JP3016208U - 避難時用伝言板 - Google Patents
避難時用伝言板Info
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- JP3016208U JP3016208U JP1995003471U JP347195U JP3016208U JP 3016208 U JP3016208 U JP 3016208U JP 1995003471 U JP1995003471 U JP 1995003471U JP 347195 U JP347195 U JP 347195U JP 3016208 U JP3016208 U JP 3016208U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 震災や火災にあっても伝言機能が失われるこ
とのない避難時用伝言板を提供する。 【構成】 伝言板本体2を、書籍を表紙側から支える当
て板部3と、当て板部3の転倒を防止する脚板部4とか
らなるL字型の金属製ブックエンドとする。当て板部3
に筆記面Aを形成するステンレス製の板部材5をリベッ
ト6・・・により取り付ける。使用時には、ボールペン
10等によって、筆記面Aに伝言文Cを書く、すなわち
刻み付ける。なお、伝言板本体2の表面には、緊急用の
伝言板である旨を示す文言Bを刻設し、その発見を容易
にする。
とのない避難時用伝言板を提供する。 【構成】 伝言板本体2を、書籍を表紙側から支える当
て板部3と、当て板部3の転倒を防止する脚板部4とか
らなるL字型の金属製ブックエンドとする。当て板部3
に筆記面Aを形成するステンレス製の板部材5をリベッ
ト6・・・により取り付ける。使用時には、ボールペン
10等によって、筆記面Aに伝言文Cを書く、すなわち
刻み付ける。なお、伝言板本体2の表面には、緊急用の
伝言板である旨を示す文言Bを刻設し、その発見を容易
にする。
Description
【0001】
本考案は、震災時に特に有用なブックエンド型の避難時用伝言板に関する。
【0002】
従来、一般家庭においては、家を留守にするとき家族宛てに伝言を残すには、 ホワイトボードや伝言機能を備えた留守番電話機が用いられている。
【0003】
しかしながら、このようなホワイトボードや留守番電話機では、震災や火災に 際して避難先を知らせるために用いた場合、前者にあっては焼失することによっ て、また後者にあっては機械が壊れることによって、その伝言機能を果すことが できなかった。
【0004】 本考案は、かかる実情に鑑みなされたものであって、震災や火災にあっても伝 言機能が失われることのない避難時用伝言板を提供することを目的とする。
【0005】
前記課題を解決するために本考案の避難時用伝言板にあっては、書籍を表紙側 から支える当て板部と、該当て板部を支持する脚板部とからなるL字型の金属製 ブックエンドの前記当て板部の表面に、伝言を筆記するための筆記面を形成する ステンレス製の板部材を取り付けた構成とした。また、表面に、緊急用の伝言板 である旨を示す文言を刻設したり、さらにボールペンを備え付けたものとするこ とが好ましい。
【0006】
請求項1の構成において、避難時用伝言板は、非使用時においてはブックエン ドとして用いることができる。また、使用に際する際には、ボールペン等のある 程度先端が尖った堅いものを用いることにより筆記面に伝言文を書く、すなわち 刻み付ける。そして、それを玄関先などに置き避難する。ここで、置かれた避難 用伝言板は、家屋の倒壊によりその形が変形した場合であっても、ブックエンド としての機能が失われるだけで、筆記面の伝言文が消えてしまうことが無い。し かも火災の発生により熱せられた場合であっても、金属製であるため焼失してし まうことがなく、逆に、筆記面がステンレス製の板部材により形成されているた め、伝言文が鮮明に浮き上がる。また、筆記面をステンレス製の板部材により形 成したことから、ブックエンドの当て板の表面に、筆記を可能とする特殊な加工 をする必要がない。
【0007】 これに加え、請求項2の構成を備えたものでは、建物が倒壊又は焼失した場所 での発見が容易になり、さらに、請求項3の構成を備えたものにあっては、使用 時に、筆記用具を探さずとも直ちに筆記面に伝言文を書くことができる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。図1及び図2は、本考案 の避難時用伝言板1を示したものであって、避難時用伝言板1は、金属製の板材 からなる伝言板本体2を有している。伝言板本体2は、書籍を表紙側から支える 当て板部3と、該当て板部3を支持する脚板部4とからなるL字型を有している 。伝言板本体2はブックエンドであって、板部3の高さHおよび脚板部4の長さ Lが、図1に示した起立状態にて脚板部4に電話帳を乗せたとき、その転倒が防 止できるような寸法に予め設定されている。
【0009】 前記当て板部3には、上記のようにブックエンドとして使用するとき外側に位 置する背面3bに、筆記面Aを形成するステンレス製の板部材5が設けられてい る。板部材5は矩形であって、脚板部4に近接して設けられるとともに、その四 隅をリベット6・・・により当て板部3に固定されている。また、当て板部3の 正面3a側の上部には、緊急用の伝言板である旨を示す文言B、本実施例では「 SOS伝言板」が刻設されており、これと同様の文言Bが、当て板部3の正面3 a側の上部に上下を反転した形で刻設されている。さらに、前記当て板部3の上 部には、ごく一般に使用されているボールペン10が係止されている。
【0010】 以上の構成からなる本実施例においては、伝言板本体2が、前述したようにブ ックエンドとして用いることができることから、他の防災用品と異なり、災害時 に備えて身近な場所におく場合であっても邪魔にならない。また、伝言板として 使用する際には、前記ボールペン10のようにある程度先端が尖った堅いものを 用いることにより、図2に示したように、例えば避難先を示すような伝言文Cを 筆記面Aに書く、すなわち刻み付ける。そして、玄関先や門柱などの目につき易 い場所に置いて避難する。
【0011】 ここで、置かれた避難用伝言板1は、例え家屋の倒壊によりその形が変形した 場合であっても、ブックエンドとしての機能が失われるだけで、筆記面Aの伝言 文が消えてしまうことが無い。また、金属製であるため火災の発生により熱せら れた場合であっても焼失してしまうことがなく、逆に筆記面Aがステンレス製の 板部材5により形成されているため伝言文Cが鮮明に浮き上がる。よって、震災 や火災にあっても伝言機能が失われることが全くない。さらに、ステンレス製の 板部材5によって筆記面Aを形成したことから、伝言板本体2の当て板3の表面 に、筆記を可能とする特殊な加工を施す必要がない。よって、極めて低コストで ある。
【0012】 一方、本実施例においては、当て板部3の両面側の上部に、緊急用の伝言板で ある旨を示す文言Bが刻設されているため、建物が倒壊又は焼失した場所での発 見が容易になる。よって、災害時の伝言板として極めて有利である。さらに、本 実施例においては、伝言板本体2にボールペン10が係止されているため、使用 時には、筆記用具を探さずと直ちに筆記面Aに伝言文を書くことができる。よっ て、極めて便利である。
【0013】 なお、本実施例においては、筆記面Aを当て板部3の背面3bのみに設けたも のを示したが、正面3a側にも背面3b側と同様の筆記面Aを設けるようにして もよい。また、当て板部3の背面3b(及び正面3a)に形成する筆記面Aに、 緊急用の伝言板である旨を示す文言Bを刻設したり、或はそれを脚板部4の表面 に刻設したりしても構わない。
【0014】
以上説明したように 請求項1の避難時用伝言板は、非使用時には、ブックエ ンドとして用いることができることから、他の防災用品と異なり、災害時に備え て身近な場所におく場合であっても邪魔にならない。また、使用に際しては、そ の形が変形した場合であっても筆記面の伝言文が消えてしまうことが無く、熱せ られた場合であっても焼失せず、逆に伝言文が鮮明に浮き上がることから、震災 や火災にあっても伝言機能が失われることが全くない。さらに、ブックエンドの 当て板の表面に、筆記を可能とする特殊な加工をする必要がないため、極めて低 コストである。
【0015】 これに加え、請求項2のものでは、建物が倒壊又は焼失した場所での発見が容 易になり、災害時の伝言板として極めて有利である。さらに、加えて、請求項3 の構成のものでは、避難時に、筆記用具を探さずとも直ちに筆記面に伝言文を書 くことができることから、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す外観斜視図である。
【図2】同実施例の使用状態を示す斜視図である。
1 避難時用伝言板 2 当て板部 3 脚板部 5 板部材 A 筆記面 B 緊急用の伝言板である旨を示す文言 C 伝言文 10 ボールペン
Claims (3)
- 【請求項1】 書籍を表紙側から支える当て板部と、該
当て板部の転倒を防止する脚板部とからなるL字型の金
属製ブックエンドの、前記当て板部の表面に、伝言を筆
記するための筆記面を形成するステンレス製の板部材を
取り付けたことを特徴とする避難時用伝言板。 - 【請求項2】 表面に、緊急用の伝言板である旨を示す
文言を刻設したことを特徴とする請求項1記載の避難時
用伝言板。 - 【請求項3】 ボールペンを備え付けたことを特徴とす
る請求項2記載の避難時用伝言板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003471U JP3016208U (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 避難時用伝言板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003471U JP3016208U (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 避難時用伝言板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016208U true JP3016208U (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=43151744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003471U Expired - Lifetime JP3016208U (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 避難時用伝言板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016208U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5292506B1 (ja) * | 2012-11-26 | 2013-09-18 | 捷次郎 南 | 救助者二次災害防止対策器 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP1995003471U patent/JP3016208U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5292506B1 (ja) * | 2012-11-26 | 2013-09-18 | 捷次郎 南 | 救助者二次災害防止対策器 |
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