JP3010733B2 - ビデオカメラ用ビューファインダー固定装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は前後及び回転方向に移動できるビデオカメラ
のビューファインダーをワンタッチで固定させる装置に
関するもの。

従来の技術 従来のビューファインダーの移動固定装置は前後及び
回転の動きに対し、それぞれ別の機構を有しており、そ
の機構は多種多様で、一般的な移動軸又は回転軸を有
し、ネジ等で締付けて固定するものが多い。

発明が解決しようとする課題 このような従来の技術では、重量及びコストが、増え
又、機構が複雑になるに従い、強度上の問題が出てく
る。

本発明は上記課題を解決するもので、軽量・堅牢で、
しかもコストが、安いビデオカメラ用ビューファインダ
ー固定装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、前後及び回転方
向に移動させるための軸を備え、その軸が挿入される孔
と、その孔の中心に対し、偏心させた位置に前記動きを
固定させる為の固定リングを備えたものである。

作 用 本発明は、上記構成により、部品点数が少ないため、
軽量でコストが安く、又機構が簡単な為、強度upを図る
ことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図〜第４図を
参照しながら説明する。第１図はビデオカメラ１にビュ
ーファインダー２が取付けられた図である。矢印で示す
ようにビューファインダー２は、前後及び、回転方向に
移動できる。第２図に示すように、ビューファインダー
２は軸２′を有している。ビデオカメラ１には、固定リ
ング３を備えている。第３図は第２図の断面図である。
軸２′はビデオカメラ１及び固定リング３の孔に挿入す
ることが出来る。第４図ａで示すように、ビデオカメラ
１は、中心Ａにあけられた孔１′を有し又、中心Ａに対
し偏心された位置に設けた中心Ｂが有る。そして中心Ｂ
に対してあけられた穴Ｃを有している。固定リング３は
穴Ｃに対して挿入できる軸と、ある位置で中心Ａと同軸
上にくる孔３′を有している。固定リング３を矢印方向
に回転させると、第４図ｂで示すように孔１′と孔３′
が斜線部Ｄのようにかさなる。軸２′を孔１′に挿入し
ていた場合、前述の斜線部Ｄにより押えられて、摩擦に
より、前後及び回転方向の動きを固定することができ
る。

このように本発明の実施例のビデオカメラ用ビューフ
ァインダー固定装置は、ビデオカメラ１にあけられた孔
１′に対し偏心させた位置に回転中心を持つ固定リング
２を配し、固定リング２を回転させることによりできる
斜線部Ｄで、ビューファインダー２の軸２′を押え、前
後及び回転方向の動きを固定することができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば軽量
でコストが安く、堅牢性の有るビデオカメラ用ビューフ
ァインダーの固定装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のビデオカメラ用ビューファ
インダー固定装置の外観斜視図、第２図は同部分斜視
図、第３図は同部分断面図、第４図は固定機構を示す断
面図である。 １……ビデオカメラ、２……ビューファインダ、３……
固定リング。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】前後及び回転方向に移動させる為の軸を備
   え、その軸が挿入される孔と、その孔の中心に対し、偏
   心させた位置に前記動きを固定させる為の固定リングを
   備えたビデオカメラ用ビューファインダー固定装置。