JP3010371U - スリムかつ片手操縦のショッピングカー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 スリムで格納空間のあまりいらないかつ片手
（きゝ手）で容易に操縦できるショッピングカーを提供
する 【構成】 （イ） 中空の主軸（１）と接合するフレー
ム（２）および主軸（１）とフレーム（２）と接合する
ビーム（３）（４）（５）で構成された車体（ロ） 主
軸（１）を貫通し回転する操縦軸（６）とその上部先端
のハンドグリップ（７）（ハ） 操縦軸（６）の脚部に
ハブで接合するゴム輪（８）とフレーム（２）の脚部に
ハブで接合するゴム輪（９）（ニ） ビーム（３）
（４）（５）にひっかけかつ（用済後に）取外せるバッ
グ保持棚（１１）（ホ） フレーム（２）の上部および
ビーム（３）に接合したフック（１０）（ヘ） ビーム
（４）に装着した支柱（シングルスタンド）（１２）以
上のごとくに構成されたショッピングカーで片手（きき
手）で操作操縦するスリムな構造を特徴とする

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 〔産業上の利用分野〕 この考案はスリムで格納空間のあまりいらないかつ片手（きき手）で容易に操 縦できるショッピングカーに関するものである

【０００２】 〔従来の方式〕 上部に把手枠を備え二輪の台車の上にショッピングバッグを固定させた従来の ショッピングカーがある

【０００３】 〔考案が解決しようとする問題〕 これには次のような欠点があった （イ） 格納には台車・バッグ相応の空間を必要とする （ロ） 操縦軸がないため操縦には何かと配慮がいる 本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである

【０００４】 〔問題を解決するための手段〕 （イ） 中空の主軸（１）と接合するフレーム（２）および主軸（１）とフレ ーム（２）とに接合するビーム（３）（４）（５）で構成された車体 （ロ） 主軸（１）を貫通し回転する操縦軸（６）と片手（きき手）で操縦す るための操縦軸（６）上部先端のハンドグリップ（７） （ハ） 操縦軸（６）の脚部にハブで接合するゴム輪（８）はハンドグリップ （７）の指示操作どおりに進行方向に作動する 後輪のゴム輪はフレーム（２） の脚部にハブで接合する （ニ） ビーム（３）（４）（５）にひっかけ進行方向の外側面にはりださせ 格納時には取外せるバッグ保持棚（１１） （ホ） フレーム（２）のおよびビーム（３）に接合した多目的なフック（１ ０） （ヘ） ビーム（４）に装着した支柱（シングルスタンド）（１２） 本考案は以上のような構成によりなるスリムかつ片手（きき手）による容易に 操縦できるショッピングカーである

【０００５】 〔作用〕 （イ） ショッピングカー使用後はバッグ保持棚（１１）を取外しスリムにし て格納する 格納空間は僅小 （ロ） 使用者はカーの側面にそい片手（きき手）でハンドグリップ（７）を 握り左，右又は直進と進行方向に押すと操縦軸（６）を通じ前輪ゴム輪（８）が 連動する

【０００６】 〔実施例〕 以上本案の実施例について説明する （イ） 中空の主軸（１）ならびにゴム輪（８）に接合する操縦軸（６）にキ ャスター角があるため操縦がし易い （ロ） 主軸（１）の上部末端部分からハンドグリップ（７）につけて操縦軸 は仰角をもつため操縦と力の配分効率がよい （ハ） 主軸（１）と操縦軸（６）を結合固定させかつ操縦軸（６）脚部に回 転軸をもつゴム輪を装着すると大略上記（ロ）と仝様の操縦性が得られる （ニ） ゴム輪（８）（９）を夫々複輪にすると安定がよくなる （ホ） ショッピングバッグは特定せず日常使用の任意のものでよい （ヘ） バッグ保持棚（１１）はバッグの高さおよび底部の長さに対応して伸 縮しバッグ保持の安定を保つ （ト） バッグ保持棚（１１）はショッピングカー格納時は取外し折畳む （チ） 支柱（シングルスタンド）（１２）をビーム（４）にとりつけゴム輪 （８）（９）とともに三（支）点支持で駐車時の姿勢を維持する （リ） 駐車時ならびに超低速歩行時の安定性を補強するために保持棚（１１ ）の下をくぐらせた補助輪（幼児の自転車後輪に装着するタイプ）をビーム（４ ）からはりださせる方法がある補助輪の数により３点支持・４点支持となる （ヌ） 格納時の車巾は車体本体の管（１．２）の外径巾およびゴム輪（８． ９）の巾とビーム（４）に装着した支柱（１２）取付部でスリムである （ル） ショッピングカーの操縦は片手（きき手）で行うため通常は右きき手 用と左きき手用の二種を用意する要がある 本考案はバック保持棚（１１）を進 行方向の外側面にまた支柱（１２）を進行方向の内側面に装着するのできき手の 右，左によって棚（１１）支柱（１２）を夫々の側面に取りつけ装着すればよい きき手別の用意はいらない

【０００７】 〔考案の効果〕 （イ） 従来のショッピングカーはバッグおよびカーの台車容量や外寸に相応 した格納空間を必要とする 本考案はスリムであるから玄関物置等の格納に要す る占拠空間が小さくてよい （ロ） 本考案は片手（きき手）で容易に操作操縦できる （ハ） 本考案と従来のショッピングカーの操縦上の差異について科学的に証 明表現することは難しいが敢えて例示すれば本考案は大人が「幼児の片手を把っ て随伴する」のに対し従来のは「両手で幼児の背を押す」あるいは後又は横の幼 児の両手をひいて歩行する」の違いである

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の左側面図である（バッグ保持棚のみ
斜視図）

【図２】 本考案の正面図である

【符号の説明】

１ 主軸 ２ フレーム ３ ４ ５ ビーム ６ 操縦軸 ７ ハンドグリップ ８ ゴム輪（前輪） ９ ゴム輪（後輪） １０ フック １１ バッグ保持棚 １２ 支柱（シングルスタンド）

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【手続補正書】

【提出日】平成６年９月３０日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【考案の名称】 スリムかつ片手操縦のショッピング
カー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 （イ） 中空の主軸（１）と接合するフ
   レーム（２）および主軸（１）とフレーム（２）と接合
   するビーム（３）（４）（５）で構成された車体 （ロ） 主軸（１）を貫通し回転する操縦軸（６）とそ
   の上部先端のハンドグリップ（７） （ハ） 操縦軸（６）の脚部にハブで接合するゴム輪
   （８）とフレーム（２）の脚部にハブで接合するゴム輪
   （９） （ニ） ビーム（３）（４）（５）にひっかけかつ（用
   済後に）取外せるバッグ保持棚（１１） （ホ） フレーム（２）の上部およびビーム（３）に接
   合したフック（１０） （ヘ） ビーム（４）に装着した支柱（シングルスタン
   ド）（１２） 以上のごとくに構成された、スリムかつ片手（きき手）
   操縦のショッピングカー