JP3015126U - 自動車用片手ハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【考案の目的】 本考案は自動車運転を容易にし、安全
性を高めるもので、大きくて邪魔な円形ハンドルを改良
して計器を見やすくし、常時片手を遊ばせ、乗降を容易
にし、種々のデザインを楽しむ事が出来るものである。 【考案の構成】 本考案は従来の自動車ハンドルに補助
装置として取っ手１に回転軸２を固定し、３で４と接続
し、４を５と固定して、６で主ハンドル７に固着する事
により、１の取っ手だけでハンドル操作を容易にし、片
手操作の為に円形の必要性がなく、美しく、楽しく、便
宜にするものである。内蔵回転軸の出し入れは、電動
式、ノック式、起倒式等いろいろあろうが、何れにして
も円形ハンドルを多様の形態にし、計器を見易く、乗降
し易く、片手運転者の安全に寄与するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、回転軸及び付属装置を簡単に着脱可能とした自動車運転補助装置に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の自動車ハンドルは両手で操作したが、現在はパワーハンドルで両手を用 いる事が少なく、片手運転が多くなっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の両手で操作した運転法は、自動車の進歩によって必要性が低下した。と はいえ片手で行うには、時たま無理があり、危険性もある。これを片手で容易に 円滑に行い、他方の手に自由を与え、安全性を高めるもので、将来はハンドル本 体の形態を改良し、デザインを楽しみ、運転者の乗降をも容易にするものである 。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は従来のハンドル本体に、別途に回転軸付き取っ手を固着し、運転時の 持ち直し、その他の無理な操作を解決するもので（既に傷害者用としてあるが） 円形ハンドルの改良はされていない。故に形態を改良して乗降を容易にし計器を 見やすくするものである。

【０００５】

【作用】

この補助具により、取っ手を持ったままで、片手で自由にハンドル操作でき、 他方の手に自在性を与え安全性を高めるものである。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って、一実施例を説明する。１は木製の取っ手で手になじ み易い形にし、回転軸２に８で固定する。３はベアリング内蔵の回転板で４の連 結部で５の固定板に連結する。６のベルトで７のハンドル本体に固着し、９の止 め金を締める。

【０００７】 ６のベルトは裏側で９の止め金で着脱を容易に出来る。

【０００８】 本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるが、従来の全てのハン ドルに使用出来る。

【０００９】

【考案の効果】

上述の様に、本考案は円形ハンドル用であるが、この補助装置をハンドル作製 時に内蔵させ、大きく邪魔な円形を棒状（ブーメラン形）や板状にし、運転者の 乗降を容易にし計器を見やすくする事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の取っ手を固定した回転軸の一実施例を
示す正面断面図である。

【図２】本考案の側方断面図である。

【符号の説明】

１ 取っ手 ２ 回転軸 ３ 回転板 ４ 連結部 ５ 固定板 ６ 固着ベルト ７ ハンドル ８ 固定ネジ ９ ベルト着脱金具

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】自動車のパワーハンドル本体に回転軸付き
   取っ手を固着し、従来の両手で操作した運転を片手で容
   易に速やかに行い、安全性を高める補助具。
2. 【請求項２】従来の円形ハンドルを半円形、或いは疑似
   三角形、その他に改良し、回転軸応用の片手ハンドルと
   し、運転者の乗降を容易にする補助装置。