JP3010021B2 - ビーム型トンネル掘削機 - Google Patents

ビーム型トンネル掘削機

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JP3010021B2
JP3010021B2 JP22344496A JP22344496A JP3010021B2 JP 3010021 B2 JP3010021 B2 JP 3010021B2 JP 22344496 A JP22344496 A JP 22344496A JP 22344496 A JP22344496 A JP 22344496A JP 3010021 B2 JP3010021 B2 JP 3010021B2
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JP
Japan
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main beam
center bending
cutter head
tunnel excavator
thrust
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JPH1061389A (ja
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雄三 古賀
一夫 服部
保徳 近藤
貴人 吉田
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Shimizu Corp
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Shimizu Corp
Kawasaki Jukogyo KK
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、急曲
線施工に適したビーム型(オープン型ともいう)トンネ
ル掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、岩盤におけるトンネル掘削用
として、例えば、特公昭62−32319号公報に従来
技術として記載されている図6のようなビーム型トンネ
ル掘削機が知られている。これによれば、前端にカッタ
ーヘッド31を備えたビーム32に沿って、前後に間隔
をあけ且つ一体に連結された前後一対のグリッパ33を
前後方向に摺動自在に配設し、後側グリッパ33bとビ
ーム32後端部をスラストジャッキ36で連結した構造
からなる。ビーム32の後端には駆動ユニット37を備
え、ビーム32の中心部を軸方向に貫通する回転軸38
を介してカッターヘッド31を回転させる。また、ビー
ム32の後端にはサポート39を下向きに伸縮自在に備
えている。そして、前後のグリッパ33を伸長させてト
ンネル坑壁に押し当てて掘進時の反力をとり、カッター
ヘッド31を回転しながらスラストジャッキ36収縮し
て前進させ、掘削作業を行って所定距離前進した後、前
後のグリッパ33を収縮し、スラストジャッキ36を伸
長させグリッパ33をビーム32に沿って前方へ戻す。
こうした作業を繰り返し行うことにより、トンネルを掘
削するものである。
【0003】また、従来のビーム型トンネル掘削機とし
ては、これとは別に図8のようなものも知られている。
これは、岩盤掘削用のローラーカッター43a有するカ
ッターヘッド43が軸受44を介して回転自在に配設さ
れている。軸受44は、バルクヘッド45に取り付けら
れており、カッターヘッド43の駆動ユニット47もそ
の前端部がバルクヘッド45に固定されている。バルク
ヘッド45は、その外周縁部の下方部分において、フロ
ントサポート(図示せず)とボルト止め等の手段で結合
され、一体としてフロントボディ42を構成する。メイ
ンビーム49は、バルクヘッド45の中心付近に固設さ
れ、フロントボディ42から後方へ延びている。メイン
ビーム49に隣接して掘削土の搬出用ベルトコンベヤ
(図示せず)がカッターチャンバー46から後方へ延設
されているが、このベルトコンベヤは、メインビーム4
9を中空構造としてその内部に配設してもよい。メイン
ビーム49の後端には一対のグリッパ装置50が前後方
向に摺動自在に配置されている。メインビーム49の前
部とグリッパ装置50はスラストジャッキ51によって
連結されている。メインビーム49の後端は、一対のリ
ヤサポート52が下方に配設されている。このトンネル
掘削機41は、グリッパ50を伸長させ、トンネル坑壁
に押し当てて掘削時の反力をとり、カッタヘッド43を
回転させつつ、スラストジャッキ51を伸長して前進さ
せ、掘削作業を行って所定距離前進した後、リヤサポー
ト52を伸長してメインビーム49の後端側を支承し、
グリッパ装置50のグリッパーシュー50aを収縮した
状態で、スラストジャッキ51を収縮することにより、
グリッパ装置50をメインビーム49に沿って前方へ引
き寄せ、元の状態に戻す。こうした作業を繰り返すこと
によって。トンネルを掘削するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した前者(図6)
の従来のビーム型トンネル掘削機では、図7に示すよう
にカーブ掘削施工時に掘削機の後部を左右に移動してカ
ッターヘッドの向きを変えるが、せいぜい実線で示すカ
ーブ程度の掘削しかできず、仮想線で示すような急曲線
施工には対応できない。なぜなら、 グリッパ33の
ストロークに限界があり、必要なだけの移動ができず、
ビーム38の後端がトンネル壁に接触し必要な移動
量が得られない、等の理由からであり、従って、施工で
きるカーブ半径に制約がある。
【0005】また、後者(図8)の従来のビーム型トン
ネル掘削機においても同様のことが言える。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願に係る発明は、
ビーム型トンネル掘削機におけるビームの途中に中折れ
機構を設け、カッターヘッドを含む前部ビームを該中折
れ機構の中折れピンを支点として首振り可能にすること
により、急曲線施工に対応できるようにしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】この出願発明に係るビーム型トン
ネル掘削機の実施形態としては、前端部にカッターヘッ
ドを有し、該カッターヘッドを回転自在に支持駆動する
カッターヘッド駆動部と、該駆動部から後方へ向けて延
びるメインビームと、該メインビームの後部に該メイン
ビームに沿って前後に摺動自在なグリッパ装置とを備
え、該グリッパ装置の摺動範囲外の前記メインビームの
途中を前部メインビームと後部メインビームとに分割
し、この分割部に中折れ機構を構成する中折れピンを設
けて前部メインビームと後部メインビームとを連結枢着
し、該中折れ機構に中折れ駆動手段を設けて該中折れピ
ンを支点としてカッターヘッドを含む前部メインビーム
を該中折れ駆動手段により首振り可能に構成したビーム
型トンネル掘削機において、中折れ駆動手段を該前部メ
インビームを挟んで両側に設けたスラストジャッキで構
成し、該スラストジャッキの前端を前部メインビームの
後端上に枢支ピンを軸として枢着連結するとともにその
後端をグリッパ装置の外端部に枢着し、前記中折れピン
の軸心を通り前部メインビーム軸心線に直交する直線上
前記したスラストジャッキと前部メインビームとの連
結枢支ピンを配置したものである。
【0008】これによって、中折れピン軸にして前部
メインビーム等を曲線施工したい方向に所定量(角度)
揺動させることができ、急曲線施工に容易に対応でき
る。また、中折れピンの軸心を通りメインビームの軸
線に直交する直線上にスラストジャッキと前部メインビ
ームとの連結枢支ピンを配置することで、スラストジャ
ッキの力量を最小にしつつ前部メインビーム等を容易に
揺動させることが可能となり、しかも、周囲にある他の
設備に干渉することなく、コンパクトにスラストジャッ
キ等を配置することができる。
【0009】
【実施例】以下、この出願に係る発明のビーム型トンネ
ル掘削機の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】図1はビーム型トンネル掘削機の全体を概
略的に示す概略平面図、図2は同概略側面図(掘削機の
前部は断面して示す)、図3の左半分は図2のA−A線
断面図で、右半分は図2のB−B線断面図、図4の左半
分は図2のC−C線断面図で、右半分は図2のD−D線
断面図、図5はこの出願発明のトンネル掘削機の急曲線
施工時の動作図(平面)である。
【0011】図1、2に示すように、トンネル掘削機1
は、バルクヘッド5とフロントサポート7から構成され
るフロントボディ2を備えている。フロントボディ2の
前端部には、多数の岩盤掘削用のローラーカッター3a
を有するカッターヘッド3が、軸受4を介して回動自在
に配設されている。軸受4はバルクヘッド5に取り付け
られており、バルクヘッド5の後部より取り付けられた
駆動ユニット20により回転駆動される。バルクヘッド
5は円形の板体と環状のフレームとからなり、その外縁
部の下方においてフロントサポート7とネジ止め等の手
段で連結されている。また、バルクヘッド5の前面には
カッターチャンバー6が、カッターヘッド3との空間に
おいて一体に形成されている。フロントサポート7は、
バルクヘッド5の下方に配設されており、坑壁に接地し
てカッターヘッド3とバルクヘッド5を支承している。
【0012】メインビーム9は、矩形断面の形状を持
ち、中空構造となっている。メインビーム9は、その前
端部がバルクヘッド5の中央部付近に固設され、フロン
トボディ2から後方へ延びている。メインビーム9は、
前端から後方にかけて段階的に形状が小さくなってい
る。メインビーム9の内空部にはベルトコンベヤ10が
カッターチャンバー6からトンネル掘削機1の後端まで
延設されている。また、メインビーム9の後端部には一
対のリヤサポート11が下向きに配設されている。リヤ
サポート11は、図4のように接地用の断面円弧状シュ
ー11aをジャッキ11bで進退させる構造からなる。
【0013】メインビーム9の前方部分には、図3のよ
うに(図1、2には簡単のため省略)、エレクタ12a
が配備される。エレクタ12aは、メインビーム前部9
aに配設されたガイドレール12に沿って円周方向に回
転自在となっており、地山の支保部材(例えばリング支
保等)を組み立てるものである。
【0014】図1、図2に示すように、メインビーム後
部9cにはグリッパ装置16が前後方向に摺動自在に配
設され、メインビーム9を前後方向に摺動自在に支持し
ている。このグリッパ装置16がメインビーム9に沿っ
て前後方向に摺動自在する範囲を除いた前方部にメイン
ビーム9の中折れピン13aを有する中折れ機構13が
設けられている。メインビーム9はこの中折れピン13
aの前後で前部メインビーム9Aと後部メインビーム9
Bとに分割され、中折れピン13aを軸にしてカッタヘ
ッド3を含む前部メインビーム9Aが首振り(揺動)可
能に枢支連結されている。
【0015】前部メインビーム9Aの後端の左右両側に
ブラケット14が張り出して設けられ、このブラケット
14から張り出した上下一対の支持部材14bにスラス
トジャッキ15の一端が枢支ピン14aを軸として枢着
され、その他端がグリッパ装置16の外端部に枢着され
ている。その結果、左右のスラストジャッキ15がハの
字形をなして配設された形になっている。通常の場合、
このスラストジャッキ15が中折れ機構13の中折れ駆
動手段を構成するものであるが、本来、このスラストジ
ャッキ15は掘進用ジャッキとして働くものである。本
願ではこれを中折れ駆動手段として利用して装置を簡便
にしている。もっとも、スラストジャッキ15を中折れ
駆動手段として利用せずに、中折れピン13aに別途ロ
ータリアクチュエータを接続して、中折れピン13aを
ロータリアクチュエータによって回動させることにより
前部メインビーム9Aを揺動させるようにしてもよい。
【0016】前部メインビーム9Aの軸心線O1 に直交
し、中折れピン13aの軸心Oを通る直線O2 上に左右
の枢支ピン14aの軸心がくるようにスラストジャッキ
15と前部メインビーム9Aとの連結部を配置する。こ
れは、前部メインビーム9Aの首振りのための力量が小
さくて済むからである。かかる構成では、スラストジャ
ッキ15の力点が中折れピン13aを通る直線上にあ
り、カッターヘッド3は地山に押し付けられているた
め、カッターヘッドステアリング時の首振り中心は、カ
ッターヘッド3と地山との接触部となる。そのため、カ
ーブ中心と同じ側のスラストジャッキ15を押すと、中
折れピン13aは図5上において上方に振れ、前部メイ
ンビーム9Aと後部メインビーム9Bとは中折れピン1
3aの位置で掘削が進むにつれて「く」の字形に大きく
屈折する(図4に示すように後部メインビーム9Bは球
面座16aを介して揺動自在である)。カッターヘッド
3は掘 削しながら所定方向に首振りする。
【0017】図4に示す如く、上記グリッパ装置16の
両側にはメイングリッパ17がそれぞれ配設されてい
る。メイングリッパ17は、断面円弧状のグリッパシュ
ー17aを複数本のグリッパジャッキ17bの先端に連
結して取り付け、グリッパジャッキ17bの伸縮動作に
よりグリッパシュー17aを両側方に進退させ、トンネ
ル坑壁に押付け可能な構造からなる。また、スラストジ
ャッキ15の後端部は、本例では、グリッパシュー17
aに摺動自在に当接させたうえで、メイングリッパ17
のグリッパシュー17aに鉛直ピン15b(図5)を介
して連結されている。なお、スラストジャッキ15の後
端部は、グリッパ装置16に当接させて連結することも
できる。
【0018】以上のように構成される本実施例のトンネ
ル掘削機1について、掘削動作を説明する。 A) 通常の直線施工の場合: 岩盤等の硬質地盤におけるトンネル掘削に際しては、メ
イングリッパ17のグリッパシュー17aを坑壁に押し
当て、グリッパ装置16を地山(トンネル坑壁)に固定
した状態で、カッターヘッド3を回転させながらスラス
トジャッキ15を伸長させることによりフロントボディ
2を前進させて掘削作業を行う。所定距離の掘削後は、
リヤサポート11を伸長してメインビーム9の後端側を
支承し、メイングリッパ17のグリッパシュー17aを
収縮した状態で、スラストジャッキ15の収縮によりグ
リッパ装置16をメインビーム9に沿って前方へ引き寄
せ、元の状態に戻し、後は上記の作業を繰り返すことに
より、掘削作業を遂行する。 B) 急曲線施工の場合(図5参照): トンネルの掘削方向の制御は、カーブ半径が大きい(ゆ
るやかな曲線施工)の場合には、両側のメイングリッパ
17のグリッパジャッキ17bのストローク差を利用し
て行うこともできるが、急曲線施工の場合には、グリッ
パ装置16を地山(トンネル坑壁)に固定した状態で、
左右のスラストジャッキ15にストローク差を設けて、
例えば図5の如く左に急カーブしたい時には、左のスラ
ストジャッキ15を右のものよりより長く伸ばすことに
より中折れピン13aを図5において上方に押してこの
位置で屈折させてカッターヘッド3を含む前部メインビ
ーム9Aを左方向に掘削進行の過程で所定の角度θだけ
揺動させる。そして左右のストローク差をそのまま保持
制御しながら、上記と同様な要領で掘進していくと所望
の急カーブの掘削ができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したこの出願発明の実施形態に
よれば下記の優れた効果が得られる。 中折れピンの
軸にして前部メインビーム等を曲線施工したい方向に所
定量(角度)揺動させることができ、急曲線施工に容易
に対応できる。 本来掘進用として使用される左右の
スラストジャッキを利用して、これを中折れ駆動手段と
することで装置が簡便となる。この左右のスラストジャ
ッキにストローク差をつけることによって、前部メイン
ビーム等が中折れピンを軸として揺動させることがで
き、急曲線施工に難無く対応可能となる。 中折れピ
ンの軸心を通りメインビーム軸心線に直交する直線上に
スラストジャッキと前部メインビームとの連結枢支ピン
を配置することにより、スラストジャッキの力量を最小
にしつつ前部メインビーム等を容易に揺動させることが
可能となり、しかも、コンパクトにスラストジャッキ等
を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願発明に係る実施例としてのトンネル掘
削機の全体を概略的に示した平面図である。
【図2】同概略側面図(掘削機の前部は断面して示す)
である。
【図3】左半分は図2のA−A線断面図で、右半分は図
2のB−B線断面図である。
【図4】左半分は図2のC−C線断面図で、右半分は図
2のD−D線断面図である。
【図5】この出願発明のトンネル掘削機の急曲線施工時
の動作図(平面)である。
【図6】従来の一般的なビーム型トンネル掘削機の全体
を概略的に示す側面図である。
【図7】従来の一般的なビーム型トンネル掘削機の曲線
施工時の課題を説明するための概略平面図である。
【図8】従来の一般的なビーム型トンネル掘削機の全体
を概略的に示した平面図である。
【符号の説明】
1…トンネル掘削機 2…フロントボディ 3…カッターヘッド 5…バルクヘッド 6…カッターチャンバー 7…フロントサポート 9…メインビーム 9A…前部メインビーム 9B…後部メインビーム 15…スラストジャッキ(中折れ駆動手段) 16…グリッパ装置 17…メイングリッパ 13…中折れ機構 13a…中折れピン 14a…枢支ピン 20…駆動ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 保徳 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番 3号 川崎重工業株式会社 神戸本社内 (72)発明者 吉田 貴人 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番 3号 川崎重工業株式会社 神戸本社内 (56)参考文献 特開 昭59−185299(JP,A) 特開 昭59−228594(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部にカッターヘッドを有し、該カッ
    ターヘッドを回転自在に支持駆動するカッターヘッド駆
    動部と、該駆動部から後方へ向けて延びるメインビーム
    と、該メインビームの後部に該メインビームに沿って前
    後に摺動自在なグリッパ装置とを備え、該グリッパ装置
    の摺動範囲外の前記メインビームの途中を前部メインビ
    ームと後部メインビームとに分割し、この分割部に中折
    れ機構を構成する中折れピンを設けて前部メインビーム
    と後部メインビームとを連結枢着し、該中折れ機構に中
    折れ駆動手段を設けて該中折れピンを支点としてカッタ
    ーヘッドを含む前部メインビームを該中折れ駆動手段に
    より首振り可能に構成したビーム型トンネル掘削機にお
    いて、 中折れ駆動手段を該前部メインビームを挟んで両側に設
    けたスラストジャッキで構成し、該スラストジャッキの
    前端を前部メインビームの後端上に枢支ピンを軸として
    枢着連結するとともにその後端をグリッパ装置の外端部
    に枢着し、前記中折れピンの軸心を通り前部メインビー
    ム軸心線に直交する直線上に前記したスラストジャッキ
    と前部メインビームとの連結枢支ピンを配置したことを
    特徴とするビーム型トンネル掘削機。
JP22344496A 1996-08-26 1996-08-26 ビーム型トンネル掘削機 Expired - Lifetime JP3010021B2 (ja)

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JPH1061389A JPH1061389A (ja) 1998-03-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103437775B (zh) * 2013-09-13 2015-06-03 中铁工程装备集团有限公司 一种开敞式全断面岩石掘进机

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JPH1061389A (ja) 1998-03-03

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