JP3015101B2 - タンポン及びその製造方法 - Google Patents

タンポン及びその製造方法

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JP3015101B2 JP2508693A JP50869390A JP3015101B2 JP 3015101 B2 JP3015101 B2 JP 3015101B2 JP 2508693 A JP2508693 A JP 2508693A JP 50869390 A JP50869390 A JP 50869390A JP 3015101 B2 JP3015101 B2 JP 3015101B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良されたタンポン、特に生理用タンポンに
関し、当該タンポンは、タンポンの長さより広い最大幅
を有する薄い液体透過性層材料のストリップ(strip)
及び実質上タンポンの長さに相当する幅を有し、ストリ
ップの長さ方向の端部から間隔をおいて当該ストリップ
上に配置された吸収性材料のストリング(string)から
形成される長いブランク材料(starting blank)をスト
リングの長さ方向に対して横切る軸の回りに数巻(turn
s)巻取って、ロールを形成し、ロールを主に半径方向
に圧縮して得られる、実質上円形断面を有する本体から
なる種類のものである。本発明はまたこの改良されたタ
ンポンの製造方法に関する。
本発明の目的は、広範な種類の材料からタンポンの吸
収充填物を選択できるような、例えば自己粘着性がほと
んどない又は実質上ないに等しい高吸収性充填材を問題
なくタンポンに使用できるような構造を有する新規且つ
有利なタンポンを提供することである。
かかる目的のために、導入部で述べたようなタンポン
であって、当該巻付け(turns)が、吸収性材料のスト
リングよりなる充填物が層間に配置されたストリップの
単層からなり、ブランクが巻取られた状態ではストリン
グの両側に向かって外側に伸びている層材料ストリップ
の端部が、内側に折込まれ、最も内側の巻付け(turn
s)の内部方向に向かっている空間に一緒に収容される
タンポンが本発明によって提案される。
前述のように本発明のさらに他の目的は、新規且つ有
利なタンポン製造方法を提供することである。当該製造
方法は、実質上円形断面を有し、薄い液体透過性材料の
ケーシング(casing)に封入された吸収性材料の充填物
を含有する本体の形にタンポンブランクを形成し、当該
タンポンブランクを最終的なタンポン形状に圧縮するこ
とからなる製造方法であり、当該方法において、充填物
を形成する吸収性材料は、少なくとも最終形態のタンポ
ンの長さに実質上相当する幅を有するストリングの形
で、ストリングの幅よりも広い最大幅を有する層材料の
ストリップ上に置かれ、当該ストリングはストリップの
長さ方向の端部から間隔をおいて配置され、 タンポンブランクを形成するために、吸収性材料のス
トリングが配置された層材料のストリップを、ストリン
グが配置された面がマンドレルに対面するように第1管
状マンドレル上に巻付け、 ストリングの一方の側から突出しているストリップ部
分(マンドレルの端部が当該部分の内端に隣接してい
る)を第1マンドレルの内部に挿入し、 第1マンドレルの中に挿入された層材料部分に取り囲
まれるように、第2管状マンドレルを、第1マンドレル
のマンドレル端を通過して挿入し、 次いで、第1マンドレルを完全に抜き取り、 ストリングの他方の側から突出しているストリップ部
分(第2マンドレルの端部が当該部分の内端に隣接して
いる)を第2マンドレルの内部に挿入し、 タンポンブランクを圧縮する前に第2マンドレルを完
全に抜き取り、最終的なタンポン形状に形成する。
さらに本発明の特徴的な性質は従属する請求の範囲2
〜9及び11〜18に記載されるが、本発明により得られる
さらに有利な点は、添付の図面を参照してなされる以下
の説明から明らかとなるであろう。
第1図は本発明に係わるタンポンを製造する機械の第
1実施例を図式的に示す。
第2a図〜第2d図は本発明に係わるタンポンの第1実施
例の製造における種々の段階を図式的に示す。
第3図は本発明に係わるタンポンの第2実施例を製造
する機械の第2実施例の部分を図式的に示す。
第4図は第3図に示したウェブ切断ステーションと円
錐形巻取りマンドレルの間に配置された層材料のウェブ
の部分、及びウェブ上に置かれた弓形にカーブした材料
ストリングを上から見た図である。
第5図は第2a図に対応する図であり、本発明のタンポ
ン製造の第2実施例における導入段階を示す。
第1図の符号1,2は、それぞれ薄いストリップ様液体
透過性層材料、及び図示した機械により製造されるタン
ポンにおいて当該層材料に封入される吸収性充填物用の
ストリップ様原料を含有する貯蔵リールを示す。層材料
及びタンポン充填物原料のウェブ3,4は、それぞれリー
ル1,2から、好ましくは連続的に、矢印で示す方向へリ
ールが回転して引き出される。層材料のウェブ3は不織
ガーゼの如き不織材料からなるものが有利であり、タン
ポン充填物用の原料を形成するウェブ4は、ここでは適
当な紙パルプいわゆる毛羽パルプ(パルプは漂白されて
いないものであってもよい)からなると仮定する。ウェ
ブ3をエンドレスワイヤーベルト(図示せず)や類似の
装置上に載せて機械中を搬送し、下フード6及び上フー
ド7からなる第1ステーション5を通過させる。フード
6は底部でファン8の吸引サイドに接続され、シュレッ
ダーもしくはデファイブレーター(difibrator)9がフ
ード7の最上部に接続される。図平面に対して直角方向
から見ると、フード6及び7の幅はウェブ3の幅より小
さく、好まくは該ウェブ3の幅の半分未満である。ファ
ン8はフード6中を減圧にすることができるので、デフ
ァイブレーター9で製造されるばらばらのパルプ繊維が
ウェブ3上にしっかりと吸引されて、高吸収性の繊維ス
トリング10が形成される。当該繊維ストリングはウェブ
3と共にステーション5から搬出される。
符号11は通常吸引ステーションであり、ここで繊維ス
トリング10の部分12をストリングから一定間隔で吸引除
去して、リール2から形成される繊維材料がない部分13
がウェブ3上に残るようにする。吸引ステーションは矢
印で示した方向に回転する中空ホイール形状を有してお
り、その内部は減圧源、例えば破線14で示すようにファ
ン8の吸引サイドに接続される。ホイールには半径方向
に延びる中空アーム15が設けてあり、その外端は穿孔さ
れており、ウェブ3及びストリング10が第1図中で右か
ら左へ移動する速度と同じ外周速度で移動する。アーム
15により運ばれたストリング部分12は、アームがフード
16を通過する際にフードを通じて吸引される。フード16
は導管17を介してステーション5のフード及びデファイ
ブレーター9に接続される。図示した実施例において
は、固定シールドプレート18を設け、アームが回転サイ
クルの最下位置からフード16直前の位置を移動する間の
みアーム15の外孔端に減圧が確実に及ぶようにしてい
る。
ステーション11の下流に位置するウェブ切断ステーシ
ョン19では、繊維ストリングがないウェブ部分13の位置
でウェブ3を切断して、ウェブ上に配置された残留スト
リング部分20とウェブが分離するようにする。ウェブの
切断は矢印で示す方向に往復運動して相互に共働する二
個のカッター21により行われる。
この機械は末端ステーション22を含み、ここで、担持
するわた状繊維と共に切断ステーション19で分離された
ウェブ片もしくはストリップ23(第2a図〜第2d図)が回
転可能な第1中空マンドレル26の上に巻取られる。マン
ドレルは縦軸方向、即ち第1図の図平面に対し垂直方向
に移動可能である。これらのマンドレル26はホイールの
中心部から半径方向へ外に延びるアーム25の外端に取付
けられ、ホイールは矢印24の方向へ断続的に回転する。
ステーション22の最下位置でマンドレル26が矢印で示す
ように時計回りに回転し、マンドレル26、もしくはスト
リング部分20を担持しマンドレル上に巻取られたストリ
ップ23の外周速度を、ウェブ3の速度より速くして、巻
取られるストリップの後端と次に続くストリップの前端
との間に距離ができるようにする。この配置はアーム25
を担持するホイールが1回に矢印24の方向へ1/4周回転
することを可能にし、これにより新たなマンドレル26が
最下位置に運ばれて、ストリング部分20を担持する各々
の次に来るストリップ23を受取り、巻取る準備ができた
状態にする。
従って、第1位置即ちステーション22の最下位置にお
いて、ストリング部分20を担持するストリップ23が中空
で回転可能なマンドレル上に巻取られ、第2a図に示す構
成を有するロールもしくはシリンダー27を形成する。次
いで90゜回転して第2位置へ、180゜回転して第3位置
へ移動し、ロール27の第1及び第2末端が第2b図及び第
2c図に示すような方法で処理される。次いで、270゜回
転して第4位置へ移動し、完成したタンポンブランクは
ステーション22から取り外される。このタンポンブラン
クは第1図及び第2c図では28の破線で示されている。タ
ンポンブランクは公知の方法(例えばWO89/07924に対応
するスウェーデン特許明細書SE−8800774−5第2図の
方法)により、主に半径方向に圧縮され、第2d図に示す
ような最終形態のタンポン29を形成する。
第2a図に示すロールもしくはシリンダー27は、吸収性
充填材のストリング20の二巻きの巻付け(turns)即ち
巻取り(windings)からなり、これらの巻付け(turn
s)は液体透過性層材料のストリップ23の三巻きの巻付
け(turns)によって隔てられ又は被覆されている。充
填材のストリング20は、第2d図に示す最終形態のタンポ
ン29の長さに実質上相当する幅を有する。管状マンドレ
ル26は、第2a図の左側よりロール27(ストリング20の両
端から突出するストリップ23の部分30及び31を含む)内
を完全に通過する。
第2b図は、第1図中ステーション22の前記第2マンド
レル位置に対応する。この位置でマンドレル26は、その
前端がストリップ部分30の内端にくるように後退させら
れており、ストリップ部分30は、第2管状マンドレル32
と共にもしくは該第2マンドレルによりマンドレル26の
内部へ挿入されている。第2マンドレルの外径はマンド
レル26の内径より小さくして、挿入されたストリップ部
分30がマンドレル26、32の間の空間に収容されるように
し、ストリップ部分が第2マンドレルを包囲するように
する。第2マンドレル32を第2b図の右側から第1マンド
レルの中に挿入し、取出し紐33を第2マンドレル32の中
に挿入し、第2マンドレルの末端及び紐33の末端はスト
リップ部分31の外端に近接して位置する。
第2c図は、第1図中ステーション22の前記第3位置に
対応する。この位置でマンドレル26は完全に取り外され
ており、第2マンドレル32は、その前端がストリップ部
分31の内端に隣接する位置まで後退させられている。さ
らに、取出し紐33の外端を34でストリップ部分31に接続
させ、ストリップ部分31を例えば第3マンドレル(図示
せず)もしくは取出し紐33により第2マンドレル32の中
に挿入する。第2c図のように形成されたタンポンブラン
ク28を第2マンドレル32から取り外し(第1図中ステー
ション22の第4位置に於いて)、従来既知の方法により
圧縮成形して、第2d図に示す最終形態のタンポンを形成
する。例示したタンポン29の構成及び例示した取出し紐
33の取付法により、湾曲した巻付け(winding turns)
が互いに軸方向に移動するのを効果的に防止し、例示し
てストリップ23の配置により、ストリップ自身が低吸収
性材料しくは全く吸収性のない材料からなる場合にも、
高吸収性のばらばらの粒子もしくは繊維からなる充填物
20を効果的に強化し(さもなくばこれらの粒子もしくは
繊維は局部的に塊になる傾向がある)、凝塊の形状を防
止することがわかるであろう。例示した配置の結果、充
填材料20が充填された実質上均一な厚さの円周路が得ら
れ、これは吸収性の点から非常に有利な形態である。
部分的に第3図に示したタンポン製造機の変形例にあ
っては、ウェブ3と4(例えば不織パルプと毛羽パル
プ。パルプは漂白されていないものであってもよい。)
をそれぞれリール1と2から引き出す。ウェブ3をエン
ドレス布などの上に載せて第1ステーション5′へ導入
し、ここで材料ストリング20′をウェブ3上に両端から
間隔をおいて付着させ、好ましくは連続的に前進させ
る。ステーション5′には中空ホイール35を装着しその
内部は減圧源(図示せず)に接続されている。ホイール
35の円筒表面はストリング20′の面積及び形状に対応す
る領域が穿孔されている。ホイール35の直上にはフード
7′を設け、シュレッダーもしくはデファイブレーター
内でリール2から引き出されたウェブ4をほぐすことに
より生じた吸収性繊維を回収する。ホイール35が第3図
に示すように時計方向に回転すると、ホイール中の減圧
によって繊維が材料ストリング20′としてホイールの円
筒表面に付着し、当該材料ストリングの形状は表面に穿
孔された型の形状に対応する。ホイール35の中に設けら
れた固定遮蔽プレート36は当該プレートに覆われた円筒
表面部分にホイール内の減圧が作用するのを防ぐ。その
結果、ホイールの円筒表面に形成されたストリング20′
がウェブ3上に付着し、ウェブと共にさらに移動する。
連なるストリング20′の間に位置するウェブの部分13を
切断ステーション19においてカッター21にて切断する。
ウェブを切断して得られるストリング部分20′が配置
されたウェブ片もしくはウェブストリング23の形態のブ
ランクを、第1図及び第2a図〜第2d図を参照して説明し
た方法と実質上同様にして巻取り、タンポンに成形す
る。このため変形例の機械に係わるタンポンの製造方法
を、第1の方法の説明と異なる点に関してのみ説明す
る。
第4図に示すように、ストリング20′は長方形以外の
形状でもよい。ストリングの厚さは所望により変更でき
る。例えばホイール35の円筒外表面の穿孔の数及び/又
はサイズに従って変更できる。第4図の実施例にあって
はストリングが弓形にカーブした形状を有するので、円
錐形の第1マンドレル26′を用いる。タンポンブランク
をマンドレル26′上に巻取る際、マンドレルと当該マン
ドレルが担持するタンポンブランクを矢印37が示すよう
に互いに弧状に移動させ、マンドレル軸が長さ方向に延
びるストリング20′の弧状端と常に本質的に正しい角度
をなすようにして、マンドレル上に巻取ったストリング
巻付け(turns)が、第5図に示すように本質的に一方
が他方の真上に位置するようにする。ストリップ23の端
部30及び31(第5図)を挿入し、第2b図〜第2d図を参照
して上記に説明した方法にて取出し紐を取付けることに
よりタンポンの製造を続ける。
第4図及び第5図を参照して説明した方法によれば、
実質上円筒形のタンポンでありながら、元の本質的に円
錐状の形に戻り易いタンポンが提供される。これは膣壁
とタンポンの間の漏れに対する安全性を改善するので、
生理用タンポンの場合特に有益である。この利点は、ス
トリング20′に、もしくは少なくともストリングの長弧
側に湿潤条件と実質上無関係な固有弾性を示す材料を含
有させ、実質上乾燥状態、即ち経血によって湿潤する前
であってもタンポンが圧縮される前の形状に著しく戻り
易くした場合に特に顕著である。この場合、例えばスト
リング20′を長弧即に向かって薄くして、タンポン中の
材料量をタンポンの長さに沿って目に見えるほど変化さ
せないほうがよい。
本発明は例示及び説明した実施例に限定されるもので
はなく、以下の請求の範囲に記載した本発明の概念内に
おいて変更することができる。例えば充填物20が二種以
上の材料を含有し、第一成分としてわた状吸収性粒子及
び/又は繊維から構成されてもよい。さらに層材料が二
種以上のウェブから構成され、ウェブの幅をそれらの長
さにより変えて、ストリップ23の前端の幅はストリング
20の幅に対応しているが、ストリップ23の後端の幅スト
リング20の幅よりかなり広くてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/20

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンポンの長さより広い最大幅を有する薄
    い液体透過性層材料のストリップ(23)及び実質上タン
    ポンの長さに相当する幅を有し、ストリップの長さ方向
    の端部から間隔をおいて当該ストリップ上に配置された
    吸収性材料のストリング(20;20′)から形成される長
    いブランク材料をストリングの長さ方向に対して横切る
    軸の回りに数巻き(turns)巻取って、ロールを形成
    し、ロールを主に半径方向に圧縮して得られる、実質上
    円形断面を有する本体からなるタンポンにおいて、当該
    巻付け(turns)が、吸収性材料のストリング(20;2
    0′)よりなる充填物が層間に配置されたストリップ(2
    3)の単層からなり、ブランクが巻取られた状態ではス
    トリングの両側に向かって外側に伸びている層材料スト
    リップ(23)の端部(30,31)が、内側に折込まれ、最
    も内側の巻付け(turns)の内部方向に向かっている空
    間に一緒に収容されることを特徴とするタンポン。
  2. 【請求項2】ストリング(20′)が弓形にカーブしてお
    り、タンポンブランクが円錐台ロール状に巻取られ、ス
    トリップ(23)の単層により隔てられたストリング巻付
    けの一方が他方の少なくとも実質的に真上に位置する請
    求の範囲第1項に記載のタンポン。
  3. 【請求項3】ストリング(20′)がその長弧側で薄くな
    っている請求の範囲第2項に記載のタンポン。
  4. 【請求項4】ストリング(20′)が、少なくともストリ
    ングの長弧側の近隣に、湿潤条件と実質状無関係な固有
    弾性を示す材料を含有し、実質上乾燥状態であっても膨
    張しタンポンが圧縮される前の形状に戻る傾向にある請
    求の範囲第2項又は第3項に記載のタンポン。
  5. 【請求項5】ストリング(20;20′)が少なくとも部分
    的に、吸収性材料のばらばらの粒子又は繊維からなる請
    求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載のタンポン。
  6. 【請求項6】少なくとも吸収性材料の必須部分が、ほぐ
    された紙パルプ又は毛羽パルプからなる請求の範囲第5
    項に記載のタンポン。
  7. 【請求項7】パルプが漂白されていない請求の範囲第6
    項に記載のタンポン。
  8. 【請求項8】ストリング(20;20′)が、層材料ストリ
    ップ(23)の少なくとも一方の端部から間隔をおいたと
    ころで終端となる請求の範囲第1〜7項のいずれか1項
    に記載のタンポン。
  9. 【請求項9】取出し紐(33)の一方の端部が、タンポン
    (29)の一方の端部を通過して中へ延び、当該端部で内
    側に折り込まれたストリップ部分(30)に囲まれ、タン
    ポンの反対側の端部で内側に折り込まれたストリップ部
    分(31)に固定され、タンポンの最も内側の巻付け(tu
    rns)の内側に位置する請求の範囲第1〜8項のいずれ
    か1項に記載のタンポン。
  10. 【請求項10】実質上円形断面を有し、薄い液体透過性
    層材料のケーシングに封入された吸収性材料の充填物を
    含有する本体の形にタンポンブランク(29)を形成し、
    当該タンポンブランクを最終的なタンポン形状に圧縮す
    ることからなるタンポンの製造方法であり、当該方法に
    おいて、充填物を形成する吸収性材料は、少なくとも最
    終形態のタンポンの長さに実質上相当する幅を有するス
    トリング(20;20′)の形で、ストリング(20;20′)の
    幅より広い最大幅を有する層材料のストリップ(23)上
    に置かれ、当該ストリングはストリップの長さ方向の端
    部から間隔をおいて配置され、 タンポンブランク(28)を形成するために、吸収性材料
    のストリング(20;20′)が配置された層材料のストリ
    ップ(23)を第1管状マンドレル(26,26′)上にスト
    リングが配置された面がマンドレルに対面するように巻
    付け、 ストリング(20;20′)の一方の側から突出しているス
    トリップ(23)の部分(30)(マンドレルの端部が当該
    部分の内端に隣接している)を第1マンドレル(26;2
    6′)の内部に挿入し、 第1マンドレルの中に挿入された層材料部分(30)に取
    り囲まれるように、第2管状マンドレル(32)を、第1
    マンドレル(26;26′)のマンドレル端を通過して挿入
    し、 次いで、第1マンドレルを完全に抜き取り、 ストリング(20;20′)の他方の側から突出しているス
    トリップ(23)の部分(31)(第2マンドレル(32)の
    端部が当該部分の内端に隣接している)を第2マンドレ
    ルの内部に挿入し、 タンポンブランク(28)を圧縮する前に第2マンドレル
    (32)を完全に抜き取り、最終的なタンポン形状に形成
    するタンポンの製造方法。
  11. 【請求項11】一方の側から突出しているストリップ部
    分(30)を、第2マンドレル(32)により第1マンドレ
    ル(26;26′)の中へ挿入する請求の範囲第10項に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】他方の側から突出しているストリップ部
    分(31)を、第3マンドレルにより第2マンドレル(3
    2)の中へ挿入する請求の範囲第10項又は第11項に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】取出し紐(33)を、他方の側から突出す
    るストリップ部分(31)に取付ける請求の範囲第10項又
    は第11項に記載の方法。
  14. 【請求項14】取出し紐(33)が取付けられたストリッ
    プ部分(31)を、当該取出し紐により第2マンドレル
    (32)の中へ引き入れる請求の範囲第13項に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】吸収性材料のばらばらの粒子又は繊維を
    層材料ストリップ(23)の一方の面の領域に供給し、ス
    トリップの反対側の同領域を減圧に保つことにより、材
    料ストリング(20)を少なくとも部分的に層材料ストリ
    ップ(23)上に形成する請求の範囲第10〜14項のいずれ
    か1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】少なくとも吸収性材料の必須部分が、ほ
    ぐされた紙パルプ又は毛羽パルプからなる請求の範囲第
    15項に記載の方法。
  17. 【請求項17】パルプが漂白されていない請求の範囲第
    16項に記載の方法。
  18. 【請求項18】材料ストリング(20;20′)が、層材料
    ストリップ(23)の少なくとも一方の端部から間隔をお
    いたところで終端となる請求の範囲第10〜17項のいずれ
    か1項に記載の方法。
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