JP2683219B2 - 重航空機の自動制御装置 - Google Patents

重航空機の自動制御装置

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JP2683219B2
JP2683219B2 JP6125480A JP12548094A JP2683219B2 JP 2683219 B2 JP2683219 B2 JP 2683219B2 JP 6125480 A JP6125480 A JP 6125480A JP 12548094 A JP12548094 A JP 12548094A JP 2683219 B2 JP2683219 B2 JP 2683219B2
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ピエゾン ベノワ
ギョール ジョルジュ
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セクスタン アヴィオニーク
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    • G05D1/0055Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot with safety arrangements
    • G05D1/0061Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot with safety arrangements for transition from automatic pilot to manual pilot and vice versa
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    • G05D1/0055Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot with safety arrangements
    • G05D1/0077Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot with safety arrangements using redundant signals or controls

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ヘリコプタなどの重航空機の自
動制御装置に関する。このような装置の目的は、通常不
安定な重航空機の飛行特性を改善しながらも、例えばパ
イロットによって選択された所定軌道に重航空機を維持
する所定の操縦操作を行いながら所定数の操作の制御を
軽減することである。
【0002】ヘリコプタに備えられる自動制御装置の目
的は、特に手動操縦中の航空機の安定性を改善すること
であり、異なる飛行制御翼面の効果の特性に対してより
大きな安定性と均等性とを呈する制御を提供することで
ある。
【0003】
【背景技術】今日、上記装置は、3つの制御軸(ロー
ル、ピッチ、ヨーイング)の各々に対し、パイロットか
らのコマンドやセンサによって供給される情報に応じて
飛行制御翼面に作用するアクチュエータを制御するアナ
ログ処理を行っている。一般に、制御軸のアクチュエー
タは、動作は非常に速いが支配性(authority)の低い
直列スラスタと、十分な支配性を有するが動作が遅く且
つ直列スラスタの位置を中心に戻す平衡スラスタとを有
する。
【0004】各制御軸は異なる自動制御法則によって支
配されるという事実に基づくと、その対処はそれぞれ異
なっている。各コンピュータは、別々に設計、テスト、
検査される必要があるので、上記装置のコストは非常に
高価である。さらに、ヘリコプタは多くの任務を遂行す
ることを目的としている。十分な安全性のもとで飛行し
て任務を実行するために、ヘリコプタは検定に従わなけ
ればならない。この検定は、主にヘリコプタと上方でヘ
リコプタが飛んでいる第3者との安全性に関するもので
ある。検定は、安全性のレベルに影響を与える装置、特
に自動制御装置に関するものである。
【0005】ヘリコプタの飛行特性はモデルによってか
なり異なるので、ヘリコプタの装備はヘリコプタの特性
や目的とする任務に適したものでなければならない。デ
ィジタルテクノロジの出現により、自動制御装置の3つ
のアナログ処理の全機能を1つのディジタルコンピュー
タに集積するために、邪魔にならずメンテナンスが容易
で簡単なシステムに多くの機能を集積する提案が行われ
てきた。この解決課題によって、アクチュエータを制御
するプログラムのバージョンを単に変えるだけで各用途
に適した装置の変更が行えるので、フレキシビリティが
増大する。しかしながら、これによって、航空機の種類
や任務の種類に合わせてコンピュータを製造する必要は
なくなったが、各バージョンに対する検定ステージが不
要になったわけではない。
【0006】さらに、必要とされる処理パワーは、同時
に制御すべき軸が1つ、または3つであるかに応じてか
なり変化する。また、コストを低減するために、できる
限り十分な方法で任務の必要条件に合わせるために、制
御装置のハードウェアが提案されている。自動制御のデ
ィジタルコンピュータは、通常、ディジタル心臓部、電
源、I/Oマネージメントに相当する複数の回路基板か
らなり、アクチュエータのパワーコマンドを生成してい
る。これらの基板は、「バックパネル」として周知の相
互接続ボードを介して互いに接続されている。
【0007】この構造は、コンピュータ全体の組立や認
識以前に、各基板は別々に識別されていることを意味す
る。さらに、コンピュータを修理する際、故障した基板
を突き止めるためにユニット全体をテストしなければな
らない。基板の修理や交換が行われると、基板は別々に
テストされ、再テストされるコンピュータへと組み立て
られる。
【0008】この構造では、メンテナンスや組立処理
は、比較的複雑で高価である。
【0009】
【発明の目的】本発明の主な目的は、上記問題点を解決
することであり、特にセンサからの情報を取り込み且つ
飛行制御翼面に作用するアクチュエータを制御するディ
ジタルコンピュータを使用した重航空機の自動制御装置
を提供することである。
【0010】
【発明の概要】従って、本発明の特徴は、3つの制御軸
のうちの任意のものを制御するハードウェア及びソフト
ウェアを備えた処理モジュールの少なくとも1つからな
るコンピュータを有し、モジュールが、制御軸のうちの
与えられた軸と整合する手段と、与えられた軸に対応す
るセンサ及びアクチュエータにモジュールを接続する手
段と、を有することにある。
【0011】この装置では、各処理モジュールは、ディ
ジタル・アナログテクノロジを用い、各制御軸を独立に
処理するために、各制御軸に固有の機能を集積してい
る。このように、3つの制御軸の全てを同時に処理する
ために、自動制御装置は、各々が他の2つとは完全に独
立している3つの同一の処理モジュールを収納してい
る。従って、1つのモジュールの故障が、他の2のモジ
ュールを妨害するという危険がなくなる。この構成によ
って、所定レベルの安全性を確保するために複数の処理
シーケンスを有することを回避することができる。
【0012】さらに、このモジュール構成によって、ヘ
リコプタの種類や検定の種類に適した構成を提案するこ
とができる。最小の構成は、単一の制御軸を制御しモニ
タする単一の処理モジュールのみからなるものである。
本発明によれば、各処理モジュールは、単一の基板に、
センサ及びアクチュエータにモジュールを直接インター
フェースするコネクタの全部と、アクチュエータを直接
制御するパワー回路とを備え、さらにモジュールを収納
するボックス内でモジュール間を相互に接続することな
く集積している。
【0013】このような構成により、コンピュータのテ
ストやメンテナンスは、互いに独立している処理モジュ
ールのテストやメンテナンスに限られる。さらに、アク
チュエータがパワーコントロール回路を備えている場
合、処理モジュールはパワーコントロール回路を備える
ことなく形成される。応用のフレキシビリティを改良し
てコンピュータの製造及びメンテナンスコストを低減す
るために、各処理モジュールは、たいていの場合配置を
変えるだけで良いパワーコントロール回路及びI/Oマ
ネージメント回路を一緒に集積したプラグインモジュー
ルの少なくとも1つを有する。
【0014】従って、処理モジュールは、アーキテクチ
ャを少しも変更すること無く、たいていの自動制御装置
に整合させることができる。上記構成によって、ハード
ウェアに関しては簡単な構成の自動制御装置を得ること
ができる。故に、自動制御装置の製造及びメンテナンス
コストを、従来提案された装置に比較してかなり低減さ
せることができる。
【0015】
【実施例】本発明の特徴及び効果を、本発明を限定する
ことのない実施例の記載及び対応する添付図面に基づい
て説明する。図1に、ピッチまたはロール軸の一方に対
応した異なる制御部品を示す。これらの部品はコントロ
ールカラム7を有する。コントロールカラム7は、パイ
ロットによって操作され、軸12を中心に回動するため
にコックピットの床面15を挿通して伸長している。さ
らに、コントロールカラム7は下方に伸長して装置9に
よって作動されるレバーを構成する。この装置9は、制
御カラムに所定の作用法則による抗力を供給する。ま
た、レバーは、直列スラスタ(series thrustor)2に
よって動作される。
【0016】この装置9は、モータ3によって操作され
るレバー13に取り付けられた支点を有する。このモー
タ3は、平衡(trim)スラスタと呼ばれ、床面15に固
定されている。直列スラスタ2の他端は、床面15に位
置する軸を中心に回動するレバー14を操作する。この
レバー14によって、ヘリコプタの飛行制御翼面に直接
作用する水圧システム11の分配器を操作することがで
きる。
【0017】上記構成において、平衡スラスタ3は、全
てのロッドをオフセットしながら、ゆっくりと直列スラ
スタ2の位置を中心に戻す。一方、直列スラスタ2の動
作は、ニュートラルの位置に戻り且つ制御の支配力を復
活させるために、かなり速い。図2において、コンピュ
ータ1は、センサ、ヘリコプタのコックピット、または
テスト装置を表すユニット4と情報を交換するモジュー
ル10を有する。
【0018】コンピュータ1は、ヘリコプタの他の2つ
の制御軸を制御するために、第1のモジュールと同一の
モジュール10(破線にて図示)をさらに2つ備えるよ
うに設計されている。モジュール10は、ユニット4か
らの情報に応じて制御軸の直列スラスタ2及び平衡スラ
スタ3を直接制御する。故に、コンピュータ1は、コン
タクトピン5を有する。このコンタクトピン5は、セン
サ、アクチュエータ及びコックピットからの電気リンク
の全ての端部につながるコンタクトソケット6と係合す
る。
【0019】図2は、自動制御装置の最小の構成を示
す。この構成では、コンピュータ1は、ヨーイング軸を
制御する単一のモジュール10を有する。上記構成によ
って、接続された有効なセンサからの情報に応じて、ヨ
ーイングダンプや自動コース維持を行うことができる。
図3において、各処理モジュール10は、 − プログラムを実行するマイクロプロセッサ及びデー
タを保存するメモリからなるディジタル心臓部20と、 − コンピュータ1の他のモジュール10やヘリコプタ
の他の機器とやりとりするデータの種類、すなわちデー
タのディジタル、またはアナログには関係しないデータ
I/Oマネージメント回路27と、 − 直列スラスタの位置の値やディジタル心臓部20か
らのデータと、対象となる制御軸のアクチュエータに入
力されるアナログコマンドとが入力される制御軸のアク
チュエータのパワーコントロール回路26と、 − 直流パワーをモジュール10の別の回路に供給する
フィード回路21と、 − 光放射及び電磁放射の影響から装置を保護し、さら
にパワーコントロール回路26から制御軸のアクチュエ
ータへのパワーコマンドを保護するフィルタ・保護回路
22とを有する。
【0020】I/Oマネージメント回路27は、垂直制
御ユニット、高度計、ラジオナビゲーションマーカに追
従するナビゲーションシステム、または空気に対する速
度を測定する装置などのヘリコプタの他の装置からのデ
ータを取り込む。この情報は、ナビゲーションなどのハ
イレベルの機能を実行するために、ディジタル心臓部2
0にて処理される。
【0021】ディジタル心臓部20は、直列リンクを介
してコックピットやテスト装置と直接連絡をとる。ディ
ジタル心臓部20は、次に説明する機能、すなわち、 − モジュール及びプログラムの初期化、 − リアルタイムスケジューリング及び中断のマネージ
メント、 − I/Oポート、メモリ、及びプログラムのロードの
マネージメント、 − 対象となる軸の制御法則によって、接続されたアク
チュエータに供給される制御コマンドの処理、 − 各フライト前及びフライト中に指示されるテストの
マネージメント及びシステムのメンテナンス、及び − テスト装置及びコックピットと連絡する直列リンク
のマネージメント、を実行するための全てのハードウェ
ア及びソフトウェアを有する。
【0022】コマンド処理機能は、ナビゲーションなど
のハイレベルの制御機能も含む。図4に示すように、コ
ンピュータ1は、3つの矩形開口を有するフロントパネ
ル29によって閉塞される平行六面体のハウジング28
と、アタッチメントベース38とを有する。ハウジング
内に、フロントパネル29の開口の1つを介してアクセ
ス可能なマルチポイントピンコネクタ5を有する回路基
板の形を採る同一のモジュール10を、1つから3つま
で挿入することができる。
【0023】実行される制御法則が制御軸毎に異なるの
で、コマンド処理及びテスト機能は各制御軸毎に固有の
機能を含む。実行すべき制御法則を判定するために、各
モジュール10は、外部コネクタの接続方法によって、
処理すべき制御軸を判定する。従って、制御すべき制御
軸を各モジュール10に示すための特別なマニュプレー
タを必要としない。
【0024】故に、コネクタ5,6は、1セットの遊ん
でいる接続ポイント19(コネクタのカラムに相当す
る)を有する。この接続ポイント19は、各処理モジュ
ールが接続されたアクチュエータ及びセンサに対応する
制御軸を判断するために用いられている。図5に、モジ
ュール10の周辺機器に接続されるソケットコネクタ6
に形成された接続ポイント19間の相互連結の例を3つ
示す。
【0025】さらに、各モジュール10のディジタル心
臓部は、モジュールが給電された場合に、各制御軸を所
定のブラグチャートに対応させながら、ソケットコネク
タ6において接続ポイント19間の相互連結を判定する
ためのトリガを発する自己整合機能を有する。すなわ
ち、自己整合機能は、論理「1」で接続ポイント19の
各ポイントを配置し、他のポイントの論理レベルを読み
取る。
【0026】2つのモジュールが同じ軸に割り当てられ
ることが防止するために、自己整合機能は、ハウジング
11内のモジュール間で対話を行う。この間、各モジュ
ールは、接続された軸を確認するコードを送信し、同じ
コードを送信するモジュールが他に無いことをチェック
する。図6に示す実施例において、パワーコントロール
回路及びI/Oマネージメント回路はプラグイン(piug
-in )モジュール23に集積されている。すなわち、各
処理モジュール10は、プラグインモジュール23に形
成されたコネクタ25と係合するコネクタ24を有す
る。
【0027】図7において、各プラグインモジュール2
3は、 − ヘリコプタの他の装置とやりとりするデータ、コン
ピュータ1の他の処理モジュール10とやりとりするデ
ータの種類、すなわちこれらデータのディジタル、また
はアナログとは無関係のデータI/Oマネージメント回
路27と、 − 直列スラスタの位置の値、ディジタル心臓部20か
らのデータ、及び対象となる制御軸のアクチュエータに
供給されるアナログコマンドが入力される制御軸のアグ
チュエータのパワーコントロール回路26とを有する。
【0028】応用範囲を拡大するために、処理モジュー
ル10は2つのプラグインモジュール23’,23”を
有する。一方のプラグインモジュール23’はパワーコ
ントロール回路26を含み、他方のプラグインモジュー
ル23”はI/Oマネージメント回路27を含む。この
場合、アクチュエータにパワーコントロール回路が取り
付けられている場合、処理モジュールには、I/Oマネ
ージメント回路27を含むプラグインモジュール23”
のみが含まれる。
【0029】パワーコントロール回路は、処理モジュー
ル10、またはプラグインモジュール23’,23”の
いずれにあろうとも、2つの独立した回路、すなわち直
列スラスタを制御する回路(図8)と、平衡スラスタを
制御する回路(図9)とを有する。図8に示す回路は、
直列スラスタ2のモータを、ディジタル心臓部20によ
って生成されI/Oマネージメント回路27によってア
ナログ値へと変換されたコマンドによって制御すること
ができる。
【0030】この回路の入力部には、整合回路42を介
して予め送信される直列スラスタ2の位置の値が入力さ
れる。アナログコマンド及び直列スラスタの位置の値
は、加算積分器41によって加算され、加算積分器41
の出力がパルスジェネレータ43を駆動する。
【0031】パルスジェネレータ43の出力信号は、整
合回路44を通過し、動電気絶縁回路45に入力され、
次にHブリッジ46を有するパワー増幅器によって処理
される。次に、増幅された信号が、Lフィルタ50を介
して直列スラスタモータに送られる。パワー増幅器46
には、スイッチング回路48及び電流リミッタ・遮断器
47を介して28Vの電圧54が印加される。出力され
た信号は、ディジタル心臓部に送られる。ディジタル心
臓部は、プレフライトテストの間、別の動電気絶縁回路
51を介して、直列スラスタに入力されるコマンドをモ
ニタすることができる。
【0032】さらに、コントロール回路(図8)にて用
いられるHブリッジパワー増幅器46は、入力部56を
介して直接、またはパワー遮断スイッチ48を作動させ
る信号53の伝送によって、パイロットにより手動で停
止させることができる。図9に、平衡スラスタのモータ
へのパワーを制御する回路を示す。この回路には、入力
部において、ディジタル心臓部によって生成されて平衡
スラスタ3の回転方向及び回転速度を提供するパルスコ
マンドと、ハードウェア71によって生成されて平衡ス
ラスタの回転方向を示す論理コマンドと、が入力され
る。この装置71は、接続された直列スラスタ2の位置
から直接的に、しきい値コンパレータによって方向のコ
マンドを生成する。従って、直列スラスタ2の位置は、
ゼロと比較されて、中心位置に対する直列スラスタ2の
位置の符号を表す論理信号を出力する。
【0033】装置71は、ディジタル心臓部とは完全に
独立している。さらに、装置71は、このスラスタへの
パワーコマンドを生成する際に使われるものとは独立し
た直列スラスタ(2)の位置センサに接続されている。
パルスコマンド及び論理コマンドは、整合ステージ70
及び動電気絶縁ステージ72を介してHブリッジ増幅器
73に送られる。
【0034】増幅されると直ちに、これらコマンドはL
フィルタ76を通過して平衡スラスタのモータを駆動す
るとともに、動電気絶縁回路77を通過してディジタル
心臓部20に送られる。パワー増幅器には、他のパワー
コントロール回路26とは独立に28Vの電圧79が、
スイッチ75及び電流リミッタ・遮断器74を介して供
給される。
【0035】平衡スラスタのコマンドは、様々な方法に
より保護される。最初に、パワー増幅器73は、ディジ
タル心臓部20によって生成された方向のコマンドと、
ハードウェア装置71によって生成された方向のコマン
ドと、が同一の方向を示す場合、平衡スラスタのコマン
ド信号のみを生成するように設計されている。これらの
コマンドによって示された方向が互いに異なる場合、平
衡スラスタのモータは制御されず、その抑制状態を維持
する。
【0036】このモータは、信号80によって制御され
るスイッチ75によってパワー増幅器3への給電を遮断
することによって、または増幅器の停止コマンド78の
入力によって、停止させることもできる。さらに、パワ
ーコマンドは、ステージ77によって動電気的に絶縁さ
れるとともに、ディジタル心臓部20に送られて、生成
されたコマンドが直列スラスタの位置と一致しているこ
とをチェックする。
【0037】上記構成によって、平衡スラスタモータへ
のパワーを制御する回路は、他のパワーコントロール回
路26とは完全に独立している。従って、ディジタル心
臓部20や直列スラスタ2のパワーコントロール回路の
故障から、平衡スラスタは計画的に保護される。図10
に示すI/Oマネージメント回路27は、16個のブー
ルデータ入力及び出力の2組と、32個のアナログ入力
32EAと4個のアナログ出力4SAとを有する。ブー
ルデータ入力部は整合回路(adapting circuit)32を
介してシリアライザ(serializer)33に接続されてい
る。この回路は、さらにディジタル心臓部20に接続さ
れるバス30を有する。このバス30を介して入出力さ
れるデータとチャネル選択信号CSが伝送される。一方
のシリアライザ33にディジタル心臓部20からの信号
CSが入力されると、このシリアライザ33は、入力部
において並行形態にて入力されたデータを直列形態にし
てバス30に送る。ヘリコプタの他の機器への送信する
ために、ブールデータの出力16SBへの転送を命令す
るために、ディジタル心臓部20は、信号CSをデシリ
アライザ(deserializer)34の一方に送信することに
よりこのデシリアライザを選択する。従って、バス30
のデータが並行形態を採る出力16SBとなって適合回
路32を介して送られる。
【0038】I/Oマネージメント回路27は、アナロ
グデータも処理する。故に、I/Oマネージメント回路
27は、入力部32EAから整合回路37を通過したア
ナログデータをディジタルデータに変換するアナログ・
ディジタルコンバータ35を有する。これらのアナログ
データを取り込むために、ディジタル心臓部20は、バ
ス30を介してコンバータ35に選択信号CSを送信す
る。次に、コンバータ35は、入力部にて入力されたア
ナログデータをディジタル形態にしてバス30に送る。
【0039】バス30は、アナログ信号を管理する部分
とディジタルデータを管理する部分とを分けるために、
動電気絶縁装置31によって互いに絶縁された2つの部
分からなる。アナログデータをヘリコプタの他の機器に
伝送するために、ディジタル心臓部20は、信号CSを
ディジタル・アナログコンバータ36に送ることによっ
てこのディジタル・アナログコンバータ36を選択す
る。バス30を通過したデータは、アナログに変換され
て整合回路37を介してアナログデータ出力部4SAに
送られる。
【0040】この回路27は、バス30の一部となりデ
ィジタル心臓部20に接続される動電気絶縁回路をさら
に有する。この動電気絶縁回路では、ブールデータが通
過する部分と、アナログデータが通過する部分とは互い
に分かれている。パワーコントロール回路26及びI/
Oマネージメント回路27の記載から、これら回路は、
ヘリコプタの機器にできる限り精度良く整合するよう
に、複数のコンピュータに対する高い可変性を呈するア
ーキテクチャを有する。従って、これら回路は、1つま
たは2つのプラグインモジュール23,23’,23”
に効率良く配置することができる。モジュール23’の
有無は、アクチュエータのタイプ、すなわちパワーコン
トロールがアクチュエータと一体となっているか否かに
依存している。
【0041】回路27の入力及び出力の個数は、ヘリコ
プタの機器及びディジタル心臓部によって実行される機
能のみならず、パワーコントロール回路26によって実
行される機能に応じて決まることに留意すべきである。
コネクタ24,25は、これら2つの回路26,27や
回路26,27に応じて形成されるプラグインモジュー
ルの形態の様々なバージョンに従うことは言うまでもな
い。
【0042】故に、コネクタ24,25は、プラグイン
モジュールのあらゆる構成において全てが計画的に用い
られるわけではない複数の接続ポイントを有する。この
観点から、コンピュータの起動時において、ディジタル
心臓部20は、 − プラグインモジュール23または23”によって管
理される入力及び出力の個数と種類(ブールまたはアナ
ログ)を判定する手段と、 − パワーコントロール回路を保持するモジュール2
3’の有無を検出する手段と、 − パワーコントロール回路26によって実行されるパ
ワーコマンドを判定する手段、すなわち直列スラスタ2
の制御回路、直列スラスタ2の中心配置制御回路、平衡
スラスタ3の制御回路の有無を検出する手段と、から
り、これら手段にてその自己整合機能がなされる。
【0043】さらに、取り付けられた全てのプラグイン
モジュールと整合するために、ディジタル心臓部20を
制御するソフトウェアは、あらゆる場合においてプラグ
インモジュール23,23’,23”を制御するために
必要な機能の全てを有する。このようなハードウェア及
びソフトウェアアーキテクチャによって、各ヘリコプタ
の飛行特性とその任務とに自動制御装置を精度良く適合
させることができる。
【0044】図11に、同時に3つの制御軸の全てに作
用する自動制御装置を構成するコンピュータの構成を示
す。従って、コンピュータ1は、各々の一端が対応する
センサ60,65,66に且つ他端が対応するアクチュ
エータ2,3に接続された3つのモジュール10を有す
る。直列スラスタ2及び平衡スラスタ3を操作する各モ
ジュール10のアクティブコマンドシーケンス61,6
2のみが図示されている。これらコマンドシーケンス
は、ディジタル心臓部20によって実行される機能や、
パワーコントロール回路26やI/Oマネージメント回
路27によって実行される機能を含む。
【0045】前述の如く、自動制御回路は、ハイレベル
の制御機能を実行することができる。従って、コンピュ
ータは、コックピットに配置されたコントロールボック
スに接続されている。これら制御機能は、 − 一定高度での航空機の保持、 − 航空機の速度の保持、 − コースの維持、 − ラジオナビゲーションマーカの追従、 などに関する。
【0046】図12に示す自動制御装置は、4つの軸、
すなわちピッチ、ロール、ヨーイング、及びコレクティ
ブ(collective)に関する制御を行う。ハイレベルの操
作の安全性を確保するために、自動制御装置は、1制御
軸に対して2つの制御翼面コマンドシーケンスを有す
る。つまり、この装置は、ピッチ、ロール、ヨーイング
軸に応じてそれぞれ自動制御を行う3つの処理モジュー
ル10a,10b,10cを有する2つのコンピュータ
1,1’からなる。これら制御軸の各々には、対応する
飛行制御翼面のロッドと直列に取り付けられた2つの直
列スラスタ2a,2a’− 2b,2b’−2c,2
c’と、平衡スラスタ3a,3b,3cと、が取り付け
られている。各制御軸の2つの直列スラスタは、それぞ
れ2つのコンピュータ1,1’によって制御され、平衡
スラスタも2つのコンピュータによって操作される。
【0047】2っのコンピュータ1,1’には、ARI
NC 429などの特定のプロトコルを使用したネット
ワークを介して、 − ナビゲーションコンピュータ81, − ナビゲーションコンピュータによって供給される
マンドによる確実な制御を行う飛行マネージメントコン
ピュータ、 − フライトインジケータ83、 − 水平リファレンス及び姿勢制御コントロールユニッ
ト84,84’、 − ジャイロの垂直姿勢及び方向リファレンスユニット
86,87からの情報が入力される。
【0048】処理モジュール10a,10b,10c
は、それぞれディジタル心臓部「CPU」、I/Oマネ
ージメントモジュール「I/O」、パワーコントロール
モジュール「CP」によって構成されている。さらに、
2つのコンピュータ1,1’の処理モジュールは、対応
する制御軸の2つの直列スラスタの一方、すなわち2
a,2b,2cと平衡スラスタ3a,3b,3cとを制
御するように、さらに、他方の直列スラスタ2a’,2
b’,2c’のコントロールシーケンスのサービス量
(service quality )をモニタするように、互いに連結
されている。このようにして、同じ制御軸の2つの直列
スラスタ2a,2a’のコマンドシーケンスの間に矛盾
が生じた場合に、これら2つの直列スラスタは自動的に
中心に再配置され、対応する制御軸の自動制御は停止さ
れる。
【0049】コンピュータ1,1’は、光及び電磁放射
の影響を防止するためのフィルタ及び保護回路22と、
コックピット85,85’とインターフェースするボー
ド16と、ヘリコプタ全体を制御する平衡スラスタ3d
を作動させるパワーコントロールモジュール「CP」
と、さらに有している。図13に示す構成は、「インテ
リジェント」として周知である、直列スラスタタイプ1
7a,17a’− 17b,17b’− 17c,17
c’及び平衡スラスタタイプ18a,18b,18cの
アクチュエータを使用している。すなわち、これらのア
クチュエータはそれぞれパワーコントロール回路を有し
ている。故に、コンピュータ1,1’を構成する処理モ
ジュール10a,10b,10cは、プラグインパワー
回路モジュールを必要としない。ヘリコプタ内のアクチ
ュエータ及び他の機器と2つのコンピュータとの全ての
接続は、図12と同じネットワークによって行われる。
【0050】このように、コンピュータ1,1’を調整
することによって、図12の装置は、同一の機能及び同
一レベルの安全性を有しながらもかなり簡単にすること
ができる。なお、本発明において、制御とは、制御に限
らず、操縦、操作、調整などの動作をも意味するものと
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘリコプタの制御軸の1つに対応する姿勢制御
システム内の自動制御装置を示す構成図である。
【図2】アクチュエータ及びセンサに接続されたコンピ
ュータのハードウェアアーキテクチャを示す構成図であ
る。
【図3】コンピュータのモジュールのハードウェアアー
キテクチャを示す構成図である。
【図4】1つ、2つ、または3つの同一のモジュールが
収納されたコンピュータのハウジングの分解斜視図であ
る。
【図5】異なるプラグチャートを有する3つの外部コネ
クタを示す図である。
【図6】プラグインモジュールを備えた処理モジュール
を示す構成図である。
【図7】プラグインモジュールを示す構成図である。
【図8】パワーコントロール回路の一部を示す構成図で
ある。
【図9】パワーコントロール回路の一部を示す構成図で
ある。
【図10】I/Oマネージメント回路の一例を示す構成
図である。
【図11】制御装置の一実施例を示す構成図である。
【図12】制御装置の一実施例を示す構成図である。
【図13】制御装置の一実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 直列スラスタ 3 平衡スラスタ(モータ) 10 処理モジュール 20 ディジタル心臓部 22 フィルタ・保護回路 23 プラグインモジュール 26 パワーコントロール回路 27 I/Oマネージメント回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フロレンス リモン フランス国 ジフ スール イヴェット 91170 リュ ラウル ドトリ 7 (56)参考文献 特公 平3−58958(JP,B2)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ(4)からの情報を取り込み且つ
    飛行制御翼面に作用するアクチュエータ(2,3)
    制御するディジタルコンピュータ(1)の少なくとも
    1つを用いた重航空機の自動制御装置であって、前記コンピュータ(1)は少なくとも1つの処理モジュ
    ール(10)を有し、前記処理モジュール(10)は、 ピッチ軸、ロール軸、ヨーイング軸からなる3つの制御
    軸を制御するアクチュエータ(2,3)のいずれかとの
    相互接続を判定して、判定したアクチュエータの前記制
    御軸の自動制御をなすため自己を整合するとともに、前
    記センサ(4)から供給される情報に応じて前記判定し
    たアクチュエータへ与えるべき制御コマンドを決定する
    ことによって、前記判定したアクチュエータの自動制御
    をなすディジタル心臓部(20) と、前記センサ(4)及び前記アクチュエータ(2,3)を
    前記ディジタル心臓部へ接続する第1接続手段(5)
    と、を有することを特徴とする自動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御軸の各々に固有な確認コードを
    定義する第2接続手段(6)をさらに有し、 前記ディジタル心臓部(20)は、これが自動制御すべ
    き軸に応じて前記ディジタル心臓部そのものを自己整合
    するために前記確認コードを読み取ることを特徴とする
    請求項1記載の自動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び2接続手段(5,6)は、
    それぞれが制御軸に対応するセンサ(4)及びアクチュ
    エータ(2,3)に接続された電気リングの端部を一緒
    にまとめた複数の接続ポイント(19)を有し、互い係
    合するピンコネクタ(5)及び外部のソケットコネグタ
    (6)であり、 前記制御軸の各々に固有な確認コードを定義する接続手
    段(6)はその所定の接続ポイントを互いに接続した各
    制御軸に固有の結線を有する ことを特徴とする請求項2
    記載の自動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ディジタル心臓部(20)は、制御
    に応じた自動制御をなすマイクロコンピュータを有し、 前記処理モジュール(10)は、 前記ディジタル心臓部(20)から与えられた制御コマ
    ンドに応じて制御軸のアクチュエータ(2,3)を直接
    制御するパワーコントロール回路(26)と、 他の装置
    からのディジタルまたはアナログのデータの入出力を管
    理するデータI/Oマネージメント回路(27)と、 光放射及び電磁放射の影響から保護し、パワーコントロ
    ール回路から制御軸のアクチュエータへの制御コマンド
    を保護するフィルタ・保護回路(22)と、 これら回路及び前記ディジタル心臓部へ電力を供給する
    フィード回路(21)と、 を有することを特徴とする請
    求項1記載の自動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記処理モジュール(10)は、前記デ
    ータI/Oマネージメト回路及び前記パワーコントロ
    ール回路のうちの少なくとも1つが集められたプラグイ
    ン(plug−in)モジュール(23)を有すること
    を特徴とする請求項4記載の自動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記処理モジュール(10)は2つのプ
    ラグインモジュール(23’,23”)を有し、前記プ
    ラグインモジュールの一方は前記パワーコントロール回
    路(26)を含み、他方は前記データI/Oマネージメ
    ント回路(27)を含むことを特徴とする請求項4記載
    の自動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記処理モジュール(10)は、 前記プラグインモジュールによって管理される前記入出
    力の個数と種類(ブールまたはアナログ)とを判定する
    手段(20)と、 前記パワーコントロール回路(26)を含む前記モジュ
    ール(23’)の有無を検出する手段(20)と、 パワーコマンドが前記パワーコントロール回路(26)
    によって実行されたか否かを判定する手段(20)とを
    さらに有することを特徴とする請求項5記載の自動制御
    装置。
  8. 【請求項8】 前記プラグインモジュール(23,2
    3”)の前記入出力を管理する前記マネージメント回路
    (27)は、ディジタル及びアナログデータを送受信す
    る手段(33−36)を有することを特徴とする請求項
    4記載の自動制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ディジタル心臓部(20)は、前記
    プラグインモジュール(23,23’,23”)を制御
    することを特徴とする請求項記載の自動制御装置。
  10. 【請求項10】 前記処理モジュール(10)は、前記
    接続手段を有する単一の回路基板から作製されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の自動制御装置。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータ(1)は前記ピンコ
    ネクタ(5)及び外部のソケットコネクタ(6)によっ
    てのみ、前記センサ及びアクチュエータに相互接続なさ
    れ、かつそれぞれの2つの制御軸を制御する少なくとも
    2つの処理モジュール(10)を有することを特徴とす
    る請求項3記載の自動制御装置。
  12. 【請求項12】 前記制御軸の各々の前記アクチュエー
    (2,3)は、対象となる飛行制御翼面のロッドに直
    列に配置された動作が速いが支配性(authorit
    y)の低い直列スラスタ(2)と、前記直列スラスタの
    位置を中心に戻すために前記飛行制御翼面の全ロッドを
    変位させる動作が遅いが十分な支配性を有する平衡(t
    rim)スラスタ(3)と、を有し、 前記パワーコントロール回路(26)は、制御法則によ
    って前記ディジタル心臓部にて処理されたコマンド及び
    前記直列スラスタ(2)の位置の値から、前記直列スラ
    スタ(2)及び前記平衡スラスタ(3)に対するパワー
    コマンドを生成すことを特徴する請求項1記載の自動
    制御装置。
  13. 【請求項13】 前記パワーコントロール回路(26)
    は、前記平衡スラスタに入力されるコマンドが前記直列
    スラスタ(2)の位置と一致している場合にのみ前記平
    衡スラスタ(3)を制御することを特徴とする請求項1
    2記載の自動制御装置。
  14. 【請求項14】 前記ディジタル心臓部(20)によっ
    て前記パワーコントロール回路(26)に供給され前記
    平衡スラスタ(3)に命令するコマンドは回転の速度及
    び方向であり、 前記パワーコントロール回路(26)は、前記直列スラ
    スタ(2)の位置の値から他の平衡スラスタの回転方向
    コマンドを生成する手段(71)と、前記平衡スラスタ
    の回転方向コマンドの2つが同一である場合にのみ前記
    平衡スラスタ(3)を制御する手段(70)と、を有す
    ることを特徴とする請求項13記載の自動制御装置。
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