JP3010538B2 - 弾性成形型製造用元型 - Google Patents

弾性成形型製造用元型

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JP3010538B2
JP3010538B2 JP3323411A JP32341191A JP3010538B2 JP 3010538 B2 JP3010538 B2 JP 3010538B2 JP 3323411 A JP3323411 A JP 3323411A JP 32341191 A JP32341191 A JP 32341191A JP 3010538 B2 JP3010538 B2 JP 3010538B2
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昭徳 渡邉
至 堀口
二世 安藤
篤史 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チョコレ−ト、ゼリ
−、ワックスなどで種々の形状の成形品を成形するため
の弾性成形型を製造するのに用いる元型に関する。
【0002】
【従来の技術】人形、動物、花模様などの種々の形状の
チョコレ−ト成形品、ゼリ−成形品などが知られてい
る。そして、これらの成形品は従来割型を用いて成形さ
れていたが、近年、弾性成形型を用いて成形する方法が
採用されている。
【0003】この弾性成形型は、人形、動物、花模様な
ど所望の形状に成形された弾性膜からなる中空の本体型
部と、この本体型部の開口部に連設され、本体型部を支
持するための弾性膜からなる支持部とで構成されてい
る。この弾性成形型を用いて成形するには、支持部の端
部を例えば環状にした枠体で保持し、本体型部を支持体
と共に吊り下げた状態となし、本体型部の開口部から流
動状態の成形材料を本体型部に流し込み充填し、次いで
冷却、加熱などして本体型部内に流し込んだ成形材料を
固化させ、その後、この固化した成形品を本体型部より
取り出す方法が採られている。
【0004】この固化した成形品は、本体型部を空気圧
差を利用して膨張させて開口部より取り出す。すなわ
ち、例えば、通気口を備えたカップを弾性成形型全体に
被せ、通気口からカップ内の空気を吸引してカップ内を
減圧し弾性成形型の本体型部を膨張させたり、又は通気
口を備えたカップを弾性成形型の支持部側に被せ、通気
口からカップ内に空気を圧入してカップ内を加圧して弾
性成形型の本体型部を膨張させたり、或はこの両者を併
用して弾性成形型の本体型部を膨張させて、成形品を本
体型部から剥がし、膨張拡大した開口部より排出させる
方法で行なわれている。
【0005】そして、上記の弾性成形型としては種々の
形状のものが知られているが、その一つとして、開口部
を有する本体型部と、該開口部に連続して外方へ円錐状
に広がる膜状の円錐部と、該円錐部の外周縁に設けられ
た口巻き部とを有する弾性成形型が知られている(特開
平3−142204号公報)。この弾性成形型は、その
本体型部を支持し、固定する部分が円錐形であるため、
弾性成形型の支持枠への固定、成形材料の充填、成形品
の離型などの操作が円滑に行える。また口巻き部を有す
るため、弾性成形型の支持枠への着脱が容易である。
【0006】しかして、この弾性成形型は、陶磁器、ガ
ラス、合成樹脂などで作成された元型を用いて製造され
る。この元型は、弾性成形型の本体型部を成形する本体
型部成形部と、これに連続して外方へ円錐状に広がる円
錐部と、該円錐部に連続する円柱部とからなっている。
この元型を弾性材料溶液中に浸漬して元型の表面にゲル
状の弾性皮膜を形成する工程、元型の円柱部に形成され
た弾性皮膜を円錐部に向かって巻き込んで口巻き部を形
成する工程、前記弾性皮膜を乾燥・加硫させる工程、前
記口巻き部を本体型部成形部の方へ引っ張って弾性皮膜
の全体を元型から剥離する工程を行って、弾性成形型を
製造している。
【0007】しかしながら、この製造方法によって得ら
れた弾性成形型は、本体型部の開口部と円錐部の接合部
分が厚くなり易く、また円錐部と口巻き部との接合部分
が薄くなり易い。そのため上記方法で製造した弾性成形
型を用いると、前述した空気圧差を利用して弾性成形型
を膨張させる離型操作の際、薄い部分、即ち円錐部と口
巻き部との接合部が異常に膨らみ、一方膨らませたい本
体型部の開口部が厚くて膨らみにくいため、成形品の取
り出しが困難になり、離型操作が円滑に行えなことがあ
る。また、口巻部を支持枠に着脱操作したり、成形品の
離型操作する際に、口巻き部周辺に大きな応力が掛る
が、円錐部と口巻き部との接合部分が薄いと、その部分
が破れる危険がある。
【0008】また、この弾性成形型を用いて成形する方
法においては、空気圧差を利用して弾性成形型を膨張さ
せて離型操作する際、本体型部のみが円滑に膨らみ、支
持部は膨らまないのが好ましい。このような作用をする
弾性成形型にするには、支持部の膜厚を、本体型部の膜
厚より厚くする必要がある。上記特開平3−14220
4号公報記載の元型を用いて弾性成形型を製造した場合
は、支持部の膜厚を、本体型部の膜厚より厚くすること
は困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、本体型部の開口部と円錐部の接合部分及び円錐部と
口巻き部との接合部分が、他の部分と同じ厚さの弾性成
形型を製造するのに適した元型、更には支持部の膜厚が
本体型部の膜厚より厚い弾性成形型を製造するのに適し
た元型を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、弾性成形
型の本体型部の開口部と円錐部の接合部分が厚くなり易
く、また円錐部と口巻き部との接合部が薄くなり易い原
因について種々究明した結果、その原因は元型にあるこ
とをつきとめ、この元型の形状を変えることによって、
前記欠点のない弾性成形型を得ることができることを知
見し、また元型の表面の状態によって膜厚を変え得るこ
とを知り、本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明は開口部を有する中空の
本体型部と、該開口部に連続して外方へ円錐状に広がる
膜状の円錐部と、該円錐部の外周縁に設けられた口巻き
部とを有する弾性成形型を製造するための元型であっ
て、この元型は、本体型部成形部と、該本体型部成形部
に連続して外方へ円錐状に広がる円錐部と、該円錐部に
連続する円柱部とからなり、本体型部成形部と円錐部と
の接続部、並びに円錐部と円柱部との接続部が円弧を形
成しており、且つ円錐部の表面が粗面であることことを
特徴とする弾性成形型製造用元型である。
【0012】本発明を、その一例を示す図面を用いて詳
しく説明する。図1及び図2は弾性成形型製造用元型の
従来例である。図1は斜視図であり、図2はその正面図
である。1は本体型部成形部で、ここでは球状である
が、人形、動物、花模様などの所望の形状でもよい。2
は本体型部成形部1に連続して外方へ円錐状に広がる円
錐部、3は円錐部2に連続する円柱部である。Aは本体
型部成形部1と円錐部2との接続部、Bは円錐部と円柱
部との接続部である。弾性成形型を製造するには、この
元型を、天然ゴムラテックス等の弾性材料液に円柱部の
中間まで浸漬し、引き上げ、元型の表面にゲル状の弾性
皮膜を形成し、次いで元型の円柱部に形成された弾性皮
膜を円錐部に向かって巻き込んで口巻き部を形成し、そ
の後弾性皮膜を乾燥・加硫させ、最後に口巻き部を本体
型部成形部の方へ引っ張って成形された弾性皮膜全体、
すなわち弾性成形型を元型から剥離する。
【0013】図3は上記製造工程において、元型の円柱
部に形成された弾性皮膜を円錐部に向かって巻き込んで
口巻き部を形成した状態を示したものである。したがっ
て、この図3における弾性被膜は弾性成形型の形状を示
している。そして1’は弾性成形型の本体型部であり、
2’は弾性成形型の円錐部であり、3’は弾性成形型の
口巻部である。従来の元型を用いると、元型の本体型部
成形部1と円錐部2との接続部Aが角ばって内側に凹ん
でいるため、元型を弾性材料液に浸漬して引き上げたと
き、この部分すなわち弾性成形型の本体型部の開口部に
弾性材料液が溜り易く、この部分の被膜が厚くなり易
い。また、元型の円錐部と円柱部との接続部Bも角ばっ
ているため、元型を弾性材料液に浸漬して引き上げたと
き、円錐部と円柱部の接続部の被膜が薄くなり易い。
【0014】このように本体型部の開口部が厚く、また
円錐部と口巻き部との接合部分が薄い弾性成形型を用い
ると、前述したとおり、空気圧差を利用して弾性成形型
を膨張させる離型操作の際、円錐部と口巻き部との接合
部が異状に膨らみ、一方膨らませたい本体型部の開口部
が膨らまないため、離型操作が円滑に行えないことがあ
り、また、口巻部を支持枠に着脱操作したり、成形品の
離型操作する際に、円錐部と口巻き部との接合部分が破
れる危険がある。
【0015】そこで本発明では、本体型部成形部と円錐
部との接続部、並びに円錐部と円柱部との接続部とを角
ばらせずに、円弧を形成するようにした。図4は本発明
の弾性成形型製造用元型である。図4において、本体型
部成形部1と円錐部2との接続部Aは内側に凹んだ円弧
で形成されている。この円弧の大きさは、本体型部成形
部1の大きさ、特にその開口部の大きさと円錐部2の立
上り角度等に依存するが、本体型部成形部1と円錐部2
との接続部Aを角ばった形状にしないことが肝要であ
る。また、円錐部と円柱部との接続部Bは外側に凸の円
弧で形成されている。この円弧も円錐部2の立上り角度
に依存するが、円錐部と円柱部との接続部Bを角ばらな
い形状にする。この元型を用いると本体型部の開口部、
円錐部と口巻き部との接合部分が他の部分と同じ膜厚の
弾性成形型を製造することができる。したがって、上記
した如き欠点のない耐久性の良い弾性成形型を製造する
ことが出来る。
【0016】また、本発明では、元型の円錐部2の表面
を粗面に形成する。元型を用いて弾性成形型を製造する
には、一般には、まず元型を硝酸カルシウム等の弾性材
料を凝固させる凝固液に浸漬し、元型に凝固液を付着さ
せてから、弾性材料液に浸漬して引き上げ、ゲル化した
弾性被膜を形成させるが、元型の円錐部2の表面を粗面
に形成しておくと、この部分に凝固液が他の部分より多
く付着するため、弾性被膜を厚く形成させることができ
る。したがって、支持部である円錐部の膜厚が、本体型
部の膜厚より厚い弾性成形型を製造することができる。
この弾性成形型を用いて成形する方法と、空気圧差を利
用して弾性成形型を膨張させる離型の際、本体型部のみ
が円滑に膨らみ、支持部である円錐部は膨らまないのが
で、効率よく離型が行える。
【0017】元型の円錐部2の表面を粗面に形成するに
は、ガラス製、合成樹脂製の元型の場合はサンドブラス
ト、エッチングなどの手段を用いて行なう。また陶磁器
製の元型の場合は、円錐部2の部分に上薬を付けないで
焼くことによって行なうことが出来る。また粗面の程度
は100メッシュ以上が好ましい。
【0018】
【実施例】陶磁器で図4に示すごとき形状の元型を作成
した。すなわち、本体型成形部1は球形状で、最大幅5
0mm、高さ30mmにした。円錐部2は低部の直径3
0mm、高さ20mmにした。また円柱部3は直径70
mm、高さ50mmにした。そして、本体型成形1と円
錐部2との接続部Aは、R4mmとし、また、円錐部2
と円柱部3との接続部Bは、R2mmとした。また、陶
磁器で元型を作る際、その円錐部のみに上薬を掛けずに
焼成した。円錐部のみが粗面の元型が得られた。
【0019】この元型を、まず20%硝酸カルシウム
に、本体型成形1、円錐部2及び円柱部3の30mmが
浸されるように浸漬した。次いで、 天然ゴムラテックス(固形分として) 100重量部 硫黄 1重量部 ZnO 1重量部 ジチオカルバメ−ト系加硫促進剤 0.4重量部 チウラム系加硫促進剤 0.4重量部 老化防止剤 1重量部 クレ− 25重量部 安定剤 適量 の組成のラテックスに2〜10分間浸漬し、引き上げ、
90℃で30分間乾燥した。次いで元型の円柱部に形成
された弾性皮膜を円錐部に向かって巻き込んで口巻き部
を形成し、その後弾性皮膜を元型から剥離し、1%のア
ンモニア水で抽出処理し、最後に90℃で60分間乾
燥、加硫した。かくして円錐部が0.7mmであり、他
の部分は0.5mmで均一な厚さを有する弾性成形型が
得られた。
【0020】
【発明の効果】本発明の弾性成形型製造用元型を用いる
と、本体型部の開口部、及び円錐部と口巻き部との接合
部分が他の部分と同じ膜厚の弾性成形型を製造すること
ができる。そしてこの弾性成形型を使用することによ
り、離型操作が円滑に行え、また、口巻部を支持枠に着
脱操作したり、成形品の離型操作する際に、円錐部と口
巻き部との接合部分が破れる危険がなくなる。更に、支
持部である円錐部の膜厚が、本体型部の膜厚より厚い弾
性成形型を製造することができ、この弾性成形型を用い
ると、効率よく離型操作を行うことができる。このよう
に本発明の弾性成形型製造用元型は、離型操作性、耐久
性に優れた弾性成形型を製造するのに適したものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の弾性成形型製造用元型の斜視図
【図2】従来の弾性成形型製造用元型の正面図
【図3】従来の弾性成形型製造用元型で弾性成形型を製
造する説明図
【図4】本発明の弾性成形型製造用元型の正面図
【符号の説明】
1 元型の本体型成形部、2 元型の円錐部、3 元型
の円柱部、1’ 弾性成形型の本体型部、2’ 弾性成
形型の円錐部、3’ 弾性成形型の口巻き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−142204(JP,A) 実開 平4−111409(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23P 1/10 A23P 1/00 B29C 33/38 B29C 33/50 B29C 39/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する中空の本体型部と、該開口
    部に連続して外方へ円錐状に広がる膜状の円錐部と、該
    円錐部の外周縁に設けられた口巻き部とを有する弾性成
    形型を製造するための元型であって、この元型は、本体
    型部成形部と、該本体型部成形部に連続して外方へ円錐
    状に広がる円錐部と、該円錐部に連続する円柱部とから
    なり、本体型部成形部と円錐部との接続部、並びに円錐
    部と円柱部との接続部が円弧を形成しており、且つ円錐
    部の表面が粗面であることを特徴とする弾性成形型製造
    用元型。
JP3323411A 1991-12-06 1991-12-06 弾性成形型製造用元型 Expired - Lifetime JP3010538B2 (ja)

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