JP3016758U - 盛り籠 - Google Patents

盛り籠

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JP3016758U
JP3016758U JP1995004151U JP415195U JP3016758U JP 3016758 U JP3016758 U JP 3016758U JP 1995004151 U JP1995004151 U JP 1995004151U JP 415195 U JP415195 U JP 415195U JP 3016758 U JP3016758 U JP 3016758U
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JP1995004151U
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Inventor
村 和 彦 松
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日田パック工業有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仏事や慶事等の際に、装飾を施した果物、菓
子、乾物、花、茶壺等を載置し、不使用時の収納性に優
れ、組み立て解体作業の作業性、ハンドリング性に優れ
た供物台の提供。 【構成】 供物を収納する台と該台を支承する足部から
なる盛り籠において、足部が、左右側面部材と正面部
材、左右側面部材と正面部材を屈伸自在に連接する連接
部材兼前部台受け部材、前記左右側面部材の後部に固設
した後部台受け部材からなり、前記正面部材を中心に前
記左右側面部材を上記展示状態と逆に屈曲した時、前記
左右側面部材と該左右側面部材の後部に固設した後部台
受け部材が前記正面部材上に折り畳まれる盛り籠。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、仏事や慶事の際に、装飾を施した果物、菓子、乾物、花、茶壺等を 載置する盛り籠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から仏事や慶事の供物は、それぞれに応じて装飾を施した供物台に載置さ れる。この時使用される供物台の代表的なものは、実開平3−11879号公報 及び実開平6−205号公報による提案がある。
【0003】 実開平3−11879号公報による提案は、床面に自立可能な枠部材の外周に 和紙を貼り付けた足部と、この足部の上部に嵌め込んだ天板と、該天板に設けた 嵌入孔に嵌入する突起を有する盛り篭とで本体を形成し、この足部の内部に電球 を配置してこの電球に絵柄を描いた円筒体を回転自在に取り付けて走馬灯とした 走馬灯付き盛り籠である。
【0004】 実開平6−205号公報による提案は、段ボール等の厚紙を使用し、台部材と この上に載置する枠部材と、この枠部材の飾り板の開口に嵌入する前下がりの傾 斜開口を有する傾斜陳列可能なトレーとを組み立て形成した陳列台で、トレーに 事前に陳列品を収納して枠部材にトレーを嵌入可能としたもので、従来行ってい た陳列台を組み立ててからの複雑で煩雑な陳列品の陳列作業を省略可能とし、加 えて台部材、枠部材、トレーを折り畳み可能として不使用時には嵩張らない偏平 状に収納可能とした陳列台である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した実開平3−11879号公報の提案による盛り籠の足部に 内在する不使用時の嵩張り、実開平6−205号公報の提案に使用する段ボール 等の低い耐久性、加えて段ボールの製造原料である木材の伐採による環境破壊の 拡大等の問題点を改善し、併せて使用場所への搬送、使用後の収納時の作業性、 ハンドリング性を格段に改善する盛り籠の提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を達成するため、供物を収納する台と該台を支承する足部か らなる盛り籠において、足部が、左右側面部材と正面部材、左右側面部材と正面 部材を屈伸自在に連接する連接部材兼前部台受け部材、前記左右側面部材の後部 に固設した後部台受け部材からなり、前記正面部材を中心に前記左右側面部材を 展示状態と逆に屈曲した時、前記左右側面部材と該左右側面部材の後部に固設し た後部台受け部材が前記正面部材上に折り畳まれる盛り籠を手段とする。
【0007】
【作用】
本考案は上記した手段を用いたので、(1)使用に当たっての組み立ては、正 面部材を中心に左右側面部材を展示状態のコ字状に屈曲立設するのみで、熟練を 要することなく、誰が何処でも簡単かつ容易に迅速的確に組み立てが完了する。 (2)撤去に当たっての解体には、台を除いて正面部材を中心に左右側面部材を 正面部材の裏面に屈曲するのみで解体が完了する。(3)解体後の搬送・収納は 前記(2)の状態で行うので、搬送・収納の作業性、ハンドリング性、収納性は 格段に向上する。(4)収納・搬送時は正面部材の表面、左右側面部材の表面に 施した外装が包装材料等と摩擦接触することがないので損傷が軽減する。
【0008】
【実施例】
以下図を基に本考案の一実施例を説明する。図1は一実施例の正面図、図2は 右側面図(左側面は図2の勝手違いとなる)。図3は図1例で使用した正面部材 と左右側面部材の展開状態を示す平面図。図4は図1例における連接部材兼前部 台受け部材の断面構造を示す連接部材兼前部台受け部材と正面部材の連接部の断 面図。図5(イ)(ロ)は連接部材の断面構造の他の例を示す図4と同位置の断 面図である。
【0009】 図において、Aは足部、1は該足部Aを形成する正面部材、2は左側面部材、 3は右側面部材、4は連接部材兼前部台受け部材である。 5は補強的に使用する係止部材、6は左側面部材2、右側面部材3を形成する 一枚板に代えて細い板材の組み立て材とした時の透かし模様、点線で示した7は 供物を載置する台、8は左右側面部材2、3の後部に固着立設した台7の後部を 支持する後部台受け部材である。 本例では正面部材1と左側面部材2と右側面部材3の裾に凹部Bを設けたが、 本考案はこれに限るものではあなく、裾を床面と同じ直線としても良く、床面か ら15mm程度上で直線としても良い。
【0010】 図1、図2例が正面部材1と左側面部材2と右側面部材3の連接部に使用した 連接部材兼前部台受け部材4は、図4に示す如く、屈曲用面取り部9を設けた板 状部材10、11の該屈曲用面取り部9の屈曲中心点側12の表面13に板状部 材10と11にわたり屈伸自在なガード部材14を貼着し、この板状部材10と 11を正面部材1と左側面部材2、正面部材1と右側面部材3の高さに合わせて 所用高さに切断し、正面部材1と左側面部材2、正面部材1と右側面部材3に接 着剤または接合具(ホッチキス等)或いは両者により固設して構成している。
【0011】 この連接部材兼前部台受け部材4は、図5(イ)に示す如く、正面部材1と左 側面部材2と右側面部材3の連接部に屈曲用の面取り部9を施し、該正面部材1 と左側面部材2と右側面部材3の各々の屈曲用の面取り部9の屈曲中心側12の 表面13に、正面部材1と左側面部材2、正面部材1と右側面部材3にわたり屈 伸自在なガード部材14を直接貼着して使用しても良い。
【0012】 また、図5(ロ)に示す如く、正面部材1と左側面部材2と右側面部材3を一 体的に作成し、その連接部に屈曲用の面取り部9を施し、該正面部材1と左側面 部材2と右側面部材3の各々の屈曲用の面取り部9の屈曲中心側12を屈伸自在 となる厚みとし、これを屈曲自在なガード部材14として使用しても良い。
【0013】 前記した屈伸自在なガード部材14として使用する素材は、高分子化合物、例 えばナイロン、ポリエチレン、加硫ゴム、フェノール樹脂、及び合成高分子化合 物、例えば合成樹脂、合成繊維、合成ゴム等、常温で屈曲自在で且つ耐屈伸性の 高いフイルム或いはシートまたはこれ等と同等のものが使用できる。
【0014】 また、組み立てに当たって左側面部材2、右側面部材3の前記コ字状の屈曲立 設を安定させるためには、両端に切り欠き部15を設けた係止部材5を準備し、 図2に示す如く、左側面部材2、右側面部材3に丸い係止窓16または透かし模 様6を係止窓に兼用して必要に応じて係止部材5を嵌合係合させると良い。
【0015】 本考案の足部Aの形状は、図示の例の角錐台形の他、円錐台形、直方体形の何 れでも良く、また使用材料は図示の例の合板材の他、板状の木材はもとより板状 合成樹脂類、厚紙等を使用しても良い。特に合板材及び板状の木材を使用する時 は、東南アジアにおいて植林から4〜5年で用材として伐採が可能となるカルカ タを使用すると、環境破壊の予防も可能となり、一方植林産業も成立するので好 ましい。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上記した手段により、前記した作用を生ましめるので、材料歩留り が向上して製造コストを大幅に低減し、組み立て解体作業の作業性、安全性、解 体後のハンドリング性、収納性を格段に向上し、運搬費、包装費、倉庫費を低減 し、用材にカルカタを使うと、環境破壊を予防し、新たな産業の立地を可能にす る等、この種分野にもたらす効果は大きく関連分野への波及効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の正面図。
【図2】図1例の展示状態に立設時の右側面図(左側面
は勝手違いとなる)。
【図3】図1例で使用した正面部材と左右側面部材の展
開状態の平面図。
【図4】図1例における連接部材の断面構造を示す断面
図。
【図5】(イ)(ロ)は連接部材の断面構造の他の例を
示す図4と同位置の断面図。
【符号の説明】
A:足部 1:正面部材 2:左側面部材 3:右側面部材 4:連接部材兼前部台受け部材 5:係止部材 6:印刷装飾模様部 7:供物を載置する台 8:台の後部支持部材 9:屈曲用面取り部 10,11:板条部材 14:屈伸自在なガード部材 15:切り欠き部 16:係止窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供物を収納する台と該台を支承する足部
    からなる盛り籠において、足部が、左右側面部材と正面
    部材、左右側面部材と正面部材を屈伸自在に連接する連
    接部材兼前部台受け部材、前記左右側面部材の後部に固
    設した後部台受け部材からなり、前記正面部材を中心に
    前記左右側面部材を展示状態と逆に屈曲した時、前記左
    右側面部材と該左右側面部材の後部に固設した後部台受
    け部材が前記正面部材上に折り畳まれる盛り籠。
JP1995004151U 1995-04-09 1995-04-09 盛り籠 Expired - Lifetime JP3016758U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995004151U JP3016758U (ja) 1995-04-09 1995-04-09 盛り籠

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JP1995004151U JP3016758U (ja) 1995-04-09 1995-04-09 盛り籠

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Publication Number Publication Date
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Family

ID=43152278

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JP1995004151U Expired - Lifetime JP3016758U (ja) 1995-04-09 1995-04-09 盛り籠

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319371B2 (ja) * 1981-07-31 1988-04-22 Ikeda Bussan Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319371B2 (ja) * 1981-07-31 1988-04-22 Ikeda Bussan Co

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