JP3008926U - 毛髪化粧用具 - Google Patents

毛髪化粧用具

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JP3008926U JP1994011317U JP1131794U JP3008926U JP 3008926 U JP3008926 U JP 3008926U JP 1994011317 U JP1994011317 U JP 1994011317U JP 1131794 U JP1131794 U JP 1131794U JP 3008926 U JP3008926 U JP 3008926U
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勉 渡辺
和夫 加藤
博 日比野
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ホーユー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的粘性の低い毛髪化粧料であっても使用
時に垂れ落ちることのない毛髪化粧用具を提供するこ
と。 【構成】 毛髪化粧用具1は容器2、肩カバー4、支持
体6及び塗布部8から構成されている。支持体6の側端
に設けた長方形状の開口24と下端の開口22とは、底
板28に設けたスリット30により連通される。塗布部
8は長手方向に沿って吐出用長孔36を設けたクシ立設
面34を備え、このクシ立設面34には主クシ歯41及
び副クシ歯42が立設されている。主クシ歯41はクシ
立設面34に設けた吐出用長孔36を跨ぐようにして列
設され、主クシ歯41が配列された領域の両側には、主
クシ歯41よりも背の低い副クシ歯42が密に列設され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗布部の長手方向に沿って設けた吐出用長孔を通じて、加圧された 容器から毛髪化粧料が吐出する毛髪化粧用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図9に示すように、塗布部108の長手方向に沿って設けた吐出 用長孔136を通じて、加圧された容器102から毛髪化粧料が吐出する毛髪化 粧用具101が知られている。この塗布部108には、吐出用長孔136を跨ぐ ようにして複数のクシ歯141が列設されている。これによれば、吐出用長孔1 36から吐出した毛髪化粧料はクシ歯141が吐出用長孔136を跨いでいる部 分141bにより流動状態が規制されるため、塗布部108から毛髪化粧料が垂 れ落ちるのを防止することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記毛髪化粧用具101に比較的粘性の低い毛髪化粧料を適用 した場合には、流動状態の規制を十分に行うことができず、塗布部108から毛 髪化粧料が垂れ落ちることがあった。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みなされたものであり、比較的粘性の低い毛髪化粧料 であっても使用時に垂れ落ちることのない毛髪化粧用具を提供することを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の考案は、塗布部の長手方向に沿って 設けた吐出用長孔を通じて、加圧された容器から毛髪化粧料が吐出する毛髪化粧 用具において、 前記塗布部にて前記吐出用長孔を跨いで列設された複数の主クシ歯と、 前記複数の主クシ歯の配列の少なくとも片側に列設された複数の副クシ歯と、 を備えたことを特徴とする。
【0006】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の毛髪化粧用具であって、前記複数の副 クシ歯は厚さの異なるものを交互に列設することにより、該副クシ歯同士の間隔 を0.5〜2.0mmの範囲に設定したことを特徴とする。 請求項3記載の考案は、請求項2記載の毛髪化粧用具であって、前記副クシ歯 の高さが前記主クシ歯よりも5〜10mm低いことを特徴とする。
【0007】 請求項4記載の考案は、請求項1〜3いずれか記載の毛髪化粧用具であって、 前記容器から前記吐出用長孔にかけて設けられ、前記毛髪化粧料が通過する通 路と、 該通路にて前記吐出用長孔に対向する位置に設けられ、前記吐出用長孔の基端 側に対向する箇所が一部閉塞された連絡口と を備えたことを特徴とする。
【0008】 請求項5記載の考案は、請求項1〜4いずれか記載の毛髪化粧用具であって、 前記毛髪化粧料が染毛剤であることを特徴とする。 請求項6記載の考案は、請求項1〜5いずれか記載の毛髪化粧用具であって、 前記毛髪化粧料がジェル状又は泡状の毛髪化粧料であることを特徴とする。
【0009】
【作用及び考案の効果】
請求項1〜6記載の考案は、塗布部の吐出用長孔を通じて、加圧された容器か ら毛髪化粧料が吐出するが、かかる毛髪化粧料は主クシ歯のうち吐出用長孔を跨 いでいる部分により毛髪化粧料の流動状態が規制され、更に、副クシ歯は副クシ 歯同士の間隔及び副クシ歯自身の厚み等により主クシ歯によっては規制しきれな かった毛髪化粧料を塗布部から垂れ落ちないように規制する。従って、比較的粘 性の低い毛髪化粧料であっても使用時に塗布部から垂れ落ちることがないという 効果を奏する。尚、この効果は副クシ歯を主クシ歯の配列の両側に列設した場合 に顕著に奏する。
【0010】 請求項2記載の考案は、複数の副クシ歯は厚さの異なるものを交互に列設する ことにより副クシ歯同士の間隔を0.5〜2.0mmの範囲に設定したため、毛 髪化粧料の塗布部からの垂れ落ちを一層規制しうる。この間隔が0.5mm未満 ではクシ通りがスムーズでなくなる傾向にあり、2.0mmを越えると垂れ落ち 防止効果が少なくなる。
【0011】 請求項3記載の考案は、副クシ歯の高さが主クシ歯よりも5〜10mm低いた め、副クシ歯の高さを基準として吐出させる毛髪化粧料の量を適量に調節するこ とができる。この高さの差が上記範囲を外れると副クシ歯の高さを基準として毛 髪化粧料を吐出しても吐出量が適量でないことがあるため好ましくない。
【0012】 請求項4記載の考案は、吐出用長孔のうち基端側即ち容器から近い側は毛髪化 粧料が達しやすく、先端側即ち容器から遠い側は毛髪化粧料が達しにくいことを 考慮して、毛髪化粧料の通路に設けた連絡口のうち、吐出用長孔の基端側に対向 する箇所を一部閉塞した。これにより、先端側と基端側との毛髪化粧料の吐出量 を略均一化することができる。
【0013】 請求項5記載の考案は、染毛剤により周囲が汚染されると容易に汚れを落とす ことができないため、染毛剤を毛髪化粧料として用いる場合には塗布部からの垂 落ち防止が一層必要であり、毛髪化粧料として特に染毛剤を適用した場合に効果 が顕著に現れる。
【0014】 請求項6記載の考案は、比較的粘性の低い毛髪化粧料、例えばジェル状又は泡 状の毛髪化粧料に特に適している。
【0015】
【実施例】
本考案の好適な実施例について図面に基づいて以下に説明する。 図1は第1実施例の破断面図であり、図2は容器の正面図、図3は肩カバーの 断面図である。図4は支持体の説明図であり、図4(a)は正面図、図4(b) は右側面図、図4(c)は図4(a)のA−A断面図である。図5及び図6は塗 布部の説明図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は図5(a)のB−B断 面図、図5(c)は背面図、図6(a)は左側面図、図6(b)は図5(a)の C−C断面図である。
【0016】 第1実施例の毛髪化粧用具1は、図1に示すように、容器2、肩カバー4、支 持体6及び塗布部8から構成されている。 容器2は図1及び図2に示すように、下端が閉じられた略円筒形に形成され、 上端の開口10付近にネジ10aが設けられている。容器2の内部には毛髪化粧 料、例えば、整髪剤、染毛剤、毛髪着色剤、育毛剤、洗髪剤等が内蔵されている 。毛髪化粧料の剤型としては特に限定されないが、例えば泡状又はジェル状のよ うに比較的粘性の低いものを使用する場合に効果的である。容器2の材質は、可 撓性材料、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ビニール樹脂、スチロール樹脂、ポ リエステル樹脂、ポリアミド樹脂などの合成樹脂及びそれらを2種以上を組み合 わせた複合樹脂が好ましい。
【0017】 肩カバー4は図1及び図3に示すように、円筒の上端側を絞った半紡錘形に形 成されている。この肩カバー4の内部の略中央には、内側にネジ14aを備えた 小円筒14が設けられ、このネジ14aに容器2のネジ10aが螺合されている 。螺合された容器2はその開口10の縁が肩カバー4に設けた容器受け16には め込まれている。一方、肩カバー4の内部であって上端の開口18付近には嵌合 凹部18aが設けられ、更に上端側からやや内に入った部分には支持体受け20 が設けられている。
【0018】 支持体6は図1及び図4に示すように略L字の筒状に形成され、アンダーカッ ト機構により肩カバー4に嵌合されている。即ち、下端の開口22に設けた嵌合 凸部22aが肩カバー4の上端の開口18付近に設けた嵌合凹部18aに嵌合さ れている。アンダーカット止めされた支持体6の開口22の縁は、肩カバー4の 支持体受け20にはめ込まれている。また、側端には長方形状の開口24が設け られ、この開口24の周縁には枠部26が形成されている。枠部26の周囲には 突縁部26aが設けられている。更に、側端の開口24と下端の開口22との間 には底板28が設けられ、底板28には連絡口としてのスリット30が設けられ ている。スリット30は後述の吐出用長孔36に対向する位置に設けられ、この スリット30により側端の開口24と下端の開口22とが連通される。
【0019】 底板28には側端の開口24の略中央付近にて上下に仕切る仕切り板32がス リット30を跨いで立設されている。尚、スリット30は仕切り板32を挟んで 塗布部先端8a側は長く、塗布部基端8b側は短くなるように設けられている。 換言すれば、スリット30のうち後述の吐出用長孔36の塗布部基端8b側に対 向する箇所は一部閉塞されている。従って、スリット30の開口面積は塗布部基 端8b側の方が塗布部先端8a側よりも狭い。
【0020】 塗布部8は、長手方向に沿って吐出用長孔36が設けられたクシ立設面34と 、このクシ立設面34の一方の側に設けた箱状体38と、クシ立設面34の他方 の側に設けた主クシ歯41及び副クシ歯42とから構成される。箱状体38の略 中央にはそれぞれ切欠38aが設けられ、この切欠38aが仕切り板32と嵌合 し、また、箱状体38が支持体6の枠部26内に収納されると共に箱状体38の 周囲に設けた溝38bと枠部26の周囲に設けた突縁部26aとが嵌合する。
【0021】 主クシ歯41はクシ立設面34に設けた吐出用長孔36を跨ぐようにして列設 されている。主クシ歯41の形状は図6(b)に示すように先端にやや丸みをも たせた三角形であり、三角形の底辺41bが吐出用長孔36を跨いでいる。尚、 クシ立設面34にて塗布部先端8a側及び基端8b側にはやや大きな主クシ歯4 1aがそれぞれ立設され、この主クシ歯41aは吐出用長孔36を跨いでいない 。また、クシ立設面34にて主クシ歯41が配列された領域の両側には、主クシ 歯41よりも背の低い副クシ歯42が列設されている。
【0022】 本実施例では、副クシ歯42同士の中心間距離D2は主クシ歯41同士の中心 間距離D1の略半分に設定され、また、副クシ歯42の厚さT2は主クシ歯41 の厚さT1の略半分に設定され、更に、副クシ歯42同士の間隔△2は主クシ歯 41同士の間隔△1の略半分に設定されている。更にまた、主クシ歯41は副ク シ歯42よりも高く設定され、その差は5〜10mm程度、本実施例では7mm である。主クシ歯41及び副クシ歯42の高低差が上記範囲を外れると、副クシ 歯42の高さを基準として毛髪化粧料を吐出しても吐出量が適量でないことがあ る。
【0023】 ここで、容器2から吐出用長孔36にかけて毛髪化粧料が通過する通路のうち 、吐出用長孔36の基端8b側に向かう基端側通路46は、スリット30の塗布 部基端8b側を経て形成される。一方、先端側通路44は、スリット30の塗布 部先端8a側を経て形成される。スリット30は塗布部基端8b側が一部閉塞さ れているため、基端側通路46の抵抗は先端側通路44よりも大きい。
【0024】 次にこの毛髪化粧用具の使用方法及び効果について図1に基づいて説明する。 泡状、ジェル状等の比較的粘性の低い毛髪化粧料が内蔵された容器2を逆さまに して片手で握ると、容器2は握力により変形し容積が減じられるため、その分加 圧され、内部に貯蔵された毛髪化粧料は容器2の開口10から支持体6内へと移 行する。
【0025】 基端側通路46を経由する毛髪化粧料はスリット30の開口面積が狭いため、 先端側通路44を経由する場合と比べて大きな抵抗を受ける。一方、基端側通路 46は容器2の開口10から吐出用長孔36に達するまでの距離が先端側通路4 4よりも短いため、本来、吐出用長孔36に到達しやすい。この両者の兼ね合い により、吐出用長孔36の塗布部先端8a側と基端8b側に吐出する毛髪化粧料 の吐出量はほぼ等量になる。また、副クシ歯42の高さが主クシ歯41の高さよ りも低いため、副クシ歯42の高さを容器2を吐出する際の目安とすれば、塗布 部8に適量の毛髪化粧料を吐出することができる。
【0026】 吐出用長孔36から吐出した毛髪化粧料は、主クシ歯41の底辺41b即ち吐 出用長孔36を跨いでいる部分により流動状態を規制される。このとき、粘性が あまり高くない毛髪化粧料は、主クシ歯41により流動状態を十分規制されない ため主クシ歯41の配列された領域の両側へと流動する。ここで、主クシ歯41 の配列された領域の両側には副クシ歯42が列設されているため、毛髪化粧料は 副クシ歯42により流動状態が規制され、塗布部8から垂れ落ちることがない。 本実施例では、副クシ歯42同士の間隔△2が主クシ歯41同士の間隔△1より も狭い、換言すれば副クシ歯42は主クシ歯41よりも密に列設されているため 、塗布部8からの毛髪化粧料の垂れ落ちを一層効果的に防止しうる。従って、毛 髪化粧料により周囲が汚染されることなく毛髪化粧料を保持できる。
【0027】 この状態で主クシ歯41及び副クシ歯42により毛髪化粧料を髪に塗布する。 このとき、毛髪化粧料は主クシ歯41の底辺41bにより主クシ歯41の先端方 向への移動を抑制されているため、毛髪化粧料が頭皮に付着するおそれがない。 また、副クシ歯42の存在により髪を梳く際の抵抗が適度に発生するため、毛髪 化粧料を髪全体に均一に塗布することができる。
【0028】 以上の効果は、特に毛髪化粧料として染毛剤を用いる場合には周囲を汚染した り頭皮に付着したりしたときに容易に汚れを落とすことができないため、一層有 効である。 次に、第2〜第6実施例について図7及び図8に基づいて説明する。図7は第 2〜第4実施例の説明図、図8は第5及び第6実施例の説明図である。
【0029】 第2実施例は図7に示すように、第1実施例と同様の副クシ歯42以外に他の 副クシ歯43(厚さT2a、高さは副クシ歯42と同じ)を用意し副クシ歯42 と副クシ歯43を交互に列設した以外は第1実施例と同様であるため、詳細な説 明は省略する。尚、副クシ歯43は主クシ歯41に隣に立設されている。
【0030】 また、第3実施例は副クシ歯43の厚さT2aを変更した以外は第2実施例と 同様であるため、詳細な説明は省略する。 更に、第4実施例は副クシ歯42,43の厚さT2,T2aを変更した以外は 第2実施例と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0031】 更にまた、第5実施例は図8(a)に示すように、副クシ歯42の形状が先端 にやや丸みをもたせた丸棒であること及びT2は副クシ歯42の径を表すこと以 外は第2実施例と同様であるため、詳細な説明は省略する。 加えて、第6実施例は図8(b)に示すように、副クシ歯43の形状が先端に やや丸みをもたせた丸棒であること及びT2aは副クシ歯43の径を表すこと以 外は第2実施例と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0032】 表1に第1〜第6実施例の副クシ歯42,43の厚さ(又は径)T2,T2a 及び副クシ歯同士の間隔△2、並びに効果の評価結果を示す。尚、毛髪化粧料を 髪に塗布する場合に毛髪化粧料が頭皮に付着しないという効果は、第1実施例と 同様、第2〜第6実施例についても得られる。
【0033】
【表1】
【0034】 一般に副クシ歯同士の間隔△2が狭いほど、毛髪化粧料を規制する効果が高ま るがその反面クシ通りのスムーズさは低下する。従って、クシ通りがスムーズで かつ十分な垂れ落ち効果を得ることを考慮すれば、副クシ歯同士の間隔△2は0 .5〜2.0mm、特に表1に示すように0.8〜1.5mmとなるように設定 するのが好ましい。尚、0.5mm未満ではクシ通りがスムーズでなくなる傾向 があり、2.0mmを越えると垂れ落ち防止効果が少なくなる傾向にある。
【0035】 第1〜第6実施例は垂れ落ち防止効果及びクシ通りのスムーズ感のいずれも好 適な範囲にあるが、その中で最も実用的なものは第3実施例である。 本考案は上記実施例に何ら限定されることなく、種々の態様で実施できること はいうまでもない。
【0036】 例えば、上記実施例では副クシ歯同士の中心間距離を一定にして副クシ歯の厚 さを変化させることにより間隔△2を調節したが、逆に、副クシ歯の厚さを一定 にして副クシ歯同士の中心間距離を変化させることにより間隔△2を調節しても よい。
【0037】 また、上記実施例では副クシ歯42を主クシ歯41よりも低く設定したが、こ のように設定しない場合であっても、比較的粘性の低い毛髪化粧料の垂れ落ちを 確実に防止できるという効果を奏することに変わりはない。 更に、上記実施例では副クシ歯42,43を主クシ歯41の両側に列設したが 、片側のみに列設してもよい。但し、垂れ落ち防止効果については上記実施例の ように両側に列設した方が優れている。
【0038】 更にまた、上記実施例では支持体6に設けた仕切り板32と塗布部8に設けた 切欠38aとを嵌合させたが、この仕切り板32及び切欠32aは特に設けなく てもよい。というのは、塗布部8の箱状体38が支持体6の枠部26内に収納さ れ、また箱状体38の周囲に設けた溝38bが枠部26の周囲に設けた突縁部2 6aと嵌合されることにより、塗布部8は支持体6に十分確実に固定され、又、 毛髪化粧料の通過する流れ方にも影響がないからである。
【0039】 加えて、上記実施例では容器を手で押圧するタイプについて説明したが、この ほかに例えばエアゾールタイプであってもよく、この場合容器はアルミ缶、ブリ キ缶等を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の破断面図である。
【図2】 容器の正面図である。
【図3】 肩カバーの断面図である。
【図4】 支持体の説明図であり、図4(a)は正面
図、図4(b)は右側面図、図4(c)は図4(a)の
A−A断面図である。
【図5】 塗布部の説明図であり、図5(a)は正面
図、図5(b)は図5(a)のB−B断面図、図5
(c)は背面図である。
【図6】 塗布部の説明図であり、図6(a)は左側面
図、図6(b)は図5(a)のC−C断面図である。
【図7】 第2〜第4実施例の説明図である。
【図8】 第5及び第6実施例の説明図である。
【図9】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・・毛髪化粧用具、 2・・・容器、4・
・・肩カバー、 6・・・支持体、8・・
・塗布部、 24・・・開口、30・・
・スリット、 32・・・仕切り板、36・
・・吐出用長孔、 41・・・主クシ歯、42
・・・副クシ歯、 44・・・先端側通路、
46・・・基端側通路、

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布部の長手方向に沿って設けた吐出用
    長孔を通じて、加圧された容器から毛髪化粧料が吐出す
    る毛髪化粧用具において、 前記塗布部にて前記吐出用長孔を跨いで列設された複数
    の主クシ歯と、 前記複数の主クシ歯の配列の少なくとも片側に列設され
    た複数の副クシ歯と、 を備えたことを特徴とする毛髪化粧用具。
  2. 【請求項2】 前記複数の副クシ歯は厚さ又は径の異な
    るものを交互に列設することにより、該副クシ歯同士の
    間隔を0.5〜2.0mmの範囲に設定したことを特徴
    とする請求項1記載の毛髪化粧用具。
  3. 【請求項3】 前記副クシ歯の高さは前記主クシ歯より
    も5〜10mm低いことを特徴とする請求項1又は2記
    載の毛髪化粧用具。
  4. 【請求項4】 前記容器から前記吐出用長孔にかけて設
    けられ、前記毛髪化粧料が通過する通路と、 該通路にて前記吐出用長孔に対向する位置に設けられ、
    前記吐出用長孔の基端側に対向する箇所が一部閉塞され
    た連絡口とを備えたことを特徴とする請求項1〜3いず
    れか記載の毛髪化粧用具。
  5. 【請求項5】 前記毛髪化粧料が染毛剤であることを特
    徴とする請求項1〜4いずれか記載の毛髪化粧用具。
  6. 【請求項6】 前記毛髪化粧料がジェル状又は泡状の毛
    髪化粧料であることを特徴とする請求項1〜5いずれか
    記載の毛髪化粧用具。
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