JP3008960B2 - 工作機械の機体形態 - Google Patents
工作機械の機体形態Info
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- JP3008960B2 JP3008960B2 JP3083482A JP8348291A JP3008960B2 JP 3008960 B2 JP3008960 B2 JP 3008960B2 JP 3083482 A JP3083482 A JP 3083482A JP 8348291 A JP8348291 A JP 8348291A JP 3008960 B2 JP3008960 B2 JP 3008960B2
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- Japan
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- work
- machine tool
- chip
- machining
- spindle
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0042—Devices for removing chips
- B23Q11/0053—Devices for removing chips using the gravity force
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタ又は
ＮＣフライス盤等の工作機械の機体形態に関するもので
ある。
ＮＣフライス盤等の工作機械の機体形態に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近時、工作機械は、長時間無人化運転の
要請があり、その一環として、加工中に発生する切屑も
どんどん堆積するため、これを自動的に排出するように
しなければならない。このため、従来、ワークテーブル
を横向きとし、主軸も水平に配置し、加工領域下部にチ
ップパンまたはチップコンベアを配置したものが提供さ
れている。
要請があり、その一環として、加工中に発生する切屑も
どんどん堆積するため、これを自動的に排出するように
しなければならない。このため、従来、ワークテーブル
を横向きとし、主軸も水平に配置し、加工領域下部にチ
ップパンまたはチップコンベアを配置したものが提供さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の工作機械
は、ワークを水平に片持ち支持する方式であるため、ワ
ークの支持が不安定とならざるをえず、また、自重によ
るたわみも大きく長いワークには不向きという構造上の
制限があった。しかも、長時間の加工による放熱性や熱
伸縮も非対称的であり、加工精度に悪影響を与えてい
る。
は、ワークを水平に片持ち支持する方式であるため、ワ
ークの支持が不安定とならざるをえず、また、自重によ
るたわみも大きく長いワークには不向きという構造上の
制限があった。しかも、長時間の加工による放熱性や熱
伸縮も非対称的であり、加工精度に悪影響を与えてい
る。
【０００４】本発明は、従来の工作機械の上記問題点に
鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、ワ
ークの支持を安定させ、かつ、長時間の加工に対する熱
的安定性も高め、加工精度を向上させ、しかも、加工切
屑の自動排出を促進させうる工作機械の機体形態を提供
することにある。
鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、ワ
ークの支持を安定させ、かつ、長時間の加工に対する熱
的安定性も高め、加工精度を向上させ、しかも、加工切
屑の自動排出を促進させうる工作機械の機体形態を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、主軸を水平に支持する主軸ヘッドと、ワ
ークを吊り下げ支持するワークテーブルと、ワークの加
工領域下部に配置したチップホッパ及びチップコンベア
とを具備した工作機械の機体形態を提供するものであ
る。
め、本発明は、主軸を水平に支持する主軸ヘッドと、ワ
ークを吊り下げ支持するワークテーブルと、ワークの加
工領域下部に配置したチップホッパ及びチップコンベア
とを具備した工作機械の機体形態を提供するものであ
る。
【０００６】
【作用】ワークテーブルでワークを吊り下げ支持するこ
と及び主軸ヘッドに主軸を水平に支持することとによっ
て、加工領域の下部周辺に加工切屑の落下を妨げる部材
をなくし、チップコンベアによる加工切屑の自動排出を
促進させることができる。また、ワークを吊り下げ支持
するので、ワークの支持が安定し、長いワークも良好に
加工することができ、かつ、主軸を中心として左右対称
な機械形態なので長時間の加工に対する熱的安定性も向
上し、加工精度を向上させうる。
と及び主軸ヘッドに主軸を水平に支持することとによっ
て、加工領域の下部周辺に加工切屑の落下を妨げる部材
をなくし、チップコンベアによる加工切屑の自動排出を
促進させることができる。また、ワークを吊り下げ支持
するので、ワークの支持が安定し、長いワークも良好に
加工することができ、かつ、主軸を中心として左右対称
な機械形態なので長時間の加工に対する熱的安定性も向
上し、加工精度を向上させうる。
【０００７】
【実施例】図１及び図２は本発明に係る工作機械の機体
形態の実施例を示す概略正面図及び側面図であって、
（１）はベッド、（２）はコラム、（３）はクロスレー
ル、（４）はテーブルベース、（５）はワークテーブ
ル、（６）はワーク、（７）は主軸ヘッド、（８）は主
軸、（９）は切削剤タンク、（１０）はチップコンベ
ア、（１１）はチップバケット、（１２）はコラム
（２）上に設けた鎖車、（１３）はチエーン、（１４）
は加工領域で発生する加工切屑をチップコンベア（１
０）上へ集めるチップホッパである。
形態の実施例を示す概略正面図及び側面図であって、
（１）はベッド、（２）はコラム、（３）はクロスレー
ル、（４）はテーブルベース、（５）はワークテーブ
ル、（６）はワーク、（７）は主軸ヘッド、（８）は主
軸、（９）は切削剤タンク、（１０）はチップコンベ
ア、（１１）はチップバケット、（１２）はコラム
（２）上に設けた鎖車、（１３）はチエーン、（１４）
は加工領域で発生する加工切屑をチップコンベア（１
０）上へ集めるチップホッパである。
【０００８】ベッド（１）上の一側には、コラム（２）
が立設してあり、このコラム（２）にはクロスレール
（３）が昇降機構（図示省略）を介して上下方向（Ｙ方
向）に制御駆動可能に装着されている。尚、クロスレー
ル（３）は、バランスウエイト（図示省略）に一端を連
結したチエーン（１３）の他端に連結してあり、このチ
エーン（１３）は、その途中をコラム（２）上に設けた
鎖車（１２）に掛け渡してあり、この構成によって、ク
ロスレール（３）の自重の影響を除去させている。クロ
スレール（３）には、テーブルベース（４）が水平前後
方向（Ｘ方向）に制御駆動可能に設置されている。この
テーブルベース（４）には、軸線を垂直にしてワークテ
ーブル（５）が制御回転駆動可能に支持されており、こ
のワークテーブル（５）は、そのワーク取り付け面を下
向きに形成してある。即ち、ワーク（６）は、ワークテ
ーブル（５）に吊り下げ支持状態で装着される。ワーク
テーブル（５）へのワーク（６）の着脱は、自動ワーク
交換装置（図示省略）により、加工プログラムにしたが
って行なわれる。尚、ワーク（６）がパレット（図示省
略）に取り付けられた状態で搬入搬出されてワークテー
ブル（５）に着脱される場合では、自動パレット交換装
置（図示省略）により、加工プログラムにしたがって行
なわれる。
が立設してあり、このコラム（２）にはクロスレール
（３）が昇降機構（図示省略）を介して上下方向（Ｙ方
向）に制御駆動可能に装着されている。尚、クロスレー
ル（３）は、バランスウエイト（図示省略）に一端を連
結したチエーン（１３）の他端に連結してあり、このチ
エーン（１３）は、その途中をコラム（２）上に設けた
鎖車（１２）に掛け渡してあり、この構成によって、ク
ロスレール（３）の自重の影響を除去させている。クロ
スレール（３）には、テーブルベース（４）が水平前後
方向（Ｘ方向）に制御駆動可能に設置されている。この
テーブルベース（４）には、軸線を垂直にしてワークテ
ーブル（５）が制御回転駆動可能に支持されており、こ
のワークテーブル（５）は、そのワーク取り付け面を下
向きに形成してある。即ち、ワーク（６）は、ワークテ
ーブル（５）に吊り下げ支持状態で装着される。ワーク
テーブル（５）へのワーク（６）の着脱は、自動ワーク
交換装置（図示省略）により、加工プログラムにしたが
って行なわれる。尚、ワーク（６）がパレット（図示省
略）に取り付けられた状態で搬入搬出されてワークテー
ブル（５）に着脱される場合では、自動パレット交換装
置（図示省略）により、加工プログラムにしたがって行
なわれる。
【０００９】主軸ヘッド（７）は、ワークテーブル
（５）を挟んでコラム（２）と反対側のベッド（１）上
に水平左右方向（Ｚ方向）に制御駆動可能に設置されて
おり、この主軸ヘッド（７）に主軸（８）を水平状態で
回転駆動可能に設置している。
（５）を挟んでコラム（２）と反対側のベッド（１）上
に水平左右方向（Ｚ方向）に制御駆動可能に設置されて
おり、この主軸ヘッド（７）に主軸（８）を水平状態で
回転駆動可能に設置している。
【００１０】主軸（８）の先端には、工具（図示省略）
が自動工具交換装置（図示省略）により、加工プログラ
ムにしたがって、自動的に交換装着される。
が自動工具交換装置（図示省略）により、加工プログラ
ムにしたがって、自動的に交換装着される。
【００１１】ワークテーブル（５）と主軸ヘッド（７）
の主軸（８）先端とで構成される加工領域の下部には、
チップコンベア（１０）が配置され、このチップコンベ
ア（１０）の下部には切削剤タンク（９）が配置されて
いる。ベッド（１）の上面には、加工領域で発生する加
工切屑をチップコンベア（１０）上に集めるチップホッ
パ（１４）が取り付けてある。また、チップコンベア
（１０）の終端には、チップバケット（１１）が設置し
てある。
の主軸（８）先端とで構成される加工領域の下部には、
チップコンベア（１０）が配置され、このチップコンベ
ア（１０）の下部には切削剤タンク（９）が配置されて
いる。ベッド（１）の上面には、加工領域で発生する加
工切屑をチップコンベア（１０）上に集めるチップホッ
パ（１４）が取り付けてある。また、チップコンベア
（１０）の終端には、チップバケット（１１）が設置し
てある。
【００１２】本発明の実施例は、以上の構成からなり、
次に、その動作を説明する。
次に、その動作を説明する。
【００１３】加工プログラムにしたがって、ワーク
（６）がワークテーブル（５）に装着され、工具が主軸
（８）に装着され、加工が開始される。加工部には、切
削剤が供給され、加工部で発生する切屑は、切削剤と共
に下方に流下し、チップホッパ（１４）によりチップコ
ンベア（１０）上に集められる。そして、チップコンベ
ア（１０）により、チップバケット（１１）に向けて、
自動的に排出される。この間、切削剤は分離されて下方
の切削剤タンク（９）に集められ、この切削剤タンク
（９）の切削剤は、フイルタ及び冷却器等を経由してポ
ンプにより、加工部に循環供給される。
（６）がワークテーブル（５）に装着され、工具が主軸
（８）に装着され、加工が開始される。加工部には、切
削剤が供給され、加工部で発生する切屑は、切削剤と共
に下方に流下し、チップホッパ（１４）によりチップコ
ンベア（１０）上に集められる。そして、チップコンベ
ア（１０）により、チップバケット（１１）に向けて、
自動的に排出される。この間、切削剤は分離されて下方
の切削剤タンク（９）に集められ、この切削剤タンク
（９）の切削剤は、フイルタ及び冷却器等を経由してポ
ンプにより、加工部に循環供給される。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、ワークを吊り下げ支持
し、主軸を水平方向から接近させる様にしたことによ
り、加工領域の下部には、加工切屑の落下を妨げる部材
をなくすことができ、加工切屑の堆積を防止してチップ
コンベアにより自動的にかつ速やかに機械本体外へ排出
させることができ、しかも、ワークの支持が安定するの
で、長いワークに対しても良好な加工ができる。また、
長時間の連続加工に対しても熱的安定性が向上し、加工
精度の向上が図れる。
し、主軸を水平方向から接近させる様にしたことによ
り、加工領域の下部には、加工切屑の落下を妨げる部材
をなくすことができ、加工切屑の堆積を防止してチップ
コンベアにより自動的にかつ速やかに機械本体外へ排出
させることができ、しかも、ワークの支持が安定するの
で、長いワークに対しても良好な加工ができる。また、
長時間の連続加工に対しても熱的安定性が向上し、加工
精度の向上が図れる。
【図１】本発明に係る工作機械の機体形態の実施例を示
す概略正面図
す概略正面図
【図２】本発明に係る工作機械の機体形態の実施例を示
す概略側面図
す概略側面図
１ ベッド ２ コラム ３ クロスレール ４ テーブルベース ５ ワークテーブル ６ ワーク ７ 主軸ヘッド ８ 主軸 １０ チップコンベア １４ チップホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｂ２３Ｑ 1/14 Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】 主軸を水平に支持する主軸ヘッドと、ワ
ークを吊り下げ支持するワークテーブルと、ワークの加
工領域下部に配置したチップホッパ及びチップコンベア
とを具備したことを特徴とする工作機械の機体形態。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3083482A JP3008960B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 工作機械の機体形態 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3083482A JP3008960B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 工作機械の機体形態 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04294946A JPH04294946A (ja) | 1992-10-19 |
| JP3008960B2 true JP3008960B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=13803693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3083482A Expired - Fee Related JP3008960B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 工作機械の機体形態 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3008960B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102672498A (zh) * | 2012-06-06 | 2012-09-19 | 无锡新宏泰电器科技股份有限公司 | 薄壁零件自定心夹具 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4441252B4 (de) * | 1994-11-19 | 2006-01-26 | Maschinenfabrik Berthold Hermle Ag | Werkzeugmaschine, insbesondere Bohr- und Fräsmaschine |
| DE4441253A1 (de) * | 1994-11-19 | 1996-05-23 | Hermle Berthold Maschf Ag | Werkzeugmaschine, insbesondere Bohr- und Fräsmaschine |
| JPH08197361A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-06 | Toyoda Mach Works Ltd | 工作機械 |
| JP2009090402A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
| JP5084605B2 (ja) * | 2008-05-21 | 2012-11-28 | 株式会社森精機製作所 | 工作機械 |
| CN105583465A (zh) * | 2014-10-21 | 2016-05-18 | 江苏唐音光电有限公司 | 一种接插件自动切槽机 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3083482A patent/JP3008960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102672498A (zh) * | 2012-06-06 | 2012-09-19 | 无锡新宏泰电器科技股份有限公司 | 薄壁零件自定心夹具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04294946A (ja) | 1992-10-19 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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