JP3009454U - セッパンテラス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 テラス全体の強度を増し、耐久性、耐不燃性
を向上させ、風、雪などの災害にも強くして安全性を向
上させる。 【構成】 アルミニウム及びアルミニウム合金を用いた
テラスに取りつける、鉄及び鋼を用いた折板形状の屋根
に関するものである。アルミニウム及びアルミニウム合
金で作った骨組み１に、屋根２を取りつける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はアルミテラスの屋根部に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のアルミテラスの屋根材は、塩化ビニール波板、アクリル板、ガラス 繊維強化波板などを使用し、フックなどで簡単に止めていたため、耐久性、 耐候性、対不燃性において短命であり、結露もした。とくに屋根雪が、家の ２階から落下して倒壊したり、台風などで、屋根部が飛んで、隣家に被害を 及ぼしたりしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

（イ）本案は、屋根部を鉄及び鋼を用いた折板形状にして、屋根部をボル ト、ナットなどで止めることにより強度を増し、風害、雪害などの災 害を未然に防ぐことができ、安全性も向上するように、開発したもの である。 （ロ）１辺以上の周囲をガラスなどで保護することにより、さらに、風雨 、風雪などの災害を未然に防ぐことができる。 （ハ）鉄及び鋼を用いた折板形状の屋根部の裏側に、結露防止材を張り、 又、床材を取りつけ、周囲をガラスなどで保護することにより、部屋 として使用することができ、実用性も向上する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）アルミニウム及びアルミニウム合金を用いて、テラスの骨組みを組み 立てる。 （ロ）組み立てた骨組みに、鉄及び鋼を用いた折板形状の屋根部をボルト、 ナットなどで取りつける。 （ハ）さらに、周囲をガラスなどで保護し、鉄及び鋼を用いた折板形状の屋 根部の裏側に結露防止材を張り、床材を取りつけることにより、風雨、 風雪、結露などの災害を未然に防ぐことができ、実用性も向上する。 （ニ）周囲を保護するものにアルミパネル材、サイディングなどを部分的に 用いると美観もよくなる。 （ホ）鉄及び鋼を用いた折板形状の屋根部に、端隠しを取りつけることによ り、さらに美観を良くすることにも役立つ。 （ニ）雨どいを取りつけることによりスムーズな排水ができる。

【０００５】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の如きができる。 （イ）アルミニウム及びアルミニウム合金を用いて構成された骨組みに鉄及 び鋼を用いた折板形状の屋根部をボルト、ナットなどで取りつけたテラ ス。 （ロ）周囲をガラスなどで保護し、鉄及び鋼を用いた折板形状の屋根部の裏 側に結露防止材を張ることにより、風雨、風雪、結露などからの災害防 止にも役立つ。 （ハ）屋根部に端隠しを取りつけることで、美観を良くすることができる。 （ニ）きれいに排水するために、雨どいを取りつけることもできる。

【０００６】

【考案の効果】

テラス全体の強度が増し、耐久性、耐不燃性が向上し、風、雪などの災害 にも強くなるから安全性も向上し、環境保全にも役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の周囲をガラスで保護し、床材を取りつ
けたときの一例の斜視図

【図３】本考案の周囲をガラスで保護し、床材を取りつ
け、さらに、端隠しを取りけた斜視図

【符号の説明】

１は、アルミニウム及びアルミニウム合金で作った骨組
み ２は、鉄及び鋼を用いた折板形状の屋根 ３は、周囲に取りつけるガラスなどの保護材 ４は、端隠し

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 アルミニウム及びアルミニウム合金を用
   いて構成したテラスの屋根部を鉄及び鋼を用いて折板形
   状にしたもの。