JP3016542B2 - 積算計のデータリセット方法 - Google Patents

積算計のデータリセット方法

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JP3016542B2
JP3016542B2 JP7012147A JP1214795A JP3016542B2 JP 3016542 B2 JP3016542 B2 JP 3016542B2 JP 7012147 A JP7012147 A JP 7012147A JP 1214795 A JP1214795 A JP 1214795A JP 3016542 B2 JP3016542 B2 JP 3016542B2
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充 倉持
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子式カウンタに関する
ものであり、なお詳しくは、カウント値をリセットクリ
アする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、電気的手段により消去や書き込み
が可能なリードオンリーメモリ(EEPROM)の発達
や普及により、種々の電子式積算計が多用されるように
なってきた。この積算計は、時間を計測するタイマーや
商品など個数を計測するカウンター、更には長さや距離
を計測する距離計などの一種であり、リセット操作によ
り簡単に計測値をゼロクリアし得る機能を有するととも
に、計測値を順次基礎データに加算してこの積算値も記
憶し、この基礎データである積算値も適宜表示可能と
し、必要に応じて積算値のリセットも可能とされている
ものである。
【0003】そして、この計測値のリセット操作は、通
常、リセットボタンにより簡単にゼロクリアし得るも、
基礎データの積算値は、不用意に消去されることを防止
するため、リセットボタンの操作時間を長く持続させた
場合や、リセットボタンを複数回操作したときにゼロク
リアし得るようにしているものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、積算値
の基礎データは、リセットする必要が生じる場合がある
も、誤操作などにより不用意にリセットされることは防
止しなければならず、多少複雑な操作を行った場合にの
み基礎データを消去し得るようにしている。しかし、こ
のリセット操作を複雑にし過ぎると、リセット操作の手
順を記憶しておくことが難しく、又、リセット操作の操
作を単純化すると不用意にリセットされてしまう危険性
が高くなり、リセット操作の複雑度をどの程度とするか
を決定することが困難であった。
【0005】そして、前述のように、1回の操作時間を
長時間として基礎データを消去する方法も、不注意によ
り又は誤操作によりリセット信号が持続すると基礎デー
タが消失することが有り、リセットスイッチの操作回数
により基礎データを消失するものにおいても、誤操作に
より又はノイズによりリセット信号が複数回発生したと
きにデータを消失させてしまうことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、積算計の数字
表示欄にリセットスイッチのオンまたはオフを指示する
複数個の指標を各々各数字表示位置に並べて表示し、一
方の指標から順次1個づつ指標を点滅させてリセット操
作の指示を行うこととする。又、積算計の数字表示欄に
リセットスイッチのオンまたはオフを指示する複数個の
指標を各々各数字表示位置に並べて表示し、一方の指標
から順次1個づつ指標を点滅させてリセット操作の指示
を行い、この指標の点滅に合わせてスイッチのオンまた
はオフを持続させたときにデータの消去を行うこととす
る。
【0007】
【作用】本発明は、リセットスイッチのオンまたはオフ
を指示する指標を数値に換えて数字表示部に並べて表示
する故、複雑なリセット操作であっても、操作手順をオ
ペレータに記憶させる必要がなく、リセット操作を必要
に応じて行なわせることができる。
【0008】更に、オペレータが操作手順を記憶する必
要がない故、リセット操作を複雑化し、誤操作などによ
って不用意に基礎データが消失することを防止できる。
又、指標の点滅にあわせてスイッチのオンまたはオフを
行ったときにデータを消去する方法は、オペレータが操
作手順を記憶する必要がなく、指標に合わせて所定のタ
イミングでリセットスイッチの操作を指標に合わせて行
なったときにデータのリセットを行うこととする故、操
作のタイミングが要求されることとなり、不用意な誤操
作などによって基礎データを消去することを確実に防止
できる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例は、例えば自動車などに用い
られる積算距離計であって、マイクロコンピュータを内
蔵した電子式の積算計であり、7セグメントの表示素子
を複数個用いて数値表示部を形成した積算計である。こ
の積算距離計では、通常は積算値を表示し、スイッチ操
作により前回のリセットスイッチ操作時からの計測値を
表示し、このスイッチの操作によって計測値のリセット
を行うと共に、スイッチ操作を持続させることにより積
算値をクリアするためのリセットモードとすることがで
きるものである。
【0010】すなわち、図1のフローチャートに示すよ
うに、通常はリセットスイッチがオフ状態であることを
確認しつつ(S102)積算値の表示を行い(S10
1)、このとき、リセットスイッチがオフ状態であるこ
とを記憶しておき(S103)、リセットスイッチがオ
ン状態とされ(S102,S104)、このオン状態が
所要時間であるT0時間だけ持続すると(S105)リ
セットスイッチのオン状態を記憶し(S106)、積算
値と記憶値との差を表示して(S107)前回のリセッ
トスイッチ操作以後の計測値を表示し、この計測値の表
示をT1時間だけ持続させることとし、この計測値の表
示中にリセットスイッチがオフ状態に戻される(S10
9)と積算値を新たな記憶値として記憶する(S11
0)ことによりリセットスイッチ操作後の計測値をゼロ
として積算値の表示に戻るものであり、計測値の表示を
行っている間もリセットスイッチを押し続けていると、
リセットモードとされる(S109)ものである。
【0011】そして、このリセットモードでは、図2に
示すように、数値表示部11を構成するように並べた各数
字表示素子19の第1セグメント31または第4セグメント
34のみを点灯させてリセットスイッチのオンまたはオフ
の指標とするものであり、上方の横線となる第1セグメ
ント31を点灯してオンの指標とし、下方の横線となる第
4セグメント34を点灯してオフの指標とするものであ
る。
【0012】なお、第1セグメント31から第6セグメン
ト36を点灯して数字の0を表示してオフの指標とし、第
2セグメント32及び第3セグメント33を点灯して数字の
1を表示することによりオンの指標とすることも可能で
ある。更に、数値表示部11の各素子19でオンまたはオフ
を指示するための指標を表示すると共に、先ず最上位の
指標を点滅させ、この指標に基づいたリセットスイッチ
のオンまたはオフを持続させると、次の桁位置に配置し
た素子19の指標を点滅させ、同様に、指標に示されたリ
セットスイッチのオンまたはオフと一致したリセットス
イッチのオンまたはオフ状態の持続により指標の点滅箇
所を順次移動させ、リセットスイッチのオン状態の持続
とオフ状態の持続とが各々所定回数繰り返されたとき、
積算値の値をゼロとして基礎データをクリアするもので
ある。
【0013】すなわち、このリセットモードでは、図3
に示すように、リセットモードの表示(S201)とし
て数値表示部11にオンまたはオフを指示する指標を表示
するものであり、このリセットモードにおいてリセット
スイッチの状態が指標と一致しているか否かを判断し
(S202)、指標とリセットスイッチの状態との一致
する状態が所定時間(T2時間)経過すると(S20
3)点滅桁を移動させ(S204)、所定のT2時間経
過前に指標とリセットスイッチの状態とが一致しなくな
ると(S202,S203)再度指標とリセットスイッ
チの状態とが所定時間(T2時間)一致するか否かの判
断を行いつつ不一致状態が一定時間(T4時間)持続す
るとリセットモードを解除する(S202,S207)
ものであり、指標とリセットスイッチの状態との一致が
所定時間(T2時間)持続される状態が所定回数繰り返
されたとき(S205)、積算値である基礎データをク
リアして(S206)リセットモードを終了するもので
ある。
【0014】なお、第1セグメント31や第4セグメント
34を点灯してリセットスイッチのオンまたはオフを指示
する指標とするとき、指標とスイッチの状態とが一致し
た桁の表示は、図4に示すように、第3セグメント33、
第4セグメント34、第5セグメント35及び第7セグメン
ト37を点灯することにより四角形表示を行うことや、指
標の点灯を順次消灯していくこともできる。
【0015】なお、図3に示すフローチャートでは、リ
セットスイッチのオン時間及びオフ時間を共に一定のT
2時間として、所要回数のオン又はオフの操作が行われ
たときに基礎データを消去することとしているも、本実
施例は、指標の点滅によりリセットスイッチのオン又は
オフを指示し、点滅箇所を隣に移動させて次の操作を指
示するものである故、オン又はオフにT2時間以外の持
続時間を設定して異なる持続時間を組み合わせたリセッ
ト操作とすることも容易に可能である。
【0016】また、オンまたはオフを指示する指標とし
て、0(第1セグメント31乃至第6セグメント36の点
灯)または1(第2セグメント32及び第3セグメント33
の点灯)を用いる場合は、指標とスイッチ状態との一致
の表示として第1セグメント31乃至第7セグメント37の
全てを点灯して数字の8を表示するか、または全てのセ
グメントを消灯させるようにすることもできる。
【0017】尤も、リセットスイッチのオン又はオフを
指示する指標としては、数字以外のマークとすること
が、積算値の表示とリセットモードにおける指標の表示
とを混同する虞が少なく、好ましいものである。そし
て、図1のフローに示した積算計は、通常、積算値の表
示を行い、リセットスイッチの操作により計測値表示や
リセットモードへの切り換えを行い得るものであるも、
図5に示すように、積算値を表示する積算値表示部13と
計測値を表示する計測値表示部15とを有する数値表示部
11とし、リセットスイッチ21により計測値は単純にゼロ
リセットすることを可能とし、リセットスイッチ21の操
作により積算計の数字表示部11に形成した積算値表示部
13にリセットスイッチ21のオンまたはオフを指示する指
標を表示してリセットモードであることを表示し、指標
に従ったリセットスイッチ21のオンまたはオフ操作が行
われたときにのみ積算値の基礎データを消去することも
ある。
【0018】また、この数値表示部11はセグメント式の
表示素子19を並べたものに限るものでなく、液晶表示装
置を用いて複数桁の数値を表示する積算計の表示部とす
ることもあり、数字を並べて表示するものであれば足り
るものである。尚、1個の表示素子19にリセットスイッ
チ21のオンまたはオフを指示する指標を順次表示するこ
とも可能であるも、本実施例のように、多数の表示素子
19を並べた数字表示部11に一度にリセットスイッチ21の
オンまたはオフを指示する指標を並べて表示し、表示し
た指標を端から順次点滅させ、操作終了の表示または消
灯を合わせて行うものは、リセット操作の終了までの予
測ができるため、安心感の有るリセット操作を行うこと
ができるものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、積算計の数字表示部にオンま
たはオフを指示する指標を表示し、一方の指標から順次
指標を点滅させてリセット操作の指示を行う積算計のデ
ータリセット方法である故、指標に従って単純にスイッ
チのオンまたはオフの操作を行うことにより必要に応じ
て簡単単純にリセットの操作を行うことができ、リセッ
トスイッチのオンまたはオフの繰り返しによりデータを
消去する故、重要なデータを不用意に消失させることを
防止できる。
【0020】又、積算計の数字表示部にオンまたはオフ
を指示する指標を表示し、順次点滅した指標に合わせて
リセットスイッチを所定時間だけオン状態又はオフ状態
を持続させ、所定時間のオン状態を複数回繰り返したと
きにデータを消去する方法は、所定時間のオン状態に所
定時間のオフ状態を組み込んで所定のタイミングでオン
状態を複数回繰り返したときにデータを消去する方法で
ある故、意識的な操作を行わなければデータを消去し得
ないものであって、重要なデータを不用意に消失させる
ことなく、また、指標に従って単純にスイッチのオンま
たはオフの持続を組み合わせるのみである故、リセット
操作を容易に行うことができるものであり、不用意なリ
セットを防止することと、必要に応じて簡単単純にリセ
ット操作を行うこととの両立をさせることができるデー
タリセットの方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子式積算計の動作の一例を示すフローチャー
ト図。
【図2】本発明の実施例におけるリセットモード表示の
一例を示す図。
【図3】本発明の実施例におけるリセットモードの動作
を示すフローチャート図。
【図4】本発明の実施例におけるリセットモードの動作
表示を示す図。
【図5】電子式積算計の数値表示部の一例を示す図。
【符号の説明】 11 数字表示部 13 積算値表示
部 15 計測値表示部 19 表示素子 21 リセットスイッチ 31 第1セグメント 32 第2セグメ
ント 33 第3セグメント 34 第4セグメ
ント 35 第5セグメント 36 第6セグメ
ント 37 第7セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 1/00 - 3/14 G01C 22/00 H03K 21/00 - 21/40 H03K 23/00 - 29/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リセットスイッチのオンまたはオフを各
    々指示する複数個の指標を、各々積算計の数字表示部に
    おける各数字表示位置に並べて表示し、一方の指標から
    順次指標を1個づつ点滅させてリセット操作の指示を行
    うことを特徴とする積算計のデータリセット方法。
  2. 【請求項2】 リセットスイッチのオンまたはオフを各
    々指示する複数個の指標を、各々積算計の数字表示部に
    おける各数字表示位置に並べて表示し、一方の指標から
    順次指標を1個づつ点滅させてリセット操作の指示を行
    い、この指標の点滅に合わせてスイッチのオンまたはオ
    フを持続させたときにデータの消去を行うことを特徴と
    する積算計のデータリセット方法。
JP7012147A 1995-01-30 1995-01-30 積算計のデータリセット方法 Expired - Lifetime JP3016542B2 (ja)

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