JP3011471U - 高周波電力測定及びグラフィック表示装置 - Google Patents

高周波電力測定及びグラフィック表示装置

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JP3011471U JP1994015521U JP1552194U JP3011471U JP 3011471 U JP3011471 U JP 3011471U JP 1994015521 U JP1994015521 U JP 1994015521U JP 1552194 U JP1552194 U JP 1552194U JP 3011471 U JP3011471 U JP 3011471U
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藤井修逸
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株式会社アドテック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波電力の進行波成分及び反射波成分を時
間軸に沿ってグラフィック表示する装置を構成する。 【構成】 負荷につながる高周波電力供給ケーブルに結
合された進行波電力及び反射波電力を検出するためのラ
イン検出回路に接続される複数の入力端子I1 〜I
6 と、これらの入力端子から得られたアナログ信号入力
を少なくともAD変換、補正及び記憶することができる
データ処理部21、22、26と、前記記憶されたデジ
タルデータからなる前記進行波電力及び反射波電力の瞬
時値を時間軸に沿ってグラフィック表示するための表示
制御部23、及び前記グラフィック表示の場を提供する
ための表示部24を備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高周波電源から負荷への電力供給において生ずる進行波電力、反射 波電力及び電圧等の相互関係を時間軸を用いて表示するための装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の高周波電力計は、例えば、図1に示すように、両側面に設けられた入力 端子1及び出力端子2を高周波電力供給ライン中に挿入接続することにより、内 蔵された変成器から取り出される高周波電流を直流電流(または電圧)に変換し 、正面パネルに設けた直流電流計(または電圧計)で表示することにより検出電 流に比例した高周波電力の値を表示するようにしたものである。一方、高周波電 力負荷がプラズマ発生装置等の放電系装置である場合の電力測定において重要視 されるパラメータは、進行波電力、反射波電力及び電圧定在波比(VSWR)の 時間経過における相互関係であるが、上記のような針メータ式のアナログ式表示 装置においては、進行波電力または反射波電力のいずれか一方しか表示できず、 その両方を1台の装置で読み取るためには、検出回路及びメータ表示部を各2個 設けるか、またはスイッチ切り替えもしくは差し替えユニットの交換方式による ものであった。
【0003】 また、従来において、高周波電力計の表示装置を図2に示すようにデジタル化 したものも存在したが、これは検出電流をアナログ方式における針メータの代わ りにLCDなどで構成された数値専用表示器で表示するものであり、その表示器 とデジタル表示のためのAD変換器を有することが相違するのみである。したが って、このようなデジタル表示装置において、進行波電力、反射波電力及びVS WRをすべて表示するためには、複数の表示部を設けるか、または図3に示すよ うな構成において、例えば、キー配列3中の進行波選択キー“FWD”、反射波 選択キー“RFL”、定在波比選択キー“SWR”等を押す手動スイッチ切り替 えにより各表示を行うものであった。
【0004】 一方、高周波電力計における従来の検出機構に着目すると、一般に、変成器か ら得られた高周波電流は半導体ダイオードによって検波・整流されるため、実際 の高周波電力と検出出力の関係はダイオード特性に依存することになる。したが って、検出出力はそのままでは非線形であり、これを補償するため、アナログ式 高周波電力計の場合には、表示目盛り板を非線形の目盛りで形成し、デジタル式 高周波電力計の場合には、検出信号を補正回路において線形出力に変換するか、 またはCPU演算回路を設け、補正テーブルによる直線化を行っている。
【0005】 さらに、時間経過に応じた各検出パラメータの相互関係を表示するためには、 外部に多点ペンレコーダなどを接続し、記録する方法しか存在しなかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述した通り、従来のアナログ式及びデジタル式の高周波電力計の表示装置は 、刻々変化する瞬時電力を表示するのみであった。しかしながら、スタート時の 急激な電気的変化を伴う負荷に対する高周波電力計の測定条件としては、個別の 測定パラメータの瞬時表示のみでなく、それらの時間経過における相互関係をみ るため、必要なパラメータを同時に時間軸に沿って表示し、かつ記録できるなら ば、相互関係を含んだデータの比較及び保存が可能となり、極めて有効な電力計 表示手段となる。
【0007】 特に、半導体製造工程に設置される高周波プラズマ発生装置においては、これ をCVD(化学的気相蒸着)処理に用いる場合、高周波電力の積分量が膜厚を左 右する。また、エッチング装置として構成される場合には、高周波電力の積分量 がエッチンク量に影響することはもちろん、負荷関連バイアス電圧Vdcの大き さに応じてエッチングの異方性が制御される。
【0008】 本考案は、上記のような技術的課題を前提として、高周波電力計にデジタル演 算回路とパネル型表示装置を設け、一括測定された進行波及び反射波の高周波電 力を好ましくはバイアス電圧などとともに時間軸に沿って一括的に、もしくは選 択的にグラフ表示できるようにし、併せて算出されたパラメータ比等の数値表示 を可能にした高周波電力測定及びグラフィック表示装置を提供しようとするもの である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達するため、本考案は請求項1に記載の構成として、負荷につな がる高周波電力供給ケーブルに結合された進行波電力及び反射波電力を検出する ためのライン検出回路に接続される複数の入力端子と、これらの入力端子から得 られたアナログ信号入力を少なくともAD変換、補正及び記憶することができる データ処理部と、前記記憶されたデジタルデータからなる前記進行波電力及び反 射波電力の瞬時値を時間軸に沿ってグラフィック表示するための表示制御部、及 び前記グラフィック表示の場を提供するための表示部を備えたことを特徴とする 高周波電力測定及びグラフィック表示装置を構成したものである。
【0010】 本考案はさらに、請求項2に記載の構成として、上記の装置がさらに負荷に関 連するバイアス電圧印加用ケーブルに結合された負荷関連バイアス電圧を検出す るための別のライン検出回路に接続される入力端子を備え、前記データ処理部が これらの入力端子から得られたアナログ信号入力をAD変換、補正及び記憶する ことができるとともに、前記表示制御部が前記データ処理部に記憶されたデジタ ルデータからなる前記負荷関連バイアス電圧の瞬時値を、前記電力の瞬時値とと もに時間軸に沿って前記表示部上にグラフィック表示させるための制御動作を行 うものである。
【0011】 本考案の一実施態様によれば、前記負荷は半導体等の製造工程に用いる高周波 プラズマチャンバのプラズマ発生素子であり、前記負荷関連バイアス電圧は半導 体素材の支持電極に印加された直流成分を含むバイアス電圧である。
【0012】 また、本考案の別の実施態様においては、前記負荷関連バイアス電圧が更に半 導体支持電極に高周波バイアス電圧を印加する場合のピークツーピーク電圧を含 み、前記進行波電力及び反射波電力が、前記プラズマ発生素子としてのプラズマ ソースアンテナへの電力供給ライン及び前記高周波バイアス電圧の印加ラインの 各々において測定されるものである。
【0013】 本考案のさらに別の実施態様においては、前記データ処理部が前記アンテナへ の電力供給ラインの電圧定在波比を演算する機能を有し、前記表示制御部が前記 表示部を数値表示モードにおいて駆動することにより前記電圧定在波比を表示さ せるようにしたものである。
【0014】
【作用】
上述した本考案の基本構成によれば、高周波電力に関する各波形の立ち上がり から安定状態までの変化及び相互関係を作図中の表示グラフから一読し、特に、 バイアス電圧をも併せて検出する方式においては、高周波負荷の物理的状態をリ アルタイムにおいて概ね把握することができる。また、各パラメータについての 記憶データの再利用によって精密な分析に役立てることが可能である。
【0015】 さらに、データ処理部におけるCPU演算装置においてVSWRを計算し、こ れをデジタル表示できるようにした構成においては、直接測定された各パラメー タの時間経過における相互関係と併せて一層精密な電力供給および負荷の状態の 分析に役立てることができる。
【0016】
【実施例】
図4に示す電気回路は負荷装置、すなわちプラズマ反応チャンバ10のプラズ マ発生素子であるアンテナコイル11に高周波電力を供給するライン12、及び 反応チャンバ10内のウエハ支持電極Pに対するバイアス電圧印加ライン13中 の各検出部14、15および16より測定信号を取り出すようにしたものである 。高周波電力供給ライン12はソース用高周波電源17より検出部14及び整合 器18を介してプラズマソース用アンテナコイル11に高周波電力を供給する。 電力供給ライン12そのものは同軸ケーブルからなり、検出部14はその同軸ケ ーブルの各線を電気的に中断することなく、それらに流通する高周波電流を検出 し、直流電圧として出力端子に印加するライン検出回路を内蔵している。検出部 14はまた、高周波電力供給ラインにおける進行波電力及び反射波電力を同時に 検出するため、例えば、方向性結合器等の進行波‐反射波分離手段を有し、かつ これによって抽出された進行波及び反射波のためにそれぞれ検出回路を構成した ものであり、進行波電力及び反射波電力を示す信号出力はそれぞれ端子T1 及び T2 において発生する。
【0017】 バイアス電圧印加ライン13は、好ましくは直流成分のみでなく、高周波バイ アス電圧をも印加するためにバイアス用高周波電源19を有し、この電源19か らの高周波バイアス電圧が高周波電力検出部15、及び第2の検出部をなす整合 器16を介して支持電極Pに印加されるものである。このバイアス電圧印加ライ ン13も同様に、同軸ケーブルから形成され、整合器16は高周波電圧のベース ラインとしての直流バイアス電圧Vdc及び高周波電圧のピークツーピーク値V ppをそれぞれ端子T5 及びT6 において発生するようになっている。直流バイ アス電圧Vdcはチャンバ10の内壁に対する電位であり、したがって、支持電 極13からは印加した高周波電圧に応じた高周波電力が放出されることになる。 この高周波電力もまた、進行波成分及び反射波成分からなり、これらは検出部1 5において前述した高周波電力供給ラインの検出部14と同様の構成において進 行波電力及び反射波電力に応じた信号出力をそれぞれ端子T3 及びT4 において 発生するものである。
【0018】 本考案の高周波電力測定及びグラフィック表示装置の要部である信号処理及び 表示制御回路の実施例は、図5に示す通りに構成されている。この回路は入力部 20、AD変換部21、CPU演算部22、表示制御部23及び表示部24から なる信号処理及び表示系統を有し、CPU演算部22には後述のキー配列を含む 操作部25及び記憶部26が接続される。
【0019】 上記の回路構成において、AD変換部21、CPU演算部22及び記憶部26 は信号処理の要部をなすデータ処理部を構成し、入力部20から記憶部26まで の全回路ブロックには電源27により電力供給されるようになっている。入力部 20の端子I1 〜I6 は前述した整合器16を含むライン検出回路部の、対応す る出力端子T1 〜T6 より信号入力を受け入れる。アナログ信号入力は入力部2 0において入力レベル設定のため適当な倍率で増幅され、AD変換部21におい てデジタル値に変換され、CPU演算部22に送られる。検出部からの信号出力 は前述した通り、非線形であるため、このCPU演算部は補正テーブルを内蔵し 、これによって自動的に直線化処理する。表示制御部23では、設定された入力 レベルに応じて処理データを表示すべきグラフィック画面の縦軸の単位レベルを 決定し、また、入力信号毎に表示色を決定する等の操作を行うものである。した がって、表示部24はカラーTFTなどの表示装置が好ましく用いられる。
【0020】 操作部25は、時間軸の時間目盛り及び入力に対する単位レベルの大きさを決 定するために用いられ、これにより表示部24は各測定パラメータを、例えば、 図6に示すような表示画面において表示することができる。
【0021】 図6において、グラフィック表示フレーム28は上端部を除く主要部がグラフ 表示部である。画面上端の左側における矩形枠29内には、ソース用高周波電力 供給ラインにおける進行波電力(FWD1)及び反射波電力(REF1)が表示 され、上端の中央部における矩形枠30内には、バイアス用高周波電力供給及び バイアス電圧印加ラインにおける進行波電力(FWD2)及び反射波電力(RE F2)がデジタル表示され、さらに、上端の右側矩形枠31内には、直流バイア ス電圧Vdcを示すEXT1及び高周波バイアスのピークツーピーク電圧(EX T2)がそれぞれデジタル表示されるようになっている。表示フレーム28のグ ラフ表示部において、これらの飽和又は定常値、例えば、FWD1=1000W 、REF1=5W、FWD2=500W、REF2=3W、EXT1=−300 V、EXT2=450Vに至る各信号のスタート後の立ち上がりを含むグラフが 瞬時値の変化に従って作図表示される。図示の各数値はこのような定常値を表し たものである。この場合、縦軸は画面上部のデジタル表示を参照できるため、例 えば“5”及び“10”を表記した10目盛りのみとされるが、横軸については 同様な1〜10までの目盛り線及びそれに対する倍率及び時間単位が例えば、T IME:×10secとして表示される。
【0022】 図7は図5に示した本考案装置の操作部25の構成を含む装置正面を示す図で ある。操作部25はグラフィック表示フレーム28に隣接して設けられたキー配 列からなり、キー配列は次の各キーからなっている。
【0023】 1.MODEスイッチ:表示モードを切り替えて、“グラフ表示”か“数値表 示”(各パラメータの数値‐対‐時間表示、VSWR値等の表示)かを選択する 。初期状態においては、“グラフ表示”が選択されるものとする。 2.CHスイッチ:センサからの入力チャンネルを切り替えるためのスイッチ であり、初期状態においては、電力供給ラインにおけるFWD1及びREF1が 選択されるものとする。グラフ表示モードにおいては、選択した各チャンネルの レベル設定等に用いられ、数値表示モードにおいてはI1 /I2 選択(FWD 1、REF1の表示)、I3 /I4 選択(FWD2、REF2の表示)、I 5 /I6 選択(Vpp、Vdcの表示)に用いられる。 3.START/STOPスイッチ:グラフ表示モード中における計測開始・ 停止(終了)を指示するためのスイッチであり、初期設定される自動トリガモー ドにおいては、負荷への電力供給の立ち上がりと同時にグラフ表示が開始されて いるため、このスイッチを押すと、測定は“終了”する。また、手動トリガモー ドにおいて、このスイッチを最初に押すと、測定開始(任意時点からの測定表示 )、もう一度押すと測定終了となる。 4.上向きデルタスイッチ:グラフ表示モード時の垂直軸レンジ切り替え、カ ーソル移動及びメニュー表示時の数値アップ用スイッチである。 5.下向きデルタスイッチ:上記の上向きデルタスイッチと逆方向の処理を行 うスイッチである。 6.右向きデルタスイッチ:グラフ表示モード時の水平軸レンジ切り替え、カ ーソル移動及びメニュー表示時の項目選択用スイッチである。 7.左向きデルタスイッチ:上記の右向きデルタスイッチと逆方向の切り替え 、移動及び逆順序におけるメニュー項目選択用スイッチである。 8.FUNCスイッチ:メニュー表示用スイッチであり、この計測及びグラフ ィック表示装置のキー操作項目のリスト(メニュー)を表示し、特定できるよう にするものである。 9.ENTスイッチ:メニュー項目選択時の決定及び数値変更時の確定を行う ためのスイッチである。 10.SAVEスイッチ:グラフ表示された画面データを保存するためのスイ ッチである。 11.LODEスイッチ:グラフ表示され、かつ保存された画面データを呼び 出すためのスイッチである。 12.PRINTスイッチ:本装置に好ましく併設し、もしくは接続したプリ ンタを駆動してグラフ表示、その他のデータを印字出力するためのスイッチであ る。
【0024】 本考案の実施例は以上の通りであるため、簡単な操作において高周波電力等の 迅速かつ簡明なグラフィック表示を可能とするものである。
【0025】
【考案の効果】
本考案は以上の通り、高周波電力測定における複数のパラメータを同時に時間 軸に沿ってグラフィック表示し、併せて数値表示を行うことができるため、単な る瞬時値しか表示できなかった従来の測定方法に比べ、高周波電力負荷の状態を 総合的に、しかも、簡単明瞭に把握することができる。また、記憶及び記録機能 があるため、相互関係を含んだデータの保存及び比較が容易となり、特に、高周 波電力についてはその曲線と横軸及び時間軸終端の縦軸とで囲まれた面積により 電力量、すなわち仕事量の積分値を一読できるという顕著な効果を発揮するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の針メータ型電力計の一例を示す正面図で
ある。
【図2】従来の高周波電力計におけるデジタル表示装置
の表示画面を示す部分正面図である。
【図3】同じく従来のデジタル表示装置の表示画面及び
キー配列を含む正面パネルを示す図である。
【図4】本考案の高周波電力測定及びグラフィック表示
装置が測定及び表示しようとする電力供給ライン及びバ
イアス電圧印加ラインを示すブロック線図である。
【図5】本考案の好ましい実施例における高周波電力測
定及びグラフィック表示装置のブロック構成図である。
【図6】本考案装置の表示画面を示す部分正面図であ
る。
【図7】本考案装置の好ましい実施例における正面パネ
ルを示す図である。
【符号の説明】
28 グラフィック表示フレーム 29 画面上端の左側における矩形枠 30 画面上端の中央部における矩形枠 31 画面上端の右側における矩形枠

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷につながる高周波電力供給ケーブル
    に結合された進行波電力及び反射波電力を検出するため
    のライン検出回路に接続される複数の入力端子と、これ
    らの入力端子から得られたアナログ信号入力を少なくと
    もAD変換、補正及び記憶することができるデータ処理
    部と、前記記憶されたデジタルデータからなる前記進行
    波電力及び反射波電力の瞬時値を時間軸に沿ってグラフ
    ィック表示するための表示制御部、及び前記グラフィッ
    ク表示の場を提供するための表示部を備えたことを特徴
    とする高周波電力測定及びグラフィック表示装置。
  2. 【請求項2】 負荷につながる高周波電力供給ケーブ
    ル、及びバイアス電圧印加用ケーブルにそれぞれ結合さ
    れた進行波電力と反射波電力、及び負荷関連バイアス電
    圧を検出するための複数のライン検出回路に接続される
    複数の入力端子と、これらの入力端子から得られたアナ
    ログ信号入力を少なくともAD変換、補正及び記憶する
    ことができるデータ処理部と、前記記憶されたデジタル
    データからなる前記進行波電力、反射波電力及び負荷関
    連バイアス電圧の瞬時値を時間軸に沿ってグラフィック
    表示するための表示制御部、及び前記グラフィック表示
    の場を提供するための表示部を備えたことを特徴とする
    高周波電力測定及びグラフィック表示装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷が半導体等の製造工程に用いる
    高周波プラズマチャンバのプラズマ発生素子であり、前
    記負荷関連バイアス電圧が半導体素材の支持電極に印加
    された直流成分を含むバイアス電圧Vdcであることを
    特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記負荷関連バイアス電圧が更に半導体
    支持電極に高周波バイアス電圧を印加する場合のピーク
    ツーピーク電圧Vppを含み、前記進行波電力及び反射
    波電力が、前記プラズマ発生素子としてのプラズマソー
    スアンテナへの電力供給ライン及び前記高周波バイアス
    電圧の印加ラインの各々において測定されるものである
    ことを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記データ処理部が前記アンテナへの電
    力供給ラインの電圧定在波比(VSWR)を演算する機
    能を有し、前記表示制御部が前記表示部を数値表示モー
    ドにおいて駆動することにより前記電圧定在波比(VS
    WR)を表示させるようにしたことを特徴とする請求項
    4記載の装置。
JP1994015521U 1994-11-22 1994-11-22 高周波電力測定及びグラフィック表示装置 Expired - Lifetime JP3011471U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3378233B2 (ja) 2000-10-13 2003-02-17 三誠産業株式会社 高周波電力テスター

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