JP3011917U - 合糸用定長器 - Google Patents
合糸用定長器Info
- Publication number
- JP3011917U JP3011917U JP1994016165U JP1616594U JP3011917U JP 3011917 U JP3011917 U JP 3011917U JP 1994016165 U JP1994016165 U JP 1994016165U JP 1616594 U JP1616594 U JP 1616594U JP 3011917 U JP3011917 U JP 3011917U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- length
- thread
- cut
- breakage
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- Expired - Lifetime
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ワインダーの合糸巻取において、電子式の糸
切れ検知センサを設置し、給糸の断糸確認率を高めると
同時に、合糸用定長器により自動カットする。目視チェ
ックという重労働から解放し、織機のたて糸でのトラブ
ルを、極力、少なくする。 【構成】 定長器10の前に、糸切れ検知センサ3,4
を配置して、給糸1,2の断糸を確認し合糸用定長器本
体10へ信号を送り、カッター用アルミポスト13によ
って糸をカットする。断糸がなければ、予めセットされ
た糸長で自動カットする。また、単糸による巻取りが必
要な時は、スライドスイッチ7,8のどちらかをオフに
しておけばよい。糸走行確認光電センサ14と糸走行測
長確認ランプ18によって、正常に測長していることを
確認できる。定長自動カットの時は、定長表示ランプ1
7ガ点灯するので、給糸の断糸による自動カットの場合
との区別が容易にできる。
切れ検知センサを設置し、給糸の断糸確認率を高めると
同時に、合糸用定長器により自動カットする。目視チェ
ックという重労働から解放し、織機のたて糸でのトラブ
ルを、極力、少なくする。 【構成】 定長器10の前に、糸切れ検知センサ3,4
を配置して、給糸1,2の断糸を確認し合糸用定長器本
体10へ信号を送り、カッター用アルミポスト13によ
って糸をカットする。断糸がなければ、予めセットされ
た糸長で自動カットする。また、単糸による巻取りが必
要な時は、スライドスイッチ7,8のどちらかをオフに
しておけばよい。糸走行確認光電センサ14と糸走行測
長確認ランプ18によって、正常に測長していることを
確認できる。定長自動カットの時は、定長表示ランプ1
7ガ点灯するので、給糸の断糸による自動カットの場合
との区別が容易にできる。
Description
【0001】
本考案は、一般的なワインダーの合糸において、定長時の自動カットと、どれ か1本の給糸の断糸による自動カットの両方の機能を備えた合糸用定長器の技術 に関するものである。
【0002】
従来、ワインダーにおける合糸は、別クリルを立てて、そこに給糸をおいて、 糸切れ検知センサもクリル側に配置している。これらは特に、からみ合糸装置に よく用いられている。からみ合糸装置を必要としない本考案のような合糸の時に は、糸切れ検知センサを用いないで、人間の目による目視チェックによって断糸 を確認していた。
【0003】 近年は、デリケートで切れ易い糸が多いので、人間の目視チェックによると、 重労働である上に、100パーセントの断糸は、絶対に確認できない。もしも、 1錘でも、断糸して合糸されていない糸が、機械のたて糸に入いると、それで織 った布は、不良品となってすべて無駄になってしまう。
【0004】
従来のワインダーの合糸においては、前述したように、不良品の布を多く作っ てしまったり、長時間の目視チェックという重労働をともなったりで大変な作業 であって合理化が期待されていた。
【0005】 そこで、本考案の目的は、上記の課題を解決し、人間の目視チェックによる断 糸の確認を、電子式の糸切れ検知センサに置き換えて、断糸時に自動カットので きる合糸用定長器の技術を確立することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案の合糸用定長器において、定長器本来の定 長時の自動カットはもちろんであるが、給糸の断糸を確認するための3と4の糸 切れ検知センサAとBを定長器の前に配置して、どれかの糸の断糸を検知すると 10の合糸用定長器本体へ信号を送り、12のカッターによって自動カットする ことが可能である。
【0007】
本考案によれば、作業者の目視チェックという重労働がなくなると同時に、断 視したままでの巻取りの発生率を著しく小さくでき、織機のたて糸でのトラブル も極力、小さくすることができる。
【0008】
図1によって本考案の実施例を説明する。 図1は、ワインダーにおける合糸用定長器の構成を示すものである。図示するよ うに、1の給糸Aは、図示していないが、プリテンサーを経由した後、3の糸切 れ検知センサAを通り、11のガイドAに導かれ、2の給糸Bは、同様に、プリ テンサーを経由して、4の糸切れ検知センサBを通り、11のガイドAに導かれ 、ここで、給糸AとBは2本に合糸されて、12のカッターと13のカッター用 アルミポストの間を通り、次に、14の糸走行確認光電センサを通り、そして、 15の定長器測長ローラを回転させて、16のガイドBを通って、22のトラバ ースガイドに導かれ、24の巻取パーンに、左右にトラバースされながら、所定 の形状に巻取られる。この巻取パーン24は、25の巻取モータで、28のキャ ップLを介して駆動される。
【0009】 10の合糸用定長器本体は、予めセットされた糸長になると、12のカッター と13のカッター用アルミポストによって、給糸A、Bともにカットしてしまう のはもちろんであるが、定長以前に、給糸AまたはBが、断糸すると、3と4の 糸切れ検知センサA、Bがそれぞれ検知して、10の合糸用定長器本体へ信号を 送り、12のカッターを作動させて糸をカットする。また、単糸で巻取る時には 、7と8のスライドスイッチA、Bのどちらかをオフにしておけばよい。図1に おいては、2本合糸の例であるが、複数の糸切れ検知センサを用いれば、2本以 上の合糸した糸の定長時の自動カットと、どれか1本が断糸した時の自動カット の両方の機能を1個の合糸用定長器で同時に行なうことが可能である。
【0010】 糸長測定の原理は、15の定長器測長ローラのウラに、図示していないが、小 さなマグネットを付けておく。それを、ホール素子によって検知して、パルス出 力を得て、それをカウンタICによって計数すればよい。もちろん定長になると 17の定長表示ランプが点灯するので、定長を断糸による自動カットの区別がで きる。また、合糸用定長器本体が、正常に糸長を計数している時は、18の糸走 行測長確認ランプが、糸速に比例して、一定周期で点滅する。糸長のデジタルセ ットは、図示していないが、メイン制御ボックスにて行なう。 リセット作業は、メインの制御ボックスにて、全錘同時に行なうこともできるし 、19のリセットボタンによって個別に行なうこともできる。また、自動カット しなくなった錘が出た場合は、20のカッターテストボタンで個別にテストでき 、カッターの故障か、その他の故障かを判別できるようにしている。
【0011】 14の糸走行確認光電センサについては、糸が正常に走行していれば、18の 糸走行測長確認ランプと連動しているので、正常走行が確認される。それと同時 に、断糸があった場合、自動カットした時に、糸がなくなっても、15の定長器 測長ローラは、慣性によって空転するので、その分が糸長の誤差になってしまう のを防止するために、14の糸走行確認光電センサが、糸を検知しなくなったら 自動的に、計数しなくなるように工夫されている。
【0012】 また、3と4の糸切れ検知センサA、Bは、それぞれ、5と6の糸切れ確認ラ ンプAとBを備えているので、容易に給糸AとBの断糸を確認できる。
【0013】 以上の合糸用定長器の技術の他に、測長ローラの計数には、ホール素子以外に 、近接スイッチや光電素子を用いることが可能である。また、3と4の糸切れ検 知センサAとBも、光電式以外に、静電容量型や、振動素子型なども応用するこ とができる。また、単に、アルミナガイドの付いたマイクロスイッチ方式も考え られるが、この楊合、断糸しても糸が引っかかってマイクロスイッチが動作しな い危険性がある。
【0014】
以上説明したように、本考案によれば、従来のワインダーの合糸における、人 間の目視によるチェックという重労働はなくなり、しかも、織機でのたて糸のト ラブルは、極力、少なくすることができる。また、単糸で巻取ることも可能なの で、従来通りの使用方法も可能である。
【図1】本考案を実施するための合糸用定長器の構成図
である。
である。
1 給糸A 2 給糸B 3 糸切れ検知センサA 4 糸切れ検知センサB 5 糸切れ確認ランプA 6 糸切れ確認ランプB 7 スライドスイッチA 8 スライドスイッチB 9 糸切れセンサ取付ブラケット 10 合糸用定長器本体 11 ガイドA 12 カッター 13 カッター用アルミポスト 14 糸走行確認光電センサ 15 定長器測長ローラ 16 ガイドB 17 定長表示ランプ 18 糸走行測長確認ランプ 19 リセットボタン 20 カッターテストボタン 21 トラバースバー 22 トラバースガイド 23 巻取糸 24 巻取パーン 25 巻取モータ 26 クレードルハンドル 27 クレードル 28 キャップL 29 キャップR 30 合糸ヤーン
Claims (1)
- 【請求項1】 給糸Aは、糸切れ検知センサAを通り、
11のガイドAに導かれ、給糸Bは、糸切れ検知センサ
Bを通り、11のガイドAに導かれ、ここで給糸AとB
は2本に合糸されて、カッター、次に糸走行確認光電セ
ンサを通り、そして、15の定長器測長ローラを回転さ
せて、ガイドBを通って、22のトラバースガイドに導
かれ、24の巻取パーンに、左右にトラバースされなが
ら所定の形状に巻取られて、この時、10の合糸用定長
器本体は、予めセットされた糸長になると、12のカッ
ターで給糸A、Bともにカットしてしまうのはもちろん
であるが、定長以前に、給糸AまたはBが、断糸すると
糸切れ検知センサA、Bがそれぞれ検知して、10の合
糸用定長器本体へ信号を送り、12のカッターを作動さ
せて糸をカットして、また、単糸で巻取る時には、7と
8のスライドスイッチA、Bのどちらかをオフにしてお
けばよく、このように、複数の糸切れ検知センサを用い
て、2本以上の合糸した糸の定長時の自動カットと、も
し、どれか1本の給糸が断糸した時の自動カットの両方
の機能を備えた合糸用定長器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016165U JP3011917U (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 合糸用定長器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016165U JP3011917U (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 合糸用定長器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011917U true JP3011917U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=43147638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016165U Expired - Lifetime JP3011917U (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 合糸用定長器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011917U (ja) |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP1994016165U patent/JP3011917U/ja not_active Expired - Lifetime
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