JP3013955U - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP3013955U
JP3013955U JP1995000682U JP68295U JP3013955U JP 3013955 U JP3013955 U JP 3013955U JP 1995000682 U JP1995000682 U JP 1995000682U JP 68295 U JP68295 U JP 68295U JP 3013955 U JP3013955 U JP 3013955U
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JP
Japan
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container
concave portion
transparent
recess
decorative
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Application number
JP1995000682U
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Inventor
直正 斎藤
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Koa Glass Co Ltd
Original Assignee
Koa Glass Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】液体等を収容する透明、或いは透明度の高い容
器にあって、高級で優雅なイメージを醸し出し、しか
も、製造にあっても頻繁にデザインを変えることができ
る容器を安価にて提供すること。 【構成】透明、或いは透明度の高い容器1底部の下面2
を容器1内側にへこませて凹部3を形成する。凹部3
は、容器1底部を容器1内側に湾曲させて形成し、凹部
3下面に装飾用凹凸4を形成する。また、凹部は、肉厚
状に形成した容器底部に形成し、凹部下面に装飾用凹凸
を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、液体等を収容する透明、或いは透明度の高い容器にあっ て、その内部に適宜像を配した状態を現出して、優雅な雰囲気を醸し出す容器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
透明、或いは透明度の高い容器は、例えば、酒類、果汁ジュース類、清涼飲料 水、液体化粧品、家庭及びカー用品の芳香剤の容器等として一般的に用いられて いる。
【0003】 このような用途にて用いられる容器は、あくまでも外形の装飾、或いは形状に こだわって形成されているものが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、それらが市場に提供される場合には、多種多様ではあるものの、市 場に氾濫すると、特異なものを除いては、皆同じようなイメージにとられがちで 、余程の特異な形状にしないかぎりは、特に目だって購買意欲をそそるという効 果は薄れてしまっているのが現状である。
【0005】 又、外形を特異な形状にした容器を生産するとなると、成形型を形成する費用 、デザインを行う費用等がかさみ、頻繁に外径を変えるということは行い難く、 どうしても長期間、同じデザインの容器を生産して市場に提供することになって しまう問題点があった。
【0006】 そこで、この考案は、上述した問題点等に鑑み、需要者の購買意欲をそそる今 までとは全く異なった高級で優雅なイメージを醸し出し、しかも、製造にあって も頻繁にデザインを変えることができる容器を安価にて提供することを課題とし て案出されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案の第1の手段は、透明、或いは透明度の高い容器底部の下面 を容器内側にへこませて、容器内部に適宜立体像を形作る凹部を形成したことに ある。
【0008】 また、第2の手段は、容器底部を容器内側に湾曲させて凹部を形成し、この凹 部下面に装飾用凹凸を形成したことにある。
【0009】 更に、第3の手段は、肉厚状に形成した容器底部下面に凹部を形成し、この凹 部下面に装飾用凹凸を形成したことを課題解消のための手段とする。
【0010】
【作用】
この考案に係る容器は、透明度の高い容器底部に形成された凹部が、容器側面 から立体的に見えるものになる。そこで、容器に、例えば、酒類、果汁ジュース 類、清涼飲料水、液体化粧品等を収容すると、容器自体が透明、或いは透明度の 高いものであるから、内面と外面との厚みの分、あたかもその凹部が浮上って見 えるものである。
【0011】 第2の手段の容器は、容器底部全体、あるいは一部を容器内側に湾曲させて形 成した凹部表面に、更に、装飾用凹凸を形成しているので、模様の表面に、湾曲 させた容器底部のガラス上面が覆った状態で立体象が見えるものになる。
【0012】 第3の手段の容器は、肉厚状に形成した容器底部下面の凹部表面に装飾用凹凸 を形成しているので、容器の側面から見ると、直接この装飾用凹凸が見えるもの で、重量感及び質量感のある立体象が見える。
【0013】
【実施例】 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明すると次の通りである。
【0014】 この考案は、硝子にて形成されている透明、或いは透明度の高い容器、例えば 、瓶などの容器1内部に、適宜立体像を形作る凹部3を、容器1の底部に形成し たものである。すなわち、凹部3は、容器底部の下面2を容器1内側にへこませ て形成する。
【0015】 図1及び図2では、容器1底部全体、あるいは一部を容器1内側に湾曲させて 凹部3を形成し、更に、立体像の装飾効果を高めるために、この凹部3下面2に 装飾用凹凸4を形成している。例えば、図示の場合、山の立体像を形作るべく適 宜凹部3を形成し、更に、この凹部3下面に細かな装飾用凹凸4を形成している ものである。この凹部3と装飾用凹凸4とは、製造の際の成形型を抜き得る形状 に設定する必要がある。
【0016】 このように形成すると、容器1自体が透明、或いは透明度の高いものであるの で、底部の内面と外面との厚みの分、あたかもその立体像としての凹部3が浮上 って見えるものである。
【0017】 図3及び図4に示す容器1は、肉厚状に形成した容器1底部の下面2に凹部3 を形成し、更に、この凹部3下面に装飾用凹凸4を形成している。図示例でも、 図1及び図2と同様に、山の立体像を形作るべく適宜凹部3を形成し、更に、こ の凹部3下面に細かな装飾用凹凸4を形成しているものであるが、この装飾用凹 凸4の上に肉厚の底部が配されているので、この底部と側面との間にガラスの境 界がない状態となる。したがって、凹部3下面の装飾用凹凸4を容器1側面から 直接見ることができ、くっきりとした模様や立体象が、ガラスの質感のみならず 、重量感をも感じさせるものにしている。
【0018】 又、このように形成した凹部3や装飾用凹凸4に、例えば、サンドブラスト処 理、化学腐食処理、或いは、塗装等の表面加飾処理を施せば、更にその立体像や 装飾が際立って美しく見えるものである。
【0019】 尚、この容器1は、材質において硝子に限定されることがないことはいうまで もなく、又、瓶に限定されることもないのである。更に、その容器1の色にあっ ても、適宜設定しても良く、あくまでも透明、或いは透明度の高い容器であれば よく、酒類、果汁ジュース類、清涼飲料水、液体化粧品等の容器や、家庭及びカ ー用品として使用される芳香剤の容器などに使用することができる。
【0020】
【考案の効果】
上述の如く構成したこの考案は、請求項1によって、例えば、容器1に、酒類 、果汁ジュース類、清涼飲料水、液体化粧品等を収容すると、容器1自体が透明 、或いは透明度の高いものであるので、内面と外面との厚みの分、あたかもその 凹部3が浮上って見えるものであり、需要者の購買意欲をそそる今までとは全く 異なった特異なイメージを醸し出すことができる。
【0021】 また、請求項2によると、模様の表面に、湾曲させた容器1底部のガラス上面 が覆った状態で立体象が見えるものになるから、この容器1底部の湾曲形状と、 装飾用凹凸4との組み合わせによる模様や立体象を創作することができる。
【0022】 更に、請求項3では、容器1の側面から見ると、直接この装飾用凹凸が見える から、くっきりとした模様や立体象を出すことができる。したがって、ガラスの 質感のみならず、重量感をも感じさせることのできる高級感に富んだ容器の提供 が可能になる。
【0023】 この結果、特に、香水の容器、車内や家庭で使用される芳香剤の容器のように 、容器自体に高級感を要求される容器などに最適なものになる。
【0024】 そして、このような容器を製造する際には、容器1の底面2部分を成形する金 型の部分を適宜取換え可能に形成しておくことで、安価にて種々のデザインに変 えることができ、商品価値を大幅に向上させることができるものである。
【0025】 このように、この考案によれば、需要者の購買意欲をそそる今までとは全く異 なった高級なイメージを醸し出し、しかも、製造にあっても安価にて頻繁にデザ インを変えることができるものであり、容器に収容する内容物の商品価値を大幅 に向上させることが可能となり、販売戦略上極めて有利となる等の実用上優れた 効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の斜視図である。
【図2】この考案の一実施例の断面図である。
【図3】この考案の他の実施例の斜視図である。
【図4】この考案の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 下面 3 凹部 4 装飾用凹凸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明、或いは透明度の高い容器底部下面
    を容器内側にへこませて、容器内部に適宜立体像を形作
    る凹部を形成したことを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 容器底部を容器内側に湾曲させて凹部を
    形成し、この凹部下面に装飾用凹凸を形成した請求項1
    記載の容器。
  3. 【請求項3】 肉厚状に形成した容器底部に凹部を形成
    し、この凹部下面に装飾用凹凸を形成した請求項1記載
    の容器。
JP1995000682U 1995-01-24 1995-01-24 容 器 Expired - Lifetime JP3013955U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286442A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 樹脂製の装飾容器
JP2011051616A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 2軸延伸ブロー成形容器
JP2021084650A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 エステー株式会社 揮散装置
JP7516224B2 (ja) 2020-11-25 2024-07-16 エステー株式会社 薬液容器及び揮散装置

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