JP3010217U - 仏壇仏具類の金飾り構造 - Google Patents

仏壇仏具類の金飾り構造

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JP3010217U
JP3010217U JP1994013871U JP1387194U JP3010217U JP 3010217 U JP3010217 U JP 3010217U JP 1994013871 U JP1994013871 U JP 1994013871U JP 1387194 U JP1387194 U JP 1387194U JP 3010217 U JP3010217 U JP 3010217U
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光男 榎本
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ヤマウチ光栄楽器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練を要せず、簡単迅速に金飾り部を形成で
きる構造を提供する。 【構成】 仏壇や経机等の仏壇仏具類の金飾り部におい
て、飾り形状に成形されたプラスチック、木、アルミ等
の飾り本体の表面に金を蒸着した金飾り体23,36,
46,16,190を形成すると共に、これを装着する
仏壇仏具類の部位に凹段部21,32,42,11,1
91を欠設し、該凹段部に接着剤28,38,48を介
して金飾り体を接着して表面の金飾り部27,35,4
5,15を配置させて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、仏壇や経机等の仏壇仏具類の金飾り部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、仏壇や経机等の仏壇仏具類の金飾り部は、飾り部に金箔押しをして形成 していたが、その作業が熟練を要し、迅速にできない問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、熟練を要せず、簡単迅速に金飾り部を形成できる構造を提供 するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、仏壇や経机等の仏壇仏具類の金飾り部において、飾り形状 に成形されたプラスチック、木、アルミ等の飾り本体の表面に金を被着した金飾 り体を形成すると共に、これを装着する仏壇仏具類の部位に凹段部を欠設し、該 凹段部に接着剤を介して金飾り体を接着して表面の金飾り部を配置させたことを 特徴とする仏壇仏具類の金飾り構造である。なお、飾り本体をプラスチックで成 形し、その表面に金メッキをして金飾り体としてもよい。また、経机の前飾り部 位に凹段部を周設した取付孔を透設し、該取付孔の内周と同一形状をした環状の 金飾り体を凹段部で係止して該取付孔に装着してもよい。さらに、経机の脚材の 角部を切欠して溝状の凹段部を角部に形成し、該凹段部に金飾り体を接着して角 部に金飾り部を配置させてもよい。
【0005】
【作用】
仏壇仏具類の金飾り部位に凹段部を欠設し、該凹段部に接着剤を介して金飾り 体を接着することで飾り本体の表面の金飾り部が配置するのである。これら凹段 部及び金飾り体は機械で同一に大量生産できるため、接着剤を介しての接着作業 で簡単に組み立てることができるのである。請求項2では、プラスチックの表面 に金メッキをして簡単に金飾り体を形成でき、請求項3では、凹段部を周設した 取付孔に環状の金飾り体を装着することで面倒な経机の引出の前飾り部を簡単に 形成でき、請求項4では、角部に溝状の凹段部を形成した脚材に金飾り体を接着 することで角部に金飾り部を配置した経机の脚材が簡単に形成できるのである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1で示す本例経机において、 1は経台、2は引出、3は引出2のつまみ、4は脚材、5は支持材であり、経台 1の両側受材10の前面飾り、引出2の前飾り、引出2のつまみ3の前面角部の 縦線飾り、脚材4の角部の縦線飾り及び支持材5の角部の縦線飾りを金飾り部と している。
【0007】 まず、引出2の前飾りは、図1及び図3で示すように、その前飾り部位に凹段 部21を周設した取付孔22を透設する。また、該取付孔22の内周と同一形状 で凹段部21に収容できると共に、凹段部21の内周端面に当接する嵌着壁24 を後に突設した環状の飾り本体をABS樹脂で成形し、その前面25及び内周面 26に金を蒸着させて金飾り部27とした金飾り体23を形成する。
【0008】 そして、図4のように、凹段部21及びその内周端面に接着剤28を付着し、 その内周端面に嵌着壁24を当接させた状態で金飾り体23を貼着係止して該取 付孔22に装着するのである。これにより、金飾り体23の前面25及び内周面 26の金飾り部27が配置し金飾りとなるのである。
【0009】 なお、従来のように裏から金飾りをしたガン木29を釘止めして金飾り体23 の窓孔部に金飾りを露呈すればよい。或いは、図5のように、本例の環状の金飾 り体23の窓孔部を塞ぐ形状にプラスチック成形し、該窓孔閉鎖部290にも金 蒸着を施して一体の金飾り体23とすればガン木29の釘止めが不要となる。
【0010】 次に、引出2のつまみ3の前面角部の縦線飾りは、図6のように、つまみ本体 31を木で成形し、その前面角部に直角な凹段部32を縦に切欠する。一方、後 面を直角として該凹段部32に収容できる飾り本体33をABS樹脂で成形し、 その前面に金を蒸着させて金飾り部35とした金飾り体36を形成する。そして 、図7のように、該凹段部32に接着剤38を塗布して金飾り体36を装着する ことで、前面の金飾り部35を前面角部に配置するのである。
【0011】 さらに、脚材4の角部の縦線飾りは、図8のように、脚本体41を木で成形し 、その角部に直角な凹段部42を角縁に沿って切欠する。一方、後面を直角とし て該凹段部42に収容できる飾り本体43をABS樹脂で成形し、その前面に金 を蒸着させて金飾り部45とした金飾り体46を形成する。そして、図9のよう に、該凹段部42に接着剤48を塗布して金飾り体46を装着することで、前面 の金飾り部45を角部に配置するのである。
【0012】 また、経台1の両側受材10の前面飾りは、図10のように、両側受材10の 前端面に凹段部11を形成する。一方、後面に係止壁片12を突設した飾り本体 13をABS樹脂で成形し、その前面に金を蒸着させて金飾り部15とした金飾 り体16を形成する。そして、該凹段部11に接着剤18を塗布して金飾り体1 6を装着することで、前面の金飾り部15を前端面に配置するのである。
【0013】 なお、支持材5の角部の縦線飾り51は、引出2のつまみ3の前面角部の縦線 飾りと同様に構成でき、経台1の両側受材10の前面飾りと連続する上面の飾り 部19も、図1のように、その部位に切欠した凹段部191にプラスチック体に 金を蒸着させた金飾り体190を接着剤を介して接着配置させればよい。
【0014】 このように本例によれば、経台の金飾り部が金飾り体23,36,46,16 ,190の接着によって簡単且つ迅速に形成できるのであり、夫々凹段部21, 32,42,11,191で接着剤28,38,48を介して係止貼着してある ため強く保持されるのである。
【0015】 本例は夫々前記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。 例えば、仏壇仏具類であればよく、図11のように、仏壇の金飾りでもよい。ま た、飾り本体の材質は問わず、プラスチック、木、アルミ等でもよく、その表面 に金を被着する手段も適宜である。さらに、飾り本体の接着面の形状も限定され ず、図12のように、角部に切欠した面取角部71、側面に凹溝72、或いは波 溝73等の凹部を欠設して余分な接着剤の逃げ部を形成した金飾り体7としても よい。なお、これを装着する仏壇仏具類の部位に欠設する凹段部の形状及び構成 も任意であり、接着剤の種類も限定されない。
【0016】
【考案の効果】
本考案によると、凹段部に接着剤を介して金飾り体を係止貼着する構成のため 、熟練を要せず、簡単迅速に仏壇仏具類の金飾り部を形成できる効果が大きい。 請求項2では、金飾り体の形成が簡単であり、請求項3では、凹段部を周設した 取付孔に環状の金飾り体を装着することで面倒な経机の引出の前飾り部を簡単に 形成でき、請求項4では、角部に溝状の凹段部を形成した脚材に金飾り体を接着 することで角部に金飾り部を配置した経机の脚材が簡単に形成できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を経机に用いた斜視図であ
る。
【図2】その経机の引出の前飾り部となる金飾り体の一
部切欠した正面図である。
【図3】その経机の引出の前飾り部となる部位の要部正
面図である。
【図4】その経机の引出の前飾り部の縦断拡大側面図で
ある。
【図5】その経机の引出の前飾り部の別例を示す縦断拡
大側面図である。
【図6】その経机の引出のつまみを示す斜視図である。
【図7】その経机の引出のつまみの横断平面図である。
【図8】その経机の脚材を示す斜視図である。
【図9】その経机の脚材の横断平面図である。
【図10】その経机の両側受材10の前面飾りを示す組
立て前の斜視図である。
【図11】別例の仏壇の観音扉の前面飾りを示す一部の
斜視図である。
【図12】別例の飾り体の接着を示す要部の横断平面図
である。
【符号の説明】
1 経台 10 両側受材 2 引出 3 引出のつまみ 4 脚材 5 支持材 16,190,23,36,46,7 金飾り体 11,191,21,32,42 凹段部 28,38,48 接着剤 22 取付孔 24 嵌着壁 27,35,45,15 金飾り部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仏壇や経机等の仏壇仏具類の金飾り部に
    おいて、飾り形状に成形されたプラスチック、木、アル
    ミ等の飾り本体の表面に金を被着した金飾り体を形成す
    ると共に、これを装着する仏壇仏具類の部位に凹段部を
    欠設し、該凹段部に接着剤を介して金飾り体を接着して
    表面の金飾り部を配置させたことを特徴とする仏壇仏具
    類の金飾り構造。
  2. 【請求項2】 飾り本体をプラスチックで成形し、その
    表面に金メッキをして金飾り体とした請求項1の金飾り
    構造。
  3. 【請求項3】 経机の前飾り部位に凹段部21を周設し
    た取付孔22を透設し、該取付孔22の内周と同一形状
    をした環状の金飾り体23を凹段部21で係止して該取
    付孔22に接着した請求項1の金飾り構造。
  4. 【請求項4】 経机の脚材の角部を切欠して溝状の凹段
    部42を角部に形成し、該凹段部42に金飾り体46を
    接着して角部に金飾り部45を配置させた請求項1の金
    飾り構造。
JP1994013871U 1994-10-14 1994-10-14 仏壇仏具類の金飾り構造 Expired - Lifetime JP3010217U (ja)

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