JP3011208U - 自動車移動台車 - Google Patents

自動車移動台車

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JP3011208U
JP3011208U JP1994014142U JP1414294U JP3011208U JP 3011208 U JP3011208 U JP 3011208U JP 1994014142 U JP1994014142 U JP 1994014142U JP 1414294 U JP1414294 U JP 1414294U JP 3011208 U JP3011208 U JP 3011208U
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栄 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプリングの弾力を利用して自動的に昇降が
可能な傾斜エプロンを備えた自動車移動台車にある。 【構成】 前部縦枠部材(4)側で側枠(1、2)に固
定した支板(22、22’)を貫通するトーションバー
(26)を支板(22、22’)の外側に設けたブロッ
ク金具セット(27、28;27’、28’)で前部縦
枠部材(4)に平行に挟持し、両支板(22、22’)
間でトーションバー(26)を主軸(21)である鋼管
で被い、主軸(21)の上面にエプロン(20)の後縁
部を溶接して固着し、一方のブロック金具セット(2
7、28)には支板(22)の上に重ねて廻り止め板
(25)を固着し、他方のブロック金具セット(2
7’、28’)にはエプロン(20)の側縁部に平行に
エプロンに連結可能なレバー(31)を取り付けた。 【効果】 自動車に乗り降りする度に外から尽力または
他の動力で作動させることなくエプロンを地上から浮上
させて台車の移動を可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一般自家用車を格納して車庫に格納するための自動車移動台車に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の自動車移動台車では、小型減速モータを使用してその主軸にロー プ巻取ドラムを装着してワイヤーロープを掛け、モータの動力を用いてエプロン の昇降を行っていた。即ちモータの操作装置、ドラムを用いたロープ巻取機構等 を必要とし、高価であり、また、自動車の出し入れの都度モータを操作する必要 があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従ってこの考案の課題は、自動車に乗り降りする度に外から人力または他の動 力で作動させることなく、スプリングの弾力を利用して自動的に昇降が可能な傾 斜エプロンを備えた自動車移動台車の提供にある。
【0004】
【問題を解決するための手段】
前記の課題をこの考案では、前部縦枠部材側で側枠に固定した支板を貫通する トーションバーを支板の外側に設けたブロック金具セットで前部縦枠部材に平行 に挟持し、両支板間でトーションバーを主軸である鋼管で被い、主軸の上面にエ プロンの後縁部を溶接して固着し、一方のブロック金具セットには支板の上に重 ねて廻り止め板を固着し、他方のブロック金具セットにはエプロンの側縁部に平 行にエプロンに連結可能なレバーを取り付けたことにより解決する。
【0005】 一方の支板(22)を側枠(1)のエプロン側端部の外側面に固定し、他方の 支板(22’)を側枠(2)のエプロン側前端面に固定した。 エプロン先端が地面に接したままでは移動台車を縦移動させるのに不都合であ る。従って自動車がエプロン上に乗り上げるとエプロンの先端部が地面まで下が り、自動車が格納台車上へ移動した後はエプロン先端部が地面から浮き上がって 適当な高さまで上昇するようにすればよい。この場合エプロン先端部を地面から 浮き上がらせるためにスプリングの弾力を利用して自力で上昇する構造にすれば 他の動力源を用いないで済む。
【0006】 そのようなスプリングは移動量が小さい割りには反発力が大きいことが必要で ある。従って通常のコイル状つる巻きばねをこの目的に用いるのは不適である。 本考案では棒状のトーションバーを用いることによりこの問題を解決した。ト ーションバーに使用した材料は単に円形の棒材であるから、本装置に使用するの に余分な場所を取らないので好都合である。
【0007】
【実施例】
本考案の自動車移動台車は格納台車とエプロン20とから構成される。 格納台車は自動車を格納するために側枠1及び2と、これらの側枠1と2の間 の自動車載置板5の前方縁部と後方縁部の下側面に設けた2本の平行な縦枠部材 とから構成される。縦枠部材3と4はそれぞれ両端部で側枠1及び2に連結され た前部縦枠部材4と後部縦枠部材3とから成る。
【0008】 格納台車には前部縦枠部材4側に前部縦枠部材4に平行に設けたトーションバ ー26を介してエプロン20を接続してある。 エプロン20は格納台車の前部縦枠部材4とは反対側の先端部が地面から約7 センチメートル浮き上がっており、自動車を格納台車上に載せた後格納台車と共 に縦枠部材の長手方向に移動し易いようにしてある。
【0009】 移動台車の横方向移動を可能にするために格納台車には四隅で各縦枠部材の両 端部の下側にキャスター7、8、9、10を取り付けてある。キャスター7、8 、9、10のローラーは縦枠部材の長手方向に回転して移動できる向きに取り付 ける。
【0010】 移動台車の片側には側枠2側に側枠から離して可逆減速モーター11を設置す る。可逆減速モーター11の主軸にフレキシブルカップリング12を設け、回転 軸13に回転を伝達させる。符号14及び14’で軸受を示す。
【0011】 回転軸13には2個のローラチェーン用スプロケット15及び16を固着する 。スプロケット15及び16にはエンドレスローラチェーン17及び18を掛け るため、対向側、即ち側枠1側にもアイドルスプロケット15’、16’を設け る。
【0012】 エンドレスローラチェーン17及び18は側枠2側の上弦の一箇所を側枠2に 固着してスプロケット15、16の回転、即ちエンドレスローラチェーン17及 び18の限定回転と共に格納台車を摺動させることができる。
【0013】 載置板5は地面35より10〜20センチメートル高くなっているので、この ままでは自動車の乗り入れ及び発進ができないから、前部縦枠部材4の高さから 地面35近くに到る傾斜したエプロン20を設ける。
【0014】 エプロン20は片側がトーションバー26を被う鋼管である主軸21の上面に 溶接により固着してある。鋼管は両側枠1と2の間の間隔より1〜15センチメ ートル長い。
【0015】 側枠1と2の端部に支板22、22’を設ける。支板22は側枠1の外側にボ ルトで固定し、支板22’は側枠2の前側側面に溶接してある。 支板22には主軸21の外径より僅かに大きい穴23を設けて主軸21を通し 、支板22には更に4個のボルト穴25’があり、この穴にボルト24を通して 支板22は側枠1に固定される。他の1枚の支板22’には鋼管21の外径より 僅かに大きい穴23’を設けて鋼管21に嵌め込んだまま側枠2の前側面に溶接 してある。
【0016】 トーションバー26の長さは鋼管21の長さに2組のブロック金具セット27 、28、27’、28’の幅の長さを加えた長さに等しい。 これらのブロック金具セットのうち側枠1側のものには支板22の上に廻り止 め板25を重ねて溶接して固着してあり、廻り止め板25には4個のボルト通し 穴があり、廻り止め板25はこの穴に通したボルト24で支板22と共に側枠1 に固定される。トーションバー26には側枠2側から捩じりモーメントを加えて 弾力を発生させ、その弾力をエプロンに伝えてエプロンの高さを一定に保つよう にする。
【0017】 側枠1の側のトーションバー26の先端部をトーションバー26の太さと同じ 直径の穴30をもつブロック金具セット27、28で挟み、このときブロック金 具セット27、28の間に微小間隙ができる。ブロック金具部分27にはボルト 穴を、ブロック金具部分28にはねじ穴を数個設けてボルトで締めつけてトーシ ョンバー26に圧着する。
【0018】 トーションバー26は反対側、即ち側枠2の側もブロック金具セット27’、 28’で挟まれ、ボルトで締着される。 側枠2側のブロック金具セット27’、28’には更にエプロン20に平行に 連結レバー31を一端で溶接する。連結レバー31は他端に穴33があり、ボル ト32を通してナット34で締めてエプロン20に連結される。
【0019】 エプロン20の先端と地面との間はエプロンの自重だけで約7センチメートル になるようにトーションバー26とブロック金具セット27、28の角度を調整 してボルトで締める。即ち側枠1の側のブロック金具27、28のボルトで締め つけると、トーションバー26は側枠1に固着されたことになり、側枠1と角度 を作る。
【0020】 このような構成のエプロン先端付近に50キログラム以上の重量が乗ると、ト ーションバー26が捩じれてエプロン先端は地面に接するようにトーションバー の直径を25ミリメートルにしてこの目的に適合させた。
【0021】 エプロンは材料の節約と重量の軽減を図ってこの実施例では逆コの字形である 。
【0022】
【考案の効果】
この考案の構成により、自動車に乗り降りする度に外から人力または他の動力 で作動させることなく、スプリングの弾力で自動的にエプロンを昇降させること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動台車の斜視図である。
【図2】移動台車の平面図である。
【図3】道路側から見た側面図である。
【図4】モータ側から見た側面図である。
【図5】後方から見た端面図である。
【符号の説明】
1 側枠 2 側枠 3 後部縦枠部材 4 前部縦枠部材 5 載置板 7 キャスタ 8 キャスタ 9 キャスタ 10 キャスタ 11 モータ 12 フレキシブルカップリング 13 回転軸 14 軸受 14’ 軸受 15 スプロケット 15’ スプロケット 16 スプロケット 16’ スプロケット 17 ローラーチェーン 18 ローラーチェーン 20 エプロン 21 主軸 22 支板 22’ 支板 23 穴 23’ 穴 24 ボルト 25 廻り止め板 25’ 穴 26 トーションバー 27 ブロック金具部分 28 ブロック金具部分 30 穴 31 連結レバー 32 ボルト 33 穴 34 ナット 35 地面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を載置する載置板と、載置板の各
    側縁部にとりつけた長手側枠及び長手側枠と直交する縦
    枠と、縦枠の裏面側にとりつけたキャスターとから成る
    台車と、台車の片側に設けた、長手側枠に平行な回転軸
    を有する減速機付モータと、回転軸の両端部に取り付け
    た2個のスプロケット及び対向側に設けたアイドルスプ
    ロケットとに懸け渡したエンドレスチェーンとから成
    り、台車のモータ側側面にエンドレスチェーンの上弦の
    一か所を固定して自動車の進行方向と直交する方向に移
    動可能にした台車の後部縦枠に揺動可能なエプロンを枢
    着した自動車移動台車において、前部縦枠部材(4)側
    で側枠(1、2)に固定した支板(22、22’)を貫
    通するトーションバー(26)を支板(22、22’)
    の外側に設けたブロック金具セット(27、28;2
    7’、28’)で前部縦枠部材(4)に平行に挟持し、
    両支板(22、22’)間でトーションバー(26)を
    主軸(21)である鋼管で被い、主軸(21)の上面に
    エプロン(20)の後縁部を溶接して固着し、一方のブ
    ロック金具セット(27、28)には支板(22)の上
    に重ねて廻り止め板(25)を固着し、他方のブロック
    金具セット(27’、28’)にはエプロン(20)の
    側縁部に平行にエプロンに連結可能なレバー(31)を
    取り付けたことを特徴とする自動車移動台車。
  2. 【請求項2】 自動車を載置する載置板と、載置板の各
    側縁部にとりつけた長手側枠及び長手側枠と直交する縦
    枠と、縦枠の裏面側にとりつけたキャスターとから成る
    台車と、台車の片側に設けた、長手側枠に平行な回転軸
    を有する減速機付モータと、回転軸の両端部に取り付け
    た2個のスプロケット及び対向側に設けたアイドルスプ
    ロケットとに懸け渡したエンドレスチェーンとから成
    り、台車のモータ側側面にエンドレスチェーンの上弦の
    一か所を固定して自動車の進行方向と交差する方向に移
    動可能にした台車の後部縦枠に揺動可能なエプロンを枢
    着した自動車移動台車であって、前部縦枠部材(4)側
    で側枠(1、2)に固定した支板(22、22’)を貫
    通するトーションバー(26)を支板(22、22’)
    の外側に設けたブロック金具セット(27、28;2
    7’、28’)で前部縦枠部材(4)に平行に挟持し、
    両支板(22、22’)間でトーションバー(26)を
    主軸(21)である鋼管で被い、主軸(21)の上面に
    エプロン(20)の後縁部を溶接して固着し、一方のブ
    ロック金具セット(27、28)には支板(22)の上
    に重ねて廻り止め板(25)を固着し、他方のブロック
    金具セット(27’、28’)にはエプロン(20)の
    側縁部に平行にエプロンに連結可能なレバー(31)を
    取り付けた、側枠(2)に平行に回転軸(13)を軸受
    (14、14’)で支承した請求項1の自動車移動台車
    において、一方の支板(22)を側枠(1)のエプロン
    側端部の外側面に固定し、他方の支板(22’)を側枠
    (2)のエプロン側前端面に固定したことを特徴とする
    自動車の進行方向と交差する方向に移動可能な自動車移
    動台車。
JP1994014142U 1994-11-16 1994-11-16 自動車移動台車 Expired - Lifetime JP3011208U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016215679A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 車両搬送台車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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