、支持アーム33を90度回転さ
せ、図5に示すように原子燃料棒列の下方で支持アーム
33が原子燃料棒の軸線と直交するようにされる。そこ
で、ボールネジ30を介して支持アーム33を上昇させ
ると、その途中で支持具38で支持されている原子燃料
棒37が支持アーム33に受け渡される。したがって、
走行台車21の移動によって次の工程位置に搬送するこ
とができる。
子燃料処理・検査装置を同一フロアに互いに並行に設置
するとともに、それらの原子燃料処理・検査装置の上方
において、原子燃料棒の軸線に対して直交する方向に移
動し上記原子燃料処理・検査装置間で原子燃料棒を搬送
するオーバーヘッドクレーン型の搬送装置を設けたの
で、各装置毎に作業員が手作業で専用の容器から原子燃
料棒を取出したり或は収納していたものを、自動的にか
つその都度専用の容器を介さずに連続的に各原子燃料処
理・検査装置への搬入・取出しを行うことができ、作業
能率を向上させるとともに、作業員の外部被曝線量を低
減するとができる。また、処理・検査を連続して行うこ
とにより所要時間を短縮することができる。
するための平面図。
す側面図。
アーム部の作動説明であり、支持アームで原子燃料棒を
支持している状態を示す図。
態を示す図。
回動した状態を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】複数の原子燃料処理・検査装置を同一フロ
アに互いに並行に設置するとともに、上記原子燃料処理
・検査装置の上方において、原子燃料棒の軸線に対して
直交する方向に移動し上記原子燃料処理・検査装置間で
原子燃料棒を搬送するオーバーヘッドクレーン型の搬送
装置を設けたことを特徴とする、原子燃料処理・検査設
備。 - 【請求項2】原子燃料棒に付与された個別番号を読取る
装置を原子燃料棒の搬入直後と搬出直前位置に設けると
ともに、処理・検査記録を統合・記憶する装置を設け、
読取った個別番号と読取順序及び処理・検査記録に基づ
き処理・検査設備内での各原子燃料棒の合否判定・選別
を行うようにしたことを特徴とする、請求項1記載の原
子燃料処理・検査設備。 - 【請求項3】搬送装置は、互いに平行に配列された複数
の原子燃料棒を所定間隔で支持するとともに上下動可能
な複数本の支持アームを有し、各支持アームが原子燃料
棒の軸線に対して直交する方向に延びる原子燃料棒支持
位置と、上記原子燃料棒の軸線に平行な原子燃料棒と非
係合状態となる不作動位置とを取り得るように回動可能
としてあることを特徴とする、請求項1記載の原子燃料
処理・検査設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7125134A JP3017045B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 原子燃料処理・検査設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7125134A JP3017045B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 原子燃料処理・検査設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08313681A JPH08313681A (ja) | 1996-11-29 |
JP3017045B2 true JP3017045B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=14902708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7125134A Expired - Fee Related JP3017045B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 原子燃料処理・検査設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017045B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101933812B1 (ko) * | 2014-07-18 | 2018-12-28 | 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 | 담배 필터의 제조 장치 및 제조 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6101660B2 (ja) * | 2014-07-16 | 2017-03-22 | 原子燃料工業株式会社 | 未使用核燃料の処理システム及び未使用核燃料の処理方法 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP7125134A patent/JP3017045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101933812B1 (ko) * | 2014-07-18 | 2018-12-28 | 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 | 담배 필터의 제조 장치 및 제조 방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08313681A (ja) | 1996-11-29 |
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