JP3013492U - 露光走査ユニット - Google Patents

露光走査ユニット

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JP3013492U
JP3013492U JP1994012211U JP1221194U JP3013492U JP 3013492 U JP3013492 U JP 3013492U JP 1994012211 U JP1994012211 U JP 1994012211U JP 1221194 U JP1221194 U JP 1221194U JP 3013492 U JP3013492 U JP 3013492U
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秀彰 松井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1及び第2スキャナを備えた画像形成装置
等に於いて、第1スキャナを構成するランプを交換した
り、ミラー及び反射板を清掃する作業を、機内でも容易
に行うことを可能とし、またスキャナの再位置決めや照
度再調整といった煩雑な作業を一切なくしながらも、結
像性能、照度性能を維持することができる露光走査ユニ
ットを提供する。 【構成】 原稿の画像面に光を照射するランプと、該光
を集光して原稿に導く反射板と、原稿からの反射光を所
定方向に導くミラーとを有したスキャナを備えた露光走
査ユニットにおいて、該スキャナは、機器本体側のレー
ルによって走査方向に移動可能に支持された走査フレー
ムと、該走査フレームに対して着脱可能に組み付けられ
る露光結像フレームと、該走査フレームに対して該露光
結像フレームを位置決めする位置決め手段と、を有して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置や画像読取り 装置(スキャナ)に用いられる原稿走査用の露光走査ユニットの構造の改良に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の電子写真プロセスを利用した画像形 成装置や、画像読取り装置は、固定された或は移動する原稿の画像面に光を照射 して原稿反射光を得るための露光走査ユニット(露光装置)を備えている。 従来の露光走査ユニットは、例えば単一のフレームに光源、反射板、給電部、 ミラー、摺動部材(ガイドレールとの係合部)等を組み込んだ構成を備えている 。また、特開昭60−17730号公報に記載された露光走査ユニットでは、フ レームを反射板と一体化し、該フレームに給電部、第1のミラー及び摺動部を組 み付けることにより、格別の取付け部材を用いずに部品点数の低減を図り、更に 反射板に対する給電部、第1のミラー及び摺動部の配置精度が取付け部材による 影響を免れることが可能となっている。
【0003】 ところで、変倍機能を備えた従来の画像形成装置の露光走査ユニットは、コン タクトガラス上に固定された原稿を読み取る為の第1及び第2のスキャナを備え ており、このようなタイプの露光走査ユニットにおける第1スキャナには照明ラ ンプと、照明ランプからの照明光を効率よく利用する為の反射板と、原稿反射光 を第2スキャナに導く為の第1ミラーとが組み付けられている。また、第2スキ ャナは、第1スキャナからの原稿反射光をレンズ等に導く為のミラーを2枚備え た構成を有する。この第1及び第2スキャナ間の位置関係の設定は画質を維持す る上で極めて重要であり、両スキャナ間の僅かな位置ずれ、誤差が、ピントずれ や投影倍率誤差、画像の歪み等を惹起する原因となる。従って、両スキャナを装 置本体に組付ける際には、高精度の治具によって両者の位置関係を決定した後で 、駆動ワイヤ或はベルト等により連結する作業が行われている。
【0004】 また、従来の露光走査ユニットを備えた画像形成装置等において、ユーザもと で照明ランプが断線したり、ミラーや反射板の汚れにより画像品質が低下した場 合、ランプ交換や清掃作業を機械内部(光学ユニット内部)で行うとすると、作 業スペースが少ない為、作業が極めて困難なものとなり、多くの時間が費やされ ることとなる。 また、作業スペースを確保する為に、露光走査ユニットを装置本体側の駆動ワ イヤ或はベルトから取り外して機外で保守等の作業を行った場合には、該ユニッ トを装置本体内に組付け直す作業が必要となり、この際、第1、第2スキャナを 元の位置に精度良く復帰させる作業が極めて困難である為、多くの時間を費やす ことになる。 また、第1スキャナに組み付けられるランプを交換した場合には、同じく第1 スキャナを構成する反射板、ミラー及び照度調整手段に対する新たなランプのフ ィラメントの位置が異なる為に、照度を調整する作業が必要となり、この調整作 業にも多くの時間を費やす結果となっている。
【0005】 上記した如くユーザもとで行われる露光走査ユニットの組付け作業や、調整作 業に当たっては、計測器や専用の治具を使用できない為、作業者が感覚的な判断 力に従って行う以外に手立てがなく、場合によっては作業前に比べて画像品質を 悪化させてしまう危険性も多かった。 このような不具合は、上記公報に記載した露光ユニットにおいても避けること のできない問題点である。
【0006】
【考案の目的】
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、第1及び第2スキャナを備えた画 像形成装置等に於いて、第1スキャナを構成するランプを交換したり、ミラー及 び反射板を清掃する作業を、機内でも容易に行うことを可能とし、またスキャナ の再位置決めや照度再調整といった煩雑な作業を一切なくしながらも、結像性能 、照度性能を維持することができる露光走査ユニットを提供することを目的とし ている。
【0007】
【考案の構成】
上記目的を達成するため、本考案は、原稿の画像面に光を照射するランプと、 該光を集光して原稿に導く反射板と、原稿からの反射光を所定方向に導くミラー とを有したスキャナを備えた露光走査ユニットにおいて、該スキャナは、機器本 体側のレールによって走査方向に移動可能に支持された走査フレームと、該走査 フレームに対して着脱可能に組み付けられる露光結像フレームと、該走査フレー ムに対して該露光結像フレームを位置決めする位置決め手段と、を有しているこ と、上記露光結像フレームは、上記走査フレームに対して着脱可能なフレーム本 体と、該フレーム本体に対して着脱可能な露光結像部品ユニットとを備え、該露 光結像部品ユニットは少なくとも上記ランプと、上記反射板と、上記ミラーとを 備えていることを特徴とする。
【0008】 以下、添付図面に示した好適な実施例により本考案を詳細に説明する。 図1は本考案の露光走査ユニットを使用する画像形成装置の一例の構成説明図 であり、この複写装置1においては、第1スキャナ2を構成する露光ランプ3が 図中左右方向へ移動走査することによってコンタクトガラス4上に載置された原 稿面を照射し、この反射光が第2スキャナ5を構成する光学系ミラ−6を介して 感光体ドラム7へ入射する。 感光体ドラム7は露光ランプ3の走査に応じて回転する。感光体ドラム7は、 予め帯電チャ−ジャ8により負電位に帯電されており、反射光の入射によって静 電潜像が形成される。さらに、感光体ドラム7は、イレイザにより原稿外部分及 び指定された画像消去部分の除電がなされた上、現像ユニット9により潜像上に トナ−付着が行なわれて現像される。 感光体ドラム7の下部には転写ユニット10が設けられており、給紙カセット 11から給紙された記録紙上に上記現像像を転写する。転写を受けた記録紙は定 着装置12において画像の定着を受ける。
【0009】 次に、図2は本考案を適用した露光走査ユニット(第1スキャナ)の具体的構 成を示す縦断面図であり、この第1スキャナ2のフレームは、画像形成装置本体 側に設けられたスキャナレール15により図面左右方向へ進退可能に支持される 走査フレーム20と、該走査フレーム20に対して着脱可能に組付けられる露光 結像フレーム21とから構成されている。 走査フレーム20は、基部25と、該基部25の底面に設けられスキャナレー ル15と摺動する摺動部材26と、図示せぬ駆動ワイヤ或はベルトと係合する係 合部材とを有する。基部25は中央部に支持台27を有し、支持台27の上面の 適所には突起状の位置決めピン28が突設されている。
【0010】 露光結像フレーム21は、走査フレーム20の位置決めピン28に嵌合する穴 31を有したフレーム本体30に対して、照明ランプ32、図示せずランプ端子 、主反射板33、補助反射板34、給電ハーネス35、サーモスイッチ36、第 1ミラー37、照度調整板38等の露光、結像機能を備えた部品を組付け一体化 した構成を有する。符号39は防振ゴムである。
【0011】 フレーム本体30(側板30aも含む)に対する各部品の組付け方法、或は部 品間の組付け、固定方法としては、ネジ止め、溶着、カシメ等々種々の方法を採 用することが出来る。 ただし、この実施例では、ランプ32、主反射板33、補助反射板34、照度 調整板38が予め単一ユニット(露光結像部品ユニット)として一体化されてお り、このユニットをフレーム本体30に対してネジ40により着脱するようにし ている。つまり、この実施例においてランプを交換する必要が生じた場合には、 ランプ32、主反射板33、補助反射板34、照度調整板38を一体として交換 することとなり、ランプだけを交換した場合に生じる反射板や調整板との間の微 調整作業が不要となる。 なお、ランプ32、主反射板33、補助反射板34、照度調整板38のうちの 全てを一体化する必要があるわけではなく、ランプ32と主反射板33、或はラ ンプ32と主反射板33と照度調整板38とを一体化してもよい。 また、ランプ32だけを取り外し可能に構成してもよい。
【0012】 位置決めピン28は例えば四角柱、六角柱等の多角柱状に構成しておき、これ と嵌合する穴31はこれと整合する多角柱形状に構成しておく。なお、位置決め ピンを円柱とし、穴31を円形としてもよい。なお、位置決めピン28及び穴3 1は、位置決め手段を構成している。
【0013】 図3は走査フレームに対する露光結像フレームの組付け方法の一例を示す図で あり、この例では、走査フレーム20の支持台27に図示のような略U字型の押 えバネ50の一端を固定しておき、押えバネ50の他端を露光結像フレーム本体 30に設けた開口30bから差し入れてフレーム本体30の底部を上から押えて 、支持台27に固定する様に構成する。勿論、この時位置決めピン28と穴31 との嵌合により両フレーム間の位置決めがなされることは言うまでもない。なお 、押えバネ50の一端は、走査フレーム側に必ずしも固定しなくてもよい。 このように構成することにより、走査フレームに対する露光結像フレームの取 付けをワンタッチで行うことが可能となり、作業者がドライバー等の治具を用い る必要がなくなる為、より簡単な作業となる。露光結像フレーム21を取り外す 場合もバネ50による係合を解除することにより容易に行うことが出来る。
【0014】 以上の構成を備えた露光走査ユニットにおいて、ランプの断線等によって交換 、修理の必要が発生した場合には、画像形成装置本体内に於て、走査フレーム2 0から露光結像フレーム21だけを取り外し、機外で露光結像フレーム21に対 してランプを中心とした上記露光結像部品ユニット全体の交換作業を行うか、或 は修理作業を行った後で、露光結像フレーム21を機内の走査フレーム20に取 付ければ良い。上記取付け構造によれば、この取付け作業は機内の狭いスペース 内でも可能である。この作業は、短時間で容易に完了し、スキャナの再位置決め や、照度再調整を行う必要も不要である。また、ミラーや反射板の清掃を行う場 合にも、機内の狭いスペース内で行う必要はなく、露光結像フレーム21だけを 機外に取り出して作業を行うことが出来る為、作業効率を大幅に向上できる。 なお、本発明の露光走査ユニットは、複写機等の画像形成装置ばかりでなく、 画像形成機能を伴わない画像読取り装置(スキャナ)にも適用可能である。請求 項において機器本体とは、画像形成装置、画像読取り装置を含む概念である。
【0015】
【考案の効果】
このように本考案の露光走査ユニットは、画像形成装置本体(機器本体)側に より移動可能に支持される走査フレームに対して、露光、結像部品を搭載した露 光結像フレームを着脱自在に組み付けた構成を有し、更に露光結像部品からなる ユニットをフレーム本体に対して着脱可能としている為、ランプ等の部品交換、 ミラーや反射板の清掃を機外で行うことができ、作業性を向上し、煩わしい調整 作業をなくすることができる。
【0016】 本考案では、機器本体側に移動可能に支持された走査フレームを取り外したり するわけではないので、第2スキャナに対する第1スキャナの位置関係には一切 変動は生じない。また、第1スキャナ中に於ても、露光、結像部品は露光結像フ レームに対して着脱可能に構成されているので、ランプ交換時には露光結像部品 ユニット全体を交換すれば良く、交換後のランプの調整は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用する画像形成装置の全体構成説明
図。
【図2】本考案の露光走査ユニットの構成を示す断面
図。
【図3】図2の要部構成説明図。
【符号の説明】
1 複写装置、2 第1スキャナ、3 露光ランプ、4
コンタクトガラス、5第2スキャナ、6 光学系ミラ
−、7 感光体ドラム、8 帯電チャ−ジャ、9 現像
ユニット、10 転写ユニット、11 給紙カセット、
12 定着装置、15 スキャナレール、20 走査フ
レーム、21 露光結像フレーム、25基部、26 摺
動部材、27 支持台、28 位置決めピン、30 フ
レーム本体、31 穴、32 照明ランプ、33 主反
射板、34 補助反射板、35給電ハーネス、36 サ
ーモスイッチ、37 第1ミラー、38 照度調整板、
40 ネジ、50 押えバネ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像面に光を照射するランプと、
    該光を集光して原稿に導く反射板と、原稿からの反射光
    を所定方向に導くミラーとを有したスキャナを備えた露
    光走査ユニットにおいて、 該スキャナは、機器本体側のレールによって走査方向に
    移動可能に支持された走査フレームと、該走査フレーム
    に対して着脱可能に組み付けられる露光結像フレーム
    と、該走査フレームに対して該露光結像フレームを位置
    決めする位置決め手段と、を有していることを特徴とす
    る露光走査ユニット。
  2. 【請求項2】 上記露光結像フレームは、上記走査フレ
    ームに対して着脱可能なフレーム本体と、該フレーム本
    体に対して着脱可能な露光結像部品ユニットとを備え、
    該露光結像部品ユニットは少なくとも上記ランプと、上
    記反射板と、上記ミラーとを備えていることを特徴とす
    る露光走査ユニット。
JP1994012211U 1994-09-07 1994-09-07 露光走査ユニット Expired - Lifetime JP3013492U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093660A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Kyocera Mita Corp 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

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