JP3015510U - 水耕栽培用容器積載用フレ−ム - Google Patents
水耕栽培用容器積載用フレ−ムInfo
- Publication number
- JP3015510U JP3015510U JP1995002609U JP260995U JP3015510U JP 3015510 U JP3015510 U JP 3015510U JP 1995002609 U JP1995002609 U JP 1995002609U JP 260995 U JP260995 U JP 260995U JP 3015510 U JP3015510 U JP 3015510U
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- JP
- Japan
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- Expired - Lifetime
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-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】積載用フレ−ムのレベル調整がいつでも簡単に
行なえ、かつ柱材や横支持材の運搬が容易で、現場にお
いては、短時間で組立ることができる水耕栽培用容器積
載用フレ−ムの提供。 【構成】コンクリ−ト基礎1の穴2の上に設置した調整
用ボルト受けプレ−ト4に、高さ調整用ボルト5を、調
整用ナット6で支持し、高さ調整用ボルト5の頂部に、
フレ−ム7を載せ、フレ−ム7をフレ−ム押さえ板8で
固定する。また、柱材10の所定高さに締着したパイプ
バンド11と、上部横支持材13に締着したパイプバン
ド14を、つなぎプレ−ト12、15を介して、折りた
たみ及び締着自在に連結する。
行なえ、かつ柱材や横支持材の運搬が容易で、現場にお
いては、短時間で組立ることができる水耕栽培用容器積
載用フレ−ムの提供。 【構成】コンクリ−ト基礎1の穴2の上に設置した調整
用ボルト受けプレ−ト4に、高さ調整用ボルト5を、調
整用ナット6で支持し、高さ調整用ボルト5の頂部に、
フレ−ム7を載せ、フレ−ム7をフレ−ム押さえ板8で
固定する。また、柱材10の所定高さに締着したパイプ
バンド11と、上部横支持材13に締着したパイプバン
ド14を、つなぎプレ−ト12、15を介して、折りた
たみ及び締着自在に連結する。
Description
【0001】
この考案は、野菜等の水耕栽培において、土壌の代りに発泡ポリウレタン等 を収納した容器を積載するフレ−ムに関するものである。
【0002】
水耕栽培においては、積載用フレ−ムに載せた多数の水耕栽培用容器に肥料 等の養分を含んだ栄養液を均等にに供給したのち、回収し、不足した養分を注ぎ 足して再循環させる方式がとられている。採算ベ−スに乗せるためには、少なく とも、すべての水耕栽培用容器における野菜等の生育にむらがなく、品質を安定 させることが必須条件である。そのためには、各水耕栽培用容器に栄養液が均等 に注がれることが不可避的条件である。この条件を満すためには、積載用フレ− ムの勾配、即ち傾斜度がキ−ポイントになる。従来の水耕栽培用容器積載用フレ −ムの組立においては、田畑に、柱材となる金属パイプや硬質プラスチックパイ プを所定の間隔を置いて、土中に直接打ち込み、所定の傾斜度になるように調整 していたので、作業に長時間を要することと、傾斜度を精密に調整することが極 めて困難であるという欠点があった。
【0003】 これを改善するために、本願の考案者は実用新案登録第3009491号に 示すように、所定の勾配に調整した基礎コンクリ−トを間隔をおいて設置し、そ の上に基礎となる鉄製の角柱を固定するやり方を実施し、従来に比し、レベル調 整の時間及びレベル調整の正確さにおいて格段の進歩がみられたが、水耕栽培用 容器積載用フレ−ムの組立後における基礎コンクリ−ト部の沈下等に対して、対 応が困難であるという欠点と、なお、基礎コンクリ−トのレベル調整に時間がか かるという欠点があった。
【0004】 また、従来は、柱材や横支持材等の金属パイプ又は硬質プラスチックパイプ を、ばらばらにして、現地の組立現場まで運搬し、組み立てていたので、輸送が 面倒であると共に、組立に時間がかかるという欠点があった。
【0005】
この考案は、従来の技術で記述した欠点を解消するためになされたもので 、積載用フレ−ムのレベル調整がいつでも容易に行なえ、かつ柱材や横支持材等 の金属パイプ又は硬質プラスチックパイプの運搬が容易で、組立現場においては 、短時間で組立ることができる水耕栽培用容器積載用フレ−ムの提供を目的とす るものである。
【0006】
適宜間隔を置いて設置したコンクリ−ト基礎の中央部に穴を穿設し、その上 に調整ボルト挿通孔を設けた調整用ボルト受けプレ−トを、調整ボルト挿通孔が 穴のほぼ中央部に位置するように設置し、調整ボルト挿通孔に高さ調整用ボルト を通し、高さ調整用ボルトに調整用ナットを螺着し、調整用ボルト受けプレ−ト に支持し、高さ調整用ボルトの頂部にフレ−ムを載せ、その上からフレ−ム押さ え板をアンカ−ボルトに締着する。
【0007】 柱材の所定の高さに締着したパイプバンドに固定したつなぎプレ−トと、上 部横支持材に締着したパイプバンドに固定したつなぎプレ−トとを、折たたみ及 び締着自在に連結しする。
【0008】
高さ調整用ボルトを、調整用ナットを回して、コンクリ−ト基礎の中央部に 穿設した穴に向けてねじ込むと、頂部に載せたフレ−ムが下がり、逆にねじ上げ るとフレ−ムは上がり、フレ−ムのレベルを自由に調整できる。勿論、ねじ上げ る場合には、フレ−ム押さえ板を予め弛めておく必要がある。
【0009】 柱材の所定の高さに締着したパイプバンドに固定したつなぎプレ−トと、上 部横支持材に締着したパイプバンドに固定したつなぎプレ−トとを、折たたみ及 び締着自在に連結ているので、現地への運搬は折たたんだ状態で行ない、現地に おいては、柱材と上部支持部材を所定の位置に設置し、連結部を締着するだけで 水耕栽培用容器積載用フレ−ム全体を所定のレベルに合わせることができる。
【0010】
この考案の実施の一例を図面を参照しながら説明するに、図1及び図2にお いて、1は、コンクリ−ト基礎で、ほぼ中央部に穴2が穿設されている。穴2の 両側にアンカ−ボルト9が打ち込まれ、穴2の上には、調整ボルト挿通孔3を設 けた調整用ボルト受けプレ−ト4を、調整ボルト挿通孔3が穴2のほぼ中央部に 位置するように置かれている。調整ボルト挿通孔3には、高さ調整用ボルト5が 通され、調整用ナット6を螺着することによって、調整用ボルト受けプレ−ト4 に支持されている。高さ調整用ボルト5の頂部には、角パイプより成るフレ−ム 7が載せられている。フレ−ム7の上には、両端にアンカ−ボルト9の挿通孔1 6を有するフレ−ム押さえ板8が当てがわれ、挿通孔16にアンカ−ボルト9を 挿通し、フレ−ム押さえ板8をナット17によって締着することによって、フレ −ム7を固定している。
【0011】 したがって、コンクリ−ト基礎1のレベル調整が正確に行なわれていなくて も、高さ調整用ボルト5の微調整によって、所定のレベルに正確に合わせること ができるから、作業が簡単になる。また、使用中に、コンクリ−ト基礎1が沈下 した場合でも、その都度、容易にレベル矯正を行なうことができる。 また、角パイプより成るフレ−ム7の取り付け、取り外しが簡単に行なえるから 、フレ−ム7の腐蝕等の対応を迅速、かつ経済的に行なうことができる。
【0012】 つぎに、図3及び図4に示すように、鉄、ステンレス等の金属パイプ又は 硬質プラスチックパイプから成る柱材10の所定の高さに、強く締着したパイプ バンド11に、ボルト等によって固定したつなぎプレ−ト12と、鉄、ステンレ ス等の金属パイプ又は硬質プラスチックパイプから成る上部横支持材13の端部 に強くに締着したパイプバンド14に、ボルト等によって固定したつなぎプレ− ト15とを、常時は折たたみができるように、例えば、連結ボルト18を緩く締 めて連結しておき、現場における組立時には、連結部が屈曲しないように連結ボ ルト18を強く締着できるようにしておく。
【0013】 現場への運搬時には、図5に示すように、連結部から折りたたみ、柱材1 0と上部横支持材13を連結したまま輸送する。なお、図3に示すように、現地 においては、レベル調整されたフレ−ム7の上面に、溶接等で固定されたパイプ 19に柱材10を差込んで、図6乃至図7に示すように、組立るので、最終的に は、柱材10に締着するパイプバンド11の高さが、決め手になり、水耕栽培用 容器積載用フレ−ム全体のレベルを左右することになる。本願においては、専門 工場において、決め手になるパイプバンド11を、柱材10の所定の高さに、予 め締着しているから、組立現場においては、柱材11を所定のパイプ19に順次 差込んでいくだけであるから、組立作業を画一的、かつ迅速に行なうことができ る。なお、19’は、下部横支持材20を差込むパイプで、フレ−ム7の側面に 溶接等で固定されている。下部横支持材20はレベル調整には関係しないので、 個々に分離されていても全く問題はない。
【0014】
この考案は上述のように構成されているので、次のような効果を呈する。
【0015】 コンクリ−ト基礎部でのレベル調整が自由にできるので、レベル調整作業が 容易であると共に、使用中におけるコンクリ−ト基礎の沈下等によるレベルの狂 いを、その都度、容易に矯正できる。
【0016】 角パイプ等から成るフレ−ムの取り付け、取り外しが簡単にできるので、腐 蝕フレ−ムの取り替え等の対応を迅速、かつ経済的に行なうことができる。
【0017】 柱材の所定の高さにパイプバンドが締着されているので、現場における組立 作業を画一的、かつ迅速に行なうことができる。また、上部横支持材が折りたた み自在に連結されているので、現場への運搬が容易であると共に、現場での組立 も簡単、かつ迅速に行なえる。
【図1】コンクリ−ト基礎部の横断面図である。
【図2】コンクリ−ト基礎部の側面図である。
【図3】柱材と上部横支持材の取り付け部を示す一部切
欠正面図である。
欠正面図である。
【図4】柱材と上部横支持材の取り付け部を示す一部切
欠平面図である。
欠平面図である。
【図5】柱材を連結部から折たたんだ状態を示す正面図
である。
である。
【図6】水耕栽培用容器積載用フレ−ムの平面図であ
る。
る。
【図7】図6におけるA−A線切断面図である。
1 コンクリ−ト基礎 2 穴 3 調整ボルト挿通孔 4 調整用ボルト受けプレ−ト 5 高さ調整用ボルト 6 調整用ナット
7 フレ−ム 8 フレ−ム押さえ板 9 アンカ−ボルト 10 柱材 11 パイプバンド 12 つなぎプレ−ト 13 上部横支持材 14 パイプバンド 15 つなぎプレ−ト 16 挿通孔 17 ナット 18 連結ボルト 19 パイプ 19’パイプ 20 部横支持材
7 フレ−ム 8 フレ−ム押さえ板 9 アンカ−ボルト 10 柱材 11 パイプバンド 12 つなぎプレ−ト 13 上部横支持材 14 パイプバンド 15 つなぎプレ−ト 16 挿通孔 17 ナット 18 連結ボルト 19 パイプ 19’パイプ 20 部横支持材
Claims (2)
- 【請求項1】適宜間隔を置いて設置したコンクリ−ト基
礎(1)の中央部に穴(2)を穿設し、その上に調整ボ
ルト挿通孔(3)を設けた調整用ボルト受けプレ−ト
(4)を、調整ボルト挿通孔(3)が穴(2)のほぼ中
央部に位置するように設置し、調整ボルト挿通孔(3)
に高さ調整用ボルト(5)を通し、高さ調整用ボルト
(5)に調整用ナット(6)を螺着し、調整用ボルト受
けプレ−ト(4)に支持し、高さ調整用ボルト(5)の
頂部にフレ−ム(7)を載せ、その上からフレ−ム押さ
え板(8)をアンカ−ボルト(9)に締着することを特
徴とする水耕栽培用容器積載用フレ−ム - 【請求項2】柱材(10)の所定の高さに締着したパイ
プバンド(11)に固定したつなぎプレ−ト(12)
と、上部横支持材(13)に締着したパイプバンド(1
4)に固定したつなぎプレ−ト(15)とを、折たたみ
及び締着自在に連結したことを特徴とする水耕栽培用容
器積載用フレ−ム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002609U JP3015510U (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 水耕栽培用容器積載用フレ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002609U JP3015510U (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 水耕栽培用容器積載用フレ−ム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3015510U true JP3015510U (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=43151072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995002609U Expired - Lifetime JP3015510U (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 水耕栽培用容器積載用フレ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015510U (ja) |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP1995002609U patent/JP3015510U/ja not_active Expired - Lifetime
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