JP3014665B2 - 食品押出成型装置および食品押出成型方法 - Google Patents

食品押出成型装置および食品押出成型方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品押出成型装置
に係り、とりわけ断面が複雑な棒状食品材料を押出成型
することができる食品押出成型装置および食品押出成型
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の食品押出成型装置の構成
概略図である。図6に示すように、従来の食品押出成型
装置40は、断面が食品材料の押出成型形状に構成され
た剛体の中空成型筒41と、中空成形筒41内に食品材
料30を充填する食品材料供給装置44とを備えてい
る。
【0003】従来の食品押出成型装置40において、食
品材料30は、図6の右方向に配置された食品材料供給
装置44から供給され、中空成形筒41内に図6の左方
向に向かって徐々に充填されていく。このような食品材
料の充填工程によって、食品材料30は中空成形筒41
内の各部に行き渡り、食品材料30の断面形状は中空成
形筒41内面の断面形状に倣っていく。このことによっ
て、食品材料30は中空成形筒41の断面形状に倣う断
面を有する棒状に成型される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
食品押出成型装置40では、中空成形筒41の断面形状
が複雑な場合には、食品材料30が中空成形筒41内の
各部に十分に行き渡らず、食品材料30の断面形状が中
空成形筒41の断面形状に倣わない場合がある。このた
め従来の食品押出成型装置においては、実用上成型でき
る断面形状は図6に示すような単純な形状に限られてい
る。
【0005】また、従来の食品押出装置40では、食品
材料30と剛体の中空成形筒41の内面との間に生じる
摩擦によって、成型された食品材料30において、特に
その断面形状が突出部を有する場合にはその突出部にお
いて裂け目や変形等が生じることがあり、正確かつ円滑
に食品を押出成型することが困難となる場合もある。
【0006】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、食品材料を複雑な断面形状を有する棒状
により正確に成型できる食品押出成型装置および食品押
出成型方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、食品材料が充
填される食品押出成型装置において、キャビティを有す
る中空外筒と、中空外筒内部に配置され、中空外筒のキ
ャビティに対応する外形を有するとともに、内部に食品
材料が充填される中空内筒と、を備え、中空外筒に中空
外筒を振動させる振動装置が設けられていることを特徴
とする食品押出成型装置である。
【0008】本発明によれば、中空外筒の振動によって
中空内筒さらには中空内筒に充填される食品材料が振動
するため、食品材料が中空内筒内の各部に行き渡ること
が促進される。また、食品材料の中空内筒に対する流動
がより円滑となり、摩擦等によって食品材料に裂け目等
が入ることが防止される。
【0009】また本発明は、食品材料が充填される食品
押出成型装置において、キャビティを有する中空外筒
と、中空外筒内部に配置され、中空外筒のキャビティに
対応する外形を有するとともに、内部に食品材料が充填
される中空内筒と、を備え、中空内筒が表面の滑らかな
柔軟材からなることを特徴とする食品押出成型装置であ
る。
【0010】本発明によれば、食品材料を充填する中空
内筒が表面の滑らかな柔軟材からなるため、摩擦等によ
って食品材料に裂け目等が入ることが有効に防止され
る。
【0011】また本発明は、食品材料を中空内筒に充填
させる工程において、中空内筒の断面を複数の領域に分
割し、分割された各領域について領域面積を計算して、
領域面積の小さい領域に単位面積あたり多量の食品材料
を供給することを特徴とする食品押出成型方法である。
【0012】本発明によれば、領域面積が小さく食品材
料が行き渡りにくい領域に多量の食品材料を供給する
(押し込む)ことによって、食品材料を中空内筒内の各
部に十分に行き渡らせ、同時に中空内筒中の各断面内で
の食品材料の移動速度の差違を無くすことによって、成
型された食品材料の特に突出部において裂け目等が生じ
ることを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1および図2は、本発明
による食品押出成型装置の第1の実施の形態を示す構成
図である。図1および図2に示すように、食品押出成型
装置10は、キャビティ11aを有する中空外筒11
と、中空外筒11内部に配置され、中空外筒11のキャ
ビティ11aに対応する外形を有するとともに、内部に
食品材料30が充填される中空内筒12とを備えてい
る。中空外筒11には、中空外筒11を振動させる振動
装置13が設けられている。
【0014】本実施の形態においては、中空外筒11の
キャビティ11aは、その断面が魚型となっている。ま
た、中空内筒12は表面の滑らかな柔軟材であるテフロ
ンによって構成されているが、中空内筒12の材料とし
ては、テフロンの他に金属薄材、ポリプロピレンシート
等の合成樹脂シートが好ましい。中空内筒12の材料と
して合成樹脂シート等、それ自体では立体形状を維持し
ない程に薄く柔軟な材料を用いる場合、中空内筒12の
外周の寸法を中空外筒11の内周の寸法と略等しくして
おけば、中空内筒12内に食品材料30が充填される際
の圧力によって、筒状シートである中空内筒12は食品
材料30とともに中空外筒11の内周の各部に行き渡
り、中空内筒12は中空外筒11のキャビティ11aに
対応する外形を持つようになる。
【0015】また図1および図2に示すように、中空外
筒11と中空内筒12のそれぞれの一端部に、中空外筒
11および中空内筒12の断面を塞がない取付板11
b、12bが設けられ、これら取付板11b、12bは
重ねられて食品材料供給装置14に連結されている。ま
た強度的に必要な場合、中空外筒11の他端部には振動
を吸収できる緩衝材を持つ支持台座11cが設けられて
いる。
【0016】また食品材料供給装置14は、供給口に供
給量制御邪魔板14aが設けられている。この供給量制
御邪魔板14aは、中空内筒12中の食品材料30の移
動速度が各断面内で略一定となるように、予め位置およ
び形状を決定されて設けられている。具体的には、予め
食品材料30に接する中空内筒12の断面を複数の領域
に分割し、分割した各領域について領域面積が求められ
る。そして分割した領域毎に領域面積の大きい領域、す
なわち粗い領域には単位面積あたり少量の食品材料30
が供給され、領域面積の小さい領域、すなわち細い領域
には単位面積あたり多量の食品材料30が供給されるよ
うに、供給量制御邪魔板14aの位置および形状が決定
される。
【0017】また中空内筒12の外面に中空外筒11と
の間隙を規制するスペーサ15が全体にバランスよく設
けられている。スペーサ15は中空内筒12および中空
外筒11のいずれか一方に固着され、これによって中空
内筒12はスペーサ15を介して中空外筒11に全体を
支持されている。
【0018】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。図1および図2に示すよう
に、食品材料供給装置14から中空内筒12内に食品材
料30が供給されて充填される。
【0019】食品材料30を供給する際、前述のよう
に、供給量制御邪魔板14aを設けることによって、粗
い領域には単位面積あたり少量の食品材料30が供給さ
れ、細い領域には単位面積あたり多量の食品材料30が
供給される。従って、領域面積が小さく食品材料30が
行き渡りにくい細い領域に十分食品材料30を行き渡ら
せることができる。また中空内筒12は表面の滑らかな
柔軟材であるテフロンで構成されているので、食品材料
30との摩擦が少なく食品材料30の供給による食品材
料30の充填、移動が円滑になされ、成型された食品材
料30に裂け目等が入ることが有効に防止される。
【0020】一方、食品材料30が中空内筒12内に供
給され充填されるのと同時に、中空外筒11に設けられ
た振動装置13が作動する。振動装置13の作動によっ
て中空外筒11が振動し、中空外筒11の振動はスペー
サ15を介して中空内筒12に伝達される。中空内筒1
2が振動した場合、中空内筒12内の食品材料30はさ
らに円滑に移動して、領域面積が小さい領域に食品材料
30が十分行き渡る。この結果として、食品材料30は
複雑な断面形状を有する棒状により正確に成型される。
【0021】また中空内筒12は、スペーサ15によっ
て中空外筒11に全体的に支持されているため、振動は
スペーサ15を介して全体にバランスよく伝達され、ま
た振動の結果中空内筒12の断面形状が変形することは
ない。尚、振動装置13の振動状態(振幅、周期等)
は、食品材料30の種類や、中空外筒11および中空内
筒12の断面積、長さ等に合わせて適宜調整される。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、振動
装置13による振動がスペーサ15によって中空内筒1
2にバランスよく伝達されて、中空内筒12内に充填さ
れる食品材料30も全体にバランスよく振動する。この
ため、食品材料30が中空内筒12内の各部に行き渡る
ことが促進され、食品材料30の中空内筒12に対する
流動がより円滑となる。また、食品材料30を充填する
中空内筒12が表面の滑らかな柔軟材からなるため、摩
擦等によって食品材料30に裂け目等が入ることが有効
に防止される。また、領域面積が小さく食品材料30が
行き渡りにくい領域に単位面積あたり多量の食品材料3
0が供給されるため、食品材料30を中空内筒12内の
各部に行き渡らせることが促進される。同時に中空内筒
12中の食品材料30の移動速度が各断面内で略一定と
なるので、成型された食品材料30の特に突出部におい
て裂け目等が生じることを防止することがさらに促進さ
れる。従って、食品材料30は中空内筒12の断面形状
に倣うように充填され、複雑な断面形状を有する棒状に
正確に成型される。
【0023】次に図3および図4により、本発明による
食品押出成型装置の第2の実施の形態について説明す
る。図3および図4において、食品押出成型装置10
は、中空外筒11を覆うジャケット16を備え、中空外
筒11に通気孔11dが設けられている点が異なるのみ
であり、その他の構成は図1に示す実施の形態と略同様
である。またジャケット16には、ジャケット16内に
冷却ガスを供給するガス供給管17が設けられている。
【0024】図3および図4において、図1および図2
に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を
付して詳細な説明は省略する。
【0025】図3および図4に示す食品押出成型装置1
0では、食品材料30を中空内筒12内へ供給しかつ充
填する工程と並行して、ガス供給管17からジャケット
16内に冷却ガスを供給する。冷却ガスは、中空外筒1
1に設けられた通気孔11dを通って中空内筒12の周
囲に達し、中空内筒12内の食品材料30を冷却して凝
固させる。食品材料30は、凝固することによって成型
された形状をより堅固に維持することができる。
【0026】以上のように本実施の形態によれば、冷却
ガスにより食品材料30を冷却して凝固させることがで
き、これにより、より堅固に食品材料30を成型するこ
とができる。
【0027】なお図3および図4において、ガス供給管
17からジャケット16内に冷却ガスを供給した例を示
したが、これに限らず、ガス供給管17からジャケット
16内に加熱ガスを供給してもよい。
【0028】次に図5により、本発明による食品押出成
型装置の第3の実施の形態について説明する。図5に示
すように、食品押出成型装置20は、断面が魚型のキャ
ビティ21aを有する中空外筒21と、中空外筒21内
部に配置され、中空外筒21のキャビティ21aに対応
する外形を有するとともに、内部に食品材料30が充填
される中空内筒22とを備えている。中空外筒21に
は、中空外筒21を振動させる振動装置23が設けられ
ている。
【0029】本実施の形態においては、中空内筒22は
柔軟材である合成樹脂シート、例えばポリプロピレンシ
ートによって構成されている。具体的には、合成樹脂シ
ートはそれ自体では立体形状を維持しない程に薄く柔軟
であるため、中空外筒21の内周寸法と略等しい外周を
有する筒状シートとして構成されている。
【0030】また図5に示すように、中空外筒21に隣
接して食品材料供給装置24が設けられている。この食
品材料供給装置24は中空外筒21の中空部分の一端部
内に入り込むノズル状の供給部24aを有しているが、
この供給部24aは中空外筒21の中空部分に必ずしも
入り込む必要はない。中空内筒22を形成する筒状シー
トは中空外筒21の何十倍もの長さを有しており、その
基端側がノズル状の供給部24aの周囲に蛇腹状に畳ま
れて収納されている。そして筒状シートの先端側が中空
外筒21の他端部に設けられた中空内筒移動装置25に
よって引き出されるようになっている。また、中空外筒
21の下部には振動を吸収できる緩衝材を有する支持台
座21cが設けられている。
【0031】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。図5に示すように、食品材料
供給装置24から中空内筒22内に食品材料30が供給
されて充填される。中空内筒22に食品材料30が充填
される際の圧力によって、筒状シートである中空内筒2
2は食品材料30とともに中空外筒21の内周の各部に
行き渡り、キャビティ21aに対応する外形を持った中
空内筒22となる。
【0032】一方、食品材料30が中空内筒22内に供
給され充填されるのと同時に、中空外筒21に設けられ
た振動装置23が振動する。振動装置23の振動によっ
て中空外筒21が振動し、部分部分で中空外筒21と接
触する中空内筒22が振動する。中空内筒22が振動す
ることによって、中空内筒22内の食品材料30の移動
がさらに円滑になり、領域面積が小さい領域に食品材料
30が行き渡ることが促進される。結果として、食品材
料30は複雑な断面形状を有する棒状により正確に成型
される。
【0033】本実施の形態は、中空外筒21と中空内筒
22との間にスペーサを設けていないが、中空内筒22
はそれ自体では立体形状を維持しない程に柔軟であるた
め、食品材料の充填状態に応じて中空外筒21と部分部
分で接触し、このため全体にバランスよく振動が伝達さ
れる。
【0034】また中空内筒移動装置25によって、食品
材料30が供給され充填される速度と調和して中空内筒
22が移動する。なお、中空内筒移動装置25は必ずし
も設けなくてもよい。中空内筒移動装置25を設けない
場合には、中空内筒22は、食品材料供給装置24から
の食品材料30の押出圧力によって、内部に食品材料3
0を満たした状態で移動される。その後中空内筒22を
適宜加工することによって、複雑な断面形状に成型され
たケーシング食材を製造することができる。例えば中空
内筒22の移動と食品材料30の供給量を調整し、中空
内筒22を密閉袋の形態に加工すれば、ソーセージを製
造することができる。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、振動
装置23によって中空内筒22内に充填される食品材料
30がバランスよく振動するため、食品材料30が中空
外筒21のキャビティ21aに倣うように中空内筒22
内の各部に行き渡ることが促進される。また、食品材料
30を充填する中空内筒22を食品材料30と共に移動
させるため、摩擦等によって食品材料30に裂け目等が
入ることが有効に防止され、食品材料30は複雑な断面
形状を有するケーシング食材として、正確に成型され
る。
【0036】尚、本実施の形態においても、第2の実施
の形態のようにガス供給管を有するジャケットを付設す
ることによって、食品材料30を冷却等して凝固させる
ことが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、中空外筒
の振動に伴う中空内筒の振動によって中空内筒に充填さ
れる食品材料も振動し、食品材料が中空内筒内の各部に
行き渡ることが促進されるため、および食品材料の中空
内筒に対する流動がより円滑となる。このため、摩擦等
によって食品材料に裂け目等が入ることが防止されるた
め、食品材料を複雑な断面形状を有する棒状により正確
に成型することができる。
【0038】また本発明によれば、食品材料を充填する
中空内筒が表面の滑らかな柔軟材からなり、摩擦等によ
って食品材料に裂け目等が入ることが有効に防止される
ため。食品材料を複雑な断面形状を有する棒状により正
確に成型することができる。
【0039】また本発明によれば、領域面積が小さく食
品材料が行き渡りにくい領域に単位面積あたり多量の食
品材料を供給することによって、食品材料を中空内筒内
の各部に行き渡らせることができるため、食品材料を複
雑な断面形状を有する棒状により正確に成型することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による食品押出成型装置の第1の実施の
形態を示す部品図。
【図2】本発明による食品押出成型装置の第1の実施の
形態を示す組立図。
【図3】本発明による食品押出成型装置の第2の実施の
形態を示す部品図。
【図4】本発明による食品押出成型装置の第2の実施の
形態を示す組立図。
【図5】本発明による食品押出成型装置の第3の実施の
形態を示す組立図。
【図6】従来の食品押出成型装置を示す構成図。
【符号の説明】
10 食品押出成型装置 11 中空外筒 11a キャビティ 11b 取付板 11c 支持台座 11d 通気孔 12 中空内筒 13 振動装置 14 食品材料供給装置 14a 供給量制御邪魔板 15 スペーサ 16 ジャケット 17 ガス供給管 20 食品押出成型装置 21 中空外筒 21a キャビティ 21c 支持台座 22 中空内筒 23 振動装置 24 食品材料供給装置 24a ノズル状供給部 30 食品材料 40 食品材料供給装置 41 中空成型筒 44 食品材料供給装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品材料が充填される食品押出成型装置に
    おいて、 所定の断面をもったキャビティを有する中空外筒と、 中空外筒に設けられ、中空外筒を振動させる振動装置
    と、 表面の滑らかな柔軟材からなり、中空外筒内部に当該中
    空外筒との間の間隙を規制するスペーサを介して配置さ
    れ、中空外筒のキャビティに対応する外形を有すると共
    に、内部に食品材料が充填される中空内筒と、 を備えたことを特徴とする食品押出成型装置。
  2. 【請求項2】食品材料が充填される食品押出成型装置に
    おいて、 所定の断面をもったキャビティを有する中空外筒と、 中空外筒に設けられ、中空外筒を振動させる振動装置
    と、 それ自体では立体形状を維持しない程に柔軟な材料から
    なり、中空外筒内部に配置され、中空外筒のキャビティ
    の内周と略等しい外周を有すると共に、内部に食品材料
    が充填される中空内筒と、 を備えたことを特徴とする食品押出成型装置。
  3. 【請求項3】中空内筒は、筒状シートであることを特徴
    とする請求項2に記載の食品押出成型装置。
  4. 【請求項4】中空内筒は、中空外筒から取り外し自在で
    あって、食品材料の密閉袋を形成することを特徴とする
    請求項2または3に記載の食品押出成型装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載の食品押
    出成型装置を用いた食品押出成型方法において、 食品材料を準備する工程と、 食品材料を中空内筒に充填させる工程と、を備えたこと
    を特徴とする食品押出成型方法。
  6. 【請求項6】食品材料を中空内筒に充填させる工程にお
    いて、中空内筒の断面を複数の領域に分割し、分割され
    た各領域について領域面積を計算して、領域面積の小さ
    い領域に単位面積あたり多量の食品材料を供給すること
    を特徴とする請求項5に記載の食品押出成型方法。
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