JP3014584B2 - 蓄熱槽の水温計測装置 - Google Patents
蓄熱槽の水温計測装置Info
- Publication number
- JP3014584B2 JP3014584B2 JP6066420A JP6642094A JP3014584B2 JP 3014584 B2 JP3014584 B2 JP 3014584B2 JP 6066420 A JP6066420 A JP 6066420A JP 6642094 A JP6642094 A JP 6642094A JP 3014584 B2 JP3014584 B2 JP 3014584B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- heat storage
- storage tank
- measuring device
- water temperature
- Prior art date
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調等に使用する蓄熱
槽の水温を計測する装置に関する。
槽の水温を計測する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、蓄熱槽の直上スラブから常時吊
るした状態で温度センサを設置し、蓄熱槽の水温計測を
行っていた。
るした状態で温度センサを設置し、蓄熱槽の水温計測を
行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の水温
計測においては、保守頻度の高い温度センサの保守・点
検を行う場合、温度センサの設置場所によっては、空調
運転を停止して水を抜き、蓄熱槽内に入る必要が生じ
る。又、温度センサの位置を変更したり数を増やす場合
にも同様の作業を行う必要があり、さらに、槽内配線処
理の作業も生じる。そこで本発明は、保守・点検の際な
どに空調運転を停止して蓄熱槽内に入ったり、槽内配線
処理の作業をしたりする必要のない水温計測装置を提供
するものである。
計測においては、保守頻度の高い温度センサの保守・点
検を行う場合、温度センサの設置場所によっては、空調
運転を停止して水を抜き、蓄熱槽内に入る必要が生じ
る。又、温度センサの位置を変更したり数を増やす場合
にも同様の作業を行う必要があり、さらに、槽内配線処
理の作業も生じる。そこで本発明は、保守・点検の際な
どに空調運転を停止して蓄熱槽内に入ったり、槽内配線
処理の作業をしたりする必要のない水温計測装置を提供
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、蓄熱槽内に
収納される主軸と、主軸の先端部に主軸に対して水平、
かつ、垂直方向に回転可能に取り付けた枝軸と、枝軸に
摺動可能に設けた移動軸と、移動軸の先端にセンサ体を
把持する開閉可能なクランプ部と、クランプ部の開閉操
作を行う操作ワイヤと、移動軸の摺動操作を行うプッシ
ュプルワイヤと、一端に浮子を取り付け、他端に重りを
取り付け、その間に温度センサを取り付けたセンサ体と
を設ける。
収納される主軸と、主軸の先端部に主軸に対して水平、
かつ、垂直方向に回転可能に取り付けた枝軸と、枝軸に
摺動可能に設けた移動軸と、移動軸の先端にセンサ体を
把持する開閉可能なクランプ部と、クランプ部の開閉操
作を行う操作ワイヤと、移動軸の摺動操作を行うプッシ
ュプルワイヤと、一端に浮子を取り付け、他端に重りを
取り付け、その間に温度センサを取り付けたセンサ体と
を設ける。
【０００５】
【作用】本発明では、移動軸の摺動操作及びクランプ部
の開閉操作により温度センサを槽内任意地点に槽外より
設置することができる。
の開閉操作により温度センサを槽内任意地点に槽外より
設置することができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の水温計測装置の一例を示した
構成図である。蓄熱槽は多数の水槽１から構成される。
蓄熱槽のスラブ２に設けられたマンホール１８には、固
定板４が着脱可能に固定されている。固定板４には主軸
３が取り付けられ、主軸３の下端には支持板５が水平に
固着され、この支持板５には支持台９がピン１７を支点
として水平方向に回転自在に配設されている。枝軸７
は、一端が支持台９とピン１６により垂直方向に回転自
在に接続され、その中空部には先端にセンサ体６を把持
するクランプ部１５を有する移動軸８が摺動可能となる
よう配設されている。クランプ部１５は図４に示すよう
にクランプ固定板２９と、ピン２７と、ピン２７を支点
として開閉する開閉板２６からなる。中空のプッシュプ
ルワイヤ１１は、主軸３に接続されたガイドパイプ１０
及び枝軸７の中空部に摺動可能となるように配設され、
移動軸８の他端と接続されている。操作ワイヤ２５は、
中空のプッシュプルワイヤ１１の中空部に摺動可能とな
るように配設され、一端は開閉板２６に他端はハンドル
２８に接続されている。クランプ部１５に把持されるセ
ンサ体６は、ワイヤ１９と、ワイヤ１９の一端に接続さ
れた重り２０と、他端に接続された浮子２１と、ワイヤ
１９に接続された温度センサ２２からなる。なお、温度
センサ２２には電線２３が接続されている。
構成図である。蓄熱槽は多数の水槽１から構成される。
蓄熱槽のスラブ２に設けられたマンホール１８には、固
定板４が着脱可能に固定されている。固定板４には主軸
３が取り付けられ、主軸３の下端には支持板５が水平に
固着され、この支持板５には支持台９がピン１７を支点
として水平方向に回転自在に配設されている。枝軸７
は、一端が支持台９とピン１６により垂直方向に回転自
在に接続され、その中空部には先端にセンサ体６を把持
するクランプ部１５を有する移動軸８が摺動可能となる
よう配設されている。クランプ部１５は図４に示すよう
にクランプ固定板２９と、ピン２７と、ピン２７を支点
として開閉する開閉板２６からなる。中空のプッシュプ
ルワイヤ１１は、主軸３に接続されたガイドパイプ１０
及び枝軸７の中空部に摺動可能となるように配設され、
移動軸８の他端と接続されている。操作ワイヤ２５は、
中空のプッシュプルワイヤ１１の中空部に摺動可能とな
るように配設され、一端は開閉板２６に他端はハンドル
２８に接続されている。クランプ部１５に把持されるセ
ンサ体６は、ワイヤ１９と、ワイヤ１９の一端に接続さ
れた重り２０と、他端に接続された浮子２１と、ワイヤ
１９に接続された温度センサ２２からなる。なお、温度
センサ２２には電線２３が接続されている。
【０００７】次に上記実施例の水温計測装置の動作説明
をする。図２は水温計測装置を水槽１内に収納する状態
を示す。プッシュプルワイヤ１１により移動軸８を縮ま
せ、かつ枝軸７をピン１６を中心に垂直方向に回転させ
て折りたたまれた状態にする。次にハンドル２８により
操作ワイヤ２５を押動作させクランプ部１５を閉状態に
して、センサ体６を把持した状態にして、マンホール１
８から水槽１内に挿入する。そして枝軸７が垂直方向に
回転して広げられる深さまで下方に沈める。その後、ス
ラブ２の上から図示されない適宜の操作棒を用いて、枝
軸７を垂直方向に回転して広げる。この時、枝軸７は自
重及び重り２０により主軸３と直角になるまで広げられ
る。その後、主軸３を上方に移動させ、主軸３を固定板
４に固定し、マンホール１８に固定板４を固定する。こ
れにより水温計測装置の固定作業が完了する。次に、ス
ラブ２の上から図示されない適宜の操作棒を用いて、枝
軸７の水平方向の回転操作及びプッシュプルワイヤ１１
の押し出しにより、移動軸８の伸縮操作を行い、センサ
体６を所定の位置に設置する。その後、ハンドル２８に
より操作ワイヤ２５を引動作するとピン２７を支点とし
て開閉板２６が開き、クランプ部１５が開状態とする。
この状態でプッシュプルワイヤ１１を引張り前記と逆の
操作をすることによりセンサ体６を設置状態にしたま
ま、センサ体６を除いた水温計測装置を水槽１のそとに
引き上げ設置作業が完了する。温度センサ２２は、浮子
２１及び重り２０により水流によって位置が過度に移動
することはない。この状態を図３に示す。センサ体６の
点検時には電線２３により、水槽１から引き上げること
ができる。センサ体６には複数の温度センサ２２を設置
することが可能である。さらに、複数のセンサ体６の設
置が可能であるので、水槽１内の複数温度測定が可能で
ある。
をする。図２は水温計測装置を水槽１内に収納する状態
を示す。プッシュプルワイヤ１１により移動軸８を縮ま
せ、かつ枝軸７をピン１６を中心に垂直方向に回転させ
て折りたたまれた状態にする。次にハンドル２８により
操作ワイヤ２５を押動作させクランプ部１５を閉状態に
して、センサ体６を把持した状態にして、マンホール１
８から水槽１内に挿入する。そして枝軸７が垂直方向に
回転して広げられる深さまで下方に沈める。その後、ス
ラブ２の上から図示されない適宜の操作棒を用いて、枝
軸７を垂直方向に回転して広げる。この時、枝軸７は自
重及び重り２０により主軸３と直角になるまで広げられ
る。その後、主軸３を上方に移動させ、主軸３を固定板
４に固定し、マンホール１８に固定板４を固定する。こ
れにより水温計測装置の固定作業が完了する。次に、ス
ラブ２の上から図示されない適宜の操作棒を用いて、枝
軸７の水平方向の回転操作及びプッシュプルワイヤ１１
の押し出しにより、移動軸８の伸縮操作を行い、センサ
体６を所定の位置に設置する。その後、ハンドル２８に
より操作ワイヤ２５を引動作するとピン２７を支点とし
て開閉板２６が開き、クランプ部１５が開状態とする。
この状態でプッシュプルワイヤ１１を引張り前記と逆の
操作をすることによりセンサ体６を設置状態にしたま
ま、センサ体６を除いた水温計測装置を水槽１のそとに
引き上げ設置作業が完了する。温度センサ２２は、浮子
２１及び重り２０により水流によって位置が過度に移動
することはない。この状態を図３に示す。センサ体６の
点検時には電線２３により、水槽１から引き上げること
ができる。センサ体６には複数の温度センサ２２を設置
することが可能である。さらに、複数のセンサ体６の設
置が可能であるので、水槽１内の複数温度測定が可能で
ある。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように槽内に
入ることなく温度センサを槽内任意地点に設置でき、一
定位置での温度測定が可能となるので、センサの設置作
業及び保守・点検作業が容易となる。
入ることなく温度センサを槽内任意地点に設置でき、一
定位置での温度測定が可能となるので、センサの設置作
業及び保守・点検作業が容易となる。
【図１】本発明の水温計測装置の設置状態を示す図であ
る。
る。
【図２】本発明の水温計測装置の設置動作状態を示す図
である。
である。
【図３】水温計測装置の設置完了状態を示す図である。
【図４】クランプ部の詳細を示す図である。
１ 水槽 ２ スラブ ３ 主軸 ６ センサ体 ７ 枝軸 ８ 移動軸 １１ プッシュプルワイヤ ２０ 重り ２１ 浮子 ２２ 温度センサ
フロントページの続き 審査官 山川 雅也 (56)参考文献 特開 平５−87640（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−50740（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−194714（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−139490（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−65527（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−141162（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01K 1/14
Claims (1)
- 【請求項１】蓄熱槽内に収納される主軸と、 主軸の先端部に主軸に対して水平、かつ、垂直方向に回
転可能に取り付けた枝軸と、 枝軸に摺動可能に設けた移動軸と、 移動軸の先端にセンサ体を把持する開閉可能なクランプ
部と、 クランプ部の開閉操作を行う操作ワイヤと、 移動軸の摺動操作を行うプッシュプルワイヤと、 一端に浮子を取り付け、他端に重りを取り付け、その間
に温度センサを取り付けたセンサ体と、 を備える蓄熱槽の水温計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066420A JP3014584B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 蓄熱槽の水温計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066420A JP3014584B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 蓄熱槽の水温計測装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248263A JPH07248263A (ja) | 1995-09-26 |
| JP3014584B2 true JP3014584B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=13315291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6066420A Expired - Lifetime JP3014584B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 蓄熱槽の水温計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3014584B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111146764A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-05-12 | 国网河北省电力有限公司邯郸供电分公司 | 一种具有温湿度检测功能的防触电电力通信原型样机 |
| KR102515794B1 (ko) | 2020-08-26 | 2023-03-30 | 장치식 | 낚시용 인조미끼 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6066420A patent/JP3014584B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111146764A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-05-12 | 国网河北省电力有限公司邯郸供电分公司 | 一种具有温湿度检测功能的防触电电力通信原型样机 |
| KR102515794B1 (ko) | 2020-08-26 | 2023-03-30 | 장치식 | 낚시용 인조미끼 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07248263A (ja) | 1995-09-26 |
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