JPH03103165A - 紙製フイルターロッド製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は煙草のフィルターを連続的に製造する紙製フィ
ルターロッド製造装置に関するものである。

［従米の技術］ 一般に煙草のフィルターロッドはフィルター原料を棒状
に成形して包み紙により巻込み、包み紙の縁を互いに接
着して製造されている。

このフィルター原料にはセルロースアセテート製のもの
や紙製ものが用いられている。

このうち紙製のフィルター原料を用いる構造の場合第５
図乃至第７図の如くたとえば幅１　４　０　ｙＨの帯状
の紙製フィルター材ａを巻反より引出し、紙面にクレー
プロールにより細かな縦しゎｂを連続成形し、この後成
形部によりたとえば直径８順の棒状に寄せて束ね、巻込
み部でたとえば幅２７Ｕの包み紙Ｃにより巻込み、包み
紙Ｃの縁を互いに接着してフィルターロッドを製造する
ようにしている。

ところで、上記゜帯状の紙製フィルター材の巻反の一巻
反内に継合部分ｅが存在しており、また巻反が使用によ
り空になるとその紙製フィルター材の後端郎を新たな巻
反の先端部にたとえば両面テープｄを用いて接着し、連
続的に製造することになるが、第６図、第７図の如く当
該継合郎分ｅは紙製フィルター材ａ及び両面テーブｄが
この場合三層に重合しており、フィルター材として使用
できないためフィルターロッドの製造後において当該継
合部分ｅは切除して廃棄するようにしている。

［発明か解決しようとする課題］ しかしながら上記従来構造の場合、上記継合部分が三層
に重合していることにより継合部分の外径が太くなり、
戊形部内での通過が困難となって詰まってしまうことが
ある。

このため装置の運転を一旦中止し、人為的手段等で継合
部分ｅを排除し、再起動しなければならない。

それだけフィルターロツドの製造能率が低下することが
あるという不都合を有している。

［課題を解決するための手段コ 本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするも
ので、その要旨は、帯状の紙製フィルター材を連続的に
棒状成形する戊形部と、該棒状の紙製フィルター材を連
続的に包み紙により巻込み可能な巻込み部とを有し、上
記成形部の前方位置に上記帯状の紙製フィルター材の継
合部分に打抜穴を形威可能な穿孔機構を配設して構成し
たことを特徴とする紙製フィルターロツド製造装置にあ
る。

［作用］ 帯状の紙製フィルター材の継合部分に穿孔ｉｉａ構によ
って打抜穴が形成され、このため継合郎分での棒状の外
径の膨出が抑制される。

［実施例〕 第Ｉ図乃至第４図は本発明の実施例を示し、ａは紙製フ
ィルター材であり、この場合幅１　４　０　ｙｘｘの帯
状のものが用いられ、巻反１から引出される。

２はクレープ加工部であって、外周而に多数の周溝部及
び周突郎を有する上下一対のクレープロール３が備えら
れ、帯状の紙製フィルター材ａの紙面に縦しわｂを連続
成形するものである。

４は成形部であって、帯状の紙製フィルター材ａを次第
に先細りとなる筒部等によって連続的に寄せて束にして
例えば直径８朋の棒状に成形するものである。

５は巻込み部であって、棒状になった紙製フィルター材
ａを連続的にたとえば幅２　７　ＩＩの包み紙Ｃにより
巻込み成形するものである。

６は穿孔機構であって、前記成形郎４の前方位置に配設
され、固定状態に配置される受けロール７と上下動可能
に配置される切断ロール８からなり、切断ロール８の外
周面には複数個の打抜凸部８ａが形成されており、紙製
フィルター材ａの巻反！内に存在する継合郎分ｅや巻反
！が空になって新たな巻反ｌの先端部がその後端部に接
続されてできる継合部分ｅが穿孔機構６位置を通過する
際、上方に僚置していた切断ロール８が下降し、その打
抜凸郎８ａにより継合郎分ｅに打抜穴９を形成するもの
である。

この場合打抜穴９は長円形状に形或されており、その散
及び大きさは、帯状の紙製フィルター材ａを棒状に束に
したとき成形部４内の通過に支障がないような外径とな
るように設計された打抜里となっている。

１０は検出センサーであって、上記紙製フィルター材ａ
の継合部分ｅを検出して縫合部分ｅが穿孔機構６を通過
する前際に切断ロール８の下降信号を出力するものであ
る。

１１は屑受郎であって、上記切＠ａ−ル，８により打ち
抜かれた屑ｆを受けるものである。

この実施例は上記構威であるから、あらかじめ検出セン
サーｔｏ　ｈ＜　ｕ合部分Ｃを検出し、これにより継合
部分ｅが穿孔機構６を通過する前に切断口−ル８が下降
し、打抜凸ｔｌ８ａと受けロール７との協働作用で継合
部分ｅに打抜穴９が開穿され、その打ち抜き屑ｆは屑受
郎Ｕに落下収容されることになり、すなわち巻反ｌから
引出されて成形部４に入る手前で帯状の紙製フィルター
材ａの継合郎分ｅに打抜穴９が穿孔機構６により打抜か
れ、このため紙製フィルター材ａを棒状に成形する際、
継合部分８の棒状の外径の膨出を抑えることができ、そ
れだけ成形部４内の通過が円滑になされることになり、
戊形郎４内での紙製フィルターａの結まりを防ぐことが
でき、フィルターロツドの製造能率を向上することがで
きる。

尚、上記実施例の場合長円形状の打抜穴９としているが
、その形状に限定されるものではむい。

また、打抜穴９の個数ら継合部分ｅの総厚さや重合長さ
によって適宜定められる。

［発明の効果コ 本発明は上記の如く、帯状の紙製フィルター材の継合郎
分に打抜穴が形成され、成形部により紙製フィルター材
を棒状に戒形する際、継合郎分の棒状の外径の膨出を抑
えることができ、成形部内の通過が円滑になされること
になり、成形部内での紙製フィルターの詰まりを防ぐこ
とができ、それだけ製造能率を向上することができる。

以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は全体説明図、第２図はその部分斜視図、第３図
はその部分断面図、第４図はその部分平面図、第５図は
従来構造の製造工程の説明図、第６図はその部分平面図
、第７図は部分断面図である。 ４・・・戊形部、５・・・巻込み部、６・・・穿孔機構
、９・・・打抜穴、ａ・・・紙製フィルター　〇・・・
包み紙。 ７ｔ′嶺 ７７）凋 一へｔ／め

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯状の紙製フィルター材を連続的に棒状成形する成形部
   と、該棒状の紙製フィルター材を連続的に包み紙により
   巻込み可能な巻込み部とを有し、上記成形部の前方位置
   に上記帯状の紙製フィルター材の継結合部分に打抜穴を
   形成可能な穿孔機構を配設して構成したことを特徴とす
   る紙製フィルターロッド装置。