JP3014429U - 支柱締結具 - Google Patents

支柱締結具

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JP3014429U
JP3014429U JP1995001312U JP131295U JP3014429U JP 3014429 U JP3014429 U JP 3014429U JP 1995001312 U JP1995001312 U JP 1995001312U JP 131295 U JP131295 U JP 131295U JP 3014429 U JP3014429 U JP 3014429U
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JP
Japan
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shaped members
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JP1995001312U
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Inventor
正美 辻
安興 水上
Original Assignee
正美 辻
安興 水上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】野菜等の栽培用に市販されている様々な直径の
支柱を適宜選択して組み合わせて結合する場合に、きわ
めて簡便な支柱締結具の提供。 【構成】一対の樋形状部材に円錐状の係合突起とその係
合孔と、当接面をそれぞれ設け、上記二つの樋形状部材
を背中合わせに回動可能かつ着脱可能に構成した。 【効果】野菜等の栽培用に市販されている様々な直径の
支柱を、適宜選択して組み合わせてきわめて簡便かつ強
固に締結することができる支柱締結具を得ることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、野菜等の栽培に使用される支柱を締結するための締結具に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
きゅうりやいんげん等のつる性の野菜類の栽培には、そのつるを這わせるため に通常細い木や竹を格子状に結合させたり(図4参照)またはネットを張設した りしている。ネットを使用する場合も、果実の重量等に耐え得るためには何らか の支柱を必要とする場合が多い。そのため、様々な種類の支柱が市販されている 。
【0003】 このように支柱を締結する場合には、原始的にはひもや針金等を使用して締結 するが、手間がかかり不便であった。
【0004】 そこで、特に既製品の支柱を使用する場合にはその直径等に適合した締結部材 を使用することが簡便であり、例えば図5に示すようなバネ板をリベットで締結 したクリップ式の締結具も提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、通常は何本もの支柱を組み合わせて使用されるのであるが、そ の場合に使用される支柱全てが必ずしも同一の太さのものを使用するとは限らず 、荷重の大きいところには太めの支柱、あるいは荷重の小さいところには細い支 柱をと、直径の異なる支柱を組み合わせて使用することが適当であることも少な くない。
【0006】 ところが、このように異なる直径の支柱を結合する場合には、ひもや針金を使 用して締結することは余計手間がかかり、また、前記図5のクリップ式の締結具 にあっては、異なる直径に個々に適合させることができないうえに、支柱を3つ の接触点で係止するものであるため把持力が弱く、結実と共に増加する重量に耐 えられない場合があった。
【0007】 そこで、この考案は上記問題点を解決すると共に、市販されている様々な直径 の支柱を適宜選択して組み合わせて結合する場合にも、きわめて簡便な支柱締結 具を提供することを目的に考案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案の支柱締結具は、係合せしめる支柱の半径よりも大なる深さ を有する一対の樋形状部材において、 一の樋形状部材の背面中心には、先拡がりのテーパと、中心を横断するスリッ トとで構成された円錐状の係合突起と、この係合突起のつけ根部分には円錐軸と 直角方向の平面からなる当接面を、 他の樋形状部材の背面中心には、上記係合突起が係合する樋形状部材の厚さ方 向に貫通し、なおかつその背面から内面に向かい先拡がりで、上記係合突起とほ ぼ同形状、同寸法に形成した係合孔と、上記一の樋形状部材の当接面と当接する 当接面を、 それぞれ設け、上記二つの樋形状部材を背中合わせに回動可能かつ着脱可能に構 成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
この考案の支柱締結具は、上記のように構成したので、市販されている支柱の 直径に応じた樋形状部材を用意しておけば、適宜選択して組み合わせる支柱の直 径に合わせてその樋形状部材を選択し結合させることにより、異なる直径の支柱 のいかなる組み合わせにも対応して締結させることができる。
【0010】 また、係合突起を先拡がりのテーパと中心を横断するスリットとで構成したの で、樋形状部材を連結させる際にもワンタッチで着脱可能であり、かつ回動可能 であるので自由な角度に固定することができる。また、支柱に密着して把持する 形状とあいまって、結実と共に増加する重量にも十分耐え得る構造としているの で、締結が容易に解除される心配もない。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の支柱締結具について図面に基づき説明する。
【0012】 図1ないし図2はこの考案の支柱締結具であり、図中1は支柱締結具本体、2 および3は本体1を構成する樋形状部材である。この樋形状部材は、その深さが 、係合する支柱の外周に適合するように、市販されている支柱の直径に合わせて 用意される。その深さは、先端部9が支柱の直径部を越え、樋形状部材全体で支 柱を抱きかかえるように、係合する支柱の半径よりも大としている。図ではLだ け支柱の半径よりも大としているが、樋形状部材の肉厚および素材により決定さ れるバネ定数により適宜決定すれば良い。なお、先端部9の外面は左右平行な平 面に形成されている。
【0013】 樋形状部材2の背面側の中心には、先拡がりのテーパを有する円錐状の係合突 起6が設けられている。また樋状部材3の背面側の中心にはこの係合突起6が係 合する係合孔8が、この樋形状部材3の内側に向かって拡がるテーパをもって、 係合突起6と同一形状および寸法に形成されている。テーパは、この係合突起6 が容易に抜け落ちないようにするためのものであり、係合突起6の中心を横断す るようにスリット7が設けられ、結合および分離の際に変形を許容している。
【0014】 また上記二つの樋形状部材2,3の当接部分には結合時の安定と結合強度を確 保するための当接面4,5が双方に設けられている。この当接面を設けたことに より、図3中の矢印に示すような力が結合部分に掛かったとしても、係合突起6 のテーパとこの当接面4,5が受けるので、結合が容易に外れることはない。ま た、この当接面は両樋形状部材を回転させる場合には摺動面としての機能をも果 たすものである。
【0015】 二つの樋形状部材2,3を結合するには、図2(ロ)矢印で示すように一の樋 形状部材2の係合突起6を二の樋形状部材3の係合孔8に単に押し込めば良い。 係合突起6には先拡がりのテーパがついているのと、さらにその弾性により係合 孔8に挿入後拡がるので容易に抜けることはない。分離させるときには引き抜く だけで良い。
【0016】 図3は異なる直径の支柱10,12を締結する場合を示している。すなわち、 各直径ごとに樋形状部材2,3を形成し、そのそれぞれに係合突起6付きのもの と係合孔8付きのものとを用意しておけば、その組み合わせは自由自在に行うこ とができる。概ね現在市販されている支柱の直径は、8mm,11mm,13m m,16mm,20mmである。
【0017】 そして、図4に示すように支柱10,11を適宜格子状に形成すれば良いので あるが、支柱の把持力が強いので格子状に形成した支柱は立てても、また横にし て棚としても使用可能である。
【0018】
【考案の効果】
この考案の支柱締結具は、上記のように構成したので、市販されている支柱の 直径に応じた樋形状部材を用意しておけば、適宜選択して組み合わせる支柱の直 径に合わせてその樋形状部材を選択し結合させることにより、異なる直径の支柱 のいかなる組み合わせにも対応して締結させることができる。
【0019】 また、係合突起を先拡がりのテーパと中心を横断するスリットとで構成したの で、樋形状部材を締結させる際にもワンタッチで着脱可能であり、かつ回動可能 であるので自由な角度に固定することができる。また、支柱に密着して把持する 形状とあいまって、結実と共に増加する重量にも十分耐え得る構造としているの で、締結が容易に解除される心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その要部断面図である。(イ)は結合状態を示
し、(ロ)は分離した状態を示す。
【図3】他の使用例を示す斜視図である。
【図4】使用状態を示す説明図である。
【図5】従来例を示す説明図である。(イ)は平面図、
(ロ)は正面図である。
【符号の説明】
1 支柱締結具本体 2,3 樋形状部材 4,5 当接面 6 係合突起 7 スリット 8 係合孔 9 先端部 10,11,12 支柱 20 バネ板 21 リベット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係合せしめる支柱の半径よりも大なる深
    さを有する一対の樋形状部材において、 一の樋形状部材の背面中心には、先拡がりのテーパと、
    中心を横断するスリットとで構成された円錐状の係合突
    起と、この係合突起のつけ根部分には円錐軸と直角方向
    の平面からなる当接面を、 他の樋形状部材の背面中心には、上記係合突起が係合す
    る樋形状部材の厚さ方向に貫通し、なおかつその背面か
    ら内面に向かい先拡がりで、上記係合突起とほぼ同形
    状、同寸法に形成した係合孔と、上記一の樋形状部材の
    当接面と当接する当接面をそれぞれ設け、上記二つの樋
    形状部材を背中合わせに回動可能かつ着脱可能に構成し
    たことを特徴とする支柱締結具。
JP1995001312U 1995-02-07 1995-02-07 支柱締結具 Expired - Lifetime JP3014429U (ja)

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ID=43150035

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047022A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 コトコ株式会社 連結具及び連結型アーチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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