JP3012149B2 - 重航空機の自動制御装置 - Google Patents
重航空機の自動制御装置Info
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Description
動制御装置に関する。このような装置の目的は、通常不
安定な重航空機の飛行特性を改善し、パイロットによっ
て選択された所定軌道に重航空機を維持するような所定
の操縦操作を行いながらも所定数の操作の制御を軽減す
ることである。
的は、特に手動操縦中の航空機の安定性を改善すること
であり、異なる飛行制御翼面の効果の特性に対してはよ
り大きな安定性と均等性とを呈する操縦を行うことであ
る。
ル、ピッチ、ヨーイング)に対し、パイロットからのコ
マンドやセンサによって供給される情報に応じて飛行制
御翼面に作用するアクチュエータを制御するアナログ処
理が用いられている。一般に、制御軸のアクチュエータ
は、非常に動作は速いが支配力(authority)の小さい
直列スラスタと、十分な支配力を有するが動作が遅く且
つ直列スラスタの位置を再度中心に戻す平衡スラスタと
を有する。
作が速くなった場合、または委任された任務が一部のク
ルーのかなりの注意を要する場合、別のシステムが所望
の安全レベルを確保するために用いられる。すなわち、
各制御軸に対する処理シーケンスが2重となり、2つの
アクチュエータが各飛行制御翼面のロッドに直列に組み
込まれる。このように、制御軸の2つのコマンドシーケ
ンスのうちの一方がブーレクダウンした場合、他方のコ
マンドシーケンスが一方のコマンドシーケンスに逆ら
い、誤ったコマンドシーケンスを操作からはずせば、任
務は継続することができる。
増大させコストを増大させることが問題となっている。
さらに、複数の飛行制御軸の操縦を制御するディジタル
コンピュータを使用した装置の場合、またはこれら装置
に故障が生じた場合、自動制御装置は任意の制御軸に対
してもはや操作不能となる。従って、この方法は、ヘリ
コプタのタイプやその任務の内容によっては取り入れる
ことができない。
ピュータが最初のコンピュータに併設される。この場
合、一方のコンピュータがブーレクダウンした場合、他
方のコンピュータが自動制御を継続する。所望の安全性
の制限によって、航空機は、自動再編成を行う自動制御
装置を取り付けることが課せられている。よって、コン
ピュータの故障を判定するために、またいかなる状況に
おいても自動制御機能を実行するために、並行して動作
する3つのコンピュータが使用されている。しかしなが
ら、上記構成は、高価になるという問題点を有する。
することであり、低価格で十分な信頼性を有する重航空
機の自動制御装置を提供することである。この装置は、
センサからの情報が入力され且つ飛行制御翼面に作用す
るアクチュエータを制御するディジタルコンピュータを
使用するものである。
続いて装置の給電を遮断し、アクチュエータを中心に再
び配置する手段を有するコンピュータを有することにあ
る。ディジタルシステムの応答速度によって、特に直列
スラスタなどのアクチュエータは、障害の検出に続いて
迅速に再び中心に配置される。これによって、障害によ
って安全基準が低下することを防止している。
制御軸の1つに応じた制御を確実に行う手段と、障害の
検出に続いて装置の給電を遮断しアクチュエータを中心
に再び配置する手段と、を有する処理モジュールの少な
くとも1つを有する。本発明によれば、コンピュータ
は、3つの制御軸の任意の1つに応じて制御を確実に行
う処理モジュールの少なくとも2つを有する。2つのモ
ジュールの少なくとも一方は、他方のモジュールによっ
て実行される制御をモニタし、障害の検出に続いて他方
のモジュールの給電を遮断し、制御しているアクチュエ
ータを中心に再び配置する手段を有する。従って、各処
理モジュールには各制御軸に固有な機能が集積され、各
処理モジュールは、制御し且つモニタすべき軸を判断す
る手段を有している。
させる傾向があるので、制御軸毎に1の処理モジュール
を使用する本発明は、当業者の見識に反している。さら
に、過剰な従来の方法を加えるならば、ハイパワーのコ
ンピュータを複数要することとなり、コストが非常に高
くなる。これら問題点を解決する理由は、1制御軸毎に
1コンピュータを用いることが欠点になっている事実に
よる。パワーを減らせば、フレキシビリティ及びメンテ
ナンスから引出される効果によってオフセットされる。
て、ヘリコプタや任務の各タイプに適合した構成を提案
することができる。最小の構成は、1制御軸のみを制御
しモニタする処理モジュールの1つからなるものであ
る。さらに、モニタ手段は、モニタされる軸に応じた制
御法則を適用する。
単一の基板に、モジュールを収納するボックス内でのモ
ジュール間の相互接続を行うことなく直接センサやアク
チュエータとインターフェースすることができるコネク
タの全てが集積されている。故に、各モジュールには、
直接アクチュエータを制御することのできるパワー回路
が集積されている。
テストやメンテナンスは、単一の処理モジュールのテス
ト及びメンテナンスに限られる。さらに、アクチュエー
タにパワーコントロール回路を取り付けることもでき
る。この場合、処理モジュールは、パワーコントロール
回路を備えずに形成される。
コンピュータの製造及びメンテナンスコストを低減する
ために、各処理モジュールは、たいていの場合配置を変
えるだけで良いパワーコントロール回路及びI/Oマネ
ージメント回路を有するプラグインモジュールの少なく
とも1つを有する。これらの構成によって、ハードウェ
アに関しては簡単な構成の自動制御装置を得ることがで
きる。故に、自動制御装置の製造及びメンテナンスコス
トを、従来提案された装置に比較してかなり低減させる
ことができる。
ことのない実施例の記載及び対応する添付図面に基づい
て説明する。図1に、ピッチまたはロール軸の一方に対
応した異なる制御部品を示す。これらの部品はコントロ
ールカラム7を有する。コントロールカラム7は、パイ
ロットによって操作され、軸12を中心に回動するため
にコックピットの床面15を挿通して伸長している。さ
らに、コントロールカラム7は下方に伸長して装置9に
よって作動されるレバーを構成する。この装置9は、制
御カラムに所定の作用法則による抗力を供給する。ま
た、レバーは、直列スラスタ(series thrustor)2に
よって動作される。
るレバー13に取り付けられた支点を有する。このモー
タ3は、平衡(trim)スラスタと呼ばれ、床面15に固
定されている。直列スラスタ2の他端は、床面15に位
置する軸を中心に回動するレバー14を操作する。この
レバー14によって、ヘリコプタの飛行制御翼面に直接
作用する水圧システム11の分配器を操作することがで
きる。
てのロッドをオフセットしながら、ゆっくりと直列スラ
スタ2の位置を中心に戻す。直列スラスタ2の動作は、
ニュートラルの位置に戻り且つ制御の支配力を復活させ
るために、かなり速い。図2において、コンピュータ1
は、センサ、ヘリコプタのコックピット、またはテスト
装置を表すユニット4と情報を交換するモジュール10
を有する。
の制御軸を制御するために、第1のモジュールと同一の
モジュール10(破線にて図示)をさらに2つ収納する
ように設計されている。モジュール10によって、ユニ
ット4からの情報に応じて制御軸の直列スラスタ2及び
平衡スラスタ3を直接制御することができる。故に、コ
ンピュータ1はコンタクトピン5を有する。このコンタ
クトピン5は、センサ、アクチュエータ及びコックピッ
トからの電気リンクの全ての端部につながるコンタクト
ソケット6と係合する。
す。この構成では、コンピュータ1は、ヨーイング軸を
制御する単一のモジュール10を有する。上記構成によ
って、接続された有効なセンサからの情報に応じて、ヨ
ーイングダンプや自動コース維持を行うことができる。
図3において、各処理モジュール10は、 − マイクロプロセッサ及びデータを保存するメモリか
らなるディジタル心臓部20と、 − データの種類、すなわちデータのディジタル、また
はアナログに関係無く、コンピュータ1の他のモジュー
ル10やヘリコプタの他の機器に対してデータを入出力
するデータI/Oマネージメント回路27と、 − ディジタル心臓部20から、制御軸のアクチュエー
タに供給されるアナログコマンドインストラクションが
入力されるパワーコントロール回路26と、 − 直流パワーをモジュール10の別の回路に供給する
フィード回路21と、 − 光放射及び電磁放射の影響に対してモジュール10
の全入出力を保護するフィルタ・保護回路22と、 − センサ4、アクチュエータ2、及びコックピットを
有する電気リンクの全部が一緒にまとめられたコンタク
トピン6と係合するマルチソケットコンタクトコネクタ
5とを有する。
御ユニット、高度計、ラジオナビゲーションマーカに追
従するナビゲーションシステム、または空気に対する速
度を測定する装置などのヘリコプタの他の装置からのデ
ータを取り込む。この情報は、ナビゲーションなどのハ
イレベルの機能を実行するために、ディジタル心臓部2
0にて処理される。
してコックピットやテスト装置に直接連絡をとる。ディ
ジタル心臓部20は、次に説明する機能、すなわち、 − モジュール及びプログラムの初期化、 − リアルタイムスケジューリング及び中断のマネージ
メント、 − I/Oポート、メモリ、及びプログラムのロードの
マネージメント、 − 対象となる軸の制御法則によって、接続されたアク
チュエータに供給される制御インストラクションの処
理、 − コンピュータ1の他のモジュール10の状態に応じ
たモジュール10の動作のマネージメント、 − コンピュータ1の他のモジュール10のモニタ及び
コンピュータ1に障害が生じた場合のモジュールの停
止、 − 各フライト前及びフライト中に指示されるテストの
マネージメント及びシステムのメンテナンス、及び − テスト装置及びコックピットと連絡する直列リンク
のマネージメント、を実行する。
ションなどのハイレベルの制御機能も含む。実行される
制御法則が制御軸毎に異なるので、インストラクション
処理、モニタ及びテスト機能は、各制御軸毎に固有の機
能を有する。実行すべき制御法則を判定するために、各
モジュール10は、コネクタ5に差し込まれた外部コネ
クタ6の接続方法によって、処理しモニタすべき制御軸
を判断する。従って、制御すべき制御軸を各モジュール
10に対して示すための特別なマニュプレータを必要と
しない。
るコネクタポイントを有する。このコネクタポイント
は、各処理モジュールが接続された制御軸を理解するた
めに用いられている。各モジュール10のディジタル心
臓部は、モジュール10に給電された場合に、各制御軸
を所定のプラグチャートに対応させながら、ソケットコ
ネクタ6においてコネクタポイント間の相互連結をテス
トするためのトリガを発する自己整合機能を有する。
ることを防止するために、自己整合機能は、コンピュー
タ1のモジュール10a,10b間で対話を行う。この
間、各モジュールは、接続された軸を確認するコードを
送信し、同じコードを送信するモジュールが他に無いこ
とをチェックする。図4に示す実施例において、パワー
コントロール回路及びI/Oマネージメント回路はプラ
グインモジュール23にまとめられている。すなわち、
各処理モジュール10は、プラグインモジュール23に
形成されたコネクタ25と係合するコネクタ24を有す
る。
3は、 − データの種類、すなわちデータのディジタル、また
はアナログに関係無く、コンピュータ1の他のモジュー
ル10やヘリコプタの他の機器に対してデータを入出力
するデータI/Oマネージメント回路27と、 − 直列スラスタの位置の値、ディジタル心臓部20か
らのデータ、及び対象となる制御軸のアクチュエータに
供給されるアナログコマンドインストラクションが入力
されるパワーコントロール回路26とを有する。
ル10は2つのプラグインモジュール23’,23”を
有する。一方のプラグインモジュール23’はパワーコ
ントロール回路26を含み、他方のプラグインモジュー
ル23”はI/Oマネージメント回路27を含む。な
お、アクチュエータにパワーコントロール回路が取り付
けられている場合、処理モジュールには、I/Oマネー
ジメント回路27を含むプラグインモジュール23”の
みが含まれる。
制御ユニット、高度計、ラジオナビゲーションマーカに
追従するナビゲーションシステム、または空気に対する
速度を測定する装置などのヘリコプタの他の装置からの
データが入力される。この情報は、ナビゲーションなど
のハイレベルの機能を実行するために、ディジタル心臓
部20にて処理される。
路26の一部を示し、図6に示す回路は、直列スラスタ
2のモータを、ディジタル心臓部20によって生成され
I/Oマネージメント回路27によってアナログ値へと
変換されるインストラクションによって制御することが
できる。この回路の入力部には、整合回路42を介して
予め送信された直列スラスタ2の位置の値が入力され
る。
スタの位置の値は、最初に加算積分器41によって加算
され、加算積分器41の出力がパルスジェネレータ43
を駆動する。パルスジェネレータ43の出力信号は、整
合回路44を通過し、動電気絶縁回路45に入力され、
次にHブリッジ46を有するパワー増幅器によって処理
される。
Lフィルタ50を介して直列スラスタ2のモータに送信
される。パワー増幅器46には、スイッチング回路48
及び電流リミッタ・遮断器47を介して28Vの電圧5
4が印加される。出力された信号は、別の動電気絶縁回
路51を介してディジタル心臓部に送られてチェックさ
れる。
られたコマンド、またはコンピュータの同じモジュール
10または別のモジュールにある、図7に示す直列スラ
スタ中心再配置装置によって発せられたコマンド52の
一方から、直列スラスタ2のモータに伝送されるコマン
ドが選択される。図7の回路もパワーコントロール回路
の一部を示す。しかしながら、この回路は、前述、すな
わち図6のパワーコントロール回路とは完全に独立して
おり、このパワーコントロール回路によって、直列スラ
スタ2の中心再配置コマンドが発せられる。
整合回路61を介して別の直列スラスタ2の位置の値が
入力される。この位置の値は、しきい値コンパレータ6
0に入力されてニュートラルの位置と比較される。この
比較の結果は、Hブリッジを有する別のパワー増幅器6
2によって処理され、前述のリレー(図6)に送信さ
れ、さらに動電気絶縁回路68を介してディジタル心臓
部20に送信される。
中心再配置速度を制限するステップダウントランス63
及びスイッチ64を介して28Vの電圧66が供給され
る。これら2つの回路(図6及び図7)によって、ディ
ジタル心臓部20にて処理されるインストラクションに
応じた直列スラスタ2の制御と、不一致が検出された場
合の直列スラスタの自動中心再配置の制御とが可能とな
る。
プコマンド55によって常時手動にて作動され、中心再
配置コマンドは他のモジュールにて連続的に生成され
る。さらに、コントロール回路(図6)及び中心再配置
回路(図7)にて用いられるHブリッジパワー増幅器4
6,62は、入力部56,69を介して直接、またはパ
ワー遮断スイッチ48を作動させる信号53,65の伝
送によって、手動で停止させることができる。
部をなすとともに平衡スラスタのモータへのパワーを制
御する回路を示す。この回路には、入力部において、デ
ィジタル心臓部によって生成され平衡スラスタ3の回転
方向及び回転速度を提供するパルスコマンドと、ハード
ウェア71によって生成され平衡スラスタの回転方向を
示す論理コマンドと、が入力される。
は、接続された直列スラスタ2の位置から直接的に、し
きい値コンパレータによって方向のコマンドを生成す
る。従って、直列スラスタ2の位置は、ゼロと比較され
て、中心位置に対する直列スラスタ2の位置の符号を表
す論理信号を生成する。装置71は、ディジタル心臓部
とは完全に独立している。さらに、装置71は、このス
ラスタへのパワーコマンドを生成する際に使われるもの
とは独立した直列スラスタ(2)の位置センサに接続さ
れている。
ステージ70及び動電気絶縁ステージ72を介してHブ
リッジ増幅器73に送られる。増幅されると直ちに、こ
れらコマンドはLフィルタ76を通過して平衡スラスタ
モータを駆動するとともに、動電気絶縁回路77を通過
してディジタル心臓部20に送られる。
ル回路26とは独立して、28Vの電圧79が、スイッ
チ75及び電流リミッタ・遮断器74を介して供給され
る。平衡スラスタのコマンドは、様々な方法により保護
される。最初に、パワー増幅器73は、ディジタル心臓
部20によって生成された方向のコマンドと、ハードウ
ェア装置71によって生成された方向のコマンドと、が
同一の方向を示す場合、平衡スラスタのコマンド信号の
みを生成するように設計されている。これらのコマンド
によって示された方向が互いに異なる場合、平衡スラス
タのモータは制御されず、その抑制状態を維持する。
るスイッチ75によってパワー増幅器73への給電を遮
断することによって、または増幅禁止コマンド78の入
力によって、停止させることもできる。さらに、パワー
コマンドは、ステージ77によって動電気的に絶縁され
るとともに、ディジタル心臓部20に送られて生成され
たコマンドが直列スラスタの位置と一致していることを
チェックする。
トロール回路は、他のパワーコントロール回路26とは
完全に独立している。従って、ディジタル心臓部20や
直列スラスタ2のパワーコントロール回路の故障から、
平衡スラスタは計画的に保護される。図9に示すI/O
マネージメント回路27は、16個のブールデータ入力
及び出力の2組と、32個のアナログ入力32EAと4
個のアナログ出力4SAとを有する。ブールデータ入力
部は整合回路(adapting circuit)32を介してシリア
ライザ(serializer)33に接続されている。この回路
は、さらにディジタル心臓部20に接続されるバス30
を有する。このバス30を介して入出力されるデータと
チャネル選択信号CSとが伝送される。一方のシリアラ
イザ33にディジタル心臓部20からの信号CSが入力
されると、このシリアライザ33は、入力部において並
行形態にて入力されたデータを直列形態にしてバス30
に送る。ヘリコプタの他の機器への送信用に、ブールデ
ータの出力16SBへの転送を制御するために、ディジ
タル心臓部20は、信号CSを送信することによって一
方のデシリアライザ(deserializer)34を選択する。
従って、バス30のデータが並行形態を採る出力16S
Bとなって適合回路32を介して送られる。
グデータも処理する。故に、I/Oマネージメント回路
27は、入力部32EAから整合回路37を通過したア
ナログデータをディジタルデータに変換するアナログ・
ディジタルコンバータ35を有する。アナログデータを
入力するために、ディジタル心臓部20は、バス30を
介してコンバータ35に選択信号CSを送信する。次
に、コンバータ35は、入力部にて入力されたアナログ
データをディジタル形態にしてバス30に送る。
とディジタルデータを管理する部分とを分けるために、
動電気絶縁装置31によって互いに絶縁された2つの部
分からなる。アナログデータをヘリコプタの他の機器に
伝送するために、ディジタル心臓部20は、信号CSを
送信することによってディジタル・アナログコンバータ
36を選択する。バス30を通過したデータは、アナロ
グに変換されて整合回路37を介してアナログデータ出
力部4SAに送られる。
ィジタル心臓部20に接続される動電気絶縁回路をさら
に有する。この動電気絶縁回路において、ブールデータ
が通過する部分と、アナログデータが通過する部分とが
別々に分けられている。パワーコントロール回路26及
びI/Oマネージメント回路27の記載から、これら回
路は、ヘリコプタの装置とできる限り精度良く整合する
ように、複数のコンピュータに対する高い可変性を呈す
るアーキテクチャを有する。従って、これら回路は、1
つまたは2つのプラグインモジュール23,23’,2
3”に効率良く配置することができる。モジュール2
3’の有無は、アクチュエータのタイプ、すなわちパワ
ーコントロールがアクチュエータと一体となっているか
否かに依存している。
プタの機器及びディジタル心臓部によって実行される機
能のみならず、パワーコントロール回路26によって実
行される機能に応じて決まる。コネクタ24,25は、
これら2つの回路26,27や回路26,27に応じて
形成されるプラグインモジュールの構成の様々なバージ
ョンに従うことは言うまでもない。
モジュールのあらゆる構成において全てが計画的に用い
られるわけではない複数のコネクタポイントを有する。
この観点から、コンピュータの起動時において、ディジ
タル心臓部20は、 − プラグインモジュール23または23”によって管
理される入力及び出力の個数と種類(ブールまたはアナ
ログ)を判定する手段と、 − パワーコントロール回路を保持するモジュール2
3’の有無を検出する手段と、 − パワーコントロール回路26によって実行されるパ
ワーコマンドを判定する手段、すなわち直列スラスタ2
の制御回路、直列スラスタ2の中心再配置制御回路、及
び平衡スラスタ3の制御回路の有無を検出する手段と、
を有する。
ュールの構成と整合するために、ディジタル心臓部20
は、あらゆる場合においてプラグインモジュール23,
23’,23”を制御するために必要な機能を有する。
このようにして、各ヘリコプタの飛行特性とその任務と
に自動制御装置を精度良く適合させることができる。
ング軸の自動制御を行うコンピュータ1の構成を示す。
コンピュータ1は、一方がセンサ4に接続され他方がア
クチュエータ2a,3aに接続された単一のモジュール
10aのみからなる。モジュール10aは直列スラスタ
2aのコマンド機能部28、平衡スラスタ3aのコマン
ド機能部19、及びセンサからの情報が入力されるディ
ジタル心臓部20からなる。
全体を手動で操作する可能性を有するが、ヘリコプタの
種類によっては、操縦に要する反応時間があまりにも短
いために、ヘリコプタの制御を安全な状態に戻せないこ
とがある。
10aは、図7にパワーコントロール部が示されている
モニタ及び中心再配置機能部29を有する。このモニタ
機能は、パワー増幅器46及び動電気絶縁手段51を発
したコマンドをディジタル心臓部20によって生成され
たインストラクションと比較するように設計されてい
る。これらの値が一致しなければ、モニタ機能は、リレ
ー49のトリップを制御することによって、直列スラス
タ2aの自動中心再配置を起動させ、障害が生じたモジ
ュール10aを停止させる。
がセンサ4及びヘリコプタのコックピットに接続された
3つの処理モジュール10a,10b,10cを有す
る。これらモジュール10a,10b,10cは、セン
サ4及びコックピットから入力される情報に応じて、3
つの制御軸(ロール、ピッチ、ヨーイング)の直列スラ
スタ2a,2b,2c及び平衡スラスタ3a,3b,3
cを直接制御する。
直列スラスタ2a,2b,2cのコマンド機能部28、
平衡スラスタ3a,3b,3cのコマンド機能部19、
及び制御される軸に接続されたセンサからのデータの選
択機能部20、すなわちディジタル心臓部20、及び直
列スラスタ及び中心再配置機能部29からなる。例え
ば、ピッチ、ロール軸にそれぞれ相当するモジュール1
0a,10bは、直列スラスタ2a,2bのコマンドシ
ーケンスの相互制御を行うために、外部コネクタ5によ
って相互に接続される。すなわち、モジュール10aの
中心再配置制御回路はモジュール10bの直列スラスタ
2bの位置センサに接続され、モジュール10aのモニ
タ機能はモジュール10bのリレー49に作用する。同
様に、モジュール10bのモニタ及び中心再配置機能は
モジュール10a及びモジュール10aが制御する直列
スラスタ2aに接続されている。各モジュール10a,
10bのディジタル心臓部20に集積されたモニタ機能
は、他の軸のセンサからのデータを処理するように設計
されている。このように、ピッチ、ロール軸に相当する
モジュール10a,10bは、同一のセンサ4に接続さ
れている。このように、センサ4の選択機能部20は、
他の軸に取り付けられたセンサからのデータを選択して
モニタ機能部29に伝送する。次に、モジュール10a
のモニタ機能部29は、他のモジュール10bによって
制御される直列スラスタ2bのコマンドインストラクシ
ョンを生成し、他のモジュール10bの直列スラスタ2
bに伝送されるパワーコマンドの値とコマンドインスト
ラクションとを比較する。これらの値が一致しなけれ
ば、モジュール10aのモニタ機能29は、モジュール
10aによって制御されているスラスタ2a,3aの自
動制御処理を停止し、第2直列スラスタ2bの位置の値
を受け取った第1モジュール10aにて生成された中心
再配置コマンドを第2直列スラスタ2bに送信するため
に、コマンド55によって第2モジュール10bのリレ
ー49のトリップを制御する。
ので、第1モジュール10aをモニタしている第2モジ
ュール10bのディジタル心臓部20は、同様な方法で
不一致を検出する。従って、スラスタ2b,3bの自動
制御の処理が中断され、第1スラスタ2aを再度中心に
配置するために、第1モジュール10aのリレー49の
トリップがトリガされる。
は独立に、モジュール10cがアクチュエータ2c,3
cに接続される。このモジュール10cのモニタ及び中
心再配置機能部29は、機能していない。ヘリコプタの
タイプや任務に対する安全機能が非常に過酷であれば、
制御軸コマンドシーケンスは、障害により制御されない
制御軸の発生を避けるために2重にすることもできる
(図12)。
同一に構成された第2のコンピュータ40、センサ3
9、各制御軸にスラスタ2と直列に配置された直列スラ
スタ57を有する。平衡スラスタ3の役割は、直列スラ
スタ2の役割の次となる、すなわち直列スラスタ2の役
割を補助するのみなので、2重にする必要がない。この
ように、1の軸に対して2つのコマンドシーケンスが同
一の飛行制御翼面に作用する。2つのシーケンスの一方
に障害があれば、他方のシーケンスが飛行制御翼面への
作用を継続する。
て、図13において、第2コンピュータ40は、ピッチ
軸及びロール軸にそれぞれ対応する2つのモジュールを
有するのみである。この構成によって、これら2軸に対
してかなりの安全性が提供され、コマンドシーケンスを
2重にしていないヨーイング軸に対する安全性は小さ
い。
の制御機能を実行することができる。従って、コンピュ
ータは、コックピットに配置されたコントロールボック
スに接続されている。これら制御機能は、 − 一定高度での航空機の保持、 − 航空機の速度の保持、 − コースの維持、 − ラジオナビゲーションマーカの追従、 などに関する。
すなわちピッチ、ロール、ヨーイング、及びコレクティ
ブ(collective)に関する制御を行う。ハイレベルの操
作の安全性を確保するために、自動制御装置は、1制御
軸に対して2つの制御翼面コマンドシーケンスを有す
る。つまり、この装置は、ピッチ、ロール、ヨーイング
軸に応じてそれぞれ自動制御を行う3つの処理モジュー
ル10a,10b,10cを有する2つのコンピュータ
1,1’からなる。これら制御軸の各々には、対応する
飛行制御翼面のロッドと直列に取り付けられた2つの直
列スラスタ2a,2a’− 2b,2b’−2c,2
c’と、平衡スラスタ3a,3b,3cと、が取り付け
られている。各制御軸の2つの直列スラスタは、それぞ
れ2つのコンピュータ1,1’によって制御され、平衡
スラスタも2つのコンピュータによって操作される。
NC 429などの特定のプロトコルを使用したネット
ワークを介して、 − ナビゲーションコンピュータ81, − ナビゲーションコンピュータによって供給されるイ
ンストラクションによる確実な制御を行う飛行マネージ
メントコンピュータ、 − フライトインジケータ83、 − 水平リファレンス及び姿勢制御コントロールユニッ
ト84,84’、 − ジャイロの垂直姿勢及び方向リファレンスユニット
86,87 からの情報が入力される。処理モジュール10a,10
b,10cは、それぞれディジタル心臓部「CPU」、
I/Oマネージメントモジュール「I/O」、パワーコ
ントロールモジュール「CP」によって構成されてい
る。さらに、2つのコンピュータ1,1’の処理モジュ
ールは、対応する制御軸の2つの直列スラスタの一方、
すなわち2a,2b,2cと平衡スラスタ3a,3b,
3cとを制御するように、さらに、他方の直列スラスタ
2a’,2b’,2c’のコントロールシーケンスのサ
ービス量をモニタするように、互いに連結されている。
このようにして、同一の制御軸の2つの直列スラスタ2
a,2a’のコマンドシーケンスの間に矛盾が生じた場
合に、これら2つの直列スラスタは自動的に中心に配置
され、対応する制御軸の自動制御は停止される。
の影響と対抗するフィルタ・保護回路22と、コックピ
ット85,85’とインターフェースするボード16
と、ヘリコプタ全体を制御する平衡スラスタ3dを作動
させるパワーコントロールモジュール「CP」と、さら
に有している。図15に示す構成は、「インテリジェン
ト」として周知である、直列スラスタタイプ17a,1
7a’− 17b,17b’− 17c,17c’及び
平衡スラスタタイプ18a,18b,18cのアクチュ
エータを使用している。すなわち、これらのアクチュエ
ータはそれぞれパワーコントロール回路を有している。
故に、コンピュータ1,1’を構成する処理モジュール
10a,10b,10cは、プラグインパワー回路モジ
ュールを必要としない。ヘリコプタ内のアクチュエータ
及び他の機器と2つのコンピュータとの全ての接続は、
図14と同じネットワークによって行われる。
することによって、図12の装置を、同一の機能及び同
一レベルの安全性を有しながらもかなり簡単にすること
ができる。なお、本発明において、制御とは、制御に限
らず、操縦、操作、調整などの動作をも意味するものと
する。
システム内の自動制御装置を示す構成図である。
ュータのハードウェアアーキテクチャを示す構成図であ
る。
キテクチャを示す構成図である。
を示す構成図である。
部を示す構成図である。
部を示し、図6とは異なる部分を示す構成図である。
部を示し、図6及び図7とは異なる部分を示す構成図で
ある。
である。
Claims (17)
- 【請求項1】 センサ(4)からの情報を取り込み且つ
飛行制御翼面に作用するアクチュエータ(2,3)を制
御するディジタルコンピュータ(1)の少なくとも1つ
を用いた重航空機の自動制御装置であって、 前記コンピュータ(1)は少なくとも1つの処理モジュ
ール(10)を有し、 前記処理モジュール(10)は、 ピッチ軸、ロール軸、ヨーイング軸からなる3つの制御
軸のいずれか1つのみに対して前記重航空機の操縦を制
御する手段と、 前記処理モジュールが操縦を制御している制御軸を判定
して前記処理モジュールを該判定された制御軸に対して
固有のものとする手段(20)と、 前記1つの制御軸に対する操縦をモニタし、モニタして
いる操縦に対応するアクチュエータに送るコマンドに障
害が検出されたとき、前記1つの制御軸に対する操縦を
不能にして前記1つの制御軸に対応するアクチュエータ
を中心に戻すモニタ手段と、 前記モニタしている制御軸を判定する手段と、 を有することを特徴とする自動制御装置。 - 【請求項2】 センサ(4)からの情報を取り込み且つ
飛行制御翼面に作用するアクチュエータ(2,3)を制
御するディジタルコンピュータ(1)の少なくとも1つ
を用いた重航空機の自動制御装置であって、 前記コンピュータ(1)は少なくとも2つの処理モジュ
ール(10a,10b)を有し、前記処理モジュールの
各々にセンサ(4)及びアクチュエータ(2a,3a,
2b,3b)が接続され、前記処理モジュール(10)の各々は、 ピッチ軸、ロール軸、ヨーイング軸からなる3つの制御
軸の1つに対して前記重航空機の操縦を制御する手段
と、 前記処理モジュールが操縦を制御している制御軸を判定
して前記処理モジュールを判定された制御軸に対して固
有のものとする手段(20)と、 を有し、 前記処理モジュールのうちの第1処理モジュールは、第
2処理モジュールに接続されているセンサ及びアクチュ
エータに接続され、 前記第1処理モジュールは、前記第2処理モジュールに
よって行われる操縦制御をモニタし、モニタしている操
縦制御に対応するアクチュエータに送るコマンドに障害
が検出されたとき、前記第2処理モジュールを切り離し
て前記第2処理モジュールによって制御されるアクチュ
エータを中心に戻す手段を有することを特徴とする自動
制御装置。 - 【請求項3】 前記2つの処理モジュール(10a,1
0b)は、同じ構成を有し、それぞれセンサ(4)及び
他方の処理モジュールのアクチュエータ(2a,3a,
または2b,3b)に接続され、 前記2つのモジュール(10a,10b)のうちの一方
は、他方のモジュールによって行われている操縦制御を
モニタし、モニタしている操縦制御に対応するアクチュ
エータに送るコマンドに障害が検出されたとき、前記他
方のモジュールを切り離して前記他方のモジュールによ
って制御されているアクチュエータを中心に戻すことを
特徴とする請求項2記載の自動制御装置。 - 【請求項4】 前記処理モジュールは、 3つの制御軸のうちの1つに対する操縦を直列アクチュ
エータ(2)及び平衡アクチュエータ(3)を介して制
御する直列アクチュエータ及び平衡アクチュエータコマ
ンド機能部と、 前記制御軸のうちの1つに対する操縦をモニタし、モニ
タしている操縦に対応するアクチュエータに送るコマン
ドに障害が検出されたときモニタしている制御軸に対す
る操縦を不能として前記モニタしている制御軸に対応す
る直列アクチュエータ(2)を中心に戻す直列アクチュ
エータモニタ及び中心再配置機能部(20,29)とを
有することを特徴とする請求項1及び請求項2記載の自
動制御装置。 - 【請求項5】 処理モジュールは、 マイクロプロセッサを有して前記制御軸のうちのいずれ
か1つのみに対する操縦を制御するとともに前記1つの
制御軸に対する操縦をモニタするディジタル心臓部(2
0)と、 前記ディジタル心臓部(20)によって提供される操縦
指示に応じて前記1つの制御軸に対応するアクチュエー
タ(2,3)を直接制御するパワーコントロール回路
(26)と、 前記処理モジュールの入力及び出力を管理するI/Oマ
ネージメント回路(27)と、 光及び電磁放射の影響から装置を保護するためのフィル
タ及び保護回路(22)と、 前記保護回路(22)、前記パワーコントロール回路
(26)及び前記ディジタル心臓部(20)に電力を供
給するフィード回路(21)と、 を有することを特徴とする請求項1記載の自動制御装
置。 - 【請求項6】 前記処理モジュール(10)は、前記処
理モジュールのI/Oマネージメント回路(27)と前
記パワーコントロール回路(26)とが一緒になったプ
ラグインモジュール(23)を有することを特徴とする
請求項5記載の自動制御装置。 - 【請求項7】 前記処理モジュール(10)は、前記パ
ワーコントロール回路(26)を含む第1プラグインモ
ジュール(23’)と、前記処理モジュールの前記I/
Oマネージメント回路(27)を含む第2プラグインモ
ジュール(23”)とを有することを特徴とする請求項
5記載の自動制御装置。 - 【請求項8】 前記処理モジュール(10)は、 前記第2プラグインモジュール(23”)によって管理
されている入力及び出力の個数及び種類(ブールまたは
アナログ)を判定する手段と、 前記第1プラグインモジュール(23’)の有無を検出
する手段と、 前記パワーコントロール回路(26)によって実行され
るパワーコマンドを判定する手段(20)と、 をさらに有することを特徴とする請求項7記載の自動制
御装置。 - 【請求項9】 前記プラグインモジュール(23または
23”)のI/Oマネージメント回路(27)は、ディ
ジタルデータ及びアナログデータを送信及び受信する手
段(33,34,35,36)を有することを特徴とす
る請求項6記載の自動制御装置。 - 【請求項10】 前記ディジタル心臓部(20)は、前
記処理モジュール(1 0)に差込可能な様々な種類のプ
ラグインモジュール(23,23’,23”)を制御で
きることを特徴とする請求項6記載の自動制御装置。 - 【請求項11】 前記処理モジュール(10)のパワー
コントロール回路(26)は、前記処理モジュールが操
縦を制御している制御軸に対応するアクチュエータ
(2,3)に対して、前記制御軸に係る操縦法則に基づ
き前記処理モジュール(10)のディジタル心臓部(2
0)によって演算された指示、及び前記センサ(4)に
よって送られた前記アクチュエータ(2,3)の位置の
値から、パワーコマンドを生成する手段を有することを
特徴とする請求項5記載の自動制御装置。 - 【請求項12】 2つの前記処理モジュール(10a,
10b)の各々のディジタル心臓部(20)は、他方の
処理モジュール(10b,10a)によって制御される
直列アクチュエータ(2b,2a)に供給される第1コ
マンドを生成し、さらに前記他方の処理モジュールによ
って前記直列アクチュエータ(2b,2a)に供給され
る第2コマンドを前記第1コマンドと比較する手段を有
し、前記第1コマンドと前記第2コマンドとが一致しな
いとき、前記他方のモジュール(10b,10a)によ
って実行される操縦制御を中断して前記他方のモジュー
ル(10b,10a)によって制御される前記直列アク
チュエータ(2b,2a)を中心に戻すことを特徴とす
る請求項5記載の自動制御装置。 - 【請求項13】 前記コンピュータは、2つの制御軸の
各々に対する処理モジュール(10a,10b)の2つ
を有し、前記処理モジュール(10a,10b)のうち
の第1処理モジュール(10a)のパワーコントロール
回路(26)は、第1制御軸の第1直列アクチュエータ
(2a)を制御し、 前記パワーコントロール回路(26)は、 第2制御軸の第2直列アクチュエータ(2b)の中心再
配置コマンドを生成する回路と、 第1直列アクチュエータ(2a)に、前記第1処理モジ
ュール(10a)によって生成される操縦コマンドを供
給するとともに、第2処理モジュール(10b)によっ
て故障が検出されたときに前記第2モジュール(10
b)によって生成される中心再配置コマンドを供給する
リレー(49)とを有することを特徴とする請求項5記
載の自動制御装置。 - 【請求項14】 2つの前記処理モジュール(10a,
10b)のうちの第1処理モジュールのリレー(49)
は、第2処理モジュールによって制御されることを特徴
とする請求項13記載の自動制御装置。 - 【請求項15】 前記処理モジュール(10a,10
b)は、コネクタ(5,6)によって相互に接続されて
2つの前記処理モジュールによってそれぞれ制御されて
いる直列アクチュエータ(2a,2b)の相互のモニタ
及び中心再配置を確実に行うことを特徴とする請求項3
記載の自動制御装置。 - 【請求項16】 前記制御軸の各々に固有な確認コード
を定義する手段(6)をさらに有し、 前記処理モジュール(10)の各々は、前記確認コード
を読み取る手段(20)を有して、前記処理モジュール
を制御軸の1つに固有なものにせしめて、該制御軸の1
つに応じて前記重航空機の操縦を制御し且つモニタする
ことを特徴とする請求項1記載の自動制御装置。 - 【請求項17】 同一なコンピュータの2つ(1,
1’)を有し、 前記コンピュータ(1,1’)の各々は、2つの制御軸
に対してそれぞれ操縦を制御する処理モジュール(1
0)の2つを有し、 前記2つの処理モジュールは、前記2つのコンピュータ
にそれぞれ所属し、 前記2つのコンピュータは、センサ(38,39)の各
々からの情報に応じて、直列に接続された平衡アクチュ
エータ(3)及び直列アクチュエータ(2,57)を介
して同一の制御軸に対する操縦を同時に制御することを
特徴とする請求項3記載の自動制御装置。
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