JP3010612B2 - 光ファイバケーブルの接続部 - Google Patents

光ファイバケーブルの接続部

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JP3010612B2
JP3010612B2 JP4231361A JP23136192A JP3010612B2 JP 3010612 B2 JP3010612 B2 JP 3010612B2 JP 4231361 A JP4231361 A JP 4231361A JP 23136192 A JP23136192 A JP 23136192A JP 3010612 B2 JP3010612 B2 JP 3010612B2
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storage tray
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裕 古寺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバケーブルの接
続余長を収納する収納トレイを積層した光ファイバケー
ブルの接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバケーブルの接続部は、
図5及び図6に示すように光ファイバケーブル用クロー
ジャ内に設けたトレイ受け台101に2本のトレイガイ
ド102を固定し、このトレイガイド102に複数段の
収納トレイ103を積み重ね、この収納トレイ103に
光ファイバケーブル104,104から取り出した光フ
ァイバ芯線105の接続部106及び接続余長107を
収納するようにしている。収納トレイ103は両側を折
曲げて接続部106及び接続余長107が外側に飛出さ
ないようにガイド部103aを形成している。
【0003】この収納トレイ103を用いて接続部10
6及び接続余長107を収納する手順は、収納トレイ1
03を1枚トレイガイド102に挿入し、光ファイバケ
ーブル104から取り出した光ファイバ芯線105を収
納トレイ103に導入して、光ファイバ芯線105同士
を相互に接続し、光ファイバ芯線105の接続余長10
6をループ状に巻いて収納トレイ103に収納し、次の
収納トレイ103をトレイガイド2に挿入して同様の作
業を行う。
【0004】この場合、実際の接続余長106のループ
径は光ファイバの特性を考慮して外径60mm以上とし、
また収納トレイ103は通常6芯の接続部105が接続
できるようになっていて、使用する収納トレイ103の
数は接続する光ファイバケーブル104の光ファイバ芯
線の数によって変わり、例えば48芯の光ファイバケー
ブルでは収納トレイ103が8個必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような光ファイバケーブルの接続部にあっては、収納
トレイの高さ(厚さ)は図7に示すように内寸法hと板
厚tによって決まり、(h+2t)となるので、収納ト
レイの数が増えるに従って積層後の全体の高さが高くな
り、所定のクロージャ内に収納できなくなる。従来用い
られているクロージャの内径は105mmで、収納トレイ
の幅が75mmとされ、収納トレイの最大積層数は7個で
あって、最大42芯分の光ファイバケーブルの接続しか
行えなかった。
【0006】また、光ファイバケーブルの接続作業完了
後や作業中に光ファイバ芯線の接続状態や接続余長の収
納状況を確認する場合、例えば最下段の収納トレイの状
況を確認するためには図6に示すようにその上方に収納
トレイを持上げてトレイガイドから取り外す必要がある
が、このようにすると収納トレイに入るまでの光ファイ
バ芯線に余裕がないために無理な負荷がかかり、曲率半
径の小さな曲りが生じて、光ファイバケーブルの伝送特
性に悪影響を生じるおそれがある。
【0007】この場合、既に収納されている接続部や接
続余長を収納トレイから取り出してから行うことも考え
られるが、作業が非常に面倒になるとともに、取り出さ
れた接続部や接続余長は保護されていないために、損傷
し易くなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は収納トレイの上部に光ファイバケーブルの
接続余長をガイドする舌片状のガイド部を設け、底部に
下側の収納トレイのガイド部が嵌合可能な切欠き部を形
成した。
【0009】
【作用】本発明は収納トレイを積み重ねたときに下側の
収納トレイのガイド部が上側の収納トレイの切欠き部に
嵌合するので、収納トレイを積み重ねたときにガイド部
の板厚分だけ高さを低くすることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1及び図2は本発明に係る光ファ
イバケーブルの接続部を適用した光ファイバケーブル用
クロージャの内部平面図及び正面図、図3は同クロージ
ャ内の収納トレイの斜視図、図4は同収納トレイを積み
重ねた状態の正面図である
【0011】光ファイバケーブル用クロージャ1は上下
に二分割できるクロージャハウジング2内の両側部に、
端面板3を介して内部に導入される光ファイバケーブル
4をクランプするためのケーブルクランプ5と、光ファ
イバケーブル4の中心テンションメンバ4aをクランプ
するためのテンションメンバクランプ6とを設けてい
る。
【0012】また、クロージャハウジング2内の中央部
には光ファイバケーブル4から取り出した光ファイバ芯
線7の接続部8及び接続余長9を収納する複数の収納ト
レイ10を、トレイ受け台11に立設した2本のトレイ
ガイドで案内して積み重ね、押さえ板12を介してトレ
イガイドの上端部に螺着したナット13で固定してい
る。
【0013】この収納トレイ10は、図3に示すように
上部に光ファイバケーブル4の接続余長9をガイドする
舌片状のガイド部15を周囲複数箇所に設け、このガイ
ド部15と重なる底部に下側の収納トレイ10のガイド
部15が嵌合し得る切欠き部16を形成し、また中央部
にはトレイガイド用の孔17を形成し、更に両側部には
ファイバ芯線7を導入するために外周の一部を切断して
内方に湾曲させてなる光ファイバ導入口18を設けてい
る。
【0014】このように形成した収納トレイ10を複数
積み重ねたときには図4に示すように、下側の収納トレ
イ10のガイド部15が上側の収納トレイ10の切欠き
部16内に嵌合した状態で積み重ねられる。
【0015】したがって、下側の収納トレイ10のガイ
ド部15の厚みは上側の収納トレイ10に吸収されるこ
とになり、結果的に収納トレイ10の高さは(h+t)
となって、従来の高さ寸法hを変えることなく板厚tだ
け薄くすることができ、例えば内径105mmのクロージ
ャで6芯を収納可能な収納トレイ10を最大8個収納す
ることができて、48芯用の光ファイバケーブルの接続
が可能になる。また、ガイド部15が切欠き部16に嵌
合することにより収納トレイ10同士のズレを防止する
こともできる。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
収納トレイの上部に光ファイバケーブルの接続余長をガ
イドする舌片状のガイド部を設け、底部に下側の収納ト
レイのガイド部が嵌合可能な切欠き部を形成したので、
収納トレイを積み重ねたときにガイド部の板厚分だけ高
さを低くすることができ、収納トレイの積み重ね可能数
を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバケーブルの接続部を適
用した光ファイバケーブル用クロージャの内部平面図
【図2】同光ファイバケーブル用クロージャの正面図
【図3】同光ファイバケーブル用クロージャ内の収納ト
レイの斜視図
【図4】同収納トレイを積み重ねた状態の正面図
【図5】従来の収納ケースを積み重ねた状態の斜視図
【図6】同収納ケースを積み重ねた状態から一部の内部
を確認するときの側面図
【図7】同収納ケースの拡大斜視図
【符号の説明】 1 光ファイバケーブル用クロージャ 2 クロージャハウジング 4 光ファイバケーブル 7 ファイバ芯線 8 ファイバ接続部 9 ファイバ接続部の余長10 収納トレイ 15 ガイド部 16 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−359202(JP,A) 特開 平3−27004(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/255

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルの接続余長を収納す
    る収納トレイを積み重ねる光ファイバケーブルの接続部
    において、前記収納トレイの上部には光ファイバケーブ
    ルの接続余長をガイドする舌片状のガイド部を設け、底
    部には下側の収納トレイの前記ガイド部が嵌合可能な切
    欠き部を形成したことを特徴とする光ファイバケーブル
    の接続部。
JP4231361A 1992-08-06 1992-08-06 光ファイバケーブルの接続部 Expired - Fee Related JP3010612B2 (ja)

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JP2007232413A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Fujikura Ltd 光ファイバリング干渉型センサ及び接続用クロージャ
JP2007232459A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Fujikura Ltd 光ファイバ侵入監視装置

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