JP3013805U - かつら - Google Patents

かつら

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JP3013805U
JP3013805U JP1995000606U JP60695U JP3013805U JP 3013805 U JP3013805 U JP 3013805U JP 1995000606 U JP1995000606 U JP 1995000606U JP 60695 U JP60695 U JP 60695U JP 3013805 U JP3013805 U JP 3013805U
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Japan
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wig
hair
wig base
base
edge
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Application number
JP1995000606U
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English (en)
Inventor
一成 楠本
Original Assignee
有限会社ミンクス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 頭に装着してオ−ルバックにしたり、七三に
分けて前髪を後方に上げたときでもかつらべ−スの前端
縁が外部に露出することがなく、他人にはかつらをして
いることが全く分からないようにしたかつらの提供。 【構成】 かつらベ−ス1の表面13に人毛または人工
毛髪からなる表面毛髪2を植毛したかつらAにおいて、
前記かつらベ−ス1の裏面14に、先端部分30がかつ
らベ−ス1の前端縁15から外方に突出した前端縁被覆
用毛髪3を取付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、かつらの改良に関し、特に、かつらに植毛した毛髪を、例えば、オ −ルバックにしたり、あるいは七三に分けて前髪を後方に上げてセットしてもか つらベ−スの前端縁が見えずにかつらを装着していることが分からず自然な状態 に仕上げることができる新規なかつらに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のかつらは、かつらベ−スの表面に人毛又は人工毛髪からなる表面毛髪を 植毛しただけである。尚、表面毛髪は、かつらベ−スの周端縁の白っぽさを隠す ために周端縁の下部まで植毛されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のかつらでは、前髪を後方に上げてセットしたときは、か つらベ−スの前端縁が露出して他人にかつらを使用していることが分かるので、 かつらではオ−ルバックにしたり七三に分けて前髪を後方に上げることができな いという問題があった。 また、従来のかつらでは、かつらベ−スの表面に表面毛髪を植毛しただけであ るから、強風が吹いたときは、毛髪が乱れ、かつらベ−スの周端縁が露出してか つらを使用していることが他人に分かって恥ずかしい思いをするという問題もあ った。 本考案では、従来の上述のような問題点に鑑みて考案したもので、その目的と するところは、頭に装着してオ−ルバックにしたり、七三に分けて前髪を後方に 上げたときでもかつらべ−スの前端縁が外部に露出することがなく、他人にはか つらをしていることが全く分からないようにしたかつらを提供することにある。 また、合わせて、強風が吹いて毛髪が乱れたときでも、かつらベ−スの周端縁 が露出してかつらを使用していることが他人に分かることがないかつらを提供す ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案請求項1記載のかつらでは、かつらベ−スの 表面に人毛または人工毛髪からなる表面毛髪を植毛したかつらにおいて、 前記かつらベ−スの裏面に、先端部分がかつらベ−スの前端縁から外方に突出 した前端縁被覆用毛髪を取付けた構成を採用した。 また、請求項2記載のかつらでは、前記前端縁被覆用毛髪をかつらベ−スの前 端側に向かって取付けた構成を採用した。 また、請求項3記載のかつらでは、前記前端縁被覆用毛髪をかつらベ−スの後 端側に向かって取付けると共に該毛髪の先端側をかつらベ−スの前端側に向かっ て湾曲させた構成を採用した。 また、請求項4記載のかつらでは、かつらベ−スの裏面前端に肉厚部を形成し た構成を採用した。 また、請求項5記載のかつらでは、かつらベ−スの裏面側部及び裏面後部に先 端部分がかつらベ−スの側端縁及び後端縁から外方に突出した側端縁被覆用毛髪 及び後端縁被覆用毛髪を取付けた構成を採用した。
【0005】
【作用】
本考案のかつらでは、かつらベ−スの裏面に先端部分がかつらベ−スの前端縁 から外方に突出した前端縁被覆用毛髪を取付けているから、使用者の頭に装着し て前髪を後方に上げてもかつらベ−スの前端縁が前端縁被覆用毛髪で被覆されて 露出することがないので、オ−ルバックにしたり、あるいは七三に分けて前髪を 後方に上げてセットしても、他人にかつらを被っていることが分からず、安心し て使用することができる。 また、前端縁被覆用毛髪をかつらベ−スの後端側に向けて取付けると共に先端 部をかつらベ−スの前端側に向けて湾曲させたり、かつらベ−スの裏面先端に肉 厚部を形成すると、前髪部分に厚みができて立体感を持たせることができる。 また、かつらベ−スの裏面側部と裏面後部にも側端縁被覆用毛髪と後端縁被覆 用毛髪を取付けると、強風が吹いて毛髪が乱れても、かつらベ−スの周端縁の露 出を防止することができるので、かつらを使用していることを他人に知られるこ とがなく、安心して使用することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本実施例のかつらを裏面側から見た斜視図、図2はそのかつらの使用状 態を示す説明図である。
【0007】 本実施例のかつらAは、かつらベ−ス1と、表面毛髪2と、前端縁被覆用毛髪 3とを主要な構成としている。
【0008】 前記かつらベ−ス1は、使用者の頭aに装着するもので、使用者の頭の形に適 応するようにキャップ状に形成している。かつらベ−ス1は、ナイロン,ポリエ ステルなどの合成繊維を素材とした網状の生地10で形成している。尚、図中1 1で示すものはかつら取付け用ヘア−ピン12や図示しない両面接着テ−プ、あ るいは編み込みを装着するためのタブ層であり、ウレタンコ−ティング液を塗布 して形成している。13はかつらベ−ス1の表面、14はかつらベ−ス1の裏面 、15はかつらベ−ス1の前端縁、16はかつらベ−ス1の側端縁、17はかつ らベ−ス1の後端縁である。
【0009】 前記表面毛髪2は、前記かつらベ−ス1の表面13に取付けるもので、人毛又 は人工毛髪を使用している。本実施例では表面毛髪2を前記生地10に結縛して 直接に植毛している。
【0010】 前記前端縁被覆用毛髪3は、使用者がかつらAの前髪部分を後方に上げた際、 かつらベ−ス1の前端縁15を覆いかつらAを使用していることが他人に分から ないようにするためのもので、かつらベ−ス1の裏面14の前端縁15から後端 側に向かって約2cm程度の幅で、かつ、かつらAを頭部に装着した際に前頭部 に位置する前端縁15の全周に人毛又は人工毛髪からなる毛髪を結縛して直接に 取付けている。そして、前端縁被覆用毛髪3は、かつらベ−ス1の前端側に向け て植毛すると共にその先端部分30がかつらベ−ス1の先端縁15より外方に突 出するように形成している。
【0011】 したがって、本実施例のかつらAを使用するときは、かつらベ−ス1を頭にか ぶりかつら取付け用ヘア−ピン12で使用者の自毛と連結してかつらAを固定す る。そして、ブラシにより使用者の自毛と合わせると共に、図2に示すように、 前髪部分を後方に上げてセットする。この際、前髪の一部を下方に下げておくと 産毛が生えているように見えてより自然になる。使用者に自毛がないときはかつ らAの表面毛髪2と前頭部被覆用毛髪3のみでセットする。この場合は、図示し ていない両面接着テ−プでかつらAを頭に固定することになる。
【0012】 本実施例のかつらAでは、かつらAの前髪部分を後方に掻き上げてセットして も、前端縁被覆用毛髪3でかつらベ−ス1の前端縁15を隠すことができるので 、オ−ルバックや七三に分けて前髪を後方に掻き上げても、自毛が生えているよ うに見え、かつらAを被っているようには見えず安心して使用することができる 。
【0013】 次に、図3に示す他の実施例について説明する。 この実施例のかつらBは、前端縁被覆用毛髪3をかつらベ−ス1の後端側に向 けて取付けると共に先端側をかつらべ−ス1の前端側に湾曲させている点が相違 するのみでそれ以外の構成及び作用は前記実施例と同じであるから、同一構成部 分には同一の符号を付けてその説明を省略する。 したがって、本実施例のかつらBでは、前端縁被覆用毛髪3の厚みが増すので 、立体感が出て、自毛のように見せることができる。
【0014】 次に、図4及び図5に示す他の実施例について説明する。 この実施例のかつらCは、かつらベ−ス1の裏面前端に約1〜5mmの高さの 肉厚部4を形成した点が前記実施例のかつらAと相違するのみであるから、同一 構成部分には同じ符号を付けてその説明を省略する。肉厚部4はあらかじめかつ らベ−ス1と一体に形成してもよいし、合成樹脂やゴム等を接着したり、ウレタ ンコ−ティング液等を塗布して形成してもよい。 この実施例のかつらCも前髪を後方に上げたとき膨らみを持たせることができ 、立体感が出て、自毛のように見せることができる。
【0015】 次に、図6に示す他の実施例について説明する。 この実施例のかつらDは、前端縁被覆用毛髪3だけでなく、かつらベ−ス1の 側部及び後部にも側端縁被覆用毛髪5と後部被覆用毛髪6を取付けた点が前記実 施例のかつらAと相違するものである。この両毛髪5,6は、前端縁被覆用毛髪 3と同様に人毛又は人工毛髪を生地10に結縛して取付けられ、その先端端部分 50,60はかつらベ−ス1の側端縁16及び後端縁17から外方に突出するよ うに取付けられている。この場合も、かつらベ−ス1の裏面先端にかつらAと同 じように図4に示すような肉厚部4を形成してもよい。 この実施例のかつらDでは、前記実施例のかつらAの効果の他に側部又は後部 から強風が吹いて髪が乱れても側端縁被覆用毛髪5と後部被覆用毛髪6でかつら ベ−ス1の側端縁16や後端縁17が露出することを防止することができるので 、かつらを被っていることを他人に知られることがなく安心して使用することが できるという効果がある。
【0016】 次に、図7に示すものは、ベ−ス7に人毛又は人工毛髪からなる毛髪8を植毛 した接着片9で、これをかつらベ−ス1の裏面前端部や裏面側端部あるいは裏面 後端部に接着することにより前端縁被覆用毛髪3や側端縁被覆用毛髪5あるいは 後端縁被覆用毛髪6をかつらベ−ス1に取付けることができるものである。
【0017】 以上、本考案の実施例について説明してきたが本考案は前記実施例に限定され るものではなくその要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案に含ま れる。
【0018】 例えば、実施例では、かつらベ−ス1として網状の生地10を使用したものを 説明したが、これ以外にシリコンを主成分とした人工皮膚を使用したものやその 他の公知のものをすべて使用することができる。
【0019】 また、毛髪の取付方法についても、網状生地に結び付ける方法及び接着片9を 接着する方法を説明したが、これ以外に接着や縫着等の公知の植毛方法で行なう ことができる。
【0020】 また、前端縁被覆用毛髪3の取付け範囲も任意であり、使用者の自毛の状態に 応じて適宜の範囲及び位置に植毛することができる。
【0021】 また、かつらAの頭への取付け方法も、両面接着テ−プによるもの、ヘア−ピ ン12によるもの、編み込みによるものなど任意である。また、肉厚部4の高さ も任意である。
【0022】
【考案の効果】
以上、説明してきたように、本考案のかつらでは、かつらベ−スの裏面に先端 部分がかつらベ−スの前端縁から外方に突出した前端縁被覆用毛髪を取付けてい るから、使用者の頭に装着して前髪を後方に上げてもかつらベ−スの前端縁が前 端縁被覆用毛髪で被覆されて露出することがないので、オ−ルバックにしたり、 あるいは七三に分けて前髪を後方に上げてセットしても、他人にかつらを被って いることが分からず、安心して使用することができる。 また、前端縁被覆用毛髪をかつらベ−スの後端側に向けて取付けると共に先端 部をかつらベ−スの前端側に向けて湾曲させたり、かつらベ−スの裏面先端に肉 厚部を形成すると、前髪部分に厚みができて立体感を持たせることができる。 また、かつらベ−スの裏面側部と裏面後部にも側端縁被覆用毛髪と後端縁被覆 用毛髪を取付けると、強風が吹いて毛髪が乱れても、かつらベ−スの周端縁の露 出を防止することができるので、かつらを使用していることを他人に知られるこ とがなく、安心して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のかつらの裏面側を示す斜視図で
ある。
【図2】前記実施例のかつらの使用状態を示す説明図で
ある。
【図3】他の実施例のかつらを示す説明図である。
【図4】他の実施例のかつらを示す説明図である。
【図5】前記実施例のかつらの使用状態を示す説明図で
ある。
【図6】他の実施例のかつらを示す説明図である。
【図7】接着片を示す説明図である。
【符号の説明】
A かつら 1 かつらベ−ス 2 表面毛髪 3 前端縁被覆用毛髪 4 肉厚部 5 側端縁被覆用毛髪 6 後端縁被覆用毛髪 13 かつらベ−スの表面 14 かつらベ−スの裏面 15 かつらベ−スの前端縁 16 かつらベ−スの側端縁 17 かつらベ−スの後端縁 30 前端縁被覆用毛髪の先端部分

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かつらベ−スの表面に人毛または人工毛
    髪からなる表面毛髪を植毛したかつらにおいて、 前記かつらベ−スの裏面に、先端部分がかつらベ−スの
    前端縁から外方に突出した前端縁被覆用毛髪を取付けた
    ことを特徴とするかつら。
  2. 【請求項2】 前記前端縁被覆用毛髪をかつらベ−スの
    前端側に向かって取付けたことを特徴とする請求項1記
    載のかつら。
  3. 【請求項3】 前記前端縁被覆用毛髪をかつらベ−スの
    後端側に向かって取付けると共に該毛髪の先端側をかつ
    らベ−スの前端側に向かって湾曲させたことを特徴とす
    る請求項1記載のかつら。
  4. 【請求項4】 かつらベ−スの裏面前端に肉厚部を形成
    したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3
    記載のかつら。
  5. 【請求項5】 かつらベ−スの裏面側部及び裏面後部に
    先端部分がかつらベ−スの側端縁及び後端縁から外方に
    突出した側端縁被覆用毛髪及び後端縁被覆用毛髪を取付
    けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又
    は請求項4記載のかつら。
JP1995000606U 1995-01-21 1995-01-21 かつら Expired - Lifetime JP3013805U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7457269B1 (ja) 2023-06-09 2024-03-28 ちょいぷらす株式会社 ウィッグ型エクステンション

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