JP3012901B2 - ダウンザホールハンマー - Google Patents
ダウンザホールハンマーInfo
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Description
で基礎工事として杭用の孔の掘削などを行うダウンザホ
ールハンマーに関するものである。
く、ピストンの動きでハンマーを上下動させ、打撃によ
り掘削を行うものであるが、この構成を図15、図16に示
すと、図中1はピストン2を内蔵させるピストンケー
ス、3はハンマービットで、ピストンケース1の下端部
にはこのハンマービット3の上部を進退自在に収納する
ドライブサブ5を螺合する。
ライン軸として形成され、これが内周壁に凹凸の係合用
の溝条を形成したドライブサブ5の内部に嵌入する。図
16にいて、図中6はフートバルブ、7はOリング、8は
ビットリティーナリング、9はピストンリティーナリン
グである。
に介在させ、チョーク14を中央に保持するリジットバル
ブ11、メイクアップリング12、バルブガイド13、バルブ
スプリング15、チェックバルブ16を配設し、このチェッ
クバルブ16の弁座をなすトップサブ17をピストンケース
1の上部に螺合する。
子穴を形成し、オーガ軸への連結用の継手アダプター18
の下部に形成した円錐台形の螺子をここに螺合した。
17、トップサブ17とピストンケース1、ピストンケース
1とドライブサブ5は螺子により接合している。
を介してダウンザホールハンマーは掘削機としてのスク
リュー軸等のオーガ軸の先端部分に接続され、オーガ軸
とともに回転しながら地盤を掘削していく。
が、地層のうち柔らかい層では掘削機の周面に土圧がか
かるため、ダウンザホールハンマーの外周が押さえ込ま
れてしまうことがある。このような事態に対しては、回
転を右のみならず左にもして左右回転を繰り返し、外周
のフリクションを切る。
り接合した部分がゆるみ相互に離脱してしまうおそれが
ある。
く続くと、逆に螺子が固くしまってしまい、現場でハン
マービット3を交換しようとしても特殊な治具がないと
交換不可能となる。そのため、専用の取り外し、取り付
け治具(油圧チャック装置等)が必要となり、現場での
交換ができず、メーカーの工場への持ち込み交換となっ
ている。
し、正逆回転させても部材の結合がゆるむおそれがな
く、部品交換の際にも特殊な治具を用いることなく簡単
に部品相互の結合・離脱をおこなうことができるダウン
ザホールハンマーを提供することにある。
するため、ピストンを内蔵するピストンケースの上端に
継手アダプターと連結するトップサブを接続し、下端に
ハンマービットを進退自在に収納するドライブサブを接
続するダウンザホールハンマーにおいて、継手アダプタ
ーとトップサブは一体物として形成し、ピストンケース
とトップサブとの結合はトップサブの接続部を多角形軸
またはスプライン軸とし、ピストンケースの接続部をこ
れら多角形軸またはスプライン軸が嵌入する凹部として
両者を嵌合させ、かつ、この嵌合の境界部分に両者に跨
がるように水平方向に形成するピン孔を形成し、このピ
ン孔にキーとなるピンを抜き差し自在に挿入し、ピスト
ンケースとドライブサブとの結合は、ドライブサブの接
続部を多角形軸またはスプライン軸とし、ピストンケー
スの接続部をこれら多角形軸またはスプライン軸が嵌入
する凹部として両者を嵌合させ、かつ、この嵌合の境界
部分に両者に跨がるように水平方向に形成するピン孔を
形成し、このピン孔にキーとなるピンを抜き差し自在に
挿入し、ピンの脱落防止として、挿入したピンの前後に
ストップリングを配置すること、または、挿入したピン
の側部に止めボルトの先端を押圧させることを要旨とす
るものである。
プターと連結するトップサブとは一体物として形成する
のでこれらが従来のように螺子結合であることで緩むよ
うな事態を生じるおそれはなく、ピストンケースとトッ
プサブとの結合およびピストンケースとドライブサブと
の結合は、多角形軸またはスプライン軸がこれに見合う
凹部に嵌入し、かつ、この嵌合の境界部分に両者に跨が
るように配設するピン孔とキーとなるピンとで係止する
ものであるので、同じく従来のように螺子結合であるこ
とで緩むような事態を生じるおそれはない。
ピンを抜けば、凹部に嵌入した多角形軸またはスプライ
ン軸をそのまま引き抜くことができ、現場で特殊な治具
を用いることなく簡単かつ迅速に交換を行うことができ
る。
ンも水平方向に挿入するものであるからピンの長さ分を
有効に利用して水平方向に対する部材相互の係止が確実
かつ強固に行われる。
グによりピンの脱落防止を簡単に実現できる。
ピンの側部に止めボルトの先端を押圧させることでピン
の脱落防止を簡単に実現できるものである。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明のダウンザホー
ルハンマーの第1実施形態を示す一部切欠いた正面図、
図2は図1のA−A線断面図、図3は同上B−B線断面
図で、前記従来例を示す図15、図16と同一構成要素には
同一参照符号を付したものである。
同じくピストンを内蔵するピストンケース1の上端に継
手アダプター18と連結するトップサブ17を接続し、この
ピストンケース1の下端にハンマービット3を進退自在
に収納するドライブサブ5を接続するものである。
の継手アダプター18とトップサブ17とは一体物として形
成した。
手)は多角形軸19(図示の例は六角形軸)として形成
し、ピストンケース1の方の接続部をこの多角形軸19が
嵌入するようにこれに見合う多角形の凹部20として構成
する。図中35は前記トップサブ17の多角形軸19の下方に
配置するシールとしてのOリングである。
合の境界部分にそれぞれに断面半円形の溝を水平方向に
形成してこれら2つの溝を合わせてトップサブ17とピス
トンケース1の両者に跨がるような円形のピン孔21を水
平方向に形成する。
り、この開口よりピン孔21内にキーとなるピン22を抜き
差し自在に挿入する。
向に溝を切り、溝に外周縁部を嵌め入れるストップリン
グ23を配置することでこのピン22の抜け出しを防止す
る。図8、図9にピン22およびストップリング23を示す
が、ピン22は両端の頭部のないものであり、ストップリ
ング23は一部を切欠いた形状で径を押縮めることができ
るドーナツ状のリングである。
多角形軸19(図示の例は六角形軸)として形成し、ピス
トンケース1の方の接続部をこの多角形軸19が嵌入する
ようにこれに見合う多角形の凹部20とし、さらに、この
両者の嵌合の境界部分に前記と同じ円形のピン孔21を水
平方向に形成し、ピン孔21内にキーとなるピン22を抜き
差し自在に挿入するものとする。また、この挿入するピ
ン22の前後位置に抜け出し防止用のストップリング23を
配置する。図中33はパッキング、34は半割りタイプの部
材を2個集めて輪体とするビット受けリングである。
は従来と同じであり、ハンマービット3の中央部をスプ
ライン軸として形成し、これが内周壁に凹凸の係合用の
溝条を形成したドライブサブ5の凹部24内に嵌入する。
ース1およびピストンケース1とドライブサブ5とは多
角形軸19とこれに見合う多角形の凹部20との嵌合による
結合で左右いずれの回転に対しても一体性を保ってお
り、しかもキーとなるピン22で離脱が防止される。
場合にはストップリング23を外せばピン22を抜くことが
できる状態となるので、このピン22を抜き、さらにピス
トンケース1に対してトップサブ17やドライブサブ5の
多角形軸19を抜くようにすれば簡単に離脱できる。
続部(継手)は多角形軸とする代わりに図4、図5に示
すようにスプライン軸25として構成し、ピストンケース
1側の凹部26はこれが嵌入するべく、スプライン溝を形
成したものとしてもよい。
22の脱落を防止するのに、図10、図11に示すようにピン
22は頭部22aを有するものであり、さらに途中側部に平
坦な当接面を有する凹所22bを形成した。そして、止め
ボルト27を外部から差し入れその先端をこの凹所22bに
押圧させる。
にバネ鋼32を介在させた通常アースオーガ等で使用され
ている形式のピン22を使用するようにしてもよい。
平行する1組としたが、さらに、本発明の第4実施形態
として、図14に示すようにピン孔21は左右の平行する1
組を上下段にかつ、この上下段になるもの同士が直交す
る向きになるように計4個を形成し、ここに挿入する計
4本のピン22で係止を行うようにしてもよい。
で、より確実かつ強固な係止が可能となる。
ハンマーカバー28を被せた場合であり、このハンマーカ
バー28は掘削径に合わせて交換するが、その上部には上
部ケーシング29またはオーガ軸の一形態としてのスクリ
ュー軸31が位置する。このハンマーカバー28には上下方
向の凸条30を適宜な間隔で形成してこれで上下方向の溝
を確保するようにし、回転するハンマーカバー28の外周
にエアーを通す空隙を確保できるようにした。
て駆動装置が上下動するアースオーガタイプのものの他
に駆動装置でロッドの外周をチャックしながらロッド自
体をスライドさせるタイプのものもある。そこで、ダウ
ンザホールハンマー上部に接続するのを前記上部ケーシ
ング29またはスクリュー軸31の代わりにオーガ軸を多角
形のロッドとしてこれを回転駆動させるクラッチとして
使用するような方法も可能である。
ルハンマーは、正逆回転させても部材の結合がゆるむお
それがなく、部品交換の際にも特殊な治具を用いること
なく簡単に部品相互の結合・離脱をおこなうことができ
るものである。
態を示す一部切欠いた正面図である。
す横断平面図である。
示す横断平面図である。
る。
図である。
る。
る。
る。
る。
る。
である。
である。
ブ 7…Oリング 8…ビットリテ
ィーナリング 9…ピストンリティーナリング 10…Oリング 11…リジットバルブ 12…メイクアッ
プリング 13…バルブガイド 14…チョーク 15…バルブスプリング 16…チェックバ
ルブ 17…トップサブ 18…継手アダプ
ター 19…多角形軸 20…凹部 21…ピン孔 22…ピン 22a…頭部 22b…凹所 23…ストップリング 24…凹部 25…スプライン軸 26…凹部 27…止めボルト 28…ハンマーカ
バー 29…上部ケーシング 30…凸条 31…スクリュー軸 32…バネ鋼 33…パッキング 34…ビット受け
リング 35…Oリング
Claims (2)
- 【請求項1】 ピストンを内蔵するピストンケースの上
端に継手アダプターと連結するトップサブを接続し、下
端にハンマービットを進退自在に収納するドライブサブ
を接続するダウンザホールハンマーにおいて、継手アダ
プターとトップサブは一体物として形成し、ピストンケ
ースとトップサブとの結合はトップサブの接続部を多角
形軸またはスプライン軸とし、ピストンケースの接続部
をこれら多角形軸またはスプライン軸が嵌入する凹部と
して両者を嵌合させ、かつ、この嵌合の境界部分に両者
に跨がるように水平方向に形成するピン孔を形成し、こ
のピン孔にキーとなるピンを抜き差し自在に挿入し、ピ
ストンケースとドライブサブとの結合は、ドライブサブ
の接続部を多角形軸またはスプライン軸とし、ピストン
ケースの接続部をこれら多角形軸またはスプライン軸が
嵌入する凹部として両者を嵌合させ、かつ、この嵌合の
境界部分に両者に跨がるように水平方向に形成するピン
孔を形成し、このピン孔にキーとなるピンを抜き差し自
在に挿入し、ピンの脱落防止として、挿入したピンの前
後にストップリングを配置することを特徴とするダウン
ザホールハンマー。 - 【請求項2】 ピストンを内蔵するピストンケースの上
端に継手アダプターと連結するトップサブを接続し、下
端にハンマービットを進退自在に収納するドライブサブ
を接続するダウンザホールハンマーにおいて、継手アダ
プターとトップサブは一体物として形成し、ピストンケ
ースとトップサブとの結合はトップサブの接続部を多角
形軸またはスプライン軸とし、ピストンケースの接続部
をこれら多角形軸またはスプライン軸が嵌入する凹部と
して両者を嵌合させ、かつ、この嵌合の境界部分に両者
に跨がるように水平方向に形成するピン孔を形成し、こ
のピン孔にキーとなるピンを抜き差し自在に挿入し、ピ
ストンケースとドライブサブとの結合は、ドライブサブ
の接続部を多角形軸またはスプライン軸とし、ピストン
ケースの接続部をこれら多角形軸またはスプライン軸が
嵌入する凹部として両者を嵌合させ、かつ、この嵌合の
境界部分に両者に跨がるように水平方向に形成するピン
孔を形成し、このピン孔にキーとなるピンを抜き差し自
在に挿入し、ピンの脱落防止として、挿入したピンの側
部に止めボルトの先端を押圧させることを特徴とするダ
ウンザホールハンマー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150978A JP3012901B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ダウンザホールハンマー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150978A JP3012901B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ダウンザホールハンマー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09328983A JPH09328983A (ja) | 1997-12-22 |
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Family
ID=15508617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150978A Expired - Lifetime JP3012901B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ダウンザホールハンマー |
Country Status (1)
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-
1996
- 1996-06-12 JP JP8150978A patent/JP3012901B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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