JP3009744U - プレート境界標 - Google Patents

プレート境界標

Info

Publication number
JP3009744U
JP3009744U JP1994013121U JP1312194U JP3009744U JP 3009744 U JP3009744 U JP 3009744U JP 1994013121 U JP1994013121 U JP 1994013121U JP 1312194 U JP1312194 U JP 1312194U JP 3009744 U JP3009744 U JP 3009744U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
point
boundary
plate
display surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994013121U
Other languages
English (en)
Inventor
康博 来島
美樹 磯村
Original Assignee
康博 来島
美樹 磯村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康博 来島, 美樹 磯村 filed Critical 康博 来島
Priority to JP1994013121U priority Critical patent/JP3009744U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009744U publication Critical patent/JP3009744U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プレート境界標の境界点の表示部分の一部が
欠損又は摩耗しても、その境界点の復元及び確認を容易
にできるプレート境界標を提供する。 【構成】 金属、セラミックス等からなるプレート境界
標10の上面を表示面1とし、該表示面にその大部分の
面を占有するようにかつ特定方向に配向して境界点指示
用の指示マーク4及び紋様2を形刻して構成する。指示
マークによる境界点の指示は、プレート境界標の中点3
(3a)を境界点とする中心点指示型式と、表示面1の
上側面5の中間点3(3b)を境界点とする中間点指示
型式と、上側面5の左又は右の角点3(3c)を境界点
とする角点指示型式との3型式で表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、所有土地の境界等を永久的に表示するためのプレート境界標に関し 、特に同プレート上の境界点の表示部分の一部が欠損又は摩耗してもその境界点 の復元及び確認を容易にできるごとくしたプレート境界標に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
境界点標識にはその性格上、永久性の確保及び認識度の向上が求められる。 従来、境界点標識としてはプラスチック杭、コンクリート杭、金属杭、あるい はコンクリート杭の表面にアルミ、真鍮、ステンレス等の金属プレートを取着し た杭が使用されるほか、細かく文字や数字の書かれた盤状の金属標識(プレート 境界標)が使用され、そのプレート境界標はモルタルや接着剤、ボルト等を用い て、コンクリート面などに固設されている。 道路、敷地などのコンクリート面に固設されているプレート境界標は、その上 面に細かく書かれた文字や数字が風雨にさらされて錆が生じたり、日光の紫外線 により退色したりして、判別不可能となることが多い。また走行車両の車輪面の 強圧接触による衝撃で、プレート境界標の一部が破損、散失し、境界点の復元や 確認が至難となることが多々ある。
【0003】 特に、上記の従来のプレート境界標は、表面の境界点及び測点を示す表示マー ク部分が一部破損又は摩耗して境界点及び測点が不明、又は不明瞭となった場合 には、その表示マークが指示マーク(矢印)だけのものがほとんどであり、指示 マークに文字を組合せて表示したものも一部はあるが、小さな日本文字又は英文 字を組合せているのに過ぎないため、その境界点の復元及び確認が至難であった 。その結果、関係者立会いの下に土地境界等の再測量を必要とする重大事態をひ きおこす恐れがあり、標識の表示部分の一部が欠損又は摩耗した場合に、その境 界点の復元及び確認を容易にするプレート境界標の提供が待望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題の解決を目的するものであり、それは下記構成の考案によっ て達成される。 (1)アルミ材又は真鍮材等の金属材料又はセラミックス材料等からなるプレ ートの上面を表示面とし、該表示面にその大部分の面を占有するようにかつ特定 方向に配向して境界点指示用の指示マーク及び紋様を形刻してなることを特徴と するプレート境界標。 (2)金属、セラミックス等からなるプレートの上面を表示面とし、該表示面 にその大部分の面を占有するようにかつ特定方向に配向して境界点指示用の指示 マーク及び紋様を形刻してなるプレート境界標において、該指示マークによる境 界点の指示は、表示面の中心を境界点とする中心点指示型式と、表示面の上側面 の中点を境界点とする中間点指示型式と、表示面上側面の左又は右の角点を境界 点とする角点指示型式との3型式で表示し、中心点指示型式では前記表示面中心 に指示マークのマル点と共に紋様の中心を合せて形刻し、中間点指示型式では指 示マークの上向きの矢印の突端を表示面の上側辺中点に合せて形刻すると共に紋 様を上側辺に向けて配向し、かつその中心を下方に下げて形刻し、角点指示型式 では指示マークの左右45°上向きの矢印の突端を表示面上側辺の左又は右角点 に合せて形刻すると共に紋様を前記左又は右角点に向けて配向し、かつその中心 をそれぞれ45°下方向に下げて形刻してなることを特徴とする(1)記載のプ レート境界標。 (3)プレート境界標が、金属材、石材、セラミックス材及びプラスチック材か ら選ばれた1種以上の材料で構成されてなることを特徴とする(1)又は(2) 記載のプレート境界標。 (4)プレート境界標が、その下面にボルトを装着してなることを特徴とする( 1)〜(3)のいずれかに記載のプレート境界標。 (5)プレート境界標に、単数又は複数個のボルト取付孔が穿設されてなること を特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の境界標。 (6)単数又は複数個のボルト取付孔が、特定方向に配向して配設されてなるこ とを特徴とする(5)に記載のプレート境界標。 かくして、本考案のプレート境界標によれば、仮りにプレート境界標上面の表 示マークの一部が破損又は摩耗しても、指示マーク及び紋様が大きく、かつ、特 定方向への配向表示がなされているため、さらにはその表示型式及び配置が定格 化しているため、境界標の復元及び確認を容易にすることができる。 なお、ここでいう指示マークとは、境界点を指示するマークのすべてを意味し 、実施例においては、マル印又は二等辺三角形印のものであり、配置ルールにお いては、マル印又は矢印である。
【0005】 プレート境界標としては長期的な美観と耐久性を具備し、かつ安価であること が望ましく、使用用途、場所等を充分に考慮してその原材料を選択することによ り、前記の各条件を満たすことが可能となる。材料としては、通常ステンレス、 銅、真鍮、アルミニウム等の金属が用いられるが自然環境の変化にほとんど影響 を受けないセラミックスを用いることも好ましい。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案実施例の各種プレート境界標の平面図である。(イ)は表示面1 の中心を境界点とする中心点指示形式の表面図であり、該表面にその大部分の面 を占有するように紋様2(2a)が形刻されており、その表示面1の中点3(3 a)が境界点として形刻されている。(ロ)は表示面1の上側面5の中心点を境 界点とする中間点指示型式の表面図であり、上側面5の中点3(3b)を境界点 とし、指示マーク4の二等辺三角形の突端を前記中点3(3b)に合せて形刻す る。そして該表面にその大部分の面を占有するように紋様2(2b)を形刻して ある。(ハ)は表示面1の上側面5の左又は右の角点3(3c)(代表的に左の 角点を例示する。)を境界点とする角点指示型式であって、指示マーク4の矢印 の突端を前記角点3(3c)に合わせて(45°傾斜させる)形刻し、その方向 に配向して該表面にその大部分の面を占有するように紋様2(2c)を形刻して ある。
【0007】 次に本考案のプレート境界標表面における指示マークと紋様の配置ルールを前 記3型式について説明する。 図2は、前記配置ルールを模式的に表すもので、指示マーク4に対応する紋様 2(2A.2B.2C)(代表的に大マル印で例示する)の配置のルールは、( イ)の中心点型式では、中心3(3a)にマル点4と共に紋様の中心を合わせて 形刻する。(ロ)の中間点型式では矢印4に対し紋様2(2B)の中心を下げて 形刻する。(ハ)の角点型式では矢印4に対し、紋様2(2C)の中心を45° 下方に下げて形刻する。 以上により、指示マーク部分の一部が破損又は摩耗して不明になっても、占有 的に大きく表示された指示マーク4及び紋様2の一部が残存するため、以上の3 型式による境界点指示の定格化と指示マーク4に対する紋様2の配置の規定化に より定則的に境界点の復元及び確認が簡易にできる。
【0008】 また、本考案に使用される指示マーク4及び紋様2は特定方向を指示できるよ うに配向されたものであることが必要である。(ただし、中心点型式におけるマ ル点4を除く。)
【0009】 ここで、上記プレート境界標10の設置手順を図示説明する。まず、図3の( A)に断面図を示すごとく、プレート境界標10の下面にボルト6を装着する。 なおプレート境界標10の裏側には、接着剤との接合強化を図るための凹部11 を形設してある。プレート境界標10の固設の基本は、設置個所にプレート形状 の面積及び体積分のコンクリート又は土を掘り取りプレート境界標表面を残して 、コンクリート内に埋めるだけでよい。 次に、図3の(B)に2つボルト取付孔を有するプレート境界標を設置する例 の手順を図示する。図3の(B)ので図示するように、まずプレート境界標1 0を所定地点に押当てその設置位置を定め、次いでその地点にのようにボルト 取付孔8をドリルであけ、プレートの面積、体積分だけ掘り取り、表面・アンカ ー用穴を清掃した後、ボンドBを充填し、その中にプレート境界標10を挿入設 置し、最後にのごとくオールアンカー7の頭部ピン7(7a)をハンマーHで 打ち込んでプレート境界標を所定の位置に固設する。
【0010】
【考案の効果】
以上のごとく、本考案によればプレート境界標の表面の境界点及び測点を示す 表示マーク部分が破損又は摩耗等を起こしてそれらの点の所在箇所が不明、不明 瞭となってしまっても、表示部分の指示マーク、紋様、文字、数字、記号等が表 示面の大部分を占有するごとく、かつ特定方向に配向して、定格的に表示されて いるため、それらの残存部分から推定して元の境界点を簡易に復元又は確認する ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体的な境界点指示の3型式の説明図である。
【図2】指示マークに対する紋様の配置説明図である。
【図3】プレート境界標の下面にボルト装着の横断面図
と取付孔を施したプレート境界標の設置手順を表示す
る。
【符号の説明】
1:表示面、 2(2A.a,2B.b,2C.c):紋
様、3(3a,3b):中点 3(3c):角点、
4,指示マーク(マル点、矢印、二等辺三角形印)
5:上側面、6:ボルト、 7:オールアンカー、
7(7a):ピン、8:ボルト取付孔、 10:
プレート境界標、 11:凹部、C:コンクリー
ト、 B:ボンド、 H:ハンマー、

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ材又は真鍮材等の金属材料又はセ
    ラミックス材料等からなるプレートの上面を表示面と
    し、該表示面にその大部分の面を占有するようにかつ特
    定方向に配向して境界点指示用の指示マーク及び紋様を
    形刻してなることを特徴とするプレート境界標。
  2. 【請求項2】金属、セラミックス等からなるプレートの
    上面を表示面とし、該表示面にその大部分の面を占有す
    るようにかつ特定方向に配向して境界点指示用の指示マ
    ーク及び紋様を形刻してなるプレート境界標において、
    該指示マークによる境界点の指示は、表示面の中心を境
    界点とする中心点指示型式と、表示面の上側面の中間点
    を境界点とする中間点指示型式と、表示面上側面の左又
    は右の角点を境界点とする角点指示型式との3型式で表
    示し、中心点指示型式では前記表示面中心に指示マーク
    のマル点と共に紋様の中心を合せて形刻し、中間点指示
    型式では指示マークの上向きの矢印の突端を表示面の上
    側辺中点に合せて形刻すると共に紋様を上側辺に向けて
    配向し、かつその中心を下方に下げて形刻し、角点指示
    型式では指示マークの左右45°上向きの矢印の突端を
    表示面上側辺の左又は右角点に合せて形刻すると共に紋
    様を前記左又は右角点に向けて配向し、かつその中心を
    それぞれ45°下方向に下げて形刻してなることを特徴
    とする請求項1記載のプレート境界標。
  3. 【請求項3】 プレート境界標が、金属材、石材、セラ
    ミックス材及びプラスチック材から選ばれた1種以上の
    材料で構成されてなることを特徴とする請求項1又は2
    記載のプレート境界標。
  4. 【請求項4】 プレート境界標が、その下面にボルトを
    装着してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のプレート境界標。
  5. 【請求項5】 プレート境界標に、単数又は複数個のボ
    ルト取付孔が穿設されてなることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の境界標。
  6. 【請求項6】 単数又は複数個のボルト取付孔が、特定
    方向に配向して配設されてなることを特徴とする請求項
    5に記載のプレート境界標。
JP1994013121U 1994-09-30 1994-09-30 プレート境界標 Expired - Lifetime JP3009744U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994013121U JP3009744U (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プレート境界標

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994013121U JP3009744U (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プレート境界標

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3009744U true JP3009744U (ja) 1995-04-11

Family

ID=43145528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994013121U Expired - Lifetime JP3009744U (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プレート境界標

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3009744U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3009744U (ja) プレート境界標
CN103898846A (zh) 城市道路系统标识牌
US2031396A (en) Traffic marker
JP2007532806A (ja) ナビゲーション標識
JP3007912U (ja) 測量点明示標識
JPH0814906A (ja) 境界杭
JP3013557U (ja) 測量点明示用板状標識
JP4009512B2 (ja) 標示杭
CN220187710U (zh) 一种用于测量标志的保护装置
CN205024609U (zh) 城市道路系统标识牌
JPH084568Y2 (ja) 境界プレート
CN219390953U (zh) 测量点绘制装置
JP4002025B2 (ja) 標示器
JPH08136258A (ja) 鋼製標識杭およびその製造方法
KR200276034Y1 (ko) 주차표시기 겸용 열쇠고리
JPH09184723A (ja) 境界杭
JP4092224B2 (ja) 標示器
JPS60203709A (ja) 道路標示ブロツク及び道路標示ブロツクを用いた道路の施工方法
JP2558069Y2 (ja) 建築用インサ−ト類の取付け位置決めマ−カ−
US564025A (en) Surveyor s monument
JPH08193834A (ja) 測量点明示用組合せ標識
KR200274085Y1 (ko) 측량경계 표시구
JP3008937U (ja) 地図用シール
JPH0664110U (ja) 測点明示板
KR200301359Y1 (ko) 정보제공판이 부착된 볼라드