JP3014514U - 燻煙剤の本体容器 - Google Patents

燻煙剤の本体容器

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JP3014514U
JP3014514U JP1995001395U JP139595U JP3014514U JP 3014514 U JP3014514 U JP 3014514U JP 1995001395 U JP1995001395 U JP 1995001395U JP 139595 U JP139595 U JP 139595U JP 3014514 U JP3014514 U JP 3014514U
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JP
Japan
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match
body container
ceiling surface
main body
smoke
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995001395U
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English (en)
Inventor
恵里子 小笠原
慎一郎 上村
誠 海野
聡 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体容器1の上部筒3の天井面4中央部に窪
み部4bを設ける。該窪み部4b内にマッチ頭薬7を配
置する。また一方、窪み部4bの周囲の平面部4aに噴
煙口6を設ける。更に天井面4全体に剥離可能なカバー
フィルム11を被覆する。 【効果】 マッチ頭薬が本体容器の天井面から突出しな
い。よって量産時にマッチ頭薬を破損する虞がない。ま
た使用時にマッチ頭薬が折れてもそれが飛散しない。ま
た、防湿性、ガス透過性の面でも充分である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は殺虫、殺菌等用燻煙剤の本体容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりマッチ頭薬を用いる点火具を備えた燻煙剤の本体容器においては、本 体容器の天井面にマッチ頭薬を配置すると共に、該マッチ頭薬を囲むように内部 の燻煙剤の分解により生ずる煙が噴出する噴煙口を設け、そしてこれらを金属製 やプラスチック製のキャップ或いはプルトップ式開封手段が設けられたもので覆 う構造であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、金属製やプラスチック製のキャップを用いるものにあっては、燻煙用 薬剤及び点火具に対する防湿性、ガス透過性において充分とは言えず、またプル トップ式開封手段が設けられたものを用いる場合には、防湿性、ガス透過性の面 においては満足し得るが、コストが高くつき、且つまた開封しづらく、開封時の 安全性に関しても充分とは言えなかった。
【0004】 また、従来の本体容器にあっては上記の如く全体が面一な天井面よりマッチ頭 薬が突出するため、量産時に頭薬を破損する事故が起こりやすい。そしてこれを 防止するため容器の側面部の高さを高くする等の工夫が行われているが、構造が 複雑となり、コスト高となる。
【0005】 また、使用時にスリ板によりマッチ頭薬を摩擦するとき、マッチ頭薬の一部が 破損すると、これが容器の外に飛散する等の問題があった。
【0006】 本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、本体容器の天井面中央部に窪 み部を設けて、該窪み部内にマッチ頭薬を配置するようになし、そしてまた天井 面全体を剥離可能なカバーフィルムで被覆するようになし、もって上記の問題点 を悉く解消することができるようになした燻煙剤の本体容器を提供せんとするも のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
而して、本考案の要旨とするところは、マッチ頭薬を用いる点火具を備えた燻 煙剤の本体容器において、該本体容器の天井面中央部に窪み部を設け、該窪み部 内にマッチ頭薬を配置し、更に該窪み部から周囲に延設した平面部に噴煙口を設 けると共に、該天井面全体に剥離可能なカバーフィルムを被覆してなる燻煙剤の 本体容器にある。
【0008】
【作用】
次に、上記構成からなる本考案の作用について説明する。 本考案は使用時にカバーフィルムを引き剥がし、マッチ頭薬を着火させるもの である。そして本考案にあっては、点火具としてのマッチ頭薬が本体容器の天井 面中央部の窪み部内に配置されているから、従来の容器の如くそれが容器の天井 面から突出することがない。
【0009】 したがって、量産時にマッチ頭薬を破損する虞がなく、また使用時にマッチ頭 薬の一部が破損したとしても、それが窪み部内から外に飛散する虞もない。
【0010】 また、噴煙口は窪み部から周囲に延設した平面部に設けるから、自ずと該噴煙 口はマッチ頭薬からある程度離れた位置となる。
【0011】 更にまた、天井面全体にカバーフィルムを被覆し、マッチ頭薬と噴煙口を覆う から防湿性やガス透過性の面においても充分である。
【0012】 また、カバーフィルムは収容する燻煙剤の性質に応じて適宜の防湿性、耐ガス 透過性のフィルムを選択することができるから、製品の安定性に優れ、またフィ ルムを貼り付ける作業も簡単に行うことができ、量産化に適する。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案の一実施例の斜視図、図2はカバーフィルムを貼着する前の状態 における中央縦断正面図である。
【0014】 図中、1は燻煙剤の本体容器であり、燻煙剤を収容する下部筒2と、点火具を 保持する上部筒3とからなる。また、前記上部筒3の天井面4の中央部には外周 に幅方向5〜20mmの平面部4aを残して窪み部4bを設けている。そして該 窪み部4bの中心にはマッチ頭薬の突出口5を設けている。
【0015】 6は燻煙により発生する煙を放出させるための噴煙口である。また該噴煙口6 は前記上部筒3の天井面4における平面部4aに設けている。尚、該噴煙口6の 数や形状、相互の間隔、位置等は適宜に決定すればよい。
【0016】 7は前記上部筒3の窪み部4b内に配置したマッチ頭薬である。尚、マッチ頭 薬は摩擦によって容易に着火するものであれば特にその組成については問わない が、市販の組成物が量産に適している。
【0017】 8は点火具のホルダーであり、9はマッチ頭薬7の燃焼が伝播して発熱する薬 剤を不燃性素材に充填してなる発熱部である。10は前記発熱部9と接触するよ うにして前記下部筒2に収容された燻煙剤である。
【0018】 11は前記上部筒3の天井面4全体を覆うように貼り付けたカバーフィルムで ある。また該カバーフィルム11は容易に剥離することができる程度に貼り付け ている。
【0019】 また、該カバーフィルム11の素材としては、紙、アルミニウム、ポリプロピ レン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、エチレンビニルア ルコール、共重合ポリマー、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニリ デン等及びこれらの複合材料を使用する。そしてこれらを使用して熱により上部 筒3の天井面4の平面部4aに貼り付けている。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上記の如くマッチ頭薬が本体容器の天井面中央部の窪み部内に配置 されているから、従来の如くマッチ頭薬が本体容器の天井面から突出することが ない。したがって、量産時にマッチ頭薬を破損する虞がなく、また使用時にマッ チ頭薬の一部が破損したとしても、それが窪み部内から外に飛散する虞もない。
【0021】 また、噴煙口は窪み部の周囲の平面部に設けているから、それはマッチ頭薬か らある程度離れた位置となる。
【0022】 更にまた、天井面全体にカバーフィルムを被覆し、マッチ頭薬と噴煙口を覆う から、防湿性やガス透過性の面においても充分である。そしてまた、カバーフィ ルムは収容する燻煙剤の性質に応じて適宜のものを選択することができるから、 製品の安定性に優れている。またフィルムを貼り付ける作業も簡単に行うことが でき、量産化に適するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】カバーフィルムを貼着する前の状態における中
央縦断正面図である。
【符号の説明】
1 燻煙剤の本体容器 2 下部筒 3 上部筒 4 天井面 4a 天井面の平面部 4b 天井面の窪み部 6 噴煙口 7 マッチ頭薬 10 燻煙剤 11 カバーフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 海野 誠 東京都文京区小日向一丁目26−5−202 (72)考案者 深谷 聡 東京都板橋区徳丸二丁目11−8−201

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マッチ頭薬を用いる点火具を備えた燻煙
    剤の本体容器において、該本体容器の天井面中央部に窪
    み部を設け、該窪み部内にマッチ頭薬を配置し、更に該
    窪み部から周囲に延設した平面部に噴煙口を設けると共
    に、該天井面全体に剥離可能なカバーフィルムを被覆し
    てなる燻煙剤の本体容器。
JP1995001395U 1995-02-09 1995-02-09 燻煙剤の本体容器 Expired - Lifetime JP3014514U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146252A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Lion Corp 燻煙装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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