JPH0710585Y2 - 家具の金網取付構造 - Google Patents

家具の金網取付構造

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JPH0710585Y2
JPH0710585Y2 JP8252889U JP8252889U JPH0710585Y2 JP H0710585 Y2 JPH0710585 Y2 JP H0710585Y2 JP 8252889 U JP8252889 U JP 8252889U JP 8252889 U JP8252889 U JP 8252889U JP H0710585 Y2 JPH0710585 Y2 JP H0710585Y2
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JP
Japan
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wire mesh
steel wire
furniture
locking
wire
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Application number
JP8252889U
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JPH0321251U (ja
Inventor
俊臣 中村
淳 高橋
Original Assignee
株式会社ホウトク
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アルミ被覆の鋼線からなる金網を椅子やテー
ブル等の家具に止着して張設できるようにした家具の金
網取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来は、アルミ被覆の鋼線からなる金網を張設して構成
する家具において、その金網は枠側に溶接できないの
で、周辺に架設する4角の枠の内側に設けた爪に金網の
端部を引つかけて張設したり、また、金網の上面に押さ
え金具を当てて、ねじをその押さえ金具から金網に嵌挿
するとともに支持フレームに挿着して取付けるような構
造になつていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、そのような取付構造では、編成加工され
ている金網に大きな荷重がかかると、爪に引つかかる部
分がほつれてしまつたり、また、金網の上面上に押さえ
金具が大きく突出する状態となつて、外観性も良くな
く、しかも、身体や衣服あるいは物が引つかかりやすく
て危険である、といつた不具合を呈していた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、そのような不具合を解決し、金網を容易にし
かも良好に取り付けることができるようにしたものであ
り、そのため、係止具の上部には鋼線に掛合できる彎曲
した係合部を鋼線の直径より大きくならない程度の直径
や厚みにして形成するとともに、その下部には支持フレ
ームの孔に圧入させることができる截頭円錐状の係止部
を切り込みを入れて一体的に形成し、該係止具により金
網を支持フレームに止着して構成したものである。
〔作用〕
したがつて、係止具を金網の上面上方から挿入し、係合
部を鋼線に上方から掛合させながら、係止部を切り込み
により縮めるようにして支持フレームの孔内に押し込む
と、孔内では係止部が拡大して係止できることになり、
係合部が金網の上面上方に突出しないで外観性も良くな
つてしかも危険性がないように、また、ほつれが生じな
いようにして確実良好に取り付けることができることに
なる。
〔実施例〕
次に、図面に示す各実施例について説明する。第1図な
いし第4図において、第2図はベンチである椅子の斜視
図を示し、両側下部の両支脚(6)(6)の上端部には
側面視くの字状に屈曲した4角形パイプの両支持フレー
ム(4)(4)の中央部下面をそれぞれ固設し、両支持
フレーム(4)(4)の前端間および後端間には第4図
に示すように丸パイプの両支持フレーム(4)(4)を
それぞれ横架するとともに、両支持フレーム(4)
(4)の中間には4角形パイプの支持フレーム(4)を
横架し、4角形パイプの各支持フレーム(4)の上面お
よび丸パイプの両支持フレーム(4)の下面には隣りに
接近する丸孔状の両孔(5)(5)を長手方向に間隔を
おいてそれぞれ形成し、アルミ被覆の鋼線(a)を編成
加工した1枚の金網(A)の前後端縁が前後の丸パイプ
形両支持フレーム(4)(4)の下面にまで延長するよ
うにして金網(A)を各支持フレーム(4)の上面上に
載置して取付け構成する。
(B)は係止具全体を示し、上部には前記鋼線(a)に
掛合できる彎曲した係合部(1)が形成されるように、
前記鋼線(a)を略同じ直径の杆をU字状に屈曲して形
成するとともに、2本脚となるそれぞれの下端部には、
前記支持フレーム(4)の孔(5)に圧入させることが
できる截頭円錐状の係止部(2)を切り込み(3)を入
れて一体的に形成し構成する。
したがつて、第1図および第4図に示すように、係止具
(B)を金網(A)の上方から鋼線(a)をまたぐよう
にして挿入し、係合部(1)を鋼線(a)に上方から掛
合させながら、そのまま、係止部(2)(2)を切り込
み(3)により縮めるようにして支持フレーム(4)の
両孔(5)(5)にそれぞれ押し込むと、孔(5)
(5)内では係止部(2)(2)が拡大して係止できる
ことになり、同様にして全ての係止具(B)を各所に挿
着すると、係合部(1)が金網(A)の上面上方に突出
しないで外観性も良くなつてしかも危険性がないよう
に、また、ほつれが生じないように金網(A)を支持フ
レーム(4)上に取り付けることができることになる。
第5図は第2実施例を示し、前記実施例とは同一符号で
示すように略同様に構成するが、十字方向に各係止部
(2)が位置する4本脚構造にして、十字方向に彎曲す
る係合部(1)が両鋼線(a)(a)の交差点上をまた
いで掛合しながら金網(A)を取り付けることができる
ように構成したものである。
第6図は第3実施例を示し、下部に係止部(2)を有す
る1本脚の上部両側には、前記鋼線(a)の直径より短
い厚さとなつて下向きに凹曲状に彎曲する両係合部
(1)(1)を平行にして一体的に形成したものであ
り、網目に係止具(B)の1本脚を挿入すると、網目の
両側に平行となる両鋼線(a)(a)に両係合部(1)
(1)が上方からそれぞれ掛合して取り付けることがで
きるように構成したものである。
第7図は第4実施例を示し、前記第3実施例と略同様に
構成するが、4個の係合部(1)をロ字状に配備して構
成したものであり、網目に係止具(B)の1本脚を挿入
すると、網目の4週辺の各鋼線(a)に各係合部(1)
が上方からそれぞれ掛合できるようにしたものである。
第8図ないし第10図は第5実施例を示し、1本状に接着
して立設した4本の丸パイプ製支脚(7)の上部(7a)
を平面十字方向に屈曲して水平状に延設し、各支脚
(7)の上部(7a)の先端側上方には、外周縁が円状と
なつて内周縁が正8角形状となる甲板(8)の内周縁下
部を載置して固設し、甲板(8)の内周縁より少しく間
隔をおいた各支脚(7)の上部(7a)の先端側上方に
は、平面正8角形となる丸パイプ製支持フレーム(4)
を載置して固設し、平面正8角形状に形成した金網
(A)の外周縁を甲板(8)の内周縁と支持フレーム
(4)の間に折り曲げて挿入するとともに、前記実施例
と同様に形成した各係止具(B)を上方から金網(A)
に挿入して支持フレーム(4)の上面に前記実施例と同
様に挿着すると、金網(A)をテープルの上面に張設で
きるように構成したものである。
〔考案の効果〕
このように本考案は、アルミ被覆の鋼線(a)からなる
金網(A)の上面上方から係止具(B)を挿入すると、
彎曲する係合部(1)を鋼線(a)の上方から掛合させ
ながら係止部(2)を支持フレーム(4)の孔(5)に
圧入して係止させることができることになり、金網
(A)の上面上に突出部が生じないようにして外観性良
くしかも危険性が無いように、また、金網(A)に荷重
がかかつても従来形のようにほつれが生じないようにし
て、椅子やテーブル等の家具に金網(A)を良好に張設
できることになり、係止具(B)を挿入させるだけで、
耐触性はあるが溶接できないこの種の金網(A)を家具
に迅速容易に組付けて良好に張設できることになり、コ
ンパクト構造にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部を分解して示す斜視
図、第2図は椅子の斜視図、第3図は第1図の組付け状
態の断面図、第4図は第2図の一部における要部を分解
して示す斜視図、第5図は第2実施例を示し、第6図は
係止具の第3実施例を示し、第7図は係止具の第4実施
例を示し、第8図は第5実施例となるテーブルの平面
図、第9図はその側面図、第10図は第8図のX−X線に
おける断面図を示す。 (a)……鋼線、(A)……金網、(B)……係止具、
(1)……係合部、(2)……係止部、(3)……切り
込み、(4)……支持フレーム、(5)……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミ被覆の鋼線(a)からなる金網
    (A)を張設して構成する家具において、係止具(B)
    の上部には前記鋼線(a)に掛合できる彎曲した係合部
    (1)を前記鋼線(a)の直径より大きくならない程度
    の直径や厚みにして形成するとともに、その下部には支
    持フレーム(4)の孔(5)に圧入させることができる
    截頭円錐状の係止部(2)を切り込み(3)を入れて一
    体的に形成し、該係止具(B)により金網(A)を支持
    フレーム(4)に止着して構成したことを特徴とする金
    網取付構造。
JP8252889U 1989-07-13 1989-07-13 家具の金網取付構造 Expired - Lifetime JPH0710585Y2 (ja)

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JP8252889U JPH0710585Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 家具の金網取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0321251U JPH0321251U (ja) 1991-03-01
JPH0710585Y2 true JPH0710585Y2 (ja) 1995-03-15

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JP8252889U Expired - Lifetime JPH0710585Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 家具の金網取付構造

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JP2006043075A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Okamura Corp テーブル用天板、およびそれを備える折り畳みテーブル
JP5254626B2 (ja) * 2008-01-24 2013-08-07 株式会社岡村製作所 椅子の着座体へのオプション部材取付構造

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JPH0321251U (ja) 1991-03-01

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