JP3012308U - 2軸検出装置 - Google Patents

2軸検出装置

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JP3012308U
JP3012308U JP1994015308U JP1530894U JP3012308U JP 3012308 U JP3012308 U JP 3012308U JP 1994015308 U JP1994015308 U JP 1994015308U JP 1530894 U JP1530894 U JP 1530894U JP 3012308 U JP3012308 U JP 3012308U
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Japan
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JP1994015308U
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Inventor
喜一郎 山崎
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は2軸検出装置に関し、特に、ボール
を用いることなく一対の直交配置の円板体を用い、長寿
命の構成を得ることを目的とする。 【構成】 本考案による2軸検出装置は、本体(1)に互
いに直交して設けられた各入力部(30)の円板体(20)に弾
性櫛歯片(21)を設け、この弾性櫛歯片(21)をを介してエ
ンコーダ(6)を回転させ、エンコーダ(6)側への防塵を防
塵カバー(40)にて行う構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、2軸検出装置に関し、特に、ボールを用いることなく、一対の直交 配置の円板体を用い、長寿命の構成を得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の2軸検出装置としては、一般に、トラックボー ルが採用されていた。 このトラックボールは、図3に示すように構成されており、本体1の開口2に 回転自在に設けられたボール3の外周に、第1エンコーダ4の第1回転軸5が回 転自在に接していると共に、これと直交配置の第2エンコーダ6の第2回転軸7 が回転自在に接している。 従って、このボール3の下面3aを介してボール3を回転させることにより第 1エンコーダ4により一方の軸方向の検出を行い、第2エンコーダ6により他方 の軸方向の検出を行い、床面とトラックボールの移動をボールの回転角に変え、 この回転角をX・Yの移動距離としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のトラックボールは、以上のように構成されていたため、次のような課題 が存在していた。 すなわち、ボールの外周に回転軸が接しているため、ボールの外周に付着した ゴミ等は本体内のエンコーダ又は回転軸に侵入することになり、トラックボール の破損及び寿命低下となっていた。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ボール を用いることなく、一対の直交配置の円板体を用い、長寿命の構成を得るように した2軸検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による2軸検出装置は、本体に回転自在に設けられエンコーダを有する 第1・第2入力部と、前記各入力部に回転自在に設けられ前記本体の下面から突 出して設けられた円板体と、前記円板体に形成された複数の弾性櫛歯片とを備え 、前記各入力部の検出軸方向は互いに直交して配設され、前記円板体は前記弾性 櫛歯片を介して回転するようにした構成である。
【0006】 さらに詳細には、前記本体には、前記円板体を前記本体に露出させないための 防塵カバーが形成されている構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記円板体は弾性を有する構成である。
【0008】
【作用】
本考案による2軸検出装置においては、直交配置の一対の円板体の複数の弾性 櫛歯片が床面又は机上と接するため、この各円板体の回転が各エンコーダにより 検出され、各エンコーダの回転角をX・Yの移動距離とすることができる。 また、この各円板体は本体の防塵カバーによって保護されているため、この各 弾性櫛歯片に付着したゴミ等は保護内のエンコーダには付着せず、エンコーダ及 び本装置の長寿命化を得ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面と共に本考案による2軸検出装置の好適な実施例について詳細に説 明する。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明する 。 図1及び図2において符号1で示されるものはケース1aを有する本体であり 、この本体1に形成された開口1bには、第1回転軸7を介して第1円板体20 が回転自在に設けられている。
【0010】 前記第1円板体20は、弾性体又は硬質体で形成されており、この第1円板体 20の周縁には、弾性体からなる櫛歯状の複数の弾性櫛歯片21が一体状に形成 されている。 この第1回転軸7の上部には、第1符号円板22を有する第1エンコーダ6が 設けられており、前述の第1円板体20、弾性櫛歯片21、第1回転軸7及び第 1エンコーダ6により第1入力部30を構成していると共に、この第1入力部3 0は所定の検出軸方向に傾斜して設けられている。従って、この第1入力部30 の各弾性櫛歯片21が前記本体1の下面1cより下方へ突出し、この本体1を移 動することによって図示しない床面又は机面と接触して回転し、第1エンコーダ 6にてその回転角又は移動量を検出することができる。
【0011】 なお、前述の図1では、第1入力部30のみを示した場合について述べたが、 実際には、この第1入力部30とはその検出軸方向を90度異ならせた直交配置 でかつ同一構成の第2入力部(図示せず)が設けられており、これらの各入力部 を用いることにより、従来のトラックボールと同等のX・Y方向の合成移動距離 を検出し、コンピュータ等の入力装置として用いることができる。なお、この第 1円板体20は、本体1の開口1bに設けられた防塵カバー40により、この第 1円板体20に付着したゴミ等はエンコーダ6側に入ることなく、エンコーダ6 の特性を損なうことは防止される。
【0012】
【考案の効果】
本考案による2軸検出装置は、以上のように構成されているため、次のような 効果を得ることができる。すなわち、従来のボールと異なり弾性櫛歯片を有する 円板体を用いているため、この円板体からのゴミ等は防塵カバーによってエンコ ーダ側への侵入が防止され、長寿命の安定した構成を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による2軸検出装置を示す断面図であ
る。
【図2】図1の要部の拡大斜視図である。
【図3】従来のトラックボールを示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体 1c 下面 6 エンコーダ 20 円板体 21 弾性櫛歯片 30 第1入力部 40 防塵カバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)に回転自在に設けられエンコー
    ダ(6)を有する第1・第2入力部(30)と、前記各入力部
    (30)に回転自在に設けられ前記本体(1)の下面(1c)から
    突出して設けられた円板体(20)と、前記円板体(20)に形
    成された複数の弾性櫛歯片(21)とを備え、前記各入力部
    (30)の検出軸方向は互いに直交して配設され、前記円板
    体(20)は前記弾性櫛歯片(21)を介して回転する構成より
    なることを特徴とする2軸検出装置。
  2. 【請求項2】 前記本体(1)には、前記円板体(20)を前
    記本体(1)に露出させないための防塵カバー(40)が形成
    されている構成よりなることを特徴とする請求項1記載
    の2軸検出装置。
  3. 【請求項3】 前記円板体(20)は弾性を有することを特
    徴とする請求項1又は2記載の2軸検出装置。
JP1994015308U 1994-12-12 1994-12-12 2軸検出装置 Expired - Lifetime JP3012308U (ja)

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JP1994015308U JP3012308U (ja) 1994-12-12 1994-12-12 2軸検出装置

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