JP3010026U - 折畳型長座布団 - Google Patents
折畳型長座布団Info
- Publication number
- JP3010026U JP3010026U JP1994012501U JP1250194U JP3010026U JP 3010026 U JP3010026 U JP 3010026U JP 1994012501 U JP1994012501 U JP 1994012501U JP 1250194 U JP1250194 U JP 1250194U JP 3010026 U JP3010026 U JP 3010026U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- long
- mat
- long cushion
- mat portion
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- Expired - Lifetime
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長座布団を必要に応じて枕付きの座布団とし
て使用できるようにする。 【構成】 横長な長座布団1の一側に枕として兼用可能
な巾狭なマット部2を連設する。そして、長座布団1と
マット部2をフラットにして使用すれば、マットレスあ
るいは座布団として使用でき、一方、マット部2を長座
布団1の表面側に折り重ねれば、長座布団1上に枕とな
るマット部2が高く形成されるから、、枕付き長座布団
1としても使用できる。
て使用できるようにする。 【構成】 横長な長座布団1の一側に枕として兼用可能
な巾狭なマット部2を連設する。そして、長座布団1と
マット部2をフラットにして使用すれば、マットレスあ
るいは座布団として使用でき、一方、マット部2を長座
布団1の表面側に折り重ねれば、長座布団1上に枕とな
るマット部2が高く形成されるから、、枕付き長座布団
1としても使用できる。
Description
【0001】
本考案は、折り畳みが可能な長座布団に関する。
【0002】
一般に、座布団は、正方形状に縫着され、本来、座って敷くものであるが、例 えば、仮眠の際、枕の代用品として座布団を使用する場合があり、この場合、座 布団を二つ折りに折り畳んで使用しているが、使い心地が良いとは言い難い面が あった。このため、座布団の一端に一段高い枕を一体形成した枕付き座布団が知 られている。
【0003】
前記枕付き座布団は、枕部と座布団とを一体形成することから、仮眠用として 使用する場合、便利である反面、座布団あるいはクッションとして使用する場合 、一段高い枕が邪魔になり、むしろ、枕がない偏平なほうが便利な場合がある。 しかし、前述のように、前記従来の枕付き座布団は枕が一体形成されているから 、必要に応じて座布団あるいはフラットなクッションとして使用することは不可 能であった。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、必要に応じて、フラ ットな座布団にも枕の機能を備えた座布団にも使用することのできる折畳型長座 布団を提供することを目的とする。
【0005】
請求項1の考案は、内部に柔軟なクッション材を有する偏平な長座布団の一側 に折り畳み可能なマット部を連設したものである。
【0006】 請求項2の考案は、内部に柔軟なクッション材を有する偏平な長座布団を概ね 三等分してそれぞれ同大なマット部を連設し、これらマット部を折り畳み可能に 設けたものである。
【0007】 請求項3の考案は、前記請求項1記載の長座布団と前記マット部を包むカバー を設け、このカバーの表面側を長座布団とマット部に跨がって連続させるととも に、長座布団とマット部の裏面側は、前記長座布団とマット部を囲んで長座布団 とマット部の境界部分に切込部を形成して前記マット部を前記長座布団の表面側 に折り重ね可能に設けたものである。
【0008】 請求項4の考案は、前記請求項2のマット部をそれぞれ包むカバーを設け、こ れらマット部の境界部分に形成する切込部を前記長座布団の表裏に形成して長座 布団を三つ折り可能に設けたものである。
【0009】 請求項5の考案は、前記請求項3又は4のカバーの周側面にファスナで開閉す る開口部を設け、この開口部から前記クッション材を着脱自在に設けたものであ る。
【0010】
請求項1の考案は、長座布団とマット部を展開すれば、長座布団とマット部が フラットに連続し、一方、マット部を二つ折りして長座布団の表面側に折り重ね れば、長座布団上に枕となるマット部が高く形成されるから、必要に応じて長座 布団をフラットにして使用することも、枕付きの長座布団としても使用すること も可能である。
【0011】 請求項2の考案は、マット部を展開すれば、長座布団とマット部がフラットに 連続し、一方、一端側のマット部を表面側に折り重ねれば、2枚のマット部がフ ラットに連続し、その上に1枚のマット部が高く形成されるから、必要に応じて 長座布団をフラットにして使用することも、枕付きの座布団としても使用するこ とも可能である。
【0012】 請求項3の考案は、クッション材を包むカバーの表面側を長座布団とマット部 に跨がって設けたから、長座布団とマット部を展開した際、長座布団とマット部 の隙間に溝が表れることなく連続する。また、マット部を二つ折りする際、裏面 側の切込部から長座布団とマット部が離れてマット部が長座布団の表面側に折り 重ねられるから、必要に応じて枕付きの長座布団として使用することができる。
【0013】 請求項4の考案は、マット部を展開すれば、長座布団とマット部がフラットに 連続し、一方、一端側のマット部を表面側に折り重ねれば、2枚のマット部がフ ラットに連続し、その上に1枚のマット部が折り重なって高く形成されるから、 必要に応じて長座布団をフラットにして使用することも、枕付きの座布団として も使用することも可能である。さらに、長座布団を三つ折りに折り畳む際、マッ ト部の境界部分に形成する切込部を前記長座布団の表裏に形成してあるから、3 枚のマット部がZ字状に折り重なり合って、高い枕として用いることができると ともに、未使用時にコンパクトに折り畳むことができる。
【0014】 請求項5の考案は、ファスナでカバーの開口部を開閉すれば、内部のクッショ ン材を簡単に着脱できるから、クッション材を包むカバーだけを家庭で簡単に洗 濯できる。
【0015】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0016】 図1及び図2は、本考案の第1実施例を示し、図1の斜視図に示すように、横 長な長座布団1の一側に枕として兼用可能な巾狭なマット部2が連設されている 。また、マット部2に対する長座布団1の長さの比率は概ね1対2.5となるよ うに成形されている。また、図2の断面図に示すように、長座布団1とマット部 2は、内部にスポンジやウレタンフォームなどから成る柔軟なクッション材3を 有し、これらクッション材3を布地のカバー4で包んで縫着してある。この両ク ッション材3を包むカバー4は、図2に示すように、その表面側が長座布団1と マット部2に跨がって連続しているが、裏面側は、両クッション材3をそれぞれ 包み込むようにして縫着することによって、両クッション材3の境界部分に切込 部5が形成されている。このため、図1の鎖線で示すように、切込部5から前記 マット部2を長座布団1の表面側に折り重ねることができる。さらに、長座布団 1とマット部2のカバー4の周側面にファスナ6で開閉する開口部1A,2Aが 形成され、この開口部1A,2Aから内部の両クッション材3を取り出すことで きる。
【0017】 以上のように構成される本実施例の長座布団1は、単にクッションあるいは座 布団として用いる場合、図1及び図2で実線で示すように、長座布団1とマット 部2をフラットにして使用する。そして、枕付き長座布団1として使用する場合 、図1及び図2で鎖線で示すように、マット部2を長座布団1の表面側に折り重 ねれば、長座布団1上に枕となるマット部2が折り重なって高く形成される。こ のように、本実施例では、必要に応じて、長座布団1とマット部2をフラットに して使用することも、枕付きの長座布団としても使用することもでき、また、フ ァスナ6で長座布団1とカバー4の開口部1A,2Aを開閉すれば、内部の両ク ッション材3を簡単に着脱できるから、クッション材3を包むカバー4だけを家 庭で簡単に洗濯することができる。
【0018】 図3ないし図6は、本考案の第2実施例を示し、前記第1実施例と同一機能を 有する部分に同一符号を付し、その詳細を省略して説明する。
【0019】 この例では、長座布団11を概ね三等分してそれぞれ同大な3枚のマット部12を 連設して構成し、これらマット部12の境界部分に形成する切込部5を前記長座布 団11の表裏に交互形成することによって、図4で鎖線で示すように、前記長座布 団11を三つ折り可能に設けている。また、各マット部12のカバー4の周側面に形 成する開口部12Aは、前記第1実施例と同様、ファスナ6で開閉している。
【0020】 以上のように構成される本実施例の長座布団11は、単にクッションあるいは長 座布団として用いる場合、図3及び図4で実線で示すように、長座布団11のマッ ト部12を展開させてフラットにして使用する。そして、長座布団11を枕の代用と して使用する場合、一端側のマット部12を表面側に折り重ねれば、図5の斜視図 で示すように、2枚のマット部12がフラットに連続し、その上に1枚のマット部 12が高く形成されるから、前記第1実施例と同様、必要に応じて、長座布団11を フラットにして使用することも、枕付きの長座布団としても使用することも可能 である。さらに、本実施例では、長座布団11をZ字状に三つ折りにして折り畳む と、3枚のマット部12が折り重なって、高い枕として用いることができるととも に、未使用時にコンパクトに折り畳むことができる。
【0021】 なお、前述した第1実施例の長座布団1と第2実施例の長座布団11を組み合わ せて使用すれば、例えば、図5に示すように、長座布団11を展開してフラットな マットレスとして使用し、一方、長座布団1は、1枚のマット部2を折り重ねて 枕付きの座布団と使用することによって、ほぼ全身に敷いて使用することができ るから、単に枕の代用品としてはなく、枕を備えたマットレスとして使用するこ とができ、また、図5に示すフラットな長座布団11のマット部12を長座布団11と 同様に、二つ折り折り重ねて長座布団11と長座布団1を離して敷けば、一方の長 座布団1のマット部2を枕として使用し、他方の長座布団11の一段高いマット部 12を足載せのマットとして用いることができ、このように、両長座布団1,11を 組み合わせることによって一層、使い勝手が優れとともに、より多目的に用いる ことができる。
【0022】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記各実施例に限定されるも のではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、内部のクッ ション材の材質は適宜設定すれば良いものであり、また、第1実施例において、 長座布団に対するマット部の比率なども適宜設定すれば良い。
【0023】
【考案の効果】 請求項1の考案は、内部に柔軟なクッション材を有する偏平な長座布団の一 側に折り畳み可能なマット部を連設したことによって、長座布団をフラットにし て使用することも、枕付きの座布団としても使用できる折畳型長座布団を提供す ることができる。
【0024】 請求項2の考案は、内部に柔軟なクッション材を有する偏平な長座布団を概ね 三等分してそれぞれ同大なマット部を連設し、これらマット部を折り畳み可能に 設けたことによって、長座布団をフラットにして使用することも、枕付きの座布 団としても使用できるとともに、未使用時にコンパクトに折畳み可能な折畳型長 座布団を提供することができる。
【0025】 請求項3の考案は、前記請求項1記載の長座布団と前記マット部を包むカバー を設け、このカバーの表面側を長座布団とマット部に跨がって連続させるととも に、長座布団とマット部の裏面側は、前記長座布団とマット部を囲んで長座布団 とマット部の境界部分に切込部を形成して前記マット部を前記長座布団の表面側 に折り重ね可能に設けたことによって、長座布団をフラットにして使用すること も、枕付きの座布団としても使用できるとともに、長座布団をフラットにして使 用した際、その表面側に長座布団とマット部の隙間に溝が表れることなく連続し 、使い心地が良好な折畳型長座布団を提供することができる。
【0026】 請求項4の考案は、前記請求項2のマット部をそれぞれ包むカバーを設け、こ れらマット部の境界部分に形成する切込部を前記長座布団の表裏に形成して長座 布団を三つ折り可能に設けたことによって、長座布団をフラットにして使用する ことも、枕付きの座布団としても使用できるとともに、未使用時に長座布団を三 つ折り折重ねてコンパクトに折畳み可能な折畳型長座布団を提供することができ る。
【0027】 請求項5の考案は、前記請求項3又は4のカバーの周側面にファスナで開閉す る開口部を設け、この開口部から前記クッション材を着脱自在に設けたことによ って、内部のクッション材を取り出してクッション材を包む布を簡単に洗濯でき る折畳型長座布団を提供することができる。
【図1】本考案の第1実施例を示す長座布団の斜視図で
ある。
ある。
【図2】同上、長座布団の断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す長座布団の斜視図で
ある。
ある。
【図4】同上、長座布団の断面図である。
【図5】同上、枕として使用した状態の長座布団の斜視
図である。
図である。
【図6】同上、長座布団の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
1,11 長座布団 1A,2A 開口部 2,12 マット部 3 クッション材 4 布 5 切込部 6 ファスナー
Claims (5)
- 【請求項1】 内部に柔軟なクッション材を有する偏平
な長座布団の一側に折り畳み可能なマット部を連設した
ことを特徴とする折畳型長座布団。 - 【請求項2】 内部に柔軟なクッション材を有する偏平
な長座布団を概ね三等分してそれぞれ同大なマット部を
連設し、これらマット部を折り畳み可能に設けたことを
特徴とする折畳型長座布団。 - 【請求項3】 前記長座布団と前記マット部を包むカバ
ーを設け、このカバーの表面側を長座布団とマット部に
跨がって連続させるとともに、長座布団とマット部の裏
面側は、前記長座布団とマット部を囲んで長座布団とマ
ット部の境界部分に切込部を形成して前記マット部を前
記長座布団の表面側に折り重ね可能に設けたことを特徴
とする請求項1記載の折畳型長座布団。 - 【請求項4】 前記マット部をそれぞれ包むカバーを設
け、これらマット部の境界部分に形成する切込部を前記
長座布団の表裏に形成して長座布団を三つ折り可能に設
けたことを特徴とする請求項2記載の折畳型長座布団。 - 【請求項5】 前記カバーの周側面にファスナで開閉す
る開口部を設け、この開口部から前記クッション材を着
脱自在に設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の
折畳型長座布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012501U JP3010026U (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 折畳型長座布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012501U JP3010026U (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 折畳型長座布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010026U true JP3010026U (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=43145799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012501U Expired - Lifetime JP3010026U (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 折畳型長座布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010026U (ja) |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP1994012501U patent/JP3010026U/ja not_active Expired - Lifetime
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