JP3010421B2 - シーズヒータの結線構造におけるアダプタ - Google Patents
シーズヒータの結線構造におけるアダプタInfo
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- JP3010421B2 JP3010421B2 JP7153538A JP15353895A JP3010421B2 JP 3010421 B2 JP3010421 B2 JP 3010421B2 JP 7153538 A JP7153538 A JP 7153538A JP 15353895 A JP15353895 A JP 15353895A JP 3010421 B2 JP3010421 B2 JP 3010421B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーズヒーターの結
線構造で使用されるアダプタに関し、詳しくは、シーズ
ヒータの結線作業を短縮にすることに関し、さらに、多
種類のシーズヒータに対応できるアダプタを提供するこ
とに関する。
線構造で使用されるアダプタに関し、詳しくは、シーズ
ヒータの結線作業を短縮にすることに関し、さらに、多
種類のシーズヒータに対応できるアダプタを提供するこ
とに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シェル金型においては、金型加
熱手段としてシーズヒータが使用されている。このシー
ズヒータは筒状の細長い金属保護管の中心に発熱体が設
置され、前記発熱体のまわりが絶縁物で充填されてい
る。また、両端は雄ねじを有する電源端子部が形成され
ている。そのため、ヒータ自体の取り付けが簡単に行な
えるようになっている。
熱手段としてシーズヒータが使用されている。このシー
ズヒータは筒状の細長い金属保護管の中心に発熱体が設
置され、前記発熱体のまわりが絶縁物で充填されてい
る。また、両端は雄ねじを有する電源端子部が形成され
ている。そのため、ヒータ自体の取り付けが簡単に行な
えるようになっている。
【0003】このシーズヒータを使用した従来のヒータ
結線構造は図4、図5に示される通りである。シェル金
型1には複数のシーズヒータ2が埋設され、前記シーズ
ヒータ2の少なくとも一端に備えられた電源端子雄部2
aが金型1の端面より外方に突出されている。各々の電
源端子雄部2aに取り付けられるように、近隣の電源端
子部どうしが連結端子としてのバー20で連結されてい
る。バー20の上下両側からナット21を締めつけるこ
とによってバー20が固定されるようになっている。こ
のようにすべてのシーズヒータ2の電源端子雄部2aが
バー20で連結され、最終的に外部電源に接続される。
結線構造は図4、図5に示される通りである。シェル金
型1には複数のシーズヒータ2が埋設され、前記シーズ
ヒータ2の少なくとも一端に備えられた電源端子雄部2
aが金型1の端面より外方に突出されている。各々の電
源端子雄部2aに取り付けられるように、近隣の電源端
子部どうしが連結端子としてのバー20で連結されてい
る。バー20の上下両側からナット21を締めつけるこ
とによってバー20が固定されるようになっている。こ
のようにすべてのシーズヒータ2の電源端子雄部2aが
バー20で連結され、最終的に外部電源に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシーズ
ヒータの結線構造においては、金型のメンテナンス等に
よりシーズヒータの交換作業をする際、バーを締めつけ
ているナットの量が多いため、ナットの取り外し、取り
付けにかなりの時間を要し、作業性を悪くしていた。そ
のため、生産性が上がらず改善が求められていた。ま
た、シーズヒータの電源端子部を設計変更する場合、結
線構造が変わることから、旧タイプのシーズヒータが使
用できなくなり、捨てなければならなくなる。
ヒータの結線構造においては、金型のメンテナンス等に
よりシーズヒータの交換作業をする際、バーを締めつけ
ているナットの量が多いため、ナットの取り外し、取り
付けにかなりの時間を要し、作業性を悪くしていた。そ
のため、生産性が上がらず改善が求められていた。ま
た、シーズヒータの電源端子部を設計変更する場合、結
線構造が変わることから、旧タイプのシーズヒータが使
用できなくなり、捨てなければならなくなる。
【0005】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、少なくとも一端に電源端子雄部を有するシーズヒ
ータのメンテナンス時に、結線の取り付け、取り外しに
かかる作業時間を大幅に削減できるとともに、多種類の
シーズヒータに対応できるシーズヒータの結線構造にお
けるアダプタを提供しようとするものである。
あり、少なくとも一端に電源端子雄部を有するシーズヒ
ータのメンテナンス時に、結線の取り付け、取り外しに
かかる作業時間を大幅に削減できるとともに、多種類の
シーズヒータに対応できるシーズヒータの結線構造にお
けるアダプタを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるシー
ズヒータ結線構造では、少なくとも一端に電源端子雄部
を備えた多数個のシーズヒータが、前記電源端子雄部を
突出させて金型内に埋設され、外部電源に配線された電
線と連結端子を介して前記電源端子雄部とを接続するシ
ーズヒーターの結線構造におけるアダプタであって、前
記アダプタの一方が前記シーズヒータの前記電源端子雄
部、または前記電源端子雄部係合可能な中間端子とスナ
ップ的嵌着対偶で結合され、他方が前記連結端子に結合
されることを特徴とするものである。
ズヒータ結線構造では、少なくとも一端に電源端子雄部
を備えた多数個のシーズヒータが、前記電源端子雄部を
突出させて金型内に埋設され、外部電源に配線された電
線と連結端子を介して前記電源端子雄部とを接続するシ
ーズヒーターの結線構造におけるアダプタであって、前
記アダプタの一方が前記シーズヒータの前記電源端子雄
部、または前記電源端子雄部係合可能な中間端子とスナ
ップ的嵌着対偶で結合され、他方が前記連結端子に結合
されることを特徴とするものである。
【0007】また、前記アダプタの一方に、前記電源端
子雄部または前記電源端子雄部と係合可能な中間端子と
嵌合する雌部が形成され、端面から軸心方向に沿ってス
リットが形成されるものであれば好ましい。
子雄部または前記電源端子雄部と係合可能な中間端子と
嵌合する雌部が形成され、端面から軸心方向に沿ってス
リットが形成されるものであれば好ましい。
【0008】さらに、前記アダプタの他方に、前記連結
端子と螺着可能なナット部が形成されるものであればな
お好ましい。
端子と螺着可能なナット部が形成されるものであればな
お好ましい。
【0009】
【発明の作用・効果】請求項1のシーズヒータの結線構
造におけるアダプタにおいては、金型にシーズヒータが
埋設され、前記シーズヒータの電源端子雄部が金型より
外方に突出している。一方外部電源に接続される電線に
連結端子が連続的に接続され、各々の連続端子の接続部
分にアダプタの一端が取り付けられている。アダプタの
他端が前記電源端子雄部、または前記電源端子雄部に係
合可能な中間端子とスナップ的嵌着対偶により結合され
る。シーズヒータのメンテナンス等で結線の取り外し、
再取り付けをする時は、アダプタの連結端子側を結合さ
せたままで、アダプタをシーズヒータの電源端子雄部、
または電源端子雄部に係合可能な中間端子よりワンタッ
チで取り外し、取り付けを行なう。そのため、その作業
時間は従来と比べ大幅に短縮される。
造におけるアダプタにおいては、金型にシーズヒータが
埋設され、前記シーズヒータの電源端子雄部が金型より
外方に突出している。一方外部電源に接続される電線に
連結端子が連続的に接続され、各々の連続端子の接続部
分にアダプタの一端が取り付けられている。アダプタの
他端が前記電源端子雄部、または前記電源端子雄部に係
合可能な中間端子とスナップ的嵌着対偶により結合され
る。シーズヒータのメンテナンス等で結線の取り外し、
再取り付けをする時は、アダプタの連結端子側を結合さ
せたままで、アダプタをシーズヒータの電源端子雄部、
または電源端子雄部に係合可能な中間端子よりワンタッ
チで取り外し、取り付けを行なう。そのため、その作業
時間は従来と比べ大幅に短縮される。
【0010】請求項2及び請求項3のシーズヒータの結
線構造におけるアダプタにおいては、シーズヒータの電
源端子雄部の先端は、小径の丸棒状か、または雄ねじが
形成されている。電源端子雄部が小径の丸棒状に形成さ
れたシーズヒータにおいては、アダプタの一方がそのま
ま前記電源端子雄部にワンタッチで結合され、また電源
端子雄部が雄ねじに形成されたシーズヒータにおいて
は、前記雄ねじに中間端子の一方が取り付けられてい
る。前記中間端子の他方には雄部が形成されていて、ア
ダプタの一方がワンタッチで結合される。
線構造におけるアダプタにおいては、シーズヒータの電
源端子雄部の先端は、小径の丸棒状か、または雄ねじが
形成されている。電源端子雄部が小径の丸棒状に形成さ
れたシーズヒータにおいては、アダプタの一方がそのま
ま前記電源端子雄部にワンタッチで結合され、また電源
端子雄部が雄ねじに形成されたシーズヒータにおいて
は、前記雄ねじに中間端子の一方が取り付けられてい
る。前記中間端子の他方には雄部が形成されていて、ア
ダプタの一方がワンタッチで結合される。
【0011】また、前記アダプタの雄部には端面から軸
芯方向に沿ってスリットが形成され、シーズヒータ電源
端子雄部、または中間端子の雄部の外径はアダプタの雌
部の内径に比べて同じかまたは多少大きめに形成されて
いる。シーズヒータ電源端子の雄部がアダプタの雌部に
挿入される時は、アダプタの内径が少し拡大される。一
旦挿入された後は、アダプタの雌部がシーズヒータ電源
端子の雄部を外部から内方に向かって押圧するので摩擦
で外れにくくなる。
芯方向に沿ってスリットが形成され、シーズヒータ電源
端子雄部、または中間端子の雄部の外径はアダプタの雌
部の内径に比べて同じかまたは多少大きめに形成されて
いる。シーズヒータ電源端子の雄部がアダプタの雌部に
挿入される時は、アダプタの内径が少し拡大される。一
旦挿入された後は、アダプタの雌部がシーズヒータ電源
端子の雄部を外部から内方に向かって押圧するので摩擦
で外れにくくなる。
【0012】また、アダプタ他方は雌ねじが形成され、
電線に接続される連結端子が接続される。アダプタと連
結端子は一端接続されれば、シーズヒータのメンテナン
ス時においても取り外されることはない。
電線に接続される連結端子が接続される。アダプタと連
結端子は一端接続されれば、シーズヒータのメンテナン
ス時においても取り外されることはない。
【0013】上記のようにアダプタが形成され、シーズ
ヒータとの結線が行なわれるので、シーズヒータのメン
テナンス等における結線及び結線の取り外し作業にかか
る時間は大幅に短縮されることになる。
ヒータとの結線が行なわれるので、シーズヒータのメン
テナンス等における結線及び結線の取り外し作業にかか
る時間は大幅に短縮されることになる。
【0014】また、このアダプタは、シーズヒータの電
源部の先端が設計変更されてもアダプタの形状に合わせ
て中間端子を簡単に製作すれば良いので、量産された旧
シーズヒータを捨てることはなく、使用することができ
る。
源部の先端が設計変更されてもアダプタの形状に合わせ
て中間端子を簡単に製作すれば良いので、量産された旧
シーズヒータを捨てることはなく、使用することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0016】図1、図2はシェル金型1における2種類
のシーズヒータの各々の結線状態を示すものであり、図
1においては、シェル金型1に複数本のシーズヒータ2
が埋設され、シーズヒータ2は細長い金属保護管に発熱
体が配設され、前記発熱体の両端にシェル金型1から外
方に突出するように電源端子雄部2aが形成されてい
る。電源端子雄部2aは雄ねじ2bを含み先端が丸棒状
に形成される。このシーズヒータの一端側が電源側で、
他端側が中性点側になる。従って、シーズヒータの電源
側が配設されているシェル金型の側面を金型の電源側1
a、中性点側を中性点側1bと呼ぶ。
のシーズヒータの各々の結線状態を示すものであり、図
1においては、シェル金型1に複数本のシーズヒータ2
が埋設され、シーズヒータ2は細長い金属保護管に発熱
体が配設され、前記発熱体の両端にシェル金型1から外
方に突出するように電源端子雄部2aが形成されてい
る。電源端子雄部2aは雄ねじ2bを含み先端が丸棒状
に形成される。このシーズヒータの一端側が電源側で、
他端側が中性点側になる。従って、シーズヒータの電源
側が配設されているシェル金型の側面を金型の電源側1
a、中性点側を中性点側1bと呼ぶ。
【0017】シェル金型1より突出されたシーズヒータ
2の雄ねじ2bに、絶縁ワッシャ3が組み込まれナット
を締めることによって、シーズヒータ2がシェル金型に
固定される。
2の雄ねじ2bに、絶縁ワッシャ3が組み込まれナット
を締めることによって、シーズヒータ2がシェル金型に
固定される。
【0018】また、図2においては、シーズヒータ12
の電源端子雄部12aの先端に雄ねじ12bが形成さ
れ、雄ねじ12bに螺着されたナットを絶縁ワッシャ3
を介して締めることによって、シーズヒータ12がシェ
ル金型に固定される。そして、雄ねじ12bに螺着され
るように中間端子13が取り付けられている。中間端子
13は雌側端子14と雄側端子15が形成されていて、
雌側端子14の内側には前述のシーズヒータ12の雄ね
じ12bに螺着される雌ねじ14aが形成され、雄側端
子15の外径はシーズヒータ2の電源端子雄部2aの外
径と同径に形成されている。
の電源端子雄部12aの先端に雄ねじ12bが形成さ
れ、雄ねじ12bに螺着されたナットを絶縁ワッシャ3
を介して締めることによって、シーズヒータ12がシェ
ル金型に固定される。そして、雄ねじ12bに螺着され
るように中間端子13が取り付けられている。中間端子
13は雌側端子14と雄側端子15が形成されていて、
雌側端子14の内側には前述のシーズヒータ12の雄ね
じ12bに螺着される雌ねじ14aが形成され、雄側端
子15の外径はシーズヒータ2の電源端子雄部2aの外
径と同径に形成されている。
【0019】アダプタ4は図3に示すように、一方に雌
側端子5が形成され、他方にナット部6が形成されてい
る。雌側端子5には雌部5aが形成され、さらに、雌部
の端面からナット部6の近辺まで、軸芯方向に沿ってス
リット5bが形成される。また、ナット部6の外周は六
角に形成され、スパナ等の工具が掛かるようになってい
る。ナット部6の内側は雌ねじ6aが形成され、ボルト
が螺着できるようになっている。
側端子5が形成され、他方にナット部6が形成されてい
る。雌側端子5には雌部5aが形成され、さらに、雌部
の端面からナット部6の近辺まで、軸芯方向に沿ってス
リット5bが形成される。また、ナット部6の外周は六
角に形成され、スパナ等の工具が掛かるようになってい
る。ナット部6の内側は雌ねじ6aが形成され、ボルト
が螺着できるようになっている。
【0020】シーズヒータ2の電源端子雄部2aの外径
はアダプタ4の雌側端子5の雌部5aの内径に比べ、同
じか多少大きめに形成される。そのため、アダプタ4が
シーズヒータ2に嵌合する時は、アダプタ4の雌部5a
はシーズヒータ2の電源端子雄部2aに挿入される時
に、アダプタ4の雌側端子5aは全体的に多少広がる。
一旦挿入された後は、アダプタ4の雌側端子5aは外部
から内方に向かって押圧する。従って、アダプタ4とシ
ーズヒータ2は摩擦により、外部から新たな負荷が加わ
らない限り外れることはない。
はアダプタ4の雌側端子5の雌部5aの内径に比べ、同
じか多少大きめに形成される。そのため、アダプタ4が
シーズヒータ2に嵌合する時は、アダプタ4の雌部5a
はシーズヒータ2の電源端子雄部2aに挿入される時
に、アダプタ4の雌側端子5aは全体的に多少広がる。
一旦挿入された後は、アダプタ4の雌側端子5aは外部
から内方に向かって押圧する。従って、アダプタ4とシ
ーズヒータ2は摩擦により、外部から新たな負荷が加わ
らない限り外れることはない。
【0021】シーズヒータ12を使用する場合は、アダ
プタ4の雌側端子5aと嵌合する部位は中間端子13の
雄側端子15であり、嵌合状態はアダプタ4の雌側端子
5aとシーズヒータ2の電源端子雄部2aの場合と同様
である。
プタ4の雌側端子5aと嵌合する部位は中間端子13の
雄側端子15であり、嵌合状態はアダプタ4の雌側端子
5aとシーズヒータ2の電源端子雄部2aの場合と同様
である。
【0022】アダプタ4のナット部6側には近隣のシー
ズヒータ2に接続されたバー20の先端部が重ねられ、
ボルトによって固定されている。バー20は連結端子と
して各々のシーズヒータ2に対応して接続され、近隣の
バー20どうしが連続的に連結され最終のバー20から
電線を介して外部電源に接続される。これによって、バ
ーによって接続されたすべてのシーズヒータは外部電源
と通電することになる。
ズヒータ2に接続されたバー20の先端部が重ねられ、
ボルトによって固定されている。バー20は連結端子と
して各々のシーズヒータ2に対応して接続され、近隣の
バー20どうしが連続的に連結され最終のバー20から
電線を介して外部電源に接続される。これによって、バ
ーによって接続されたすべてのシーズヒータは外部電源
と通電することになる。
【0023】なお、シェル金型1の電源側1aにおいて
は、シェル金型1に埋設されたシーズヒータ2から連続
的に結線された、連結端子としてのバー20を3つのグ
ループ(連結端子組)に分ける。そして、外部の三相電
源R、S、Tを3つのグループ(連結端子組)のいずれ
かに配線する。
は、シェル金型1に埋設されたシーズヒータ2から連続
的に結線された、連結端子としてのバー20を3つのグ
ループ(連結端子組)に分ける。そして、外部の三相電
源R、S、Tを3つのグループ(連結端子組)のいずれ
かに配線する。
【0024】また、シェル金型1の中性点側1bにおい
ては、バー20によってすべてのシーズヒータを連続的
に結線する。
ては、バー20によってすべてのシーズヒータを連続的
に結線する。
【0025】なお、本実施例においては、連続端子とし
て従来通りのバーを使用しているが、これに限られるも
のではなく、外部電源とアダプタとを接続するための部
材として、一般的に考えられるものであればいずれでも
良い。
て従来通りのバーを使用しているが、これに限られるも
のではなく、外部電源とアダプタとを接続するための部
材として、一般的に考えられるものであればいずれでも
良い。
【0026】上記の結線構造は、シェル金型1つに対し
て、上型、及び下型の各両側面の全4面において行なわ
れる。
て、上型、及び下型の各両側面の全4面において行なわ
れる。
【0027】上記のように結線されたシェル金型を、例
えばシーズヒータのメンテナンスを行なう場合の手順に
付いて次のように説明する。
えばシーズヒータのメンテナンスを行なう場合の手順に
付いて次のように説明する。
【0028】まずメンテナンスの必要なシェル金型の上
型(あるいは下型)を専用台車の上に載せる。続いてシ
ーズヒータ2の電源端子雄部2aに嵌合されているアダ
プタ4の雌側端子5aを引っ張ってシーズヒータ2から
取り外す。これをシェル金型1の電源側1a及び中性点
側1bのすべてについて行なう。
型(あるいは下型)を専用台車の上に載せる。続いてシ
ーズヒータ2の電源端子雄部2aに嵌合されているアダ
プタ4の雌側端子5aを引っ張ってシーズヒータ2から
取り外す。これをシェル金型1の電源側1a及び中性点
側1bのすべてについて行なう。
【0029】また、シーズヒータの電源端子雄部の先端
が雄ねじ12bに形成されているタイプのシーズヒータ
12を使用する場合は、アダプタ4を取り外した後、中
間端子13をシーズヒータ12より外す。
が雄ねじ12bに形成されているタイプのシーズヒータ
12を使用する場合は、アダプタ4を取り外した後、中
間端子13をシーズヒータ12より外す。
【0030】次に、シーズヒータ2の雄ねじ2b(ある
いは12b)に螺着されているナットをスパナ等の工具
によって緩めると、シーズヒータ2(あるいは12)は
フリーになるので、絶縁ワッシャー3と共にシーズヒー
タ2(あるいは12)をシェル金型1から取り外すこと
ができる。ここでシーズヒータ2(あるいは12)のメ
ンテナンスを行なう。この時、連続的に接続されている
アダプタを含むバー組はそのまま、まとめて適当な場所
に一時的に置いておくことができる。
いは12b)に螺着されているナットをスパナ等の工具
によって緩めると、シーズヒータ2(あるいは12)は
フリーになるので、絶縁ワッシャー3と共にシーズヒー
タ2(あるいは12)をシェル金型1から取り外すこと
ができる。ここでシーズヒータ2(あるいは12)のメ
ンテナンスを行なう。この時、連続的に接続されている
アダプタを含むバー組はそのまま、まとめて適当な場所
に一時的に置いておくことができる。
【0031】メンテナンスされたシーズヒータ2(ある
いは12)、または新規のシーズヒータ2(あるいは1
2)が次に、シェル金型1に挿入される。シェル金型1
に挿入されたシーズヒータ2(あるいは12)の電源側
1a、中性点側1bの両側に突出された電源端子雄部2
a(あるいは12a)に絶縁ワッシャー3を挿入した
後、ナットにて締めつけ、シーズヒータ2(あるいは1
2)を固定する。そして、シーズヒータ12を使用する
場合には中間端子13を取り付ける。最後に連結端子組
に取り付けられているアダプタを、各々ワンタッチで取
り付ける。
いは12)、または新規のシーズヒータ2(あるいは1
2)が次に、シェル金型1に挿入される。シェル金型1
に挿入されたシーズヒータ2(あるいは12)の電源側
1a、中性点側1bの両側に突出された電源端子雄部2
a(あるいは12a)に絶縁ワッシャー3を挿入した
後、ナットにて締めつけ、シーズヒータ2(あるいは1
2)を固定する。そして、シーズヒータ12を使用する
場合には中間端子13を取り付ける。最後に連結端子組
に取り付けられているアダプタを、各々ワンタッチで取
り付ける。
【0032】続いて下型(あるいは上型)または、別の
シェル金型に交換して、同様の作業を行なう。
シェル金型に交換して、同様の作業を行なう。
【0033】以上により、本発明によるアダプタを使用
すれば、シーズヒータのメンテナンスにおける、結線作
業又は結線取り外し作業は、従来に比べ大幅に短縮され
ることができるとともに、多種類のシーズヒータに対応
することができるので、設計変更されたシーズヒータを
有効に使用することができる。
すれば、シーズヒータのメンテナンスにおける、結線作
業又は結線取り外し作業は、従来に比べ大幅に短縮され
ることができるとともに、多種類のシーズヒータに対応
することができるので、設計変更されたシーズヒータを
有効に使用することができる。
【0034】なお、本実施例においては、アダプタの雌
側端子に雌部とスリットを形成したが、新たな中間端子
を用いて、前記中間端子側に雌部とスリットを形成しア
ダプタ側に雄部を形成し、スナップ的嵌着結合しても良
い。また、スリットは十字状でも良くそれ以上多くても
良い。さらに、スナップ的嵌着対偶による結合は一般に
良く知られたものであれば本実施例に限られるものでは
ない。
側端子に雌部とスリットを形成したが、新たな中間端子
を用いて、前記中間端子側に雌部とスリットを形成しア
ダプタ側に雄部を形成し、スナップ的嵌着結合しても良
い。また、スリットは十字状でも良くそれ以上多くても
良い。さらに、スナップ的嵌着対偶による結合は一般に
良く知られたものであれば本実施例に限られるものでは
ない。
【図1】本発明による1実施例のアダプタを使用したシ
ーズヒータ結線状態の例
ーズヒータ結線状態の例
【図2】本発明による1実施例のアダプタを使用したシ
ーズヒータ結線状態の別の例
ーズヒータ結線状態の別の例
【図3】本発明による1実施例のアダプタ
【図4】従来例におけるシーズヒータ結線状態を示す斜
視図
視図
【図5】図4における詳細図
1…シェル金型 2、12…シーズヒータ 2a、12a…シーズヒータの電源端子雄部 4…アダプタ 5…雌側端子 5a…雌部 5b…スリット 13…中間端子 14…雌側端子 15…雄側端子 20…バー(連結端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−230285(JP,A) 実開 平6−39241(JP,U) 実開 平4−33292(JP,U) 実開 昭63−127734(JP,U) 実開 昭54−81939(JP,U) 実開 昭48−87649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22C 13/08,9/06 H05B 3/02
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一端に電源端子雄部を備えた
多数個のシーズヒータが、前記電源端子雄部を突出させ
て金型内に埋設され、外部電源に配線された電線と連結
端子を介して前記電源端子雄部とを接続するシーズヒー
ターの結線構造におけるアダプタであって、前記アダプ
タの一方が前記シーズヒータの前記電源端子雄部、また
は前記電源端子と係合可能な中間端子とスナップ的嵌着
対偶で結合され、前記アダプタの他方が前記連結端子に
結合されることを特徴とするシーズヒーターの結線構造
におけるアダプタ。 - 【請求項2】 前記アダプタの一方に、前記電源端子雄
部または前記電源端子雄部と係合可能な中間端子と嵌合
する雌部が形成され、端面から軸心方向に沿ってスリッ
トが形成されることを特徴とする請求項1記載のシーズ
ヒーターの結線構造におけるアダプタ。 - 【請求項3】 前記アダプタの他方に、前記連結端子と
螺着可能なナット部が形成されることを特徴とする請求
項1または請求項2記載のシーズヒーターの結線構造に
おけるアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153538A JP3010421B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | シーズヒータの結線構造におけるアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153538A JP3010421B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | シーズヒータの結線構造におけるアダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091287A JPH091287A (ja) | 1997-01-07 |
JP3010421B2 true JP3010421B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=15564713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7153538A Expired - Fee Related JP3010421B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | シーズヒータの結線構造におけるアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010421B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP7153538A patent/JP3010421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH091287A (ja) | 1997-01-07 |
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