JP3013027B2 - 漉込紙 - Google Patents

漉込紙

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JP3013027B2 JP8163793A JP16379396A JP3013027B2 JP 3013027 B2 JP3013027 B2 JP 3013027B2 JP 8163793 A JP8163793 A JP 8163793A JP 16379396 A JP16379396 A JP 16379396A JP 3013027 B2 JP3013027 B2 JP 3013027B2
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嘉美 徳永
慎一 森田
研了 西元
晃 南
高田  誠
幸泰 佐藤
仁志 大野
章 傍島
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば月桃等の、
香気成分を含有する草木の香気成分が残留した乾燥片を
漉き込んだ漉込紙、および常温において前記草木の香り
を発する発香体、および香気成分が残留した乾燥片の製
造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】生姜科花茗荷属に属する月桃の生葉は、
香りがよく、抗菌作用を有することで知られている。こ
のため、月桃の生葉を乾燥し、乾燥した葉をバッグの材
料とする従来技術(特開昭52−112474)、繊維
状のものを取り出し、天然繊維糸にする従来技術(特開
昭62−215031)、精油成分を取り出し、取り出
した精油成分を防虫抗菌剤とする従来技術(特開平5−
201821)が提案されている。また、これらの従来
技術の延長として、月桃の繊維質であるセルロースを用
いた月桃紙が提案されており、さらには、月桃紙に香り
と抗菌作用とを与えるため、月桃から別途抽出した精油
成分を、この月桃紙に添加することによって所定の効果
を得ようとする従来技術が提案されている。また、常温
において草木の香気成分を楽しむ従来技術としては、香
気成分を含有する草木を乾燥させた破片を瓶詰にしたポ
プリがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、月桃の
繊維を用いた月桃紙に、抽出した精油成分を添加するこ
とにより、月桃紙に芳香と抗菌作用とを与える方法は、
次に示す支障を生じていた。すなわち、芳香と香気成分
とが与えられた月桃紙は、漉いた後に精油成分が添加さ
れているので、芳香や抗菌作用が短時間で消失しやすい
という問題を生じていた。また、月桃から精油成分を抽
出する工程が不可欠となること、及び、抽出した精油成
分を月桃紙に添加する工程が必要となり、芳香と抗菌作
用とを有する月桃紙は、製造工程が複雑になるという問
題を生じていた。また、香気成分を含有する草木の乾燥
した破片を用いるポプリは、破片の形状が自由になら
ず、また破壊されやすいので、瓶詰にする等のように、
その使用方法が限定されるという問題があった。 【0004】本発明は上記課題を解決するために創案さ
れたものであって、その目的とするところは、製造過程
の複雑化を招くことがなく、非乾燥状態に近似した香気
を長期に渡って放つことができ、漉き込まれた草木の非
乾燥状態の色合いを現すことのできる漉込紙を提供する
ことにある。 【0005】上記課題を解決するために採用した本発明
に係る漉込紙は、月桃又はクマタケランをブランチング
し、前記ブランチングされた前記月桃又はクマタケラン
を乾燥させて色と匂いを残した乾燥片を調整し、前記乾
燥片を製紙原料に混合抄紙したところに特徴を有する漉
込紙を、その要旨とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例の形態を
説明する。香気成分を有する草木としては、レモングラ
スやペパーミント、紫蘇等のように、ハーブなる名称の
元に知られている各種の草木、あるいはバニラビーンズ
等の芳香を有する草木、亞熱帯地方を中心に自生する生
姜科花茗荷属の草木等があるが、本実施形態では、防虫
作用や防黴作用を有する芳香を発する草木として古くか
ら知られている月桃及びクマタケランの生葉を試料とし
て用いている。図1はヘッドスペースガスの分析により
得られた分析結果であり、上記した2種の試料(生葉)
に含まれる香気成分を示すクロマトグラフとなってい
る。同図の上部に示された曲線11はクマタケランの生
葉の香気成分を示しており、下部に示された曲線12は
月桃の生葉の香気成分を示している。 【0007】以下に、これらの試料に基づく実施形態に
ついて説明する。試料の乾燥後の変色を避け、乾燥以前
の自然状態の色合いを損なうことのないようにするた
め、酵素成分の作用を停止させる不活性処理を行ってい
る。具体的には、上記した2種の試料に対し、蒸し、ま
たは煮沸によるブランチング処理を施している。次い
で、ブランチング処理された試料を、熱風乾燥、凍結真
空乾燥(以下では凍結乾燥と称する)、マイクロ波減圧
加熱乾燥(以下ではマイクロ波乾燥と称する)、棚式透
気乾燥(以下では透気乾燥と称する)の4種の乾燥方法
のいずれかの方法を用いて乾燥させている。次いで、乾
燥させた試料を、小型の粉砕機を用いて、所定大きさの
破片となるまで粉砕し、漉き込みのための乾燥片を得て
いる。また、小型のミルを用いることによって、この乾
燥片をさらに粉砕し、パウダ化することによって、発香
体のための乾燥粉末を得ている。 【0008】次いで、上記方法により得られた乾燥片
を、針葉樹のパルプと所定比率でもって混合し、抄紙す
ることによって、乾燥片の漉込紙を得ている。また、乾
燥粉末とバインダである糊粉との混合物を、試料のすり
味と水との混合物、または水のみで練り、次いで所定形
状に成形した後、乾燥させることによって目的とする発
香体を得ている。なお、試料の粉砕については、ブラン
チング以前、乾燥以前に行うことが可能であるが、この
場合では、粉砕された試料が粉砕機内部に付着すること
になり、望ましくないため、試料の粉砕は試料の乾燥後
に行っている。 【0009】 【実施例】以下に、実施条件と結果とについて説明す
る。実施条件としては、透気乾燥ではブランチングの方
法を蒸しとし、その他の乾燥方法では、ブランチングの
方法を湯通しとしている。また乾燥方法として熱風乾燥
または凍結乾燥を用いる場合では、比較試料を得るた
め、ブランチングしない試料についても同様の乾燥を行
っている。この結果、月桃及びクマタケランのそれぞれ
毎に6種の乾燥片が得られる。図2は、月桃を試料とし
たとき、上記した方法により得られた6種の乾燥片の色
合いと香りとの一覧を示している。この一覧から、色合
いと残留する香気とについては、凍結乾燥が最も優れて
いることが了解される。 【0010】また図3は、これら6種の乾燥片から、窒
素ガスを置換ガスとして、ヘッドスペースガスを採取し
たときの、採取されたヘッドスペースガスの分析結果を
示している。詳細には、21はブランチング後に熱風乾
燥した乾燥片の分析結果、22はブランチング後に凍結
乾燥した乾燥片の分析結果、23はブランチング後に透
気乾燥した乾燥片の分析結果、24はブランチング後に
マイクロ波乾燥した乾燥片の分析結果、25はブランチ
ング無しに熱風乾燥した乾燥片の分析結果、26はブラ
ンチング無しに凍結乾燥した乾燥片の分析結果を示して
いる。なお、31〜35の各種成分の詳細は 31 α−Pinene 32 Camphene 33 β−Pinene 34 p−Cymene 35 Camphor となっている。 【0011】以上の分析結果から、ブランチング無しに
熱風乾燥した乾燥片(25により示す)とブランチング
無しに凍結乾燥を行った乾燥片(26により示す)とに
は香気成分が最も多く残留し、次いで、ブランチング後
に凍結乾燥した乾燥片(22により示す)と、ブランチ
ング後にマイクロ波乾燥した乾燥片(24により示す)
の2種の乾燥片に香気成分が多く残留していることが示
されている。 【0012】また、図4〜図9は、6種の乾燥片に含ま
れる各香気成分の比率を示すグラフとなっている。また
同図における破線41は、生葉における各香気成分の比
率の概略を示しており、乾燥片に含まれる各香気成分の
比率が、破線41に近似する程に、香りが生葉に似てい
ることが示される。なお、図4はブランチング後に透気
乾燥した乾燥片、図5はブランチング後に熱風乾燥した
乾燥片、図6はブランチング無しに熱風乾燥した乾燥
片、図7はブランチング後に凍結乾燥した乾燥片、図8
はブランチング無しに凍結乾燥した乾燥片、図9はブラ
ンチング後にマイクロ波乾燥した乾燥片の各香気成分を
示している。 【0013】以上の分析結果からは、ブランチング後に
凍結乾燥した乾燥片(図7により示す)、及びブランチ
ング後にマイクロ波乾燥した乾燥片(図9により示す)
の2種の乾燥片では、各香気成分の比率が生葉の比率に
近似していることが示されている。これらのことから、
月桃の乾燥片の製造を行うときには、ブランチング後の
乾燥として、凍結乾燥またはマイクロ波乾燥を行う方法
が適しているという結果を得ている。また、これらの香
気成分の残留具合の結果と乾燥後の色合いとから、ブラ
ンチング後の乾燥方法としては、凍結乾燥が最適である
という結果を得ている。 【0014】図10は、クマタケランを試料として、月
桃の場合と同様の方法により得られた6種の乾燥片の色
合いと香りとの一覧を示している。この一覧からは、色
合いと残留する香気とについては、凍結乾燥が最も優れ
ていることが了解される。 【0015】また図11は、これら6種の乾燥片から採
取されたヘッドスペースガスの分析結果を示している。
詳細には、51はブランチング後に熱風乾燥した乾燥片
の分析結果、52はブランチング後に凍結乾燥した乾燥
片の分析結果、53はブランチング後に透気乾燥した乾
燥片の分析結果、54はブランチング後にマイクロ波乾
燥した乾燥片の分析結果、55はブランチング無しに熱
風乾燥した乾燥片の分析結果、56はブランチング無し
に凍結乾燥した乾燥片の分析結果を示している。なお、
61〜65の各種成分の詳細は 61 α−Pinene 62 Camphene 63 β−Pinene 64 p−Cymene 65 Camphor となっている(53、54により示される乾燥片では、
Camphorは検出されていない)。以上の分析結果
からは、ブランチング後に凍結乾燥した乾燥片(52に
より示す)、及びブランチング後にマイクロ波乾燥した
乾燥片(54により示す)の2種の乾燥片に香気成分が
多く残留していることが示されている。 【0016】また、図12〜図17は、6種の乾燥片に
含まれる各香気成分の比率を示すグラフとなっている。
また同図における破線71は、生葉における各香気成分
の比率の概略を示しており、乾燥片に含まれる各香気成
分の比率が、破線71に近似する程に、香りが生葉に似
ていることが示される。なお、図12はブランチング後
に透気乾燥した乾燥片、図13はブランチング後に熱風
乾燥した乾燥片、図14はブランチング無しに熱風乾燥
した乾燥片、図15はブランチング後に凍結乾燥した乾
燥片、図16はブランチング無しに凍結乾燥した乾燥
片、図17はブランチング後にマイクロ波乾燥した乾燥
片の各香気成分を示している。 【0017】以上の分析結果からは、ブランチング後に
凍結乾燥した乾燥片(図15により示す)、及びブラン
チング後にマイクロ波乾燥した乾燥片(図17により示
す)の2種の乾燥片では、各香気成分の比率が生葉の比
率に近似していることが示されている。これらのことか
ら、クマタケランの乾燥片の製造を行うときにも、ブラ
ンチング後の乾燥としては、凍結乾燥またはマイクロ波
乾燥を行う方法が適しているという結果を得ている。ま
た、香気成分の残留具合の結果と乾燥後の色合いとか
ら、総合的には、ブランチング後の乾燥方法には、凍結
乾燥が最適であるという結果を得ている。 【0018】また、上記した12種乾燥片のそれぞれを
用いた漉込紙の製造においては、針葉樹クラフト法晒パ
ルプに対し、重量比で2.5%の乾燥片を混合した抄紙
を行っている。その結果得られた12種の漉込紙のそれ
ぞれは、漉き込んだ乾燥片に対応した香りを発する紙と
なっている。特に、ブランチング後に凍結乾燥を行った
乾燥片を漉き込んだ漉込紙は、乾燥片の色合いが、非乾
燥状態の月桃またはクマタケランの生葉の色合いを示す
と共に、生葉の香りに極めて近い香りを発する漉込紙と
なっている。またブランチング無しに凍結乾燥を行って
得られた乾燥片を漉き込んだ漉込紙も、充分に実用的で
あるという結果を得ている。 【0019】また、発香体の製造においては、上記方法
により製造された各種の乾燥片をさらに細かく粉砕した
乾燥粉末、椨粉、及びバインダである糊粉の3種の粉末
の混合物を用いている。試作品は、各種乾燥粉末のそれ
ぞれ毎に、重量比を 椨粉 9 乾燥粉末 9 糊粉 2 とし、水道水で練り上げて所定形状とした後、自然乾燥
させたもの、 椨粉 3 乾燥粉末 6 糊粉 1 とし、水道水で練り上げて所定形状とした後、自然乾燥
させたもの、 椨粉 9 乾燥粉末 9 糊粉 2 とし、すり味(月桃またはクマタケランの生葉を擦り潰
し、水と混合した物)で練り上げて所定形状とした後、
自然乾燥させたものの3種を試作している。これらの試
作品は、いずれも、常温において所定の香りを発する発
香体となっている。これらの試作品のうち、乾燥粉末と
して、ブランチング後に凍結乾燥を行った乾燥粉末を用
い、すり味で練った試作品は、色合いが生葉の色に近似
すると共に、生葉に近似した香りを最も強く発する発香
体となっている。また、ブランチング無しに凍結乾燥を
行った乾燥粉末を用いた発香体も、充分に実用になると
いう結果を得ている。 【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
所定パルプに混合する乾燥片の重量比は、実施例では
2.5%の場合について説明したが、その他の重量比と
して、より強い香りを求める場合では、例えば5%等の
ように、乾燥片の重量比を増すことが可能である。ま
た、発香体については、乾燥粉末、椨粉、糊粉の3種の
混合物を用いたが、より香りの強い発香体とする場合で
は、乾燥粉末と糊粉(バインダ)との2種の混合物の乾
燥品とすることが可能である。また発香体の形状につい
ては、細い棒状、または三角錐状としたが、偏平な直方
体状、円柱状、球状等、任意の形状とすることが可能で
ある。 【0021】 【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る漉込紙
は、月桃又はクマタケランの色と匂いが残留した乾燥片
を漉き込んだ構成となっているので、製造工程の複雑化
を招くことなく、非乾燥状態の草木に近似した色合いを
有しかつその香気を長期に渡って放つことができる漉込
紙として提供できる、という優れた効果が実現できる。 【0022】また請求項4記載の発明に係る発香体は、
乾燥粉末の色合いを、乾燥以前の色合いに近似させた構
成としているので、草木の非乾燥状態の色合いを現すこ
とが可能となっている。また請求項5記載の発明に係る
乾燥片の製造方法は、香気成分を含有する草木をブラン
チングし、ブランチングされた草木を乾燥する方法を用
いているので、非乾燥状態の草木の色合いと香気とを失
うことなく乾燥片を製造することが可能となっている。
また請求項6記載の発明に係る乾燥片の製造方法は、乾
燥された草木を粉砕する方法としているので、乾燥片の
製造の手間を容易にすることが可能となっている。
【図面の簡単な説明】 【図1】月桃及びクマタケランの生葉の香気成分を示す
説明図である。 【図2】月桃を対象としたときのブランチングの有無と
乾燥方法とに対応した乾燥片の状態の一覧を示す説明図
である。 【図3】月桃を対象としたときのブランチングの有無と
乾燥方法とに対応した乾燥片のそれぞれに残留した香気
成分の一覧を示す説明図である。 【図4】ブランチング後に透気乾燥した月桃の乾燥片に
残留した香気成分の比率を示す説明図である。 【図5】ブランチング後に熱風乾燥した月桃の乾燥片に
残留した香気成分の比率を示す説明図である。 【図6】ブランチング無しに熱風乾燥した月桃の乾燥片
に残留した香気成分の比率を示す説明図である。 【図7】ブランチング後に凍結乾燥した月桃の乾燥片に
残留した香気成分の比率を示す説明図である。 【図8】ブランチング無しに凍結乾燥した月桃の乾燥片
に残留した香気成分の比率を示す説明図である。 【図9】ブランチング後にマイクロ波乾燥した月桃の乾
燥片に残留した香気成分の比率を示す説明図である。 【図10】クマタケランを対象としたときのブランチン
グの有無と乾燥方法とに対応した乾燥片の状態の一覧を
示す説明図である。 【図11】クマタケランを対象としたときのブランチン
グの有無と乾燥方法とに対応した乾燥片のそれぞれに残
留した香気成分の一覧を示す説明図である。 【図12】ブランチング後に透気乾燥したクマタケラン
の乾燥片に残留した香気成分の比率を示す説明図であ
る。 【図13】ブランチング後に熱風乾燥したクマタケラン
の乾燥片に残留した香気成分の比率を示す説明図であ
る。 【図14】ブランチング無しに熱風乾燥したクマタケラ
ンの乾燥片に残留した香気成分の比率を示す説明図であ
る。 【図15】ブランチング後に凍結乾燥したクマタケラン
の乾燥片に残留した香気成分の比率を示す説明図であ
る。 【図16】ブランチング無しに凍結乾燥したクマタケラ
ンの乾燥片に残留した香気成分の比率を示す説明図であ
る。 【図17】ブランチング後にマイクロ波乾燥したクマタ
ケランの乾燥片に残留した香気成分の比率を示す説明図
である。 【符号の説明】 41 月桃の生葉の香気成分の比率の概略を示す破線 71 クマタケランの生葉の香気成分の比率の概略を示
す破線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 決造 鹿児島県名瀬市浦上888 鹿児島県大島 紬技術指導センター内 (72)発明者 恵原 要 鹿児島県名瀬市浦上888 鹿児島県大島 紬技術指導センター内 (72)発明者 徳永 嘉美 鹿児島県名瀬市浦上888 鹿児島県大島 紬技術指導センター内 (72)発明者 森田 慎一 鹿児島県姶良郡隼人町小田1445番地1 鹿児島県工業技術センター内 (72)発明者 西元 研了 鹿児島県姶良郡隼人町小田1445番地1 鹿児島県工業技術センター内 (72)発明者 南 晃 鹿児島県姶良郡隼人町小田1445番地1 鹿児島県工業技術センター内 (72)発明者 高田 誠 岐阜県美濃市前野777番地 岐阜県紙業 試験場内 (72)発明者 佐藤 幸泰 岐阜県美濃市前野777番地 岐阜県紙業 試験場内 (72)発明者 大野 仁志 岐阜県羽島郡笠松町北及47番地 岐阜県 食品ハイテクセンター内 (72)発明者 傍島 章 岐阜県羽島郡笠松町北及47番地 岐阜県 食品ハイテクセンター内 (56)参考文献 実開 昭62−6400(JP,U) 実開 平7−24999(JP,U) 実開 平6−69364(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 21/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項】月桃又はクマタケランをブランチングし、
    前記ブランチングされた前記月桃又はクマタケランを乾
    燥させて色と匂いを残した乾燥片を調整し、前記乾燥片
    を製紙原料に混合抄紙したことを特徴とする漉込紙。
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