JP3010902U - ステッキ - Google Patents

ステッキ

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JP3010902U
JP3010902U JP1994014859U JP1485994U JP3010902U JP 3010902 U JP3010902 U JP 3010902U JP 1994014859 U JP1994014859 U JP 1994014859U JP 1485994 U JP1485994 U JP 1485994U JP 3010902 U JP3010902 U JP 3010902U
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JP
Japan
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stick
walking
main body
walking stick
support ring
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994014859U
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English (en)
Inventor
平 今井
Original Assignee
平 今井
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Publication date
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッキをしっかりと握ることができるよう
にすることで歩行中の安全を図ると共に、山歩き等の際
の不慮の事故にも容易に対処し得るようにすることで生
命の安全を図る。 【構成】 内部に各種物品5の収納用の中空部4を有
し、把持部3の上端に当該物品5収脱用の開口部2を有
するステッキ本体1を設ける。そして、同ステッキ本体
1の上端開口部2に、上端に親指支持環6を突設した栓
体7を脱着自在に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種用途を有するステッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のステッキとしては、ステッキ本体の上端に環状紐が付設されたものが知 られている。 この種々ステッキは、手で上端の把持部を握ると同時に、環状紐を手首に引っ 掛けることで、使用中におけるステッキの離脱を防止し得るようにしている。
【0003】 また、従来のステッキは、老人等が歩行の際に携帯することで歩行を助け、転 倒等を防止するという用途に限られていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ステッキ上端に環状紐を有するものは、単に手首に引掛けるだけであ るから、把持部に対する手の把持力は何ら助長されるものではなかった。
【0005】 また、歩行者の転倒防止という用途に限られ、例えば山歩きに携帯しても緊急 時に対処することは殆んど不可能であった。
【0006】 本考案は、上記の従来技術の有する各種問題点に鑑みなされたものであって、 ステッキ上端の親指支持環に親指を通して把持部を握ることで、ステッキをしっ かりと把持することができるようにすると共に、散歩等の通常の歩行はもちろん 、各種危険の伴う山歩き等の携帯にも便利なように構成したステッキを提供する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るステッキは、内部に各種緊急用物品 の収納用の中空部を有し、把持部の上端に当該物品収脱用の開口部を有するステ ッキ本体を設け、該ステッキ本体の上端開口部に、上端に親指支持環を突設した 栓体を脱着自在に取付けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
当該ステッキの上端に突設した親指支持環に親指を通しつゝ残りの4本の指で 把持部を握るので、ステッキをしっかりと把持でき、安全性が高い。
【0009】 ステッキ本体上端の栓体を外し、中空部内に必要な緊急用物品を収納した後、 再び栓体を取付けることで、山歩き等の際の緊急時に当該物品を取出して使用す ることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1はステッキの一部切断し、一部切欠した正面図である。図2は栓体部分の 拡大断面図である。図3は他の実施例のステッキの一部切断し、一部切欠した正 面図である。
【0011】 図1に示したように、当該ステッキは、内部に各種緊急用の物品5の収納用の 中空部4を有し、把持部3の上端に当該物品5収脱用の開口部2を有するステッ キ本体1を具備している。 この把持部3には、必要に応じて滑り止めを設ける。
【0012】 緊急用の物品5としては、懐中電灯5a、食料品5b、薬品5c等の他に、ラ イター、磁石、筆記具(図示しない)等々でも良い。
【0013】 また、図3に示したように、ナイフ5d、ロープ5eあるいはノコギリ(図示 しない)等でも良い。同図に示す実施例は、後述するステッキ本体1の栓体の下 端に上記ナイフ5d及びロープ5eを各々固定したものであるが、図1に示すよ うにステッキ本体1の中空部4内に収納するようにしても良いことはもちろんで ある。
【0014】 而して、上記ステッキ本体1の上端開口部2には、上端に親指支持環6を突設 した栓体7を脱着自在に取付ける。
【0015】 これら親指支持環6及び栓体7は、金属でも硬質ゴムでも良いが、老人等の散 歩用としては屈曲可能なゴム製が安全上好ましく、一方、山歩き用としては熊等 を撃退するためにやゝ大き目の金属製が好ましい。
【0016】 栓体7のステッキ本体1に対する取付手段としては、図示例では、同栓体7の 下端に雄ねじ8を設け、これをステッキ本体1の上端開口部2の内周面に刻設し た雌ねじ9に螺合させた、ねじ締結手段を用いているが、その他の、例えば単な る嵌合手段でも良いことはもちろんである。
【0017】 さらに、前記栓体7の上端には、図2に示したように、丸形の笛孔10が、親 指支持環6の下部内面に開口するようにして凹設してある。そして、この笛孔1 0の上端内側には環状のフランジ10aが突設されている。
【0018】 使用する時は、笛孔10の一側、即ち前記環状フランジ10aの一側上面に下 唇を当て、上唇上面を親指支持環6に当てながら、笛孔10内に強く息を吹きつ けることで笛を鳴らす。この笛は熊に出会った時や遭難時等に使用することがで きる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るステッキは、ステッキ本体の上端に栓体を設け、 該栓体の上端に突設した親指支持環に親指を通しつゝステッキ本体上端の把持部 を残りの4本の指で握るようにしたものであるから、ステッキに対する手の把持 力が最大限発揮されることになり、したがってステッキをしっかりと握ることが できるので、歩行中の転倒等の事故防止に極めて有効である。
【0020】 また、ステッキ本体に中空部を設け、該中空部内に必要な物品を収納した後、 脱着自在な栓体にて閉鎖することができるように構成されているため、山歩き等 の際に携帯すれば不慮の事故に出会った時でも確実に対処することができる。
【0021】 さらに、収納物が食料品や薬品であっても吸湿させることなく比較的長期間保 管が可能であると共に、出し入れが極めて容易であって頗る使い勝手が良いもの である。
【0022】 尚、本考案に係るステッキは、スキーのストック、あるいは緊急用手信号の旗 竿等として利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るステッキを示す一部切断し、一部
切欠した正面図である。
【図2】同上ステッキの栓体部分を示す拡大断面図であ
る。
【図3】同上ステッキの他の実施例を示す一部切断し、
一部切欠した正面図である。
【符号の説明】
1 ステッキ本体 2 開口部 3 把持部 4 中空部 5 物品 6 親指支持環 7 栓体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に各種緊急用物品の収納用の中空部
    を有し、把持部の上端に当該物品収脱用の開口部を有す
    るステッキ本体を設け、該ステッキ本体の上端開口部
    に、上端に親指支持環を突設した栓体を脱着自在に取付
    けたことを特徴とするステッキ。
JP1994014859U 1994-11-07 1994-11-07 ステッキ Expired - Lifetime JP3010902U (ja)

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JP1994014859U JP3010902U (ja) 1994-11-07 1994-11-07 ステッキ

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JP1994014859U JP3010902U (ja) 1994-11-07 1994-11-07 ステッキ

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ID=43146651

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