JP3012170B2 - 引き出し式アンテナ装置 - Google Patents

引き出し式アンテナ装置

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JP3012170B2
JP3012170B2 JP13471495A JP13471495A JP3012170B2 JP 3012170 B2 JP3012170 B2 JP 3012170B2 JP 13471495 A JP13471495 A JP 13471495A JP 13471495 A JP13471495 A JP 13471495A JP 3012170 B2 JP3012170 B2 JP 3012170B2
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正彦 小林
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ユピテル工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引き出し式アンテナ装
置に関するもので、より具体的には、携帯用無線通話装
置等の移動局に用いられる外部と信号を送受信するため
のアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯用無線通話装置は携帯時に持
ち運びが便利となるように小型化が望まれており、係る
携帯用無線通話装置の送受信アンテナも小型化が望まれ
ている。しかし、送受信アンテナを小型化することはそ
の送受信性能を縮小化してしまうので、一般的には使用
時のみ所定の性能を満足する長さのホイップアンテナを
引き伸して通話に使用し、非使用時には係るホイップア
ンテナを収納して、携帯用無線通話装置を携帯しやすく
している。
【0003】しかし、ホイップアンテナはその延伸時に
は問題無く送受信できるが、その収納時には著しく感度
を落としてしまい、呼び出しの受信信号をうまく受信で
きない場合がある。そのため、従来の引き出し式アンテ
ナ装置としては、ホイップアンテナの収納時の感度を補
うために、送受信アンテナの全長を短縮させたヘリカル
アンテナ等の機能の異なるアンテナを追加して通話装置
に取り付けたものがある。
【0004】一例を示すと、たとえば図7に示すよう
に、非誘電体で形成されている本体ケース1の上面所定
位置には2段形状(上段の径が大きい形状)の孔部2が
形成されており、係る孔部2内に両端開口された筒状の
導電性の接続端子3が挿入固定されている。この接続端
子3は、図示省略するが本体ケース1内の通信回路へ接
続されている。この接続端子3の上面に、軸心が一致す
るようにヘリカルアンテナ4が電気・機械的に接続さ
れ、導通状態となる。このヘリカルアンテナ4の周囲は
絶縁体からなる保護部材5により被覆されている。そし
て保護部材5の中心にも、上記貫通孔3aと同軸となる
貫通孔5aが形成されている。
【0005】そして、両貫通孔3a,5aを貫通するよ
うにして、スラスト方向に移動自在にホイップアンテナ
6が装着されている。係るホイップアンテナ6は、径が
小さい第1導体部分6aと径が大きい第2導体部分6b
とが連続して形成されており、第1導体部分6aの表面
部分及び第2導体部分6bの上面(第1導体部分6aと
連続している部分)は合成樹脂などの絶縁体からなる保
護カバー6cによって覆われている。そして、保護カバ
ー6cの先端には、円板状のアンテナトップ6dが一体
に形成されている。また、上記ホイップアンテナの基端
側の第2導体部分6bの外径は、上記接続端子3の貫通
孔3aの内径とほぼ等しくしており、両者6b,3aが
電気的に接続可能となっている。
【0006】上記構成のアンテナ装置を備えた携帯用無
線通話装置を用いて通話をする場合には、同図(A)に
示すように、ホイップアンテナ6を引き伸し、ホイップ
アンテナ6の露出されている第2導体部分6bを接続端
子3に接触させる。すると感度の高いホイップアンテナ
6が接続端子3を介して通信回路に接続されるので、安
定して通話ができる。
【0007】一方、待機中は同図(B)に示すように、
ホイップアンテナ6を本体ケース1内に収納する。する
と、ホイップアンテナ6は通信回路と非導通になるが、
接続端子3にはヘリカルアンテナ4が接続されているの
で、そのヘリカルアンテナ4が外部からの着呼を受信可
能としている。
【0008】また、別の形式としては、例えば図8に示
すような構成のものもある。同図に示すように、このタ
イプのアンテナ装置は、ホイップアンテナ6の先端にヘ
リカルアンテナ4を非導通状態で取り付けて一体化し、
同時にスラスト方向に移動するようにしている。すなわ
ち、ホイップアンテナ6の第1導体部分6aを覆う保護
カバー6cの先端にヘリカルアンテナ4の基端部4aを
取り付けている。この基端部4aは、螺旋状のアンテナ
部分を構成する導体により一体に形成され、その外形状
は、接続端子3の内形状とほぼ等しくし、露出させてい
る。これによりこの基端部4aは、接続端子3と導通可
能となり、ヘリカルアンテナ4はこの基端部4a,接続
端子3を介して本体ケース1内の通信回路と接続可能と
なる。
【0009】上記構成のアンテナ装置を備えた携帯用無
線通話装置を用いて通話をする場合には、同図(A)に
示すように、ホイップアンテナ6を引き伸し、ホイップ
アンテナ6の露出されている第2導体部分6bを接続端
子3に接触させる。すると感度の高いホイップアンテナ
6が接続端子3を介して通信回路に接続されるので、安
定して通話ができる。この状態ではヘリカルアンテナ4
は接続端子3(通信回路)と非導通状態となっている。
【0010】一方、待機中は同図(B)に示すように、
ホイップアンテナ6を本体ケース1内に収納する。する
と、ホイップアンテナ6は通信回路と非導通になるが、
接続端子3内にヘリカルアンテナ4の基端部4aが挿入
され導通されるので、ヘリカルアンテナ4が通信回路と
接続される。これにより、外部からの着呼はそのヘリカ
ルアンテナ4により受信可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の引き出し式アンテナ装置では以下に示す問題点
が生じる。図7に示す従来の引き出し式アンテナ装置で
は、ヘリカルアンテナ4は接続端子3に常時接触されて
いるので、ホイップアンテナ6の延伸時にもヘリカルア
ンテナ4は接続端子3に接触されたままとなる。従っ
て、外部から送られる信号は2本のアンテナによって受
信されることになり、ホイップアンテナ6とヘリカルア
ンテナ4は容量的に相互に影響を与え合う状態となるの
で、ホイップアンテナ6は設計通りの最大効率の性能を
発揮することが難しくなる。
【0012】よって、例えば特開平5−343907号
公報に開示された発明のように、ホイップアンテナ6の
設計時にヘリカルアンテナ4と容量的に影響を与え合う
ことを考慮に入れて設計しなければならず、係る設計が
煩雑となる。
【0013】一方、図8に示す従来の引き出し式アンテ
ナ装置では、同図(A)に示すように、通話中はヘリカ
ルアンテナ4は接続端子3と非導通状態となり、通話中
並びに待機中は、それぞれ一方のアンテナのみが通話回
路と接続されるので、アンテナの設計は容易となる。し
かし、ホイップアンテナ6及びヘリカルアンテナ4は、
それぞれ第2導体部分6b,基端部4aを介して接続端
子3と導通されるので、両アンテナの切替途中(同図
(A)の状態からホイップアンテナ6を収納して同図
(B)の状態にする途中(或いはその逆))では、いず
れのアンテナ4,6とも接続端子3は接続されない状態
となる。そのため、通信回路は外部からの着呼を受け取
ることができず、また、着呼を受けて通話するためにホ
イップアンテナ6を引き出す際に確保した回線が切れて
しまうおそれもある。
【0014】上記した問題を起こさないために、アンテ
ナ切り替え時に外部より呼び出しを受けた場合等は、ホ
イップアンテナの引き出しを素早く行いアンテナ切り替
えをする必要がある。しかし、係るアンテナ切り替え方
法ではユーザーにとって使用が煩雑であり、場合によっ
ては、ホイップアンテナ6に過度の力が加わり破損した
り、また、ホイップアンテナ6とヘリカルアンテナ4の
接続部分の保護カバー6cが切断されてしまうおそれが
ある。
【0015】さらに、ヘリカルアンテナ4に形成された
基端部4aは、接続端子3に接触させる必要があるの
で、その表面が露出している。そのため、ホイップアン
テナ6の延伸時に、係る基端部4aが汚れたり、磨耗に
よる劣化が起こりやすくなり、ヘリカルアンテナ4の接
触不良が起こりやすい。
【0016】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題点を解
決し、従来の構造とほとんど同じでありながらホイップ
アンテナとヘリカルアンテナの切り替え回路を設けなく
てもホイップアンテナとヘリカルアンテナの切り替えを
素早く行うことができ、かつ、両アンテナが容量結合せ
ず一方のアンテナとのみ内蔵する通信回路と接続するこ
とができ、各アンテナの設計が容易で、さらに、常時一
方のアンテナが通信回路と導通され、ホイップアンテナ
の延伸(引き出し)、収納動作中も外部からの電波を受
信可能とした引き出し式アンテナ装置を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る引き出し式アンテナ装置では、同軸
状に配置された高感度の棒状のホイップアンテナと、そ
のホイップアンテナとほぼ同じ周波数帯域で同調するヘ
リカルアンテナを有する。そして、前記ヘリカルアンテ
ナは、所定の通信回路を備えた本体ケースに取り付けら
れたケース内に収納され、前記ホイップアンテナは、前
記ケースの天面を貫通するとともに、スラスト方向に移
動可能にし、前記ケースの下方には前記通信回路に電気
的に接続された接続端子が装着される。さらに、前記ホ
イップアンテナは、所定方向に移動させることにより前
記本体ケース内に収納されるとともに前記接続端子と非
導通状態になり、逆方向に移動させることにより前記本
体ケースより引き出されるとともに前記ホイップアンテ
ナと前記接続端子とを連結し導通させるようにする。係
る構成の引き出し式アンテナ装置を前提とし、前記ヘリ
カルアンテナは、軸方向に圧縮変形可能な弾力性を有
し、その弾性復元力によって前記ヘリカルアンテナの両
端が前記ケースの天面と前記接続端子とに接触した際
に、前記ヘリカルアンテナと前記接続端子とが電気的に
接続状態となる。そして、前記ホイップアンテナが引き
出され、そのホイップアンテナと前記接続端子とが導通
された状態では、前記ホイップアンテナとともに移動す
る押上部材からの付勢力によって前記ヘリカルアンテナ
が押し上げられ、前記ヘリカルアンテナは前記接続端子
から離反するように構成した(請求項1)。そして、好
ましくは、前記押圧部材は、前記ホイップアンテナの周
囲を覆う保護部材と一体に形成することである(請求項
2)。
【0018】そして、押上部材からのヘリカルアンテナ
への付勢力を伝達する機構としては、たとえば前記ヘリ
カルアンテナの下端に、受圧部材を取り付け、前記押圧
部材が前記受圧部材に当接し、前記付勢力が前記受圧部
材を介して前記ヘリカルアンテナに伝達されるようにす
ることができる(請求項3)。
【0019】また、別の構成としては、前記ヘリカルア
ンテナの少なくとも一部の径を前記押圧部材の径と同じ
か小さく形成して受圧部位とし、前記押圧部材が前記受
圧面に当接し、前記付勢力が前記受圧部位により直接ヘ
リカルアンテナに伝達されるようにすることもできる
(請求項4)。
【0020】さらにまた、前記ホイップアンテナに導電
性の板部材を、相対移動可能に装着するとともに、前記
ヘリカルアンテナと前記押上部材の間に前記板部材を配
置させ、その板部材を介して前記ヘリカルアンテナと前
記接続端子とが導通可能となるとともに、前記ヘリカル
アンテナは前記板部材を介して前記押上部材からの付勢
力を受けるようにしてもよい(請求項5)。
【0021】
【作用】待機中は、ホイップアンテナを所定方向に移動
させて本体ケース内に収納し、小型化を図る。この時、
ホイップアンテナは接続端子と非導通状態にある。ま
た、ホイップアンテナと一体的に移動する押上部材は、
ヘリカルアンテナと離反させており、ヘリカルアンテナ
は自己の弾性復元力により伸張しようとし、接続端子と
導通状態となる。よって、本体ケース内の通信回路とは
ヘリカルアンテナのみが接続され、外部からの着呼をそ
のヘリカルアンテナで受信する。
【0022】一方、通話をする場合には、ホイップアン
テナを引き伸ばし、受信感度を高めて良好な通話状態を
確保する。すなわち、ホイップアンテナを本体ケースか
ら引き出すと、接続端子と連結し、電気的に結合され
る。これにより、ホイップアンテナが通信回路と接続さ
れ、外部との送受信がそのホイップアンテナを介して行
われる。
【0023】この時、ホイップアンテナの引き出しにと
もない、押圧部材も同時に移動し、ホイップアンテナが
接続端子と連結された時には、その押圧部材がヘリカル
アンテナを接続端子から離反方向に付勢し、ホイップア
ンテナを接続端子から離反させ、非導通状態にする。
【0024】このとき、たとえば請求項2のようにする
と押上部材は絶縁体なので、押上部材とヘリカルアンテ
ナを直接接触させたり(請求項4)、導電性の板部材に
接触させたり(請求項5)しても、ホイップアンテナと
ヘリカルアンテナは非導通状態となる。また、受圧板を
絶縁体から構成したり、押上部材をホイップアンテナと
絶縁状態で取り付けても同等の効果がえられる。
【0025】したがって、ヘリカルアンテナは通信回路
と非導通状態となり、ホイップアンテナ使用時にホイッ
プアンテナとヘリカルアンテナの容量的な相互の影響は
生じず、ホイップアンテナ使用時にアンテナ特性の劣化
は生じない。
【0026】また、ホイップアンテナの移動時(引き出
し途中/収納途中)には、押圧部材によるヘリカルアン
テナへの付勢力が解除されると、ヘリカルアンテナの弾
性復元力により伸張変形しヘリカルアンテナは接続端子
を介して通信回路と接続され、着呼信号の受信が可能と
なる。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る引き出し式アンテナ装置
の好適な実施例を添付図面を参照にして詳述する。図1
〜図3は、本発明に係る引き出し式アンテナ装置の第1
実施例を示している。図1に示すように、本体ケース2
1の上面所定位置には内径が異なる2段形状の孔部22
が形成されており、係る孔部22は上段の径が大きい形
状になっている。すなわち、いわゆるざぐり部が形成さ
れた形状からなる。そして、その孔部22の下段の内壁
には、雌ネジが形成されている。そして、係る孔部22
内に導電体により形成された接続端子23が取り付けら
れている。
【0028】接続端子23は、上下に開口された筒状か
らなり、その貫通孔23aの内面が後述するホイップア
ンテナ26との接続面となる。そして、その外周面には
雄ネジが形成され、上機構部22に形成された雌ネジと
符合し、固定される。また、接続端子23の上端には、
外側に向けて突出するフランジ部23bが形成されてい
る。このフランジ部23bの上面が後述するヘリカルア
ンテナ24との接続面となる。なおこの接続端子23
は、図示省略する本体ケース21内に実装される通信回
路に接続され、各アンテナ24,26のいずれかとその
通信回路とを導通状態にするもので、間通行23aの内
面,フランジ部23bの上面のいずれと接触しても通信
回路と導通するようになっている。
【0029】係る接続部分23の上部には、絶縁体によ
って形成されたカバー25が、貫通孔23aと同軸にな
るように取り付けられている。このカバー25は、フラ
ンジ部23bと同一径からなる中空円筒形状からなり、
下端が開口されている。すなわち、所定径の胴部25a
の上端には天面25bが形成され、その天面25bの下
面中央にはガイド筒25cが下方に向けて延長形成され
た二重筒構造からなる。これにより、ガイド筒25cの
外周囲と、胴部25aの内周囲とにより仕切られる空間
(空洞)が形成され、その空間内に、導体により螺旋形
状に形成されたヘリカルアンテナ24が、挿入配置され
る。また、上記ガイド筒25cの長さは胴部25aの長
さよりも短くしており、これにより図示するように胴部
25aの下端をフランジ部23bに接着固定した状態で
は、ガイド筒25cの下端は、フランジ部23b面より
所定の距離だけ上方に位置する。さらに、ガイド筒25
cに対応した天面25bの中心には、透孔25dが形成
される。これによりガイド筒25cは上下に貫通するこ
とになる。
【0030】ヘリカルアンテナ24は、所定径の導線を
螺旋状に巻くことにより形成されており、スプリングと
しての機能(弾性力)も有する。そして、無負荷状態で
の長さは、カバー25の長さと少なくとも同じに設定
し、好ましくは所定距離だけ長くなるようにしている。
【0031】これにより、このヘリカルアンテナ24を
カバー25内に装着した状態では、その上下両端はそれ
ぞれカバー25の天面25bの下面と、接続端子23の
フランジ部23bの上面とに接触する。そして、ヘリカ
ルアンテナ24の長さを長くすると、圧縮された状態で
収納されるので、弾性復元力により、天面25bとフラ
ンジ部23bに対して付勢力が加わるため、ヘリカルア
ンテナ24をフランジ部23bに対して確実に接触させ
ることができ、接続端子23と導通状態になる。なお、
ヘリカルアンテナ34の上端とカバー25の天面25b
とは、接着固定しても良く、或いは上記したヘリカルア
ンテナ24が有する弾性復元力による機械的な接触によ
り保持させても良い。
【0032】そして、ヘリカルアンテナ24の下側(接
続端子に接触する側)の巻き部分24a(上方から見て
円形になっている連続した部分)の内側には、円板状の
受圧部材27が嵌め込まれ、取り付けられている。この
受圧部材27は、その中心が開口されたリング状からな
り、その中心に開口された内径は、上記ガイド筒25b
の内径よりも一回り大きくしている。さらに、この受圧
部材27は、一定の剛性を有し、その受圧部材27に対
して上方向への付勢力が加わった場合には、その付勢力
を一体化されたヘリカルアンテナ24に伝え、ヘリカル
アンテナ24を圧縮方向に弾性変形させる(巻き部分2
4aを上昇させる)ようになる。そして本実施例では、
この受圧部材27としてプラスチックその他の絶縁体か
ら構成している。
【0033】一方、このヘリカルアンテナ24と同軸状
にホイップアンテナ26をスラスト方向に移動自在に装
着している。すなわち、ホイップアンテナ26は、細長
な棒状の第1導体部分26aと、その第1導体部分26
aの下端に一体に形成された大径の第2導体部分26b
とを有し、第1導体部分26aの周囲は樹脂フィルム等
の絶縁体からなる保護膜26cにより被覆されている。
保護膜26cの先端は、径方向外側に突出するアンテナ
トップ26dが一体に形成されている。そして、第1導
体部分26aの周囲を覆う保護膜26cの外径が、ガイ
ド筒25cの内径とほぼ等しいか、若干小さく形成さ
れ、その第1導体部分26aが、接続端子23の貫通孔
23a,ガイド筒25c内を貫通するようにして挿入配
置され、アンテナトップ26dがカバー25の上方より
外部に突出している。また、第2導体部分26bは、露
出するとともにその外径は、接続端子23の貫通孔23
aの内径とほぼ等しく設定し、接続端子23と導通可能
としている。
【0034】また、ホイップアンテナ26を保護する保
護膜26cは、第2導体部分26bの上面(第1導体部
分26a側)も覆っている。そして、係る部分の保護膜
26cの厚さは、他の箇所に比べて厚くしており、十分
な強度を持った押上部分28を形成している。すなわ
ち、本例ではその押圧部分28が本発明における押圧部
材であり、ホイップアンテナ26と一体的に形成されて
いる。この押上部分28の外径(本実施例では第2導体
部分26bの外径)は、受圧部材27の中央に形成され
た開口の内径よりも大きくしている。さらに押上部分2
8の高さ(ホイップアンテナ26の軸方向からみた押上
部分28の長さ)は、ホイップアンテナ26を完全に延
伸した(引き出した)際に、切り出し部材27に当接す
るとともに、それを上方に押上することが可能となる
(図1(B),図2参照)ように設定している。
【0035】次に上記した実施例の作用について説明す
る。まず、待機中は、図1(A)に示すように、ホイッ
プアンテナ26を収容する。すると、ヘリカルアンテナ
24下側の巻き部分24aが接続端子23に接触してい
るので、係るヘリカルアンテナ24によって外部からの
信号を受信し、通信回路に送出している。この時、ホイ
ップアンテナ26側は、第2導体部分26bと接続端子
23とが非接触であり、またその第2導体部分26b以
外は絶縁性の保護膜26cにより覆われているので、通
信回路と導通することはない。よって、待機中はヘリカ
ルアンテナ24のみにより、着呼を検出するようにな
る。
【0036】一方、実際の通話を行うためにホイップア
ンテナ26を完全に延伸すると、同図(B)に示すよう
に、第2導体部分26bが接続端子23の貫通孔23a
内に符合し、電気的に接続される。これによりホイップ
アンテナ26は接続端子23を介して通信回路と導通さ
れ、高感度のホイップアンテナ26を用いて確実かつ良
好な状態で通話が可能となる。
【0037】この時、係るホイップアンテナ26の引き
出し動作にともない、押上部分28が受圧部材27を押
上げ、ヘリカルアンテナ24と通信回路との導通を遮断
するようになる。すなわち、ホイップアンテナ26の延
伸にともない、第2導体部分26b,押上部分28も上
昇移動し、押上部分28は受圧部材27に当接する。こ
の状態でさらにホイップアンテナ26を引き出す(上昇
させる)と、押上部材28は受圧部材27を上方へ付勢
する。すると、受圧部材27は剛性を有するので、その
付勢力がほぼそのままヘリカルアンテナ24の下端の巻
き部分24aに伝わる。そして、ヘリカルアンテナ24
は弾性力を有するのでその付勢力に応じて圧縮変形す
る。
【0038】その結果、ホイップアンテナ26を完全に
引き出すと、図2に拡大して示すように、受圧部材27
が押上部分28によって押上げられると同時にヘリカル
アンテナ24は上方に縮められる。そのため、ヘリカル
アンテナ24は接続端子23から切り離され、非導通状
態となり、通信回路から切り離される。これにより、通
話中はホイップアンテナ26のみが通信回路と導通状態
となる。
【0039】なお、ホイップアンテナ26による通信が
終了し、ホイップアンテナ26を収納すると、ホイップ
アンテナ26とともに押上部分28も下降し、受圧部材
27(ヘリカルアンテナ24)への上方向の付勢力が解
除される。すると、ヘリカルアンテナ24の弾性復元力
により、元の状態に戻るべく伸張し、ヘリカルアンテナ
の最下端(巻き部分24a)が接続端子23のフランジ
部23bに接触され、図1(A)に示す状態となる。
【0040】さらに、ホイップアンテナ26を引き伸ば
している途中、または、押し込んでいる途中では、上記
の押上部分28による付勢力が加わらないので、図3に
示すように、ヘリカルアンテナ24は接続端子23に接
触したままとなる。そのため、外部より呼び出し信号が
かかってきたとしても、ヘリカルアンテナ24によって
受信することができる。
【0041】なお本例ではガイド筒25cを設けたこと
により、ホイップアンテナ26の引き出しと収納の際に
行うスラスト方向の移動が安定して行われ、たとえ移動
中や収納時であってもがたつくことがない。なおまたこ
のガイド筒25cは必ずしも設ける必要はない。
【0042】図4,図5は、本発明に係る引き出し式ア
ンテナ装置の第2実施例の要部を示している。上記した
第1実施例では押上部材28の付勢力を受圧部材27を
介して間接的にヘリカルアンテナ24に伝達したが、本
実施例ではそれと相違し、同図に示すようにホイップア
ンテナ26に設けた押上部材28を、ヘリカルアンテナ
24′に当接させ、そのヘリカルアンテナ24′に対し
て直接上方向への付勢力を加えるようになっている。
【0043】すなわち、カバー25の内部に装着した所
定形状のヘリカルアンテナ24′が配置されている。ヘ
リカルアンテナ24′は所定巻き数の螺旋形状をなして
おり、材質がバネ状となるものを使用している。そし
て、このヘリカルアンテナ24′をカバー25の内部空
間内に装着し、無負荷状態ではそのヘリカルアンテナ2
4′の最下端の巻き部分24′aが接続端子23のフラ
ンジ部23bに接触し、導通状態となる点では上記した
第1実施例と同様である。この例では、巻き部分24′
aが受圧部位を構成する。
【0044】ここで本実施例では、ヘリカルアンテナ2
4′の最下部の巻き部分24′aの径を、他の巻き部分
の径に比べて小さくしている。より具体的には、接続端
子23に形成された貫通孔23aの内径とほぼ等しくし
ている。これにより巻き部分24′aの内径・外径は、
ヘリカルアンテナ24′を構成する導線の直径分に相当
する幅があるので、その内径は貫通孔23aの内径より
も小さく、また、巻き部分24′aの外径は貫通孔23
aの内径よりも大きくなる。したがって、巻き部分2
4′aは、貫通孔23a内に入り込むことはなく、フラ
ンジ部23bに当接し、一方、ホイップアンテナ26に
一体に形成された押上部材28が、巻き部分24′aに
当接可能となる。
【0045】次に上記した実施例の作用について説明す
る。まず、待機中及びホイップアンテナ26の引き出し
/収納動作時は、図4に示すようにホイップアンテナ2
6の第2導体部分26bは接続端子23の貫通孔23a
から離反するため、通信回路との接続は絶たれる。そし
て、ヘリカルアンテナ24′の巻き部分24′aへは、
負荷がかからないので、ヘリカルアンテナ24′の弾性
復元力により伸張変形し、巻き部分24′aが接続部分
23のフランジ部23bに接触し、通信回路に導通され
る。よって、待機中はヘリカルアンテナ24のみによ
り、着呼を検出するようになる。この点は第1実施例と
同様である。
【0046】一方、実際の通話を行うためにホイップア
ンテナ26を完全に延伸すると、図5に示すように、第
2導体部分26bが接続端子23の貫通孔23a内に符
合し、電気的に接続される。これによりホイップアンテ
ナ26は接続端子23を介して通信回路と導通され、高
感度のホイップアンテナ26を用いて確実かつ良好な状
態で通話が可能となる。
【0047】この時、係るホイップアンテナ26の引き
出し動作にともない、押上部分28がヘリカルアンテナ
24′の巻き部分24′aに当接しこれを上方に付勢す
る。そのため、第1実施例のようにヘリカルアンテナ2
4′が圧縮変形され巻き部分24′aが持ち上がり、フ
ランジ部23bから離反し、非接触状態となる。よっ
て、ヘリカルアンテナ24′が通信回路と非導通状態と
なり、ホイップアンテナの特性が劣化することは無くな
る。このように本実施例では、ヘリカルアンテナ4の径
を替えることにより、第1実施例における受圧部材27
が不要となり、部品点数の削減が図れる。なお、その他
の構成並びに作用効果は上記した第1実施例と同様であ
るので、同一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0048】図6は、本発明に係る引き出し式アンテナ
装置の第3実施例を示している。本実施例では、上記し
た第2実施例を基本とし、ヘリカルアンテナ24′の接
続端子23への接続及び、押上部材28によるヘリカル
アンテナ24′の接続端子23からの切り離しを確実に
行うようにしたものである。
【0049】すなわち、ヘリカルアンテナ24′の巻き
部分24′aと押上部材28との間に、金属板からなる
板部材たるワッシャー30が介在するように、ホイップ
アンテナ26の第1導体部分26aに装着している。係
るワッシャー30は輪形状であり、その外径は巻き部分
24′aの外径以上とし、ワッシャー30の内径は、押
上部分45の外径よりも小さく、ホイップアンテナ26
の導体部分26a及びその周囲を覆っている絶縁体の外
径よりも大きくなるように形成されている。
【0050】第2実施例では押上部材28と巻き部分2
4′aとは線接触するため、両者28,24′aを確実
に当接させるためには、寸法出しを精度よく行う必要が
ある。しかし、本実施例では、押上部材28とワッシャ
ー30とが面接触するので、押上部材28,ワッシャー
30並びに巻き部分24′aの寸法精度を比較的ラフに
形成しても、各部は互いに当接可能となる。
【0051】引き出し式アンテナ装置を上記構成にする
ことにより、ホイップアンテナ26を完全に引き出す
と、押上部材28はワッシャー30に当接し、それを上
方に付勢するので、その付勢力がワッシャー30を介し
て巻き部分24′aに伝わり、ヘリカルアンテナ24′
を圧縮変形する。これにより、ワッシャー30が接続端
子23のフランジ部23bから離反し、ヘリカルアンテ
ナ24′と接続端子23非導通状態となる。その他の構
成並びに作用効果は上記した第2実施例と同様であるの
で、同一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0052】なお、上記した実施例では、押上部材を保
護膜26cと一体に形成したが、本発明はこれに限るこ
となく、別途形成したものをホイップアンテナに取り付
けてももちろんよい。そして、ヘリカルアンテナを押上
た(圧縮変形)際に、両アンテナの絶縁が保たれるよう
に構成すれば、押上部材は必ずしも絶縁体から構成しな
くてもよい。
【0053】また、上記した実施例では、カバー25に
よりヘリカルアンテナ24を上端への移動を規制するよ
うに収納保持したが、このカバーは本体ケースと一体に
形成してももちろんよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る引き出し式
アンテナ装置では、ホイップアンテナの未使用時(収納
時)には、ヘリカルアンテナのみが通信回路に導通して
いる接続端子に接触しており、係るヘリカルアンテナに
よって外部からの信号を受信することができる。そし
て、ホイップアンテナの使用時(延伸時)に、ホイップ
アンテナに設けられた押上部分がヘリカルアンテナを直
接または間接的に押し上げ、ヘリカルアンテナを接続端
子から切り離される。そのため、ホイップアンテナの使
用時には、ホイップアンテナのみが通信回路と接続され
る。したがって、各アンテナを設計する場合には、他の
アンテナとの容量的な相互の影響等を考慮する必要がな
く、設計が容易に行え、所望の特性のアンテナを精度よ
く製造することができる。また、容量結合しないので、
各アンテナの設置も他方のアンテナとの相対位置を考慮
する必要がなく、組み立て作業もラフに行える。
【0055】また、ホイップアンテナの収納の途中、ま
たは、ホイップアンテナを延伸する途中であっても、押
上部材はヘリカルアンテナから離れると、ヘリカルアン
テナが接続端子に接触するので、外部から送られてくる
信号の受信は係るヘリカルアンテナによって行うことが
できる。
【0056】そして、上記した両アンテナの接続端子と
の導通状態の切り替えは、ホイップ端子の引き出し,収
納作業を行うことにより自動的に行われるので、ユーザ
ーは従来から行われているホイップアンテナに対するス
ラスト方向の移動を行うだけでよく、煩雑さがない。
【0057】そして、請求項2のように構成すると、ホ
イップアンテナの一部が押上部材を兼用するため、部品
点数の削減を図るとともに、押上部材が絶縁体で構成さ
れるので、両アンテナ間の絶縁が確実にとられる。
【0058】また、請求項3,請求項5のように構成す
ると、受圧部材や板部材が押上部材と面接触し、その押
上部材からの付勢力が確実にヘリカルアンテナに伝達す
るとともに、ヘリカルアンテナと接続端子とを離反させ
ることができる。
【0059】また、請求項4のように構成すると、押上
部材はヘリカルアンテナに直接当接し、それを押し上げ
るので、受圧部材や板部材などの部品を用意する必要が
なく、部品点数の削減にともなうコストの低下並びに組
み立て工程数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る引き出し式アンテナ装置
の第1実施例におけるホイップアンテナ収容時を示す断
面図である。(B)は本発明に係る引き出し式アンテナ
装置の第1実施例におけるホイップアンテナ延伸時を示
す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る引き出し式アンテナ
装置の要部拡大断面図である。
【図3】引き出し式アンテナ装置の第1実施例における
ホイップアンテナ延伸(または収納)途中を示す断面図
である。
【図4】本発明に係る引き出し式アンテナ装置の第2実
施例におけるホイップアンテナ収容時を示す要部拡大断
面図である。
【図5】本発明に係る引き出し式アンテナ装置の第2実
施例におけるホイップアンテナ延伸時を示す要部拡大断
面図である。
【図6】本発明に係る引き出し式アンテナ装置の第3実
施例を示す要部拡大断面図である。
【図7】(A)は従来の引き出し式アンテナ装置におけ
るホイップアンテナ延伸時を示す断面図である。(B)
は従来の引き出し式アンテナ装置におけるホイップアン
テナ収容時を示す断面図である。
【図8】(A)は従来の引き出し式アンテナ装置におけ
るホイップアンテナ延伸時を示す断面図である。(B)
は従来の引き出し式アンテナ装置におけるホイップアン
テナ収容時を示す断面図である。
【符号の説明】
21 本体ケース 23 接続端子 24,24′ ヘリカルアンテナ 24′a 巻き部分(受圧部位) 26 ホイップアンテナ 27 受圧部材 28 押上部分(押上部材) 30 ワッシャー(板部材)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸状に配置された高感度の棒状のホイ
    ップアンテナと、そのホイップアンテナとほぼ同じ周波
    数帯域で同調するヘリカルアンテナを有し、 前記ヘリカルアンテナは、所定の通信回路を備えた本体
    ケースに取り付けられたケース内に収納され、 前記ホイップアンテナは、前記ケースの天面を貫通する
    とともに、スラスト方向に移動可能にし、 前記ケースの下方には前記通信回路に電気的に接続され
    た接続端子が装着され、 前記ホイップアンテナは、所定方向に移動させることに
    より前記本体ケース内に収納されるとともに前記接続端
    子と非導通状態になり、逆方向に移動させることにより
    前記本体ケースより引き出されるとともに前記ホイップ
    アンテナと前記接続端子とを連結し導通させるようにし
    た引き出し式アンテナ装置であって、 前記ヘリカルアンテナは、軸方向に圧縮変形可能な弾力
    性を有し、その弾性復元力によって前記ヘリカルアンテ
    ナの両端が前記ケースの天面と前記接続端子とに接触し
    た際に、前記ヘリカルアンテナと前記接続端子とが電気
    的に接続状態となり、 前記ホイップアンテナが引き出され、そのホイップアン
    テナと前記接続端子とが導通された状態では、前記ホイ
    ップアンテナとともに移動する押上部材からの付勢力に
    よって前記ヘリカルアンテナが押し上げられ、前記ヘリ
    カルアンテナは前記接続端子から離反するように構成し
    たことを特徴とする引き出し式アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材は、前記ホイップアンテナ
    の周囲を覆う保護部材と一体に形成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の引き出し式アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘリカルアンテナの下端に、受圧部
    材を取り付け、前記押圧部材が前記受圧部材に当接し、
    前記付勢力が前記受圧部材を介して前記ヘリカルアンテ
    ナに伝達されるようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の引き出し式アンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘリカルアンテナの少なくとも一部
    の径を前記押圧部材の径と同じか小さく形成して受圧部
    位とし、前記押圧部材が前記受圧部位に当接し、前記付
    勢力が前記受圧部位により直接ヘリカルアンテナに伝達
    されるようにしたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の引き出し式アンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記ホイップアンテナに、導電性の板部
    材を相対移動可能に装着するとともに、前記ヘリカルア
    ンテナと前記押上部材の間に前記板部材を配置させ、 その板部材を介して前記ヘリカルアンテナと前記接続端
    子とが導通可能となるとともに、前記ヘリカルアンテナ
    は前記板部材を介して前記押上部材からの付勢力を受け
    るようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の引き出し式アンテナ装置。
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