JPH04106347U - 多点ガス組成同時測定用プローブ - Google Patents
多点ガス組成同時測定用プローブInfo
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- JPH04106347U JPH04106347U JP874391U JP874391U JPH04106347U JP H04106347 U JPH04106347 U JP H04106347U JP 874391 U JP874391 U JP 874391U JP 874391 U JP874391 U JP 874391U JP H04106347 U JPH04106347 U JP H04106347U
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- gas
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- furnace
- probe
- gas sampling
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Links
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Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高炉内の垂直方向のガス組成の分布を把握す
る。 【構成】 先端に重りを固着した鋼製フレキシブル管外
面に、先端近傍から管軸方向に間隔をおいて複数のガス
サンプリング孔を設け、この複数のガスサンプリング孔
のそれぞれにガス分析計に連結する可撓性かつ耐熱性の
ある複数のガス採取管を接続するとともに、それぞれの
ガス採取管の途中に設けた遮断弁を開閉することにより
高炉内の多点のガス組成の分析が同時にできるように構
成した多点ガス組成同時測定用プローブ。 【効果】 高炉の操業管理、特に炉況が非定常時の操業
管理に有用な情報が得られる。
る。 【構成】 先端に重りを固着した鋼製フレキシブル管外
面に、先端近傍から管軸方向に間隔をおいて複数のガス
サンプリング孔を設け、この複数のガスサンプリング孔
のそれぞれにガス分析計に連結する可撓性かつ耐熱性の
ある複数のガス採取管を接続するとともに、それぞれの
ガス採取管の途中に設けた遮断弁を開閉することにより
高炉内の多点のガス組成の分析が同時にできるように構
成した多点ガス組成同時測定用プローブ。 【効果】 高炉の操業管理、特に炉況が非定常時の操業
管理に有用な情報が得られる。
Description
【０００１】
この考案は、高炉内の垂直方向の多点のガス組成が同時に測定できる多点ガス
組成同時測定用プローブに関する。
【０００２】
高炉炉内のガス組成の分布を把握することは、特に火入れ時、減尺操業時ある
いは減尺吹止時等のように、炉内のガス組成の分布が大きく変動する場合に、正
確な炉内状況を把握し、炉況を安定させる上で重要なことである。
【０００３】
従来、保護管としての鋼製フレキシブル管に可撓性かつ耐熱性のあるガス採取
管を内蔵させたガス組成測定用プローブを挿入し、炉頂から装入物の降下ととも
に炉内に送り込み、炉内のガス組成を測定する方法としては、鋼製フレキシブル
管の先端にガス採取孔が１個しか開いていないものがあった。
【０００４】
しかしながら、従来の鋼製フレキシブル管に可撓性かつ耐熱性のあるガス採取
管を内蔵させたガス組成測定用プローブを内蔵させた測温プローブは、ガス採取
孔が１つしか開いていないので、同一時刻に炉の高さ方向の多点のガス組成を同
時に測定することができず、炉の垂直方向のガス組成の分布を把握することが出
来ないという問題点があった。
【０００５】
また、従来方法で炉の垂直方向のガス組成の分布を推定するには、装入物とと
もに炉内を降下する測定点（フレキシブル管の先端部）の各位置でのガス組成測
定値を用いていたが、各測定位置での測定時刻は異なるため、炉内状況が時間と
ともに大きく変化する非定常状態でのガス組成の分布の推定は不可能であるとい
う問題点があった。
【０００６】
この考案は、従来技術の上述のような問題点を解消し、炉内の状況が非定常状
態でも炉内の垂直方向のガス組成の分布を知ることのできる多点ガス組成同時測
定用プローブを提供することを目的としている。
【０００７】
この考案に係る多点ガス組成同時測定用プローブは、先端に重りを固着した鋼
製フレキシブル管外面に、先端近傍から管軸方向に間隔をおいて複数のガスサン
プリング孔を設け、この複数のガスサンプリング孔のそれぞれにガス分析計に連
結する可撓性かつ耐熱性のある複数のガス採取管を接続するとともに、それぞれ
のガス採取管の途中に設けた遮断弁を開閉することにより高炉内の多点のガス組
成の分析が同時にできるように構成したものである。
【０００８】
この考案に係る多点ガス組成同時測定用プローブは、先端に重りを固着した鋼
製フレキシブル管外面に、先端近傍から管軸方向に間隔をおいて複数のガスサン
プリング孔を設け、この複数のガスサンプリング孔のそれぞれにガス分析計に連
結する可撓性かつ耐熱性のある複数のガス採取管を接続するとともに、それぞれ
のガス採取管の途中に設けた遮断弁を開閉することにより高炉内の多点のガス組
成の分析が同時にできるように構成している。そして、このプローブを高炉炉頂
近傍の炉壁に設けたマンホールから、重りを固着した側から挿入する。挿入され
たプローブは、高炉装入物の降下とともに炉内に送り込まれる。そして、炉内の
垂直方向のガス組成の分布を把握したい場所までプローブが送り込まれたら、ガ
ス採取管の途中に設けた遮断弁を開閉して、炉内の垂直方向のガス組成を同時に
測定する。
【０００９】
本考案の１実施例の多点ガス組成同時測定用プローブを、図１により説明する
。図１は本考案の１実施例の多点ガス組成同時測定用プローブの説明図であるが
、本考案の１実施例の多点ガス組成同時測定用プローブは、先端に重り１を固着
した鋼製フレキシブル管２と、この鋼製フレキシブル管２の中空部に先端近傍か
ら一定間隔を置いて設けた複数のフィルターを有するガスサンプリング孔３と、
この複数のガスサンプリング孔３のそれぞれにガス分析計４に連結する可撓性か
つ耐熱性のある複数のガス採取管５を接続するとともに、それぞれのガス採取管
５の途中に設けた遮断弁６を開閉することにより、ヘッダー７を介してガス分析
計４に入るガスを切り替えて、高炉内の多点のガス組成の分析が同時にできるよ
うに構成している。
【００１０】
図２はこの多点ガス組成同時測定用プローブの使用方法を示す説明図であるが
、高炉１１の炉頂近傍の炉壁１２に設けたマンホール１３に案内管１４を貫通し
た状態で設置し、この案内管１４をガイドとして、鋼製フレキシブル管２を重り
１が下になるようにして挿入する。鋼製フレキシブル管２が炉内の装入物装入面
１５に達すると、鋼製フレキシブル管２は、装入物の降下とともに炉内深く送り
込まれる。そして、重り１が融着層１６に到達して、鋼製フレキシブル管２が溶
損する一歩手前までくると、装入面１５から融着層１６までの炉内の垂直方向の
多点のガス組成を、同時に測定することができる。そして、この測定により、同
一時刻における炉内垂直方向のガス組成の分布を把握することができる。
【００１１】
図３はこのようにして測定した炉内垂直方向のガス組成の分布の推移を表すグ
ラフであり、時間の進行とともに、炉内垂直方向のガス組成の分布が変化してい
ることが分かる。
【００１２】
今までの説明では、多点ガス組成同時測定用プローブを１個だけ使用するケー
スについて説明したが、多点ガス組成同時測定用プローブを複数高炉の炉壁に沿
って円周状に挿入することにより、炉内の温度分布を３次元的に把握することも
できる。
【００１３】
保護管としての鋼製フレキシブル管は、炉内の高温に耐えるものでなければな
らず、ステンレスフレキシブル管等を使用するのが好ましい。
【００１４】
この考案により、高炉炉内の垂直方向のガス組成の分布が把握でき、炉況が非
定常状態にあるときの操業管理上有用な情報を得ることができる。
【図１】本考案の１実施例の多点ガス組成同時測定用プ
ローブの説明図である。
ローブの説明図である。
【図２】本考案の１実施例の多点ガス組成同時測定用プ
ローブの使用方法を示す説明図である。
ローブの使用方法を示す説明図である。
【図３】炉内垂直方向のガス組成の分布の推移を表すグ
ラフである。
ラフである。
１ 重り
２ 鋼製フレキシブル管
３ ガスサンプリング孔
４ ガス分析計
５ ガス採取管
６ 遮断弁
７ ヘッダー
Claims (1)
- 【請求項１】 先端に重りを固着した鋼製フレキシブル
管外面に、先端近傍から管軸方向に間隔をおいて複数の
ガスサンプリング孔を設け、この複数のガスサンプリン
グ孔のそれぞれにガス分析計に連結する可撓性かつ耐熱
性のある複数のガス採取管を接続するとともに、それぞ
れのガス採取管の途中に設けた遮断弁を開閉することに
より高炉内の多点のガス組成の分析が同時にできるよう
に構成したことを特徴とする多点ガス組成同時測定用プ
ローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874391U JPH04106347U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 多点ガス組成同時測定用プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874391U JPH04106347U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 多点ガス組成同時測定用プローブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106347U true JPH04106347U (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=31899536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP874391U Pending JPH04106347U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 多点ガス組成同時測定用プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04106347U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022507271A (ja) * | 2018-11-13 | 2022-01-18 | アルセロールミタル | 内部ガス分析用のプローブを備えた直接還元シャフト炉 |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP874391U patent/JPH04106347U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022507271A (ja) * | 2018-11-13 | 2022-01-18 | アルセロールミタル | 内部ガス分析用のプローブを備えた直接還元シャフト炉 |
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