JP3009398U - 一定量貯水調節給水機付き鉢置き台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の一定量貯水調節給水機付き鉢置き
台を使用して、本案の貯水容器（６）と水送り溝（７）
内の水を自動的に減少分を補充して、一定量の貯水管理
をする物で、貯水容器（６）と水送り溝（７）内の水を
浸透具（浸透ひも、浸透棒）等を使用して、鉢植え植物
に浸透給水を長時間、又は長い日数、連続給水が出来る
装置を提供する。 【構成】１、チューブ（１）を形成加工した、チューブ
折れ目（４）を中にして、そのチューブ（１）の両側に
パイプ（２）とパイプ（３）を差し込み固着する。チュ
ーブ（１）とパイプ（３）を、浮き（５）につき出るま
で差し込んで固着する。 ２、以上の給水部を、貯水容器（６）と水送り溝（７）
と給水部取り付け枠（８）を、一体化した植木鉢置き台
（９）の給水部取り付け枠（８）に、はめ込み取り付け
た物で、浸透給水鉢を置く事が出来る装置を特長とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、チューブ（１）の折れ曲りの角度の変化で水の流れを止めたり、 給水したりして、水が一定量以上、貯水容器（６）と水送り溝（７）内に溜らな い様自動的に給水を止める事と、貯水容器（６）と水送り溝（７）内の水が減少 して、水位が下がると自動的に貯水容器（６）と水送り溝（７）内の水を補充す る事が出来て、適量の水を貯水管理するもので植木鉢に底穴か溝穴を明けて、そ の穴に浸透具（浸透ひも、浸透棒）等を通して、植木鉢に植物を植え、浸透具が 貯水容器（６）か水送り溝（７）内の水につかる様に、その植木鉢を本案の植木 鉢置き台（９）の上に置いて、植木鉢の中の土に浸透給水し、植物（植木、草花 ）等に長時間、又は長い日数、連続的に浸透給水が出来る装置に関する物である 。

【０００２】 〔従来の技術〕 従来、鉢植え植物（植木、草花）等への浸透給水は、植木鉢の底から浸透ひも をたらした植木鉢を水容器の上に置いて、下部の容器内の水に浸透ひもをつけ、 植木鉢の土の中に浸透給水をして、植物へ給水をしていたが、植木鉢の下部にあ る容器内の水が、短時間、又は短い日数でなくなるので、水容器への水の補給を 忘れて、植物に給水不足を起し、植物を枯らす事がある。

【０００３】 〔考案が解決しようとする課題〕 １、小さい貯水容器では鉢植え植物への浸透給水を長時間、又は長い日数連続 的に出来ない。 ２、貯水容器内の水位が一定した状態で、浸透給水が出来ないので浸透給水量 が安定しない。 ３、簡単に植木鉢を鉢置き台に置いて、連続浸透給水が出来ない。又鉢植え植 物への水やりは大変で毎日するのは面倒であった。以上の様な事が求められてい た。

【０００４】 〔問題を解決するための手段〕 貯水容器（６）と水送り溝（７）と給水部取り付け枠（８）を一体化した、植 木鉢置き台（９）に浮き（５）付き、チューブ折れ曲り給水部を取り付け、鉢植 え植物へ連続的に浸透給水をするために、いまこれを図面について説明する。 イ、チューブ（１）を形成加工した、チューブ折れ目（４）を中にして、その チューブ（１）の両側にパイプ（２）とパイプ（３）を差し込み固着する。チュ ーブ（１）とパイプ（３）を浮き（５）に、つき出るまで差し込んで固着する。 ロ、以上の給水部を貯水容器（６）と水送り溝（７）と給水部取り付け枠（８ ）を一体化した、植木鉢置き台（９）の給水部取り付け枠（８）にはめ込み取り 付ける。

【０００５】 〔作用〕 以上の構成であるから、本案のチューブ（１）とパイプ（２）に水を送り込む と、水はチューブ（１）とパイプ（２）とチューブ折れ目（４）の中を通り、チ ューブ（１）とパイプ（３）の穴から出て来る、水は貯水容器（６）に徐々に溜 まり、次に水送り溝（７）に溜まって来るので水面が上昇する。浮き（５）は同 時に押し上げられ、チューブ（１）は浮き（５）の浮力で折り曲げられて、水止 め部のチューブ折れ目（４）の所が強く折り曲げられると、水の流れはチューブ 折れ目（４）の抵抗で止まり、チューブ（１）とパイプ（３）の穴から水は出て 来なくなるので、貯水容器（６）と水送り溝（７）内に水が一定水位以上、溜ま る事はない、次に本案の植木鉢置き台（９）の上に、鉢植えした植木鉢を置いて 、植物へ浸透給水をすると、貯水容器（６）と水送り溝（７）に溜まっていた、 水の水位が下がってくる。浮き（５）も同時に下がるので、浮き（５）の浮力で 折り曲げられて、水の流れを止めていたチューブ（１）の折れ曲り角度が大きく なるので、チューブ（１）の中の水は水圧でチューブ折れ目（４）の中を通過し て、チューブ（１）とパイプ（３）の穴から出て来ると貯水容器（６）と水送り 溝（７）の水位が上がり、浮き（５）も同時に押し上げられる。 よって、貯水面の上下により、浮き（５）も同時に上下運動が起り、チューブ （１）の折れ曲り角度の変化の繰り返しで、貯水容器（６）と水送り溝（７）内 の貯水量を自動的に調節を行うので、容器内の水が減少しただけ水は自動的に補 充して、常に適量の貯水管理が出来るので、本案の一定量貯水調節給水機付き鉢 置き台の上に植物を植えた植木鉢を置いて、その植木鉢の底穴か横穴から浸透具 を出して、貯水容器（６）か水送り溝（７）から浸透給水を鉢の中の土にして、 鉢植え植物に給水が出来る。

【０００６】 〔実施例〕 １、チューブ（１）を形成加工した、チューブ折れ目（４）を中にして、その チューブ（１）の両側にパイプ（２）とパイプ（３）を差し込み固着する。チュ ーブ（１）とパイプ（３）を浮き（５）につき出るまで差し込んで固着する。 ２、以上の給水部を貯水容器（６）と水送り溝（７）と給水部取り付け枠（８ ）を、一体化した植木鉢置き台（９）の給水部取り付け枠（８）に差し込んで取 り付ける。 以上の様に構成した、一定量貯水調節給水機付き鉢置き台を使用して、鉢植え 植物に連続浸透給水を行う。 ３、水道になるパイプ（２）とパイプ（３）を使用しないで、チューブ（１） のチューブ折れ目（４）の所を形成加工をしやすい、柔らかいチューブ状態で、 折れ曲りやすいままで両側のパイプ（２）とパイプ（３）の所のチューブ（１） を堅い素材でパイプにしても同じ効果がある。そして本案の水送り溝（７）と植 木鉢置き台（９）を長くして、植木鉢を数多く置いて鉢植え植物への給水管理が 出来る。

【０００７】 〔考案の効果〕 以上に示す様に構成したもので、上水道か水タンクから水道ホースで、本案の 一定量貯水調節給水機付き鉢置き台に接続して、貯水容器（６）と水送り溝（７ ）内に水を送り込んで、一定量の貯水管理が出来る。 よっていつも同じ水位状態から浸透給水をするので給水量が安定する。又本案 の植木鉢置き台（９）の上に植木鉢を簡単に置いて鉢の中の土に浸透給水が出来 る、尚小さな貯水容器（６）でも自動に水の補充しながら一定量の貯水管理をす るので、鉢植え植物に浸透給水が長時間又は長い日数、連続給水が出来る。そし て給水部取り付け枠（８）はバネ押えになっているので、給水部をはめ込み上下 スライドして、貯水容器（６）と水送り溝（７）内の水位を調整する事が出来る 。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の平面図である。

【図２】 左側面から見た、図１のＡ線の断面図であ
る。

【図３】 正面から見た、図１のＢ線の１部断面図と１
部正面図である。

【符号の説明】

１、チューブ ２、パイプ ３、
パイプ ４、チューブ折れ目 ５、浮き ６、貯水容器 ７、水送り溝 ８、給水部取り付け枠 ９、植木鉢置き台

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】１、チューブ（１）を形成加工した、チュ
   ーブ折れ目（４）を中にして、そのチューブ（１）の両
   側にパイプ（２）とパイプ（３）を差し込み固着する。
   チューブ（１）とパイプ（３）を、浮き（５）に、つき
   出るまで差し込んで固着する。 ２、以上の給水部を、貯水容器（６）と水送り溝（７）
   と給水部取り付け枠（８）を、一体化した植木鉢置き台
   （９）の給水部取り付け枠（８）に、はめ込み取り付け
   る。 以上のごとく構成された、一定量貯水調節給水機付き鉢
   置き台。